Menu
 > レビュワー
 > びくーにゃ さんの口コミ一覧
びくーにゃさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 35
性別 女性
自己紹介 【好きなジャンル】ミュージカル、実話もの、社会派ドラマ
【苦手なジャンル】ホラー、SF、アクション

理解力がないので、単純明快な作品が好きです。
難解だったり単調だと、途中で寝てしまうことも・・・。
芸術的センスよりも、娯楽性を求めるタイプです。

表示切替メニュー
レビュー関連 レビュー表示
レビュー表示(投票数)
その他レビュー表示
その他投稿関連 名セリフ・名シーン・小ネタ表示
キャスト・スタッフ名言表示
あらすじ・プロフィール表示
統計関連 製作国別レビュー統計
年代別レビュー統計
好みチェック 好みが近いレビュワー一覧
好みが近いレビュワーより抜粋したお勧め作品一覧
要望関連 作品新規登録 / 変更 要望表示
人物新規登録 / 変更 要望表示
(登録済)作品新規登録表示
(登録済)人物新規登録表示
予約データ 表示
【製作年 : 2000年代 抽出】 >> 製作年レビュー統計
評価順12
投稿日付順12
変更日付順12
>> カレンダー表示
>> 通常表示
1.  ブラッド・ダイヤモンド
この作品を観るまで、シエラレオネの悲劇について全く何も知りませんでした。 ダイヤモンドが先進国に届くまでの経路や、内紛、少年兵、どれも重く難しいテーマであるにも関わらず、それなりにエンターテイメントとしても観られるような作品になっているのはすごいです。それにはディカプリオの存在によるところが大きいのかもしれません。もしこれが重苦しいだけの映画だったら、「映画=娯楽」である私の基準では10点は付けられないです。ちょっと「シンドラーのリスト」にも似てるんですが、殺伐とした内容の中でも、主人公の心の成長のような、何か一つでも希望の持てる要素がないとダメなんです。観終わった後に暗い気持ちだけしか残らないなら、映画じゃなくてTVのドキュメンタリー番組でもいいわけだし。多くの犠牲者が出ている出来事を娯楽として観るのは抵抗もありますが、問題提起をするという意味では重要なのかもしれません。私は本作鑑賞後、シエラレオネについて本やネットで調べてみました。それだけで何か変わるわけではないのだけれど・・・。とにかく色んなことを考えさせられる作品です。ディカプリオ好きの人も、そうでない人も、色メガネなしで見てみて下さい。変にラブストーリー仕立てになってない点も、評価のポイントです。
[映画館(字幕)] 10点(2010-03-22 02:10:55)(良:1票)
2.  ゴールデンスランバー(2009)
アバターを観に行ったら満席だったため、こちらを観ることになりました。 私が好きな「アヒルと鴨のコインロッカー」と同じ原作者なので期待はしてたんですが、途中で少し居眠りしちゃいました。充分面白い作品ではあるものの、ミステリーっぽい謎めいた部分とコメディな部分がごちゃ混ぜで、うまく溶け合ってないような、 なーんかスッキリしない感じなんです。いろんなキャストが登場しても、誰もそんなに印象に残らないのに、重要でもないような永島敏行の演じる役が強烈過ぎたり。花火のCGもあまりにも唐突&滑稽で、結局この作品はコメディなの??と、わけわからなくなりました(笑) 決してつまらなくはないけど、別に映画館で見ることもないかなぁ。 私が見た伊坂作品の評価は「アヒル~」>>「重力ピエロ」>>>>「ゴールデン~」です。もう新作が公開されても観ないかも・・・。う~ん、残念(>_<)
[映画館(邦画)] 4点(2010-03-22 01:18:17)
3.  ヘアスプレー(2007)
まさに「ダンサー・イン・ザ・ダーク」の対極にあるような作品(笑)  主人公の明るいキャラクターが本作品の全てを表してるかも。 太っているからと卑屈にならない素直な性格は、見ていて本当に気持ちいいです。 劇場公開時に柳原可奈子がイメージキャラクター(?)として宣伝してたけど、 こんなにピッタリな人選も珍しいですよね(笑) ジョントラボルタのママ役も「普通に女優使えばいいのに」って思いましたが、 コミカルでマンガちっくな雰囲気がかえって良かったかもしれません。 主人公のパパ&ママのほのぼのした夫婦愛も、すごく和ませてもらいました♪  人種差別というテーマもあるにはあるものの、中途半端なので印象薄いです。 そういうのは一切なくして、明るく楽しい青春ムービーでも良かったかな。 ともあれ、ミュージカル好きの私には素直に楽しめた作品でした。
