1. レミーのおいしいレストラン
正直かなり不快な映画でした。ストーリーは陳腐だし、テーマもとってつけたようなもの。ニモより中身がスカスカです。自分のミスを誤魔化そうとするリングイニには呆れました。料理を続けたのだって、好きだという理由ではなくヘタレで言い出せなかったから。レミーはレングイニに協力するというより、利用しているだけのように見えるし…性格も良いとはいえない。影像は綺麗でしたが、ぬるぬるしすぎて気持ち悪くなるくらい滑らかでした。リアルすぎるせいで、レミーが手で調味料を鍋につっこむところを見てオエー…ネズミが料理!っていうファンタジーにのめり込めません。EDのようなニアメーションでやればよかったのに。レミーの目のまわりはグロテスクだし、鼻はデキモノみたい。佐藤隆太のたどたどしい演技がレングイニに合っていました。役を選ぶけど、意外とこういう役では声優としてもいけるかも。Pixarは、Pixarというブランドの名前で売るしかなくなってきてるのかな…。 [DVD(字幕)] 3点(2009-08-05 23:01:41) |