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1.  上流社会 《ネタバレ》 
モナコ公国に嫁ぐグレース・ケリーへの餞として作られた映画で、共演者もビング・クロスビー、フランク・シナトラ、そしてルイ・アームストロングと豪華です。 ストーリーは「フィラデルフィア物語」のリメイクで、私はそれも見たんですが、私としてはこちらの「上流社会」の方が好みでした。 色々有って上手く行かなかった夫婦が、結局はヨリを戻すというような他愛の無い話なんですが、先にも書いた通りとにかく出演者も豪華だし、映画は終始華やかな雰囲気に包まれていて、それに見惚れているだけでも楽しい。 そして、グレース・ケリーはこの頃はまさに美しさの絶頂を迎えているという感じがします。 これが最後の映画出演になってしまいましたが、最後と言う事もあってか終始弾けて楽しげに上流社会のお嬢様を演じているのが良いです。 彼女はMGMと契約していながら、納得出来る脚本がなかなか無くてMGM作品にはずっと出ていなかったそうですが、この映画の脚本は即座に気に入って、それで出演を快諾したそうです。 そんな経緯も有ってか、この映画の彼女はとても意欲的に演じているのが伝わってきますね。 ビング・クロスビーとシナトラ、クロスビーとサッチモのそれぞれのデュエットも楽しくて良いんですが、やはりクロスビーとケリーの「TRUE LOVE」は素晴らしい。 ただ、彼女の歌はもっと聞きたかったなあ。
[CS・衛星(字幕)] 9点(2005-12-13 02:37:12)
2.  回転木馬(1955)
ミュージカルは好きな方なんですが、これはイマイチだった。 まず、主人公の男に全く感情移入出来ないのが致命的。 ミュージカルのストーリーにケチをつけるのは野暮だけど、この映画のストーリーはちょっと頂けない。 ストーリーは二の次とはいえ、もうちょっとどうにかならなかったのか。 それに、ミュージカルとして見てもテンポが遅いというか、リズムが悪いので見てて乗れません。 ミュージカルは粋でお洒落なのが大事だと思うんだけど、この映画はどうも鈍臭いといか野暮ったいんだよなあ。 まあ曲は素晴らしかったし、主役の女優さんも可愛かったので、それぞれに免じて2点ぐらいという事で。
[CS・衛星(字幕)] 2点(2005-12-13 02:22:00)
3.  北北西に進路を取れ 《ネタバレ》 
ヒッチコック映画史上、最も派手な展開を見せる作品です。 ヒッチコックお得意の「巻き込まれ型サスペンス」で、主人公のケーリー・グラントはわけもわからず陰謀の波に翻弄されていきますが、見ている方も「この先どうなるんだろう」とハラハラしっ放しです。 今見ても、現代のサスペンスやアクション映画は、ヒッチコックに多大な影響を受けているんだという事がよくわかります。 グラントが広大な畑で飛行機に追っかけ回されて機銃掃射を受ける場面なども、今のアクション映画ではよく有る光景なのかもしれませんが、これをこの時代に思いついてやってしまったのが凄いです。 密室ではなく、あんな広い空間でもスリルとサスペンス溢れる恐ろしい場面は作り出せるんだという事を見せつけてくれています。 そして、ヒッチコックは女優を綺麗に撮る天才でもありますが、この映画でもヒロインのエヴァ・マリー・セイントを実に美しく魅力的に見せていますね。 ラストのラシュモア山の場面で彼女がけたたましい悲鳴を上げる場面が有りますが、あれもそれまでの彼女が終始クールで落ち着いた印象だっただけに、余計に効果的だったなあ。 ああやって緊迫感を出したり、女優の意外な一面を出したりするわけですね。 これぞ名演出ってやつですね。
[CS・衛星(字幕)] 10点(2005-12-13 02:06:10)
4.  尼僧物語 《ネタバレ》 
この映画を見て第一に思った事は、キリスト教の戒律は厳しすぎるというか、こんな生活嫌だなーという事でした。 神に仕える身として、己を厳しく律しなければいけないのはわかりますが、何もそこまで・・・と思ってしまいます。 なので、オードリー演じるシスター・ルークが、己の生き方を決意して敢然と修道院を去って行くラストでは、何だか胸のつかえが取れたような気さえしてしまいました。 この辺の主人公の行動は、自らもレジスタンスの経験が有ったオードリーの境遇と重ね合わせて見ると、より深い感慨みたいなものが有りますね。 と、色々とキリスト教について否定的な事を書いてしまいましたが、映画としての出来は非常に良いと思います。 オードリーの熱演もあり、見応えが有ります。
[ビデオ(字幕)] 9点(2005-11-16 00:45:10)
5.  戦争と平和(1956)
オードリー目当てで見てみましたが、思ったよりも退屈せずに一気に見れました。 当時、新婚ホヤホヤだったオードリーとメル・ファーラー夫妻が恋人同志の役で出演していますが、舞踏会の場面などは2人が本当に幸せそうに見えました。 後に「マイ・フェア・レディ」でオードリーと共演するジェレミー・ブレットが出ていたり、ヘンリー・フォンダやアニタ・アクバーグが出ていたりと、出演者も豪華ですね。 本作は大作の割りには影が薄いというか、後のソ連版に比べるとあまり語られる事も無いような気がしますが、見ておいて損は無いんじゃないかと思います。