[地上波(字幕)] 9点(2010-02-09 00:42:47)
4.  沈まぬ太陽
長時間というのと、作品のテーマがテーマだけに、映画館で見るべきか悩んだ末の鑑賞。正直な感想は「やっぱり見るんじゃなかった!」。謙さんには申し訳ないけど、これはやっぱり映画化すべき作品ではないです。強いて映像化するなら連続ドラマの方が良かったかも。労働環境が悪い⇒安全面に影響が出る⇒事故が起きる、という生死に関わることだからこそ、あんなにも必死に労働組合が闘っているんでしょうけど、映画ではそれが伝わってこないので、単に賃上げを要求してダダをこねてる程度にしか見えないんですが・・・。例の墜落事故にしても、あまり悲惨さや恐怖感が伝わってこないし、中途半端に描くくらいなら、やはり映画化する必要はなかったと思います。私は原作既読ですが、文章の方がよっぽど色んなものが伝わってきました。とにかく一言で言うなら「やっぱり角川映画」。キャストばかり豪華で、肝心の中身がイマイチ・・・。航空会社の映画なのに、飛行機の飛ぶシーンのショボイこと!!思わず笑いそうになりました。この映画、一応フィクションとはいえ実名に近い名称ばかりで、試写会で謙さんが男泣きするのもわかるくらい、映画化は困難だったろうと思います。その心意気(?)に敬意を表して2点だけ献上させて頂きます。期待していただけにガッカリ度が大きい作品でした。
[映画館(邦画)] 2点(2010-01-04 02:02:20)(良:2票)
5.  ダンサー・イン・ザ・ダーク
まず、ミュージカル大好きな私。なるべく映画館で観るようにしてます。 が、これは家で観て正解だった!! しかも夜中に一人でひっそりと。 明るい内容でないことはわかっていたけど、見終った後の重苦しさ…。 「シカゴ」と対照的な感じというか。とにかく一言では形容できない作品。 好きか嫌いかと聞かれれば、嫌いな作品。 駄作か傑作かと聞かれれば、異色の傑作。 嫌いな作品はどうしても評価下げたくなりますが、これはそうもいかない。 ビョークの演技が演技に見えないというか、すごく自然でビックリです。 すごく地味な外見ながらも、少女みたいな可愛らしさがあって、 なんてゆうか、年齢不詳の不思議な魅力に溢れてます。 空想にふけりがちなところとか、赤毛のアンっぽい感じ? ただ、この主人公の考え方に共感できないせいで、ラストがすっきりしません。 なんでそんなに強情なんだよー!! とイライラしっぱなしです。 ミュージカルにも色んなタイプがあっていいと思いますが、 個人的には、やっぱり明るいミュージカルがいいなぁ。   
[DVD(字幕)] 6点(2009-07-16 03:54:05)
6.  グラン・トリノ
この映画で、クリント・イーストウッドのファンになりましたが、もう遅い?(笑) 年齢的にはお年寄りって言っても、もし同じ電車に乗ってたって席を譲るどころか、 逆に譲ってくれそう。とにかく格好いい!本当にこれが俳優最後の作品になるのなら、 これ以上にいい終わり方もないような気がします。それくらい見事な散りっぷりです。 内容的には、わりと地味で淡々としているものの、全くダレません。この内容で最後まで飽きさせずに見せることができるのも、やっぱり才能なんですかね。会話や音楽のセンスがすごく素敵です。キャストもイーストウッド以外は有名な役者も見当たらず、かえってそれが良かったと思います。話の設定からしてラストは読めてしまい、ネタバレしてもしなくても、この映画の感想にはさほど影響しないかもしれません。西部劇のヒーローは、こうして自らの俳優人生に幕を引いたのかぁ・・・と、ちょっとだけ意外な終わり方ではありましたが、そのちょっとした意外なラストが私には良かったです。で、エンディングでタオが海岸をドライブするシーンに、イーストウッドのしわがれた歌声が流れ、なんともいえない爽やかな余韻に浸ることができました。