1. ハイヒール(1991)
《ネタバレ》 ペドロ・アルモドバル監督によるサスペンス・ドラマ。主題は母娘の愛。大好きな母に捨てられた幼い頃のアタシ。やがて成長して何だかフェリシティ・ジョーンズみてえになり、母の真似をするために母の愛人と結婚。それで上手くいくはずもなく、冷めた愛。そこで、鉄棒みたいなんにぶら下がりながらオカマと久々のイッパ~ツ。そして妊娠。オカマとカマしてんじゃねえよ。夫を殺害。その罪を被ろうとする臨死の母。命を懸けた娘への愛情。不倫に殺人、どうしようもないアタシをかばって逝く母。この愛情だけは本物だ。 [DVD(字幕)] 6点(2025-04-19 01:34:52)★《新規》★ |
2. レンフィールド
《ネタバレ》 ホラー・アクション、コメディ。ニコラス・ケイジがドラキュラを怪演。青年と、決して美しいとは言えないヒロインの婦警が共闘。ちぎれた人の2本の腕をヌンチャクみたいにしてシバき回す。アクションシーンはよくできていたが、物語に中身がないね。 [DVD(字幕)] 6点(2025-04-18 05:07:24)★《新規》★ |
3. クロエ(2009)
《ネタバレ》 官能的ラブストーリー。「恍惚」のリメイク版。娼婦に夫を誘惑させて、その作り話を真に受けて嫉妬心を燃え上がらせる妻役にジュリアン・ムーア。それは良いとしても、硬派なリーアム・ニーソンが娼婦の作り話の中でその誘惑に乗せられて不倫しまくる夫役かよ。実際には潔白だとしても、妄想の中での不倫描写が結構イタイよな。そして、問題の娼婦役にギョロ目のアマンダ・セイフリッド。作り話がバレた後、懲りずにムスコさんに迫ってイッパ~ツ。さらには飛び降り自殺。そんな内容はオリジナルには無くて蛇足やな。妻とのレズシーンも含めてリメイク版では性描写を見せちまう。語り口だけで表現しているオリジナルに比べると陳腐だけど、今夜のオカズにデキるなので減点なし。 [DVD(字幕)] 6点(2025-04-17 01:32:32)《新規》 |
4. バッド・エデュケーション(2004)
《ネタバレ》 ペドロ・アルモドバル監督によるキョーレツな半自伝的同性愛ドラマ。2人のイケメン…監督と俳優が学生時代の親友。それは良いんだけど、オーディションと銘打ったおフタリの露骨な同性愛シーン。フジテレビ顔負けやな。さらには同級生の弟と神父と名乗るハゲたおっさんがまぐわいを致す。ストーリーなんてあったもんじゃねえ。ケバい同性愛シーンの数々に意識を持っていかれちまったわ。濃ゆい性愛ドラマの巨匠、ある意味壮絶な人生。男同士でヤってんじゃねえよ。何と生涯ワースト4入りの超駄作。 [DVD(字幕)] 4点(2025-04-16 02:57:48)《新規》 |
5. ブリジット・ジョーンズの日記 サイテー最高な私の今
《ネタバレ》 前作から9年。シリーズ第4作。前作で結ばれた夫を事故で亡くしたアタシ。2人子連れのシングルマザー。言い寄ってきたイケメンで紳士な若いカレとはイッパツをカマすもののゴールインならず。アタシにふさわしいのは、息子が通う小学校の担任教師。化学的だけど、思いやりのある黒人センセー。流行りの多様性やね。もう一度観る。 [映画館(字幕)] 6点(2025-04-15 21:39:44)《新規》 |
6. 恍惚(2003)
《ネタバレ》 官能的ラブストーリー。ナタリーちゃんは魔性の女。でっち上げの作り話で奥様を洗脳し、嫉妬心を燃え上がらせて浮気を誘発させちまう。良く言うと、奥様の中の女を目覚めさせる。奥様の依頼で不倫調査のスパイとして夫に近づくが、肉体関係は一切なし。それどころか、劇中に濡れ場を一度も登場させずにお話と妄想だけで奥様も、さらには観衆さえもソノ気にさせる演出はごリッパやね。だけども、もちろん今夜のオカズにはそれだけで十分事足りるよな。良作。 [DVD(字幕)] 7点(2025-04-15 04:02:54)《新規》 |
7. リョーマ! The Prince of Tennis 新生劇場版テニスの王子様
