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きいろのくじらさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

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1.  虹の女神 Rainbow Song 《ネタバレ》 
公開時期は東映の市川拓司原作の作品とあたり、更にどことなく作風が似てるが、こちらの作品の方が私としては楽しめた。  圧倒的なリアリズムの中で若い頃の甘酸っぱさ、そして恋することの儚さ、切なさを集約させた本作は胸に沁みる作品であった。特にその見せ方は上手く、故篠田氏のエピソードを念頭に置いて描いたという8㎜の件は非常に良かった。彼女が生きた証、皮肉にもフィルムの中でも現実の世界でも結末は一緒になってしまったが、だからこそあのキスが何とも言えぬ感動を生む。最初のシーンでは笑いを誘うキスシーンであったのがラストではすっかり感動の場面へと昇華している。一万円札の指輪も同様の効果を生んでいた。冒頭とラストでは色を変えてしまうこのリフレインと対比は他のシーンにも見受けられたがこの使い方は素晴らしかった。市原隼人の使い方も岩井俊二が見出しただけあってうまかった。  死んだ人間の生前のシーンの積み重ね、そしてラストに気持ちがアイテムを使って改めて明かされるというやり方は岩井俊二の過去のあの名作にそっくりであるが、こちらのラストはあまりに悲しい。私はあの名作、そして同時期の東映作品の方が希望が持てる終わり方で好きだった。だが丁寧な作りで非常に秀作であることには変わりない。相田翔子の件はいらなかったのには同意するが岩井作品に見受けられる独特のくどさも熊澤監督が温かく包みこみ良い作品に仕上がっていた。若い頃の、そして恋の美しい切なさが感じ取れた秀作であった。
[地上波(邦画)] 7点(2008-01-04 01:56:13)(良:1票)
2.  手紙(2006) 《ネタバレ》 
映画は映画、原作は原作であって、あまり原作との比較はしたくないが、終盤からラストにかけては原作と比べても負けてなかったぐらいだったと思う。どこか未来に大きな希望が持てるそんなラストに仕上げたのは好感が持てた。また、お兄さんの合掌のシーンは見せ場だが改めて映像で見せられると感極まる思いで玉山鉄二の好演もあって非常に良かったと思う。  文庫本にして400頁を越える原作と比べたらそれは細かい点や気に入らない点は出てくるが原作の要点をしっかり捉え加害者家族(弟)を決して正当化せずに描ききった点は良かったと思う。何よりも加害者の視点という東野圭吾の原作を映像化したということが評価できるのではないだろうか。ツッコミどころはあるにしてもここまでの出来は予想していなかった。原作を読んでいたにもかかわらず非常に楽しめた。
[地上波(邦画)] 7点(2008-01-03 22:52:58)(良:1票)
3.  オーロラの彼方へ 《ネタバレ》 
とにかくアイデアの勝利。アクションあり、サスペンスあり、ファンタジーあり、、これだけ詰め込んで失敗しなかった映画も珍しい。よく練られた脚本に拍手。タイムパラドックスに関してなどツッコミどころは様々あるがそれを吹き飛ばす爽快なラストとハートフルな展開力!見終わって些細な事を考えさせないこの作品はリアリズムが追求されがちな現代にあって一つの指標になる、と言っては大げさかもしれないが、それだけ力のある作品だと思う。甘い話ではあるが素直に楽しめた。色々あったデニス・クエイドではあるが作品には恵まれてるのでは。
[DVD(字幕)] 8点(2007-11-01 00:03:23)
4.  ふたりにクギづけ 《ネタバレ》 
いつもよりコミカルの要素は若干少ないが相変わらずのファレリー節で非常に楽しませてもらった。エヴァ・メンデスのリアクションの薄さを筆頭に良い人たちのオンパレードであるがそれも見事に昇華したテーマが非常に素晴らしかった。 兄弟愛をベースに結合双生児は個性として描かれている点が非常に見所で健常者だの障害者だのという枠をバカらしく思わせている点がすばらしい。バーのシーンや刑務所のシーンのようなマイナスシーンもさらっと描いていて終始笑いを散りばめポップに仕上げた本作は実にバランスが良い作品でさくっと見られたところが成功の要因だろう。 それにしてもマット・デイモンはそつなくなくこなすなと感心した。メリルは最後まで出てくれるとは良い人だ。ただそれを凌ぐのがシェールか。どんなシーンよりも彼女のシーンが一番どきどきしたような。
[DVD(字幕)] 7点(2007-10-28 19:34:09)
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