別にハッピーな物語でもないのに、不思議なくらい後味の良い作品です。  しかし、しかーし、 他の方もレビューに書いてましたが、その爽やかな余韻を壊すような出来事が!!! 画面左横にデカデカと“字幕:戸田○○子”の文字が! えぇ!? 普通こういうのって、最後の最後に小さく出るもんじゃないの?? 今まで見たことないくらい大きな字で表示されてて驚きました。 戸田さんは尊敬するけど、あんなに主張されては映画の雰囲気損ねますよ~。 その点だけがマイナスかな。  上映後に、他の観客(中年女性の二人組)が 「やっぱり、遠くの親戚より近くの他人よねぇ~」と話していて、 必死に涙をこらえていた私は、その言葉にちょっと和んでしまいました(笑)
[映画館(字幕)] 10点(2009-05-21 22:25:03)(笑:1票) (良:1票)
7.  フラガール
ストーリーは、ありきたりなスポ根青春ものに近い感じかな? でもそれでいいんです。ラストシーンでは、自分もハワイアンセンターの客のような気分で、思わず立ち上がって拍手を送りたくなりました(笑) フラダンスよりも、動きの激しいタヒチアンダンスのシーンが多く、見応え充分です。あの床に仰向けに寝そべってから、ムックリ起き上がる動作は、何度見てもスゴイなぁと感心してしまいます。コミカルな要素も多い作品で、特に岸部一徳さんが方言をまくしたてるシーンでは笑ってしまいました。さすがです。とにかくキャストが生き生きしていて、松雪泰子の先生役もハマってたし、蒼井優はキラキラしてるし、しずちゃんも結構いい味出して、それぞれに魅力がありました。ただ、寺島進は不要。いかにもな役だし、いなくても差し支えない感じ。フラの動きには意味があることをこの映画で初めて知り、駅のホームのシーンは、ちょっとジーンとしました。東北でハワイを再現するという、当時の人達の斬新な発想やその熱意には敬意を表したいと思います。
[映画館(邦画)] 10点(2009-05-05 19:22:25)(良:1票)
8.  スラムドッグ$ミリオネア
スラム出身の青年が主人公なので、もっと重苦しい映画をイメージしてましたが、見終わった後は意外と爽快でした。クイズの問題と彼の人生をリンクさせる手法は面白かったです。音楽と子役の生き生きした演技が良かったせいか、悲惨な人生なのに、さほど悲壮感を感じませんでした。劇中、一番辛かったシーンは、盲目の物乞い少年との再会です。他国ですが、私も実際にああゆう子供を見たことがあります。主人公のジャマールは自分の人生を「運命」として、全て神様に(?)決められていたみたいに言いますが、そうだとすれば、あの盲目の少年は、ああいう運命だったと言ってるみたいで、納得できません。だからこの映画の終わり方に、全く共感できませんでした。兄貴との関係ももっと丁寧に描いて欲しかったです。エンディングのダンスのシーンは、何の脈略もなく不必要なんですが、インドを扱った映画っぽくて楽しめました。余談談ですが、ヨーロッパや南米でも「ミリオネア」を見たことがありますが、この映画みたいにあっさりしてた気がします。外国の人が日本でみのもんた版ミリオネアを見たら、さぞやイライラすることでしょうね(笑) とにもかくにも、本作はあの子役達あってのものです!!
[映画館(字幕)] 8点(2009-05-03 00:23:06)
9.  グラディエーター
まず娯楽作品として面白いし、出演者の演技もいいし、映像や音楽もいい。CGも見事です。ラッセル・クロウはもちろん、敵役のホアキンも良かった!主役を喰ってしまいそうなほど存在感があって、強く印象に残ってます。残酷なシーンもありますが、全体の映像がキレイなので不快な感じはしませんでした。最後の終わり方に不満がある人もいるでしょうが、私はあのラストで良かったです。なぜか清々しい感じさえしました。映画を観ていると、たまにサントラがほしくなったりしますが、この作品もそうです。これといって目立った曲はないものの、すごく音楽の印象が良くて気に入ってます。ミュージカルが好きなせいもあってか、私の映画の評価は音楽で左右されることも多いです。この作品は全ての要素において文句ないです。なので10点献上!