《ネタバレ》 連載開始から22年、3DのCGアニメ映画化。Glory版は映画館で観賞。SFタイムスリップ、ファンタジー、アドベンチャー、テニスアクション、ミュージカル…。多くのジャンル要素がしっかり詰まっていて、意外と引き込まれた。冒頭からオールスターキャストによる豪華なダンス×ダンス。本来は冷血的なリョーマくん、今作ではいつになく情熱的にして人情的。お歌とラップ歌唱は激レアだぜ。愛しきリューザキはオイラが守る。黒幕の女ゴリラは一切色気ないけど、存在感あったな。ワイルドすぎるオヤジ、親子のドリームマッチ。Glory版では猿山の大将・ケーゴ様の大人の色気炸裂。テニプリの魅力が凝縮された作品。アニメ映画では異例と言える傑作の域。 [映画館(邦画)] 8点(2025-04-14 04:53:23)《更新》 |
8. PIG/ピッグ
《ネタバレ》 ニコラス・ケイジ主演、ヒゲもじゃでルンペンみてえな風貌。唯一、豚がトモダチのオイラ。ある日、いきなりボコボコにされて愛豚をパクられちまう。取り戻すために腫らした面で故郷の街をブラブラ。陰鬱なムードでひたすら展開。結局、愛豚は死んでいて悲嘆のあまりに途方にくれたまま上映時間90分が過ぎてしまった。無口で無骨、ぶっきらぼう。オイラは所詮、家畜アタマのブタ男さ。 [インターネット(字幕)] 6点(2025-04-14 04:50:34)《新規》 |
9. ニコラス・ケイジの ウェザーマン
《ネタバレ》 押忍。オイラ、ニコラス・ケイジ。離婚した妻には別の男と同居され、子供とも通じ合わず。心無い若者にはファーストフードを投げつけられる。もう、踏んだり蹴ったり。罵詈雑言を撒き散らし、場合によっちゃあ暴力をも厭わねえ。お天気キャスターの割にとっても気性が激しいオイラ。思い通りにいかない人生だけど、亡くなる直前の父親との会話の中で活路を見出す。意外と心温まる家族ドラマ。良作。 [DVD(字幕)] 7点(2025-04-13 03:42:59)《新規》 |
10. 名探偵コナン 時計じかけの摩天楼
《ネタバレ》 記念すべきシリーズ第1弾。白鳥くん初登場。鉄道と高層ビル、爆破予告犯とのせめぎ合い。新一の機転で鉄道爆破は回避。緊迫感があった。コナン映画恒例となるスーパーアクションは、高層ビルに閉じ込められた蘭による爆弾解体。指示役は新一。アカかアオか、ヤマ勘…ではなくて愛のチカラなんだよね。恒例の主題歌は、ハッピバースデー。 [インターネット(邦画)] 6点(2025-04-12 02:34:55) |
11. HERE 時を越えて
《ネタバレ》 「フォレスト・ガンプ」の監督、脚本、主演2名がそれぞれ再集結して作られたファンタジードラマ。定点より、恐竜時代から現代までバラバラの時間構成で映し出す。斬新な設定はいいんだけど、時代や場面がバラバラ過ぎてちょっと支離滅裂になっちまってるぞ。凝りすぎて墓穴を掘ってるよな。トム・ハンクスもロビン・ライトも不自然なCGで若返ったり、年老いたりしてるけど、ラストは何だか2人と長い人生旅の疲れを共有できた気がする。もう一度観る。 [映画館(字幕)] 6点(2025-04-09 21:17:15) |
12. ホーンティング
《ネタバレ》 リーアム・ニーソン出演のホラー。不眠症患者の実験としてヨーカイ屋敷に集められたアタシたち。だけど蓋を開けてみれば、何だこりゃ。前半の予兆段階はまだしも、まるで屋敷が生きているかのように襲ってくる後半は拍子抜け。モノを見せずに怖がらせるのが恐怖映画の醍醐味なのに、オランウータンみてえなヒロインをよう分からんお化けみたいなんが追いかけ回すんはあかんやろ。救いは若きキャサリン・ゼタ・ジョーンズのセクシーさで、もちろん今夜のオカズにだってイケるよね。ストーリー性も恐怖性も皆無の駄作。 [DVD(字幕)] 5点(2025-04-08 22:59:53) |
13. 名探偵コナン 黒鉄の魚影
