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目隠シストさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 2251
性別 男性
ホームページ https://twitter.com/BM5HL61cMElwKbP
年齢 52歳
自己紹介 あけましておめでとうございます。
今年もよろしくお願いします。

2024.1.1


※映画とは関係ない個人メモ
2024年12月31日までにBMI22を目指すぞ!!

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【製作年 : 1930年代 抽出】 >> 製作年レビュー統計
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1.  有りがたうさん 《ネタバレ》 
有りがたうさん、少々余所見が多ござんす。それに八方美人な面も。ですから娘さんは旦那の浮気にご用心。ちゃんと旦那の手綱を、いやハンドルを(下品な意味じゃなく!)握っていないと、崖から落っこちちゃうかもしれませんよ。それではまた、有りがたう~。
[CS・衛星(邦画)] 6点(2009-08-09 19:17:08)
2.  三十九夜 《ネタバレ》 
スピルバーグより、黒澤明より、先に覚えた映画監督の名前は、アルフレッド・ヒッチコックでした。極上のサスペンスの中にユーモアのエッセンス。そしてロマンス。エンターテイメントはかくあるべきと思いました。小学生の頃の話。本作は名作『北北西に進路を取れ』の原型と聞き、CSにて鑑賞しました。確かにヒッチコック作品に間違いない。でも粗さが目立ちます。洗練されているとは思えない。一番の難点は主人公に感情移入し辛いことでしょうか。無実の罪を晴らすために何をしたらいい?それが物語のキモ。でも自分なら途方に暮れると思う。事件解決のためのヒントや道標が圧倒的に不足しています。女スパイの地図は手に入れた。其処まではいい。目的地は決まりました。でもその後が続かないのはツライ。成り行きに身を任せるだけでは、ワクワクよりも不安が募ります。サスペンス一辺倒ならそれもいいですが、本作が目指すであろうエンターテイメントでは物足りないと感じてしまう。脚本に肉付けが欲しいと感じました。例えるなら、ピースが幾つか欠けているジグソーパズルの肖像画。その絵が“何か”は分かるけど、完成品としては今一歩。贅沢な意見を述べました。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2008-10-24 19:19:55)
3.  或る夜の出来事 《ネタバレ》 
ラブコメというジャンルは凄い。時代を超える普遍性があります。当時の時代背景等の知識がなくても、すんなり入っていける。『ローマの休日』然り『お熱いのがお好き』然り。本作もそんな古典ラブコメの名作とのこと。もっとも自分はそんな事も知らずに鑑賞したのですが、これが滅法面白い!そして上手い!例えば、娘が所持金4ドルの状態で1ドル60セントのチョコレートを買おうとするところ。これだけの描写で、彼女の人となりが伝わってきます。探偵相手に2人で芝居をするエピソード。ここで一気に2人の距離が縮まります。何十回の気楽なデートよりも、たった1回共に苦難を乗り越えるほうが、絆が深まる。よく分かります。そして後々唸らされたのが、序盤での主人公のある台詞。彼は世間知らずな娘をたしなめるために、こんな言葉を投げかけています。「何でも金で解決できると思うな」。これは、娘の父親が婚約者に多額の慰謝料を払う部分の伏線でもあります。“金で解決できないものがある”は、すなわち“解決できるものは大して重要ではない”ということ。このエピソードひとつで、これまで語られることが無かった婚約者の人格を想像することができます。彼を殊更におとしめることなく、“金目当て”であったことを匂わせる。2人を快く祝福するためには、婚約者は“嫌なヤツ”でなくてはなりません。もっとも、これはひとつの解釈。婚約者は泣く泣く彼女を諦めた可能性もありますし、金の力無くして2人は結ばれなかったのも事実。二重の意味で「金の力で~」は深い台詞になっていると思いました。ラブコメとして優れたフォーマット。ニヤニヤクスクス、ときに大笑い。やきもきしつつもハッピーエンド。見事な恋物語であり喜劇を堪能させてもらいました。
[DVD(字幕)] 8点(2007-05-21 18:21:09)(良:3票)
4.  モダン・タイムス
チャップリンの動きは相変わらずキレがあります。また、本作のテーマにあたる“機械化する社会への警鐘”部分も、うなずけます。特に作品紹介の際などで象徴的に引用される“歯車に巻き込まれる人間”は映画史に残る名シーンだと思います。ただ作品全体としてみた場合はどうでしょうか。チャップリン作品の特色である、切なさや憂いといった人情部分の描写は弱かったように思います。自分はチャップリンに対し、単純に笑えてホロリとさせられる、そんな娯楽性を求めてしまいます。その観点からすると、物足りなさがありました。自分には少々高尚すぎたのかもしれません。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2006-12-21 18:50:34)
5.  街の灯(1931) 《ネタバレ》 
特筆すべきはヒロインの魅力のなさです。容姿もさることながら(失礼)、その性格も良いとは言えません。こういった設定でありがちな、見目麗しく、性格も素晴らしい、まるで仏様のような(キリスト教圏だからマリア様かな)非の打ち所の無い女性ではありません。彼女は、家賃が払えないと、まるで乞うかのようにさめざめと泣き、眼の手術代までさほど遠慮せず受け取ります。目が見えるようになってからは、「私を好きみたい」と上から目線の調子に乗った発言までします。ただ、これらは性格が悪いとまではいえません。チャップリンが大金持ちだと思えば、金銭的に甘えるのはある意味当然です。貧しい彼女の生きる術でもあります。重要なのは、彼女は何処にでもいる“ごく普通の人間”であるということです。このことが、珠玉のラストで活きてきます。真実を知り戸惑う彼女。微笑むチャップリン。2人のこの後を見せようとしないエンディングは「これ以上何も語る必要が無い」ことを示しています。みなまで語るな。もう十分だと。観客から“この後の成り行きを想像する楽しみ”まで奪うかのような唐突さがあります。この時のチャップリンの心情は察するに余りある。手術が成功したことに対する喜び、自分がもう必要でないことを知った寂しさ、彼女の戸惑う表情を見て感じたであろう悲しみ、やり切れなく観客の胸をえぐります。決してハッピーエンドではありません。しかし、チャップリン本人はこれをハッピーエンドと捉えているのです。チャップリンの静かな笑顔が、いっそう観客の胸を締め付けます。絵空事のお涙頂戴話になっていないのは本作に泥臭い人間味が垣間見られるからです。それはヒロインだけでなくチャップリンにも言えます。彼女に手術代を渡す前、一瞬自分の取り分を確保する抜け目なさ。そしてラスト。自分の正体を明かさないという選択もあったのに、チャップリンは自分の正体を明かします。自分があなたの恩人なんだよと。ある意味、粋ではありません。でも明かさずにはいられない。それが人間です。作り物ではない“心”が見えるから本作は傑作なのだと思います。
[CS・衛星(字幕)] 9点(2006-11-17 21:03:43)(良:6票)
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