[DVD(字幕)] 7点(2005-11-16 00:37:05)
6.  昼下りの情事 《ネタバレ》 
遊びなれた女のフリをするオードリーに、稀代のプレイボーイのゲーリー・クーパーが振り回されるという、その駆け引きが面白い。 駅頭の別れの場面で、アリアーヌ(オードリー)が精一杯強がって見せる場面は、彼女のそのいじらしい気持ちがとてもよく伝わってくるだけに、名場面だと思った。 そこに至るまでの終盤の展開が特に上手いと思いました。 プレイボーイを何とか自分に嫉妬させようとして、有りもしない恋愛譚を小娘がデッチ上げるというのはなかなか度胸が要ると思いますが、いきなりホテルの窓から入ってきて、フラナガン(クーパー)に命の危険を知らせるという、その一風変わった出会いが有ったからこそ、効果が有ったんですな。 とにかく展開に無駄が無いので、素直に入りこめますね。
[DVD(字幕)] 9点(2005-11-03 20:44:24)
7.  パリの恋人 《ネタバレ》 
ダンスの神様フレッド・アステアとオードリーの夢の共演ですが、流石アステアというべきか、オードリーと一緒にダンスする場面でも、オードリーを上手くリードしていました。 一緒に踊っているオードリーもとても楽しそうです。 私が一番ビックリしたのは、怪しげなカフェでオードリーがいきなり踊り狂う場面です。 それまでのオードリーのイメージを、良い意味でぶち壊してくれました。 あれを見た時には、しばし目が点になってしまったものです。 ストーリーは至ってわかりやすくシンプルですが、見れば見るほど味の有る映画だと思います。 オードリーの歌も聞けてお得な映画。
[DVD(字幕)] 9点(2005-11-03 20:35:02)
8.  泥棒成金 《ネタバレ》 
ヒッチコックの映画にしては終始ノンビリとした作品で、サスペンス的要素もいつもよりずっと少な目ですが、これはヒッチコックの箸休め的な作品だったのでしょう。 風光明媚な南仏の風景や、麗しいグレース・ケリーを存分に堪能出来ますし、非常に豪華で贅沢な映画だと思いました。 ヒッチコックは、女優を綺麗に撮らせたら右に出る者は居ないという監督だと思いますが、本作のグレース・ケリーもとびきり美しいです。 ヒッチコックが元々好きだという方なら、この映画はより楽しめるんじゃないかなと思います。 ヒッチコックの本領発揮という映画ではないので、初めて見る方はこの映画からは見ない方が良いかなという気はします。 ファンとしては、ケーリー・グラントとグレース・ケリーというヒッチ映画の常連俳優の揃い踏みというだけでも嬉しくなってしまいます。
[DVD(字幕)] 9点(2005-10-31 00:19:44)
9.  麗しのサブリナ 《ネタバレ》 
「ローマの休日」の直後に撮られたオードリー主演第2作という事もあり、若きオードリーがとにかく可愛くてキラキラ輝いてますね。 正直言ってストーリーは平凡だと思いますが、この映画の真骨頂はそんな所にあるのではなく、オードリーのファッションやビリー・ワイルダーの粋な演出、魅力的な登場人物達など、まるで御伽噺のような世界を楽しむための映画なんでしょう。 不満が有るとすれば、サブリナがライナス(ハンフリー・ボガート)に惹かれて行く過程の描写が少し不充分だったかなと思います。 そのため、ちょっと唐突な印象を受けてしまいました。 御伽噺にそんな細かいツッコミは野暮だとは思いますが。
[DVD(字幕)] 8点(2005-10-30 23:54:41)
10.  裸で御免なさい 《ネタバレ》 
作家志望のお嬢様であるBBが、ひょんな事からお金欲しさにストリップコンテストに出る羽目になってしまう・・・何ともハチャメチャなストーリーですが、 とにかく常に騒動を巻き起こすBBが可愛くて、それを見ているだけでも楽しい。 大作家バルザックもBBにかかれば形無しであります。
[CS・衛星(字幕)] 9点(2005-10-30 23:17:13)
11.  殿方ご免遊ばせ 《ネタバレ》 
フランス首相の令嬢ブリジット(役名も本人と同じ名前っていうのが良いですね)が巻き起こす、ドタバタコメディの快作。 この頃のBBは本当に可愛くて、この映画の中でもその魅力は最高に輝いてます。 なかなか浮気癖の治らない夫に対し、新妻バルドーがあの手この手を使ってヤキモチを焼かせようとする他愛の無いコメディ・・・と言ってしまえばそれまでですが、 脚本が非常に良いのか、テンポが良くて非常に面白い作品に仕上がっています。 フランス製のコメディというのもなかなか良いですね。
[CS・衛星(字幕)] 9点(2005-10-30 22:59:03)
12.  ローマの休日
言わずと知れた名作中の名作。 今から50年以上前の作品ですが、全く古さを感じさせません。 これから先も、名作として後世に残って行くと思います。 オードリー・ヘップバーンの王女役はまさにハマり役ですね。
[DVD(字幕)] 10点(2005-10-30 22:48:32)(良:1票)
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