《ネタバレ》 約2年ぶり2度目観賞。今作の舞台は海洋。敵は黒の組織、特にジンもどきのチンピラ。灰原がシェリーとほぼバレる。有り得ないアクションの連続だけど、人間的な灰原が強調されてストーリー性もあった。生死をかけたどさくさに紛れてシンイチが灰原に浮気かと思ったが灰原の、まさかの蘭へのキス返し。これぞアタシのケジメ。そして、今作のコナン映画恒例のスーパーアクションはコレ。主題歌はスピッツの名曲。 [映画館(邦画)] 6点(2025-04-08 00:24:47) |
14. ダークマン
《ネタバレ》 顔に大火傷を負った包帯ぐるぐるミイラ男を若きリーアム・ニーソンが熱演。婚約者の若きフランシス・マクドーマンドを救うため、繰り出すスーパーアクション。さすがはサム・ライミ監督、ヘリコプター宙づりや鉄骨ビルでの死闘などスパイダーマンの原型を見ているようだ。現在でも十分に通用するヒーローアクション。良作。 [DVD(字幕)] 7点(2025-04-06 03:00:10) |
15. マイケル・コリンズ
《ネタバレ》 アイルランド独立を主導した英雄の伝記ドラマ。前半は英国軍と、後半はアイルランドの同胞とゲリラ戦法を駆使して戦う闘将。多大な犠牲の上に勝ち取った英国との和約が、かなりの譲歩を強いられる条件。どうしても受け入れられねえ同胞と血で血を洗う、やむを得ぬ内戦。自らもその凶弾に散る。信念を曲げず正義を翳す熱血漢を大柄でアイルランド出身のリーアム・ニーソンが熱演。ヒロインは若きジュリア・ロバーツ。こんな婚約者を泣かせて逝く、もったいねえオイラ。ドラマと臨場感が見事に調和。良作。 [DVD(字幕)] 7点(2025-04-06 01:56:47) |
16. 片思い世界
《ネタバレ》 死後の別次元にいるアタシたち3人女。こちらの世界に居るのに居ない、ただ傍から眺めているだけ。まさに、片思い世界。元ピアニストや母親、アタシたちを葬った殺人犯らが現世で活動し、絡み合う。何もできないんだけど、間近でハラハラドキドキ。実際には有り得ない透明人間の物語だけど、大きな違和感なく素直に受け入れられた。さすがは恋愛ファンタジスタ、「イマアイ」の土井裕泰監督。良作。 [映画館(邦画)] 7点(2025-04-05 21:40:12) |
17. クルードさんちのはじめての冒険
《ネタバレ》 CGアニメ。シリーズ第1弾。洞穴とルールで一家を縛るお父ちゃん。いざ、洞穴の外に出てアイデアいっぱいの少年と遭遇。じゃじゃ馬のトラ娘もぞっこん。やきもちを焼いて、愛娘に見直してもらおうと空回りしまくりのお父ちゃん。終盤の見せ場で力を発揮して面目躍如。さすがお父ちゃん。団結する家族愛が伝わってきた。ニコラス・ケイジがお父ちゃんを声で熱演。 [インターネット(字幕)] 6点(2025-04-02 21:04:45) |
18. 教皇選挙
《ネタバレ》 ミステリー・ドラマ。教皇死す。システィーナ礼拝堂の扉を締め切り、極秘裏に次期教皇の選挙が行われる。有効得票数に達せず、数回繰り返される投票。その中で蠢く枢機卿たちの陰謀。最後は多様性…結局流行りのLGBTかよ。もう一度観る。 [映画館(字幕)] 6点(2025-04-01 14:35:03)(良:1票) |
19. マッシブ・タレント
《ネタバレ》 ニコラス・ケイジ主演のアクション・コメディ。今や落ちぶれた往年の映画スターが自らの身の上を自虐的に笑いとばす。今日の友は明日の敵。デキた親友が犯罪組織の親玉で、CIAの指示でスパイ行為を敢行。後半は別居中の妻と娘を巻き込んでドンパチアクション。コメディとアクションがバランスよく融合。良作。 [DVD(字幕)] 7点(2025-04-01 14:31:50) |
20. ワイルド・アット・ハート
《ネタバレ》 ニコラス・ケイジ主演のラブストーリー、ロードムービー。彼女のお母ちゃんからとても嫌われているオイラ。愛しのピーナッツちゃんと決死の逃避行。その間に何発もカマすうちに、おめでたのピーナッツちゃん。後に強盗やったり刑期を食らったりするが、何だか唐突。不完全な印象。エンディングテーマはエルヴィス・プレスリーのラブミーテンダーをニコちゃんが自ら熱唱。 [DVD(字幕)] 6点(2025-04-01 02:36:58) |