1. エイリアン
中学生の時のテレビ放送が初見。とても怖くて見たことを後悔したほどだが、 なぜか画面にくぎづけで見ることをやめられなかったのを記憶している。 それ以降もVHS、DVD、ブルーレイとメディアの進歩に合わせて、購入して、見続けてきた。 今でも時々見たくなってしまう。SFホラーの最高傑作である。 デザイン、音楽、ストーリー、すべてにおいて一級品。 当初はエイリアンの造形に関する情報も少なく、雑誌等をむさぼり求めたものだ。 3作目以降はエイリアンもすっかりCG化されていまい、魅力半減で非常に残念。 [ブルーレイ(字幕)] 10点(2017-09-24 15:20:48)(良:1票) |
2. ロード・オブ・ザ・リング/王の帰還
《ネタバレ》 戦闘場面に迫力があり、ドラマ部分も盛り上がります。ローハン軍がミナス・ティリスの援軍に駆けつけて戦う場面は感動しました。アカデミー賞11部門完全制覇も納得のシリーズ最高傑作です。フロドが自分の力で指輪を葬れなかったことと、ゴラムが最後まで立ち直れなかったのは残念ですが、原作がそうなので仕方ないかなと思います。私がここ10年ほどで鑑賞した作品の中では最高の評価です。 [映画館(字幕)] 10点(2007-08-19 12:44:14) |
3. E.T.
《ネタバレ》 一見子供向けのようにも見えますが、この作品の完成度は非常に高いと思います。 特に印象的なのは、ラストでエリオットとE.T.の別れのシーンがありますが、そこで母親が何かを感じて泣き崩れますよね。地球を去るE.T.に家庭を去ったエリオットの父親を重ね合わせてしまったのではないでしょうか。スピルバーグはエリオットに幼少時のスピルバーグ本人を投影しているのかもしれませんね。音楽もすばらしいです。特にエンドクレジットのピアノの楽曲がよいですね。スピルバーグのキャリアの中でも頂点に位置する作品ではないでしょうか。 [映画館(字幕)] 10点(2007-08-04 18:05:24) |
4. スター・ウォーズ/ジェダイの復讐
現在のCGと比べると派手さは見劣りがするのかもしれませんが、公開当時はそのSFXのレベルは究極を極めていました。シリーズの完結にふさわしい作品だと思います。 [映画館(字幕)] 10点(2007-07-28 18:02:49) |
5. スター・ウォーズ/帝国の逆襲
ダークサイド、フォース、ジェダイなどシリーズとしてのその後の世界観を構築した作品だと思います。公開当時鑑賞した時は、SFX(死語かな?)ばかりに目がいきがちでしたが、中継ぎの作品としては私の中ではベストです。 [映画館(字幕)] 10点(2007-07-28 17:52:39) |
6. スター・ウォーズ
子供の頃、父に連れられて観に行きました。ひたすら圧倒された記憶があり、その後の私の映画好きに大きな影響を与えてくれた作品です。登場するキャラクラー、ストーリー、世界観、音楽どれをとっても大好きで、私には特別な作品です。 [映画館(字幕)] 10点(2007-07-28 17:32:55) |
7. ボヘミアン・ラプソディ
《ネタバレ》 QUEENの曲は結構好きで、ときどき聞くのだが、ラストのLIVEAIDには圧倒された! 映像、楽曲、役者のパフォーマンスとも完璧だと思う。 最後のWe are the Championsでは思わず涙が・・・ 感動とか悲しいとかいった感情ではなく、ただ圧倒されて涙が出るのである。 これは映画館でみるべき価値のある作品です。 [映画館(字幕)] 9点(2018-12-04 22:13:28)(良:1票) |
8. ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー
《ネタバレ》 フォースの覚醒はよかったが、それでもやはり、もやもやした違和感、消化不良感は少なからずあった。 それを吹き飛ばす素晴らしい出来! タイファイター、Xウイング、スターデストロイヤー、AT-ATウォーカーなどこれでもか! というバトルシーンは素晴らしい出来です。 エピソード4時代の世界観もうまく再現しており、予想もせず、あの人やあの人も、あれもこれも出てきます。 スターウォーズファンには期待以上のたまらない作品でした。 [映画館(字幕)] 9点(2016-12-18 17:42:38) |
9. アバター(2009)
すばらしかったのは、独創性と映像のすららしさ。3Dもアトラクション的なものでなく、奥行き、空気間を出すのに効果的で、その場にいるような雰囲気が得られるものだった。残念なのは、物語に奥行きがなかったこと。善悪の構図が単純で人物があまり描かれていなかったこと。それがなければ10点です。 [映画館(字幕)] 9点(2010-01-09 09:59:39) |
10. スター・ウォーズ エピソード3/シスの復讐
《ネタバレ》 新シリーズはどうかな?って部分もあったのですが、この作品はエピソード1、2の低評価を覆すほど、本当にすばらしいと思います。オープニングからエンディングまで見せ場の連続で、息つく暇もないほどです。ルーカスの意気込みが感じられます。特にラストのアナキンとオビワンの戦いはエクセレントです。やや残念なところはアナキンがダークサイドに落ちる動機がやや弱いのかな、というところです。 [映画館(字幕)] 9点(2007-07-29 12:50:46) |
11. スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け
《ネタバレ》 新三部作の締めくくりとしては満足できる出来であった。 前作で行く末が案じられたこのシリーズだが、JJは考えうる限りでうまくまとめたと思う。 さすがにパルパティーンの再登場は唐突だし、(なんとオープニングロールで登場させてしまう) どうやって生き残っていたのか合理的な説明はほとんどない。 「実はこの人は生きてました」的な展開はよくある手法だが、スター・ウォーズでは使ってほしくなかった。 レイがパルパティーンの孫(シスの末裔)という設定は、おそらくEP7の制作時から、いくつかある オプションのうちの一つとしてあったのではないか。レイの生まれつき強いフォースやライトセーバーの構え、 時折見せる激しい表情はそれをうかがわせた。 ただし、パルパティーンに孫がいるという設定はEP1~6の話の流れから無理があることは確かだし、 制作サイドでも当初からその設定は本線ではなかったのだろうと思う。 EP8のファンの反応を見て、やっぱりこのままだとマズイな、という感じで、思い切って路線変更した のではないだろうか。 レイがシスの血縁