1. ひまわり(1970)
《ネタバレ》 名作ですね。音楽が常に哀しく暗く美しいメロディなのが効いています。新婚時代が少々コミカルでうっかり笑ってしまうくらいで余計に後半の暗さ、特に戦争を背負ってしまったアントニオが..(;ω;)いわゆる男と女の三角関係みたいなものには何故?どうして?っていう心持ちもあるしジョバンナはこういう気持ちの方が、分かってても強く出てしまっていると思います、が、やはり背後に深く重く存在する戦争というものを意識させられるところでどうしようもない悲しみを感じるし、ジョバンナも最後のアントニオのセリフでそれをはっきり理解し背負ったんだと思います。故に最後の別れのシーンとひまわりの映像には胸が引き裂かれます。戦争というものは拭えない残酷なものを一人一人に残してしまうんだよ、ということでしょう。初めて見た時はここだけでティッシュ1箱分ほど号泣してしまった。 [DVD(字幕)] 10点(2007-03-15 20:44:55) |
2. ニュー・シネマ・パラダイス
あのラストシーン、どの作品よりも際立って素晴らしいんじゃないかと思います。音楽も素晴らしい。名作中の名作! [DVD(字幕)] 10点(2006-09-15 22:03:12) |
3. ニュー・シネマ・パラダイス/3時間完全オリジナル版
初めて見たのはこちらの完全版の方です。すごく泣いてしまった。素晴らしい映画だと思った。ただ、あまりにも有名な最後のあの名シーンは、正直完全版で見たときはイマイチしっくりこなかったです。あとで劇場版見ると、ラストシーンが全然いきてて感動しましたし、すごくいいシーンだなあと心から思った。泣けた。完全版と劇場版では結構趣違ってますので要注意かな。私はどっちも好きです。 [地上波(字幕)] 9点(2006-09-15 21:57:51) |
4. キル・ビル Vol.1(日本版)
感じて見る映画だなあ~と見ながら思いました。心地よい。ストーリーはべたべただし深く考えるものではないんです。途中入るアニメかっけー!!素敵な音楽の中での踊ってるみたいな人斬シーン!!(別にグロ平気でも好きでもないですが)初めてのタランティーノでした。 [映画館(字幕)] 9点(2006-09-08 21:16:44) |
5. MIND GAME マインド・ゲーム(2004)
後半確かにすごくほんっとに退屈する時間帯がありました(その点☆-1)が、セックスシーン(←白眉!)からもり返して一気に最後まで再び楽しめました。 [映画館(邦画)] 9点(2006-08-28 20:22:04) |
6. 隠し砦の三悪人
見る前からお腹すいてたんですけど画面から目が離せなかったです。三船敏郎はほんとすごいし、かっこいいなあ。彼の馬乗りシーン(両手離して槍持って戦うとこ)だけでも見る価値あるよ。まず最初の方の群集シーンのところでも圧巻されますが。CGやら何もない時代に、人だけでこれだけのものが出来るんだ、スゴイね。CGとは迫力が違う。黒澤映画はやっぱすごいわ。なんか格が違うんだ。濃い。娯楽映画の傑作。 [DVD(邦画)] 9点(2006-05-05 14:43:02) |
7. ゲゲゲの鬼太郎(2007)
《ネタバレ》 面白かったーー。アニメじゃなくて実写で、良質のエンターテイメント映画って、、(日本映画において)ここ最近あまり記憶にない。妖怪それぞれのキャラが扮装含め際立っているのがいちいちうける。特にネズミ男はもうすごい。CGと実写の割合が多分絶妙でこういう映画にありがちな安っぽさや嘘っぽさ、興醒め感がなくて意外でした。今度はちゃんとDVDで見たいです。 [地上波(邦画)] 8点(2008-07-06 09:33:56) |
8. 戦国自衛隊
《ネタバレ》 結局これは長尾景虎と伊庭義明の恋物語なのかと(笑)全体的に飽きさせず妙に面白かったです。倫理のタガが外れる者やら天下目指しちゃったり結構人間の浅ましいところが生々しい。馬が転んだりはなんか可哀相で見れませんでしたが自衛隊vs武田軍は見ごたえあります。ただ終始燃料切れとか弾切れの方が気になってしまった。戦国時代の人間ってホントかなり違うんだろうなーとかそうゆう変な臨場感もあるような。 [地上波(邦画)] 8点(2008-02-02 16:39:51) |
9. バッファロー'66
序盤は正直ただのオシャレ映画かと思ってホントつまんなくって見るのやめようかと思ってたけど見続けてよかったよ!!とにかくレイラの存在が素晴らしい。あのちょっとぽっちゃりなのももう、、、彼女なしにはこの映画は語れない。いい映画ですよ・・。 [CS・衛星(字幕)] 8点(2007-02-04 14:20:40) |
10. 戦場のメリークリスマス
戦争の断片、、それはたくさん描かれてきたがこれは心に染みていく感じだ。最初と終わりにかかる音楽がまた印象的。同性愛を絡めてるのが面白い。 [インターネット(字幕)] 8点(2006-09-28 12:55:03) |
11. 下妻物語
ギャグにはまって(ベル○ーチとかジャ○コ、ローカルネタ)特に前半は笑わせていただきました。そして土屋アンナのヤンキー役のスゴイはまりっぷりが最高でした。 [地上波(邦画)] 8点(2006-05-30 09:33:12) |
