1. ニュー・シネマ・パラダイス
ネタバレ 2回目はシネマ・コンサートにて観賞。エレナとの再会がない50分短縮の通常版。それでもなお、この作品は観る者の胸を打つ。最も感動する最高の洋画!!抜群の音楽効果。静かな澄んだ音色が劇中に切なさをしみじみ醸し出していた…。 [映画館(字幕)] 10点(2008-03-30 23:55:44) |
2. ニュー・シネマ・パラダイス/3時間完全オリジナル版
ネタバレ 洋画最高の映画!ストーリー、音楽、雰囲気共に素晴らしかった。思わず二日連続で観た作品。 [ビデオ(字幕)] 10点(2007-01-28 23:40:50) |
3. いま、会いにゆきます
4年半前に映画館で観て感動し映画鑑賞を始めるきっかけとなった思い出の作品です。胸を打つ純な感動は何度観ても褪せることはないですね。二人が佑司を授かるまでの過程において、一つの場面を互いの視点で繰り返し語られる構成が素晴らしいです。邦画の頂点、二作しかない最高評価の傑作! [映画館(邦画)] 10点(2007-01-06 23:29:59)(良:1票) |
4. セッション
ネタバレ オンガクは格闘技。完璧な音を求めて、一切の妥協を許さねえ鬼教官。1、2、3、4、パチコン、3連発。体罰をも辞さねえ狂気ぶり。アカんかったらすぐ止めて交代。主奏者の座を巡って3人がぐるぐるグルグル、まるで椅子取りゲームだい。血まみれになって猛練習の新人クン。鬼気迫る表情でがっぷりよっつの師弟。ほとばしる熱気と殺気。ラストセッションでは鬼教官の指揮を振り切って、突っ走っちゃうおいら。J・Kシモンズが鬼教官熱演で米アカデミー助演男優賞受賞。これまでの映画観賞が吹っ飛ぶような衝撃を受けた。ものすごい映画。生涯ランキングのベスト10にも入る大傑作!! [映画館(字幕)] 9点(2015-06-06 23:26:45) |
5. ALWAYS 三丁目の夕日‘64
ネタバレ 約10カ月ぶり2度目観賞。期待を裏切らないシリーズ第3弾。今作は高度成長期のニッポン、活気にあふれた東京オリンピックイヤーが舞台。くすぐったい笑いとしんみりした感動場面満載で贅沢な観賞時間、前2作に全く退けを取らない大傑作でした。互いが本音と本音をぶつけ合い、本気で生きる三丁目の人々の姿に心揺さぶられずにはいられません。今年一番の映画館観賞に揺るぎなし。3作連続で壁越え、生涯のトップ3に喰い込むほどの作品。お見事、天晴れ! [映画館(邦画)] 9点(2012-02-06 00:27:39) |
6. トイ・ストーリー3
ネタバレ 昨年映画館観賞以来。オモチャアドベンチャー最終章はまさにシリーズ最高傑作!最後の冒険、CG技術を駆使したコミカルなアクション満載。ゴミ処理場では心を一つにした一蓮托生の輪。そして数多の映画の中で忘れられない1シーンの一つとなった名場面、大のお気に入りトイのウッディを少女ボニーに渡すとき一瞬ためらうアンディ、何度も思い出すたびに鳥肌が立ちます、最高級の後味!改めて観ると笑いと涙にあふれ、アニメにして初めて一線を越えた名作となりました!! [映画館(吹替)] 9点(2010-07-23 21:03:04)(良:1票) |
7. おくりびと
ネタバレ 約1年半ぶりの観賞。海を越え世界に通じた感動、邦画の誇り!最期の旅立ちのお手伝いをする素朴な納棺師を本木雅弘が好演。父親をおくるラストシーンの感涙は最高級!バックミュージックは美しいチェロの旋律。貴重な“壁越え”に揺るぎなし! [映画館(邦画)] 9点(2009-07-17 22:19:27) |
8. ALWAYS 続・三丁目の夕日
ネタバレ 2年前に映画館で観て以来の観賞。ベタな場面もあったけど、どこかやさしく懐かしい雰囲気が漂っていて今回も素直に心を打たれました。映画の最後で三丁目を照らす淡い夕日は、現代の日本人が忘れかけた大切なものを照らし出しているようでした。新主題歌もすごくインパクトがあります。前作に劣らない壁越えの傑作! [映画館(邦画)] 9点(2007-11-08 23:36:53) |
