1. Falling Leaves(原題)(1912)
《ネタバレ》 お姉さんが結核にかかってドクターから「あの葉が散るまでの命」と言われ、それを聞いた幼い妹が葉が落ちない様に葉を糸で枝にとめるという話で、原作自体がきっと素晴らしいんだと思われる。 [インターネット(字幕)] 6点(2024-12-12 21:20:11)《新規》 |
2. 見えざる敵
《ネタバレ》 リリアン・ギッシュ、こんなにかわいかったけな? もっとムッチリしたおばさんだったイメージが。 勘違いかな。 話としては短いわりによくまとまっている。 [インターネット(字幕)] 5点(2023-06-07 20:49:46) |
3. チャップリンの改悟
《ネタバレ》 チャップリン更生の物語。 盗み癖のあるチャップリンが刑務所から出所。 早速、盗みの誘惑に負けそうになるも、最後は正義の心を取り戻す。 内容としては人情劇となっている。 淀川さんもおっしゃっていたけど、牧師が盗人だったなんて恐ろしい。 なんという着眼点だ。 怖い怖い。 [DVD(字幕)] 5点(2020-08-15 19:52:56) |
4. チャップリンの失恋
《ネタバレ》 女性に恋をし、脈ありと思いきや、その女性には男がいた・・・ まるで寅さんを思わせるオチ。 チャップリンは失恋モノでも先駆者だった。 これは凄い。 ありとあらゆる映画の原型を作ったチャップリンは偉大です。 [DVD(字幕)] 5点(2020-08-15 19:49:47) |
5. チャップリンの拳闘
チャップリンの動きで魅せる作品。 パンチを避けまくる避けまくる! そのスピード感。 チャップリン作品ならではの魅力。 [DVD(字幕)] 6点(2020-08-15 19:47:41) |
6. チート
《ネタバレ》 およそ100年前の映画だと思うと、実に感慨深い。 保存状態も、この時代のサイレント作品にしては、とても良く、さすが戦勝国アメリカ。 話もよく出来ている。 “刻印”を女性に焼き付けることにより、我が物にしたかと思いきや、その“刻印”が災いして、墓穴を掘ってしまう男。 話として実によく出来ている。 早川雪洲という俳優だが、名前しか知らず、本作で初鑑賞。 ソリッド感があって、実にカッコイイ俳優。 当時、人気があったのも頷ける。 尺もコンパクトにまとまっており、サイレント映画にしては、気軽に観ることのできる作品である。 [CS・衛星(字幕)] 7点(2014-06-30 02:51:37) |
7. 散り行く花
《ネタバレ》 父子家庭に育った少女は、ボクサーである父親からDVを受けている。 DVに耐えかねた少女は、ふらふらと家出をするが、ある店の前で気を失い倒れてしまう。 その店の店主は、オタクで内気な青年で、かねてからこの少女をかわいいと思っていた。 そこでのこの状況! 青年は、迷わず気を失った少女を、自室のベッドへと寝かせ、軟禁に成功する。 看病をしながらも、少女の手をさすったりなでたり、と青年は自らの欲望を果たす幸せな毎晩を送る。 青年は、あこがれの少女を前に、ロリコン魂が燃え盛り、さぞかし夢見心地な毎夜だったに違いない。 でもそれは長くは続かなかった。 父親に少女を軟禁していることがばれ、父親が青年の家を訪れる。 そして、父親は娘を自宅へ連れ戻す。 淫らな行為をされたと思った父親は怒りが爆発。 その怒りの矛先は、少女への暴力につながった。 父親の暴力により、少女は死に至る。 そこへ現れたオタクの青年。 父親を銃で撃ち殺してしまう。 衝動的な殺し方。 そして、その直後に、オタクの青年は自殺をしてしまう。 まあ、実際はもっと真面目な話なのだが、どうにも真面目すぎるし、テンポが遅く少々退屈してしまった。 もっとスピード感が欲しいところ。 ただし、青年の少女に対する純粋無垢な愛情は、この上なく美しく、サイレントながら輝きを放っていた。 D・W・グリフィス作品というとスケールの大きい大作をイメージするだけに、本作はどうも物足りなく感じてしまった。 [ビデオ(字幕)] 5点(2011-05-04 00:48:30) |
8. カリガリ博士
《ネタバレ》 博士が夢遊病者を操って、自らの隠れた欲望を果たすという設定は、一種のエロスも感じて面白い。 だが、同時代のムルナウやシュトロハイム、グリフィスといった監督達の代表作と比べると、「面白さ」という点において決定的に劣る。 [ビデオ(字幕)] 2点(2011-04-05 23:14:54) |
9. ジゴマ
フィルム・センターにて鑑賞。 元々、『忠臣蔵(1910)』目当てで行ったので、それとセットだった本作はオマケという意識だった。 そんな意識の上で観たせいか、非常に長く感じた。 しかも、途中で終わったかと思いきや、まだ続くみたいな演出は、余計に観る気力を奪われた。 よくある探偵とギャングとのミステリー劇。 それのフランス版先駆け的作品というところだろうか。 夜8時を回っているのに、客席は結構うまっていて、熱心なファンの集中力に感嘆させられた。 私はつまらないと思った作品でも最後まで観る方なのだが、『忠臣蔵』目当てで来ただけに、さすがに集中力を奪われ惰性で観る中、熱心に本作を観る他の観客たちに敬服した。 なんだか客層がコアで、ほんとに映画好きが集まっている空間だった。 ポップコーン片手とかもいないし(もっともフィルム・センターには売ってないが)、私語を交わすなどのよくあるマナー知らず老人もおらず、集中して観ることができた。 フィルム・センターの夜上映で、しかもサイレント映画とくると、さすがに客層も真の映画好きが集まるようだ。 [映画館(邦画)] 1点(2010-08-04 23:58:02) |