[ビデオ(字幕)] 10点(2009-05-01 02:03:59)
10.  300 <スリーハンドレッド>
「ロード・オブ・ザ・リング」と「グラディエーター」を足して2で割った感じ?歴史の予備知識なしに観ても全く問題はなかったです。というか、そんなもの必要ないかも(笑)一言で言えば、マッチョマン達がひたすら闘うだけの話なんですが、セピア調の映像がキレイで、首が飛ぶようなシーンもグロさを感じませんでした。見所は内容よりも映像美でしょうね。エンディング・ロールの影絵みたいな映像がかっこよくて印象に残ってます。この作品、悪くないんだけど、やっぱりあの変な怪獣みたいな不思議生物とか出てきちゃた時点で、もうダメ。わけわかんねー(笑)って突っ込みたくなること間違いなし!
[映画館(字幕)] 6点(2009-04-29 20:26:51)
11.  P.S. アイラヴユー
ジェラルド・バトラー見たさと、ヒラリー・スワンクの新たな魅力に期待したものの、この手のラブストーリーが性に合わなかったのか、私には全くダメでした。この夫婦の愛情や絆の深さみたいなものが全然伝わってこないので、どんな場面にも感情移入することができず、今となっては話の内容を思い出せないくらい、印象に残ってません。とにかく「つまらない」の一言に尽きます。観終わった後、失敗したなぁ~感、いっぱいでした。
[映画館(字幕)] 2点(2009-04-29 02:54:04)
12.  重力ピエロ
本来ならこういった邦画は映画館で観ないんですが、「アヒルと鴨のコインロッカー」がかなり良かったので、同じ原作者ということで映画館で観てきました。ミステリー作品なのかと思いきや、それよりも家族の絆がテーマって感じなんでしょうか。連続放火事件を軸に物語が進んで行きますが、その犯人や動機っていうのは、わりと早い段階で読めてしまいます。“アヒルと鴨”みたいな驚きの展開を期待していたので、その点はかなり拍子抜けでした。切なかったり、笑えるところもあったり、全体の雰囲気は良かったと思います。キャストも良くて、春役の俳優さんは私は知らなかったのですが、役にしっくりきてました。また、子供時代の子役達も演技が自然ですごく素敵でした。個人的には夏子さんという役の設定が絶妙で大好きです(笑)。渡部篤郎はいかにもというか、役にハマリ過ぎてる感じが逆に嫌でした。あまり名前の知られてない役者さんにしてほしかったなぁ。ともかく、作品自体は内容・雰囲気ともに良かったです。
[映画館(邦画)] 8点(2009-04-29 02:35:12)(良:1票)
13.  オペラ座の怪人(2004)
先に舞台のミュージカルも見てますが、やはり楽曲の力が大きいです。音楽あっての本作品。もはやストーリーなんて二の次です。配役や演出、歌い方等で賛否両論、評価の分かれるところですが、私はジェラルド・バトラーは良かったと思います。なってったってセクシーでカッコイイですから(笑) 正直、マスク取っても充分イイ男なんですけど。そのせいか、あの怪人という設定に違和感があり、悲壮感が感じられなかった点は残念です。そして問題は、ストーリー。一言で言ってしまえば「引きこもりの変態ストーカーによる愛の物語」ですよね??いくら不幸な生い立ちとはいえ、彼のやることに共感できる要素が全くない! あれではただの困ったちゃんです(笑) そしてちょっと長い!途中ダレ気味になってしまうので、もう少し削れるとこは削ってほしいです。とはいえ、やっぱり音楽は最高ですね。あのテーマ音楽ももちろんですが、私は「マスカレード」の場面が大好きです。劇場で大音量で観てると、圧倒されてウルウルしてしまいます。ジェラルドのロックっぽい歌い方も個人的に好きだし、エミー・ロッサムの澄んだ声も良かったです。こうゆう作品はやはり劇場で観てほしいですね。
[映画館(字幕)] 8点(2009-04-19 03:41:21)
14.  ムーラン・ルージュ(2001)