9. フラガール
ネタバレ 約3年半ぶりに観賞。身震いするような邦画の純な感動が伝わってくる素晴らしい作品です。汗と涙の美しい女の師弟愛。物語を素直に受け入れられました。何かすごい仕掛けや迫力・緊迫感があるわけでないけどそういったものをはるかに凌ぐものがあふれているようです。東北の田舎娘が舞台のヒロインダンサーへと成長していく姿を見事に演じた蒼井優。しずちゃんは素でしたね。大きな壁を越える作品であることに疑いなし! [DVD(邦画)] 9点(2007-04-22 23:14:45)(良:1票) |
10. スター・ウォーズ エピソード3/シスの復讐
ネタバレ 3度目観賞。ローグワン観賞のための復習。他作とは一線を画するSF物の最高傑作!ダース・ベイダー誕生秘話、悲しき後期三部作最終章。終始漂う圧倒的な悲愴感。愛するパドメを守りたい一心を悪の皇帝につけ込まれダークサイドへ墜ちゆくアナキン。悲しき師弟対決、それは愛する弟子への非情なる師のケジメ。熾烈な二人の闘いはまさに「ドラゴンボール」の崩壊寸前のナメック星での悟空VSフリーザ、たまらないですねえ。壮大なサーガを盛り立てるおなじみテーマ曲。 [DVD(字幕)] 9点(2007-01-07 12:04:47) |
11. ポセイドン・アドベンチャー(1972)
ネタバレ 2度目観賞。購入DVDで観賞。 DVD買って字幕で本格的に観ました。やはり人間ドラマ、迫力共に優れた素晴らしい作品です。逆さになった客船から脱出の緊迫感の演出、極限状態で人間愛・生命の尊厳を訴えかけるドラマに再び熱くさせられました! [DVD(字幕)] 9点(2007-01-07 11:48:41) |
12. ショーシャンクの空に
ネタバレ 誰しもが感銘を受ける力強い作品。脱獄に成功し雨中泥まみれで勝鬨をあげる名シーン“ショーシャンク・ポーズ”は胸がすく思いでした。その先には自由な青い海が広がっているのです。観賞後の余韻には爽快感。観るものに夢と希望を与える、他品とは一線を画する秀逸な快作! [DVD(字幕)] 9点(2007-01-07 00:48:42)(良:2票) |
13. ALWAYS 三丁目の夕日
3度目観賞。今回は落ち着いて観れましたが、現代の日本人が忘れかけた懐かしい昭和の匂いから伝わる純な感動は決して褪せていませんでした。D-51が歌う主題歌を始め、哀愁漂う作中の音楽からは元気を頂きますね。 一線を画した傑作です! [映画館(邦画)] 9点(2007-01-07 00:11:19) |
14. 解夏
5年半前、映画鑑賞を本格的に始める前に映画館で観て自分の中の大きな壁を越えるような感動を頂戴した傑作。改めて観ると作品の静かな雰囲気が二人をそっと包み込んでいるようでいい味が出ていました。ラストに“その時”を迎えた感動の潮を、さだまさしの主題歌が洗い出してくれました。何度観ても褪せることはありませんね。最高級の感泣! [映画館(邦画)] 9点(2007-01-06 23:51:34) |
15. フロントライン
ネタバレ 2025.6.15観賞。 国内に新型コロナウイルス蔓延の契機となった豪華客船内でのパニック。美しい外観を擁する客船内では、てんやわんや。小栗旬演じる熱血リーダーが率いる、災害派遣医療チームが船内に乗り込み、救命活動に奮闘。自らが感染を受ける恐怖、周囲からの誹謗中傷、彼らの家族が受ける風評被害…船内での活動継続を阻む数々の障壁。苦悩しながらもチームと厚労省、外部の医者等と協力し、最善を尽くそうとするリーダー。その切迫感は大いに伝わってきた。後のパンデミックは防げず、決してサクセスストーリーではないが、この数日間の奮闘は価値あるものでねえか。傑作。 [映画館(字幕)] 8点(2025-06-15 21:44:13)(良:1票) |
16. そして、バトンは渡された