12. クローズZERO
6.5点。戦国時代ってある種こんな感じだったのかなぁなんて思ったりしてしまいました。ヤクザや暴力ものってあんまし好きじゃないけどこれは演出がエンターテイメントで、楽しめるタイプです。音楽良かった。岸谷吾郎を久しぶりに見たけど組長がはまってたなー。 [地上波(邦画)] 7点(2009-06-19 08:00:08) |
13. ALWAYS 三丁目の夕日
《ネタバレ》 単純に楽しめました。そうヒネクレタ見方しなくていいと思います。最後子供が戻ってくるのはどうかと思ったけど^^6点か7点か迷いましたが親に勧めたいかなと思ったので。 [地上波(邦画)] 7点(2007-11-03 08:59:28) |
14. 男と女(1966)
ギャグ映画だよねこれ?もちろん芸術性は高いですが。‘ダバダバダ~’が鳴ると笑えるんですけど。 [地上波(吹替)] 7点(2007-02-27 10:44:37) |
15. DEATH NOTE デスノート(2006)
面白かったですね、多少気になる点はあるのですが。因みに原作1~5巻辺りまで読んでますが、原作は駄作と判断してます、が映画は楽しみにしてました。設定自体は面白いので映画化で原作の間違って行ってしまった方向をなんとかうまく処理出来たらかなり面白くなると思ってたので。バスジャックの顛末は漫画の方が迫力あった。オリジナルキャラの詩織や南空ナオミの使い方が何よりよかったですね~原作では結構すぐいなくなってしまうのですが非常に惜しいキャラだと思ってたので。でもあまりにデスノートの行動拘束の範囲が大きいのは萎えた。そこまで指定出来ちゃうんだ・・・?!後編オリジナルがより強くなりそうなので楽しみ。その前にDVD借りて前編見直したい。 あ、それとあまりリュークが出張ってないのが良かったですね(嫌いとかそういうわけでなく)ライトに焦点絞って見れる(視覚的に)のは重要かなと。リューク、、漫画よりは恐さが出てたのは成功してた。藤原竜也の演技はたまにシビレますね! [地上波(邦画)] 7点(2006-10-28 07:46:49) |
16. 父と暮せば
《ネタバレ》 あの原爆を体験した者の苦悩ってのはいろいろあったんだろうなと、やはり知らない者には思いつかない視点というものがある。原爆が落ちて61年の思いもあるし、落ちてから2年3年、またその日その日の思いというのがあったのだ。見せ方がいい。時々涙がこぼれた。この映画の女性は死んだお父さんが蘇ったというか幽霊?となってそばに居てくれたから結局救われたようだったけれど果たして現実世界ではどうだったでしょうか.. [CS・衛星(邦画)] 7点(2006-08-26 15:36:54) |
17. ハウルの動く城
《ネタバレ》 ハウルもしくはハウルと戦争が描ききれていないのがおしいところであり、この作品の欠陥で残念。ソフィー他登場人物はよく描けてたと思う。戦争が徐々にその影を顕にしていくところはうまいし、ここら辺にこのアニメ映画の真骨頂があったのかもしれない・・と感じてしまう為に何か消化されないものが残った、ような。ラブストーリーの方を強調したかった為に、結果図らずもこういうことになったのか?それとも監督交代の影響?それでもさすがの出来ではあるかと。ラスト心あったまったよ。 [映画館(邦画)] 7点(2006-07-22 10:33:50) |
18. おくりびと
ストーリ的には予定調和でキレイすぎるというか、わかりやすすぎるというか。見ててある程度予想できます。特に退屈はしなかったけど・・。まあこの映画は‘死者に接することで死を見る’や‘死から生を見る感じる’その辺を捉える作品ですね。。でも特別深いようには思わなかったので(私が仏教やってる《死を特別視しない》からかもしれませんが)「ちょっとよくできた3時間ドラマ」って感じだったな [地上波(邦画)] 6点(2009-09-22 11:23:01) |
19. 人間の証明
《ネタバレ》 ここの感想、偏見が多くてまずびっくり。普通に面白いよ。 音楽=大野雄二って感じでしたね。w 相手が違う人種だと息子でも殺すことが容易くなるっていうのでしょうか。。 [地上波(邦画)] 6点(2008-06-17 07:58:22) |
20. 手紙(2006)
《ネタバレ》 玉山鉄二の手紙の読みと演技がよかったです。これを見た人が犯罪を犯してしまった人、それで肉親を失った人、犯罪をした人の家族、それぞれの立場というのを考えるいい契機になればいい、それで十分な映画だと思います。でもナオキの心理描写(見せ方)は上手かったと思う。結局弟はたった一人の肉親だが人を殺してしまった兄を最初から許せなかったのだろう。だからこそ苦しんでいた、それに気付いて兄を許せた終わり方はとてもよかった。いろんな事件が毎日のように起こるが「許す」って難しいけど、真理だから。まあきっと原作がいいんだろうなあと思いながら見てました。 [地上波(邦画)] 6点(2007-12-24 10:14:50) |