公開時に南米でスペイン語字幕で観ました。 ミュージカル映画は言葉がわからなくても観られるので大好きです(笑) マドンナ、エルトン・ジョンなど、ポピュラーな曲が多く使われているので、ミュージカルが苦手な人でも観やすい作品かな? 映像も凝ってて良いんだけど、ちょっと演出過剰というか、全体的にゴチャゴチャした印象。前半のコミカルな演技も、ドタバタし過ぎで、煩わしい感じさえします。ではこの作品のどこがお勧めかと言えば、ユアン・マクレガーの歌声!! 私は彼のことを全く知らなかったので、何て素敵な歌声の役者さんなんだろう・・・と、軽くファンになったくらいです。今これを書きながら、ふと、妻夫木くんの顔がよぎりました(笑) この役柄と妻夫木聡のイメージが被るかも。ミュージカル映画は何作か観てますが、ハリウッドの役者さんは歌が上手いですね~。脱帽です。 個別のシーンで気に入ってるのは「ロクサーナ」。タンゴ調のアレンジがハマってて、何回もリピートして見てしまいます。とにもかくにも、見所はユアン・マクレガーに尽きます。映画全体としてはゴチャゴチャ感が好きになれないので、マイナス2点。
[映画館(字幕)] 8点(2009-04-19 02:28:43)
15.  シカゴ(2002)
キャサリン・ゼタ=ジョーンズ、最高!! ミュージカル好きなので映画館で観て、DVDも持ってます。 ストーリーどうこうより、彼女のダンスと歌を観るだけで価値あり。撮影時に妊娠してたとは思えない見事な踊りっぷりです。「オール・ザット・ジャズ」が一番好き・・・というか、他はどうでもいいくらいにこの場面が際立ってカッコイイです。 レネー・ゼルウィガーもスゴイ女優さんだなぁと感心しました。ルックスも歌い方も役になりきって見事でした。どの役者さんの見せ場もそれなりに見応えがあっていいのですが、唯一、リチャード・ギアだけは・・・。歌が下手とかゆうよりも声が好きになれません。というわけで、マイナス1点はこれです。残念!
[映画館(字幕)] 9点(2009-04-19 02:02:20)
16.  ブーリン家の姉妹
実話が好きなので、劇場で鑑賞。 とはいえ、それまでアン・ブーリンなんて全く知りませんでしたが。 私の好みに合ったのか、歴史ものとしても、女の愛憎劇としても、 純粋に楽しめました。 ナタリー・ポートマンの知的な美しさには惚れ惚れしてしまいます。 姉と妹の配役が逆の方がいいという声もあるようですが、 私は妹役の女優さんを知らなかったおかげで先入観もなく、 結構ピッタリなキャスティングに思えました。違和感ないです。 一番の驚きは、王女役のアナ・トレント! ミツバチのイメージが強いせいか、もうこんなお年なのですね・・・。 でも貫禄があってよかったです。 あまりイギリス王室に興味がなかったんですが、 エリザベスなど、他の関連作品も観てみたくなりました。
[映画館(字幕)] 8点(2009-04-19 00:57:45)
17.  チェ 28歳の革命
ゲバラに興味があったので、迷わず映画館で観ました。 かなり楽しみにしていただけに、ちょっと残念。 これはこれで悪くない作り方だとは思うんだけど、あまりに淡々とし過ぎていて、途中、何度か寝てしまいました。 しかし、寝てしまったからといって差し支えないくらい同じようなシーンが続き、このまま同じ状態で話が進むなら、早く終わってくれないかなぁ…と、眠気との戦いが苦痛でした(笑) ゲバラが好きな私でさえこんなんだから、まったく予備知識なしで見に来てしまった人は、さぞや退屈だったんではないでしょうか。 かといって変にゲバラをヒーローとして、派手な商業主義的な内容にして欲しくもないんですが…。う~ん、難しい。 とりあえず、デルトロのハマリっぷりには感服しました。古谷一行の顔がチラついて、少し笑いそうになってしまいましたが(笑) 私は偶然、ゲバラの最期の地である、ボリビアのイゲラ村に行ったことがあり、それがきっかけで彼を知り、興味を持つようになった経緯があるため、この作品の続編こそ、すごく観たかったんです。…が、悩んだあげく、結局やめました。基本的に眠くなるような映画は苦手なので、続編はDVDか何かで家でゆっくり見たいと思います。今回の点数は、全てデルトロに献上!