ネタバレ 2025.6.10観賞。 家族ドラマ。3人のお父ちゃんと2人のお母ちゃんを持つアタシ。ガキの頃はアタシを「みいたん」と呼んで、よく可愛がってくれたけれど、次々とお父ちゃんを替えて何だかいい加減な2人目のお母ちゃん。急に居なくなって現在は3人目のお父ちゃんと2人暮らし。アタシの一番の特技は作り笑い。高校卒業式でピアノを演奏。ピアノなのか料理なのか、これまたいい加減なカンジの婚約者を連れて両親巡礼の旅に出る。覚悟を決めて肝が据わった漢、アタシを貰い受けて、3人のお父ちゃんからバトンを引き継ぐ。実は病を隠して、ご気楽トンボを演じていた2人目のお母ちゃん。最終盤にタネが明かされ、過ぎ去ったシーンが別の角度で映される。視聴者を見事に欺き、再度観賞できる傑作。 [DVD(邦画)] 8点(2025-06-11 04:23:35) |
17. フルメタル・ジャケット
ネタバレ 2025.6.10観賞。 戦争アクション・ドラマ。ベトナム戦線を志し、招集される米海兵隊の訓練生。アタマを刈り上げる冒頭から40分程は営内訓練の中継。トロいデブをシゴき倒すクラポンみてえな鬼教官。厳しい軍隊訓練、まるで神奈川での曹学訓練やな。射撃の腕という長所を突き止められたデブ。ブチ切れたデブが銃を持ち出し、装填。便所で鬼教官をパチコン、そして自分にもズドン。一転して後半はベトナム戦線。実は女性だった敵の狙撃手との死闘。多くの犠牲を払いながらどうにか仕留める。前半は訓練、後半は実戦。軍隊の厳しさを写実的に、臨場感満点で表現されていた。生涯ランキングでベスト25入りの傑作。 [インターネット(字幕)] 8点(2025-06-10 20:51:10) |
18. 血と骨
ネタバレ 2025.6.3観賞。 実の父をモデルにした漢の半生が原作のバイオレンス・ドラマ。韓国・済州島から出てきたバケモノ。発情すれば、誰彼構わずイッパツぶちかましてイかす。ぶちキレれば、誰彼構わずシバき回す。自分のためだけに生きる、ひたすら我が道を往くオイラをビートたけしが怪演。自分の思い通りにならなかったら、いきなり暴れ出してメチャクチャする。身内も外様も関係ねえ。ケンカシーンでは窓ガラスのパリンパリン、ちゃぶ台のドガシャンが何度も繰り返される。極めつけは娘のトモコちゃんの葬式にてトモコちゃんの仏前で、トモコちゃんを自殺に追いやったDV夫をドツき回す。触発された周囲で勃発する大乱闘。晩年は北朝鮮の自室のベッドにて、誰かよう分からんほどにヨボヨボになって逝くオイラ。我が人生全う。傑作。 [DVD(邦画)] 8点(2025-06-03 23:52:45) |
19. 結束、その先へ ~侍たちの苦悩と希望~
ネタバレ 2025.2.26観賞。 2024年秋に開催されたプレミア12、侍ジャパンの人選と戦いをまとめたドキュメンタリー。井端弘和監督の談話が中心。辞退者やドタキャンが相次ぎ苦悩の人選。正直なところ、ベストメンバーからは程遠いメンツの招集に追い込まれるが与えられた戦力でやるしかねえ。沈痛な面持ちの井端監督。それでも、大会が始まると一致団結。苦戦しながらも全勝で決勝へ。決勝では台湾に敗れるものの、同じ相手と3回も対戦すると相手も研究してくるよね。まあ、上出来。2時間によくまとめられていた。傑作。 [映画館(邦画)] 8点(2025-05-27 04:04:40) |
20. GIANTS THE MOVIE ~頂点への挑戦~
ネタバレ 2025.1.29観賞。 2024年、プロ野球セ・リーグを制した読売ジャイアンツの裏側を描いたドキュメンタリー。やってやろうぜぃ…阿部新監督のこの一言で始まったシーズン。決して前評判の高くなかったチームを躍進させた監督、選手、コーチそれぞれの談話と試合映像、練習風景。端的によくまとめられていた。ペナントレースを制したものの、クライマックスシリーズで惜敗。負けて終わったからこそ、ノンフィクション記録映画としては良い内容に仕上がったと感じた。傑作。 [映画館(邦画)] 8点(2025-05-27 04:01:16) |