10. 忠臣蔵(1910-1912)[活弁トーキー版]
まともな形で残っている日本映画としては、最古の作品らしい。 フィルム・センターにて鑑賞。 忠臣蔵のストーリーは知っているから、何とか理解はできたものの、それでもセリフの半分は判然としない。 映像は思ったより綺麗で、普通に観られるし、活弁トーキー版だったので、サイレントを観ている時のような集中力も要しない。 何より、今から100年前の日本映画を観ているということだけで、感動もんである。 [映画館(邦画)] 5点(2010-08-04 23:50:10) |
11. チャップリンの冒険
チャップリン短編喜劇の中では上位にくる面白さ! 特に前半がいい! 脱獄囚に扮したチャップリンが、お誂えむきの「縞々囚人服&帽子」をかぶっている時点で、もう大爆笑! そして、指名手配犯のチラシにのっている写真が、どうにも間抜け面で最高! その脱獄囚チャップリンが、得意のちょこまかとした動きで、とにかく走り回る! これがまた愉快痛快。 チャップリンのストーリーテーラーとしての魅力よりも、原点とも言える動きの面白さを体験できる短編である。 [DVD(字幕)] 6点(2010-06-26 19:40:48) |
12. チャップリンの移民
チャップリン後年のドラマ性が垣間見られる作品。 ドタバタ喜劇というより人情劇という内容である。 [DVD(字幕)] 5点(2010-06-26 13:21:19) |
13. チャップリンの霊泉
チャップリンの短編喜劇の中では標準の出来具合。 [DVD(字幕)] 5点(2010-06-26 08:54:00) |
14. チャップリンの番頭
でたーーー! チャップリンがボクシングを披露! 私はこれが大好きで、チャップリンが腕をグルグルチャキチャキ動かしてるのを見るだけで愉快になれる。 チャップリンの動きはどれも面白いけど、やっぱりこのボクシングの動きが一番面白い。 [DVD(字幕)] 6点(2010-06-23 23:10:50) |
15. チャップリンの消防夫
チャップリンのビルよじ登りにはど肝を抜かれた。 しかも途中ブランブランとおふざけも見せるし。 キートンのアクションも危険だが、本作のチャップリンのアクションも危険極まりない! スタントマンを使っているそこらの俳優なんかよりよっぽど凄い。 たまに凄いことをやって、ほとんどはスタントマンを使っているくせに、大物面している香港のチェンさんは見習って欲しい。 [DVD(字幕)] 6点(2010-06-23 22:34:42) |
16. チャップリンの勇敢
これはチャップリンの短編作品としては、かなり面白い部類に入るのではないだろうか。 とにかく動きまわる! この動きをただ呆然と観ているだけで楽しめてしまう。 動きだけでこれだけ楽しませるチャップリンは、やはり偉大だ。 でも、チャップリンが最後に選ぶ女性は、いつも気色が悪い女性ばかり。 太めで、白目をむいている。 たまには痩身でナチュラルな目つきの女性を選んでほしいものだ。 [DVD(字幕)] 6点(2010-06-15 23:44:36) |
17. チャップリンのスケート
チャップリンがこんなにスケートが上手いなんて! あとは何となく観ていたら何となく終わってしまったという感じ。 まだ未完成なチャップリンという印象。 [DVD(字幕)] 4点(2010-06-15 23:40:49) |
18. デブの自動車屋
キートンは脇役だし、キートンらしさが出ているとは言いがたいが、内容自体は普通に楽しめた。 [DVD(字幕)] 5点(2010-05-15 22:10:21) |
19. キートンのコニー・アイランド
「キートン傑作集」の中に入っているのに、キートンが主役がでない。 そこからして不満だが、話自体もよく分からないし、キートンのアクションも特にはない。 キートンが監督業に進出する前の貴重なキャリアを観るという点について、唯一の意味を見出せる気がする。 [DVD(字幕)] 2点(2010-05-15 22:06:34) |
20. サニーサイド
チャップリン映画は無意味に暴力的な部分が多すぎる。 バイオレンスな映画は嫌いなどころかむしろ好きなのだが、平和な雰囲気をかもしながら、実は暴力的なのが好かないところ。 でも、そのユーモアあふれる暴力描写に思わず笑ってしまうのが正直なところ。 それにしても本作の終り方はあまりに唐突すぎて納得がいかない。 また、本作でも動物の使い方が実にうまい! チャップリンは動物使いの名人だ。 [CS・衛星(字幕)] 5点(2008-08-03 00:59:26) |