[映画館(字幕)] 4点(2009-04-05 03:17:43)
18.  パール・ハーバー
今のところ、胸を張って(?)0点を献上できるのは、この作品くらいです。 金払って映画館で観たので、好きに酷評させて頂きます。 ちなみに南米の映画館で、音声:英語、字幕:スペイン語、というややこしい状態で観ました。 どちらの言語も中途半端にしかわからないものの、パール・ハーバーという題材を 日米以外の無関係な国で、他の客のリアクションも含めて見たかったからです。 ここのレビューを見てると、日本上映版は少し編集されているようですね。 日本への配慮なんか全くないし、完全に極悪非道な人種にしか描かれていません。 誰かが死んだり、悲しいシーンでの客の反応は、実にわかりやすく、 その場にいる唯一の日本人であろう私は、若干、居心地が悪かったです。 まー、そんなことより、この映画の内容は、あらすじ欄にあるとおりです(笑)。 イヴリンの尻軽さ加減には呆れるし、最後の展開もミエミエだし、 戦争映画としても、恋愛映画としても、どっちつかずの中途半端さ! あの日本軍の作戦会議は何ですか!? あんな重大な計画を練るのに、 屋外のプールみたいなところで、フンドシ姿で、船の模型を竹やりで突付くの!? 日本人の台詞は日本語でしたが「眠れる獅子を起こしてしまった」という棒読み発音には笑いそうになってしまったほどです。あほらしくて、もう一度見る気もおきませんが、日本版ではどうなっているのかという点では見てみたいです。
[映画館(字幕)] 0点(2009-04-05 02:50:26)
19.  アヒルと鴨のコインロッカー
「やられたーー!!」 もう、この一言に尽きる。 いい意味で、こんなに期待を裏切られた作品はありません。  あらすじもタイトルも意味不明で、邦画はあまり見ない私は全く関心なし。 本屋を襲って広辞苑を奪う??なんじゃソレ。  良い印象は全くナシの今作品。でもなぜか評判はいいようだし、 ちょうど深夜にテレビでやっていたので、見てみることに。 前半は、なんかパッとしないなぁ~と、嫌な予感がしたが、 さほどテンポも悪くないし、何より、後半の急展開にはビックリ! バカ素直な私は、主人公と同じ様な心境だったかも(笑) この映画の良さは、脚本もそうだが、配役かな。 椎名と琴美役は知らない役者さんだったのが、私には良かった。 特に主役の濱田くんの、おどおどした感じが最高!(笑) 後で原作を読みましたが、イメージどおりです。 麗子さん役は、色白・能面のように無表情という設定からすると、 小雪しか思い浮かばないんだけど。  笑えるんだけど、重苦しさもあり、切なさもあり。 とにかく、あの大ドンデン返し・タネ明かしには参りました。 そこからさかのぼる様に、もう一度見返すと面白いです。  絶対に、原作を読む前に観て下さい!!! 私としては、その方が楽しめると思います。
[地上波(邦画)] 10点(2009-04-05 01:48:15)
20.  ワルキューレ
もともとノンフィクション系の作品が好きなのと、ちょうど「アンネの日記」を読んでいたら、この事件についての記述があったので観に行きました。 こんな暗殺計画があったとは知らなかったのですが、相手がヒトラーなので結果はわかった上での鑑賞です。それでも充分、見応えのある作品になってると思います。 戦闘シーンの臨場感は映画館ならではだし、計画がどのように実行されるのかハラハラしながら見ることができました。 結果がわかっている内容を飽きさせずに見せるという点では、すごいと思います。 トム・クルーズがドイツ人という設定も気にはなりませんが、唯一、気になって仕方がないのは、義眼ってコンタクトみたいに、あんな簡単に取り外しできるもんなのでしょうか??  無駄に長過ぎず、途中だれることもなく緊張して見ることができて良かったです。強いて言えば、あと2~30分くらい追加して、暗殺への意気込みとか動機の部分を強調してもいいかも。 アンネはこの暗殺計画のニュースに、希望の光を見出していました。 それを思いながら観ると、この映画はもっと感慨深いものになると思います。 ラストでは、ちょっとだけ泣いてしまいました。
[映画館(字幕)] 9点(2009-04-05 01:07:21)
全部

■ ヘルプ
© 1997 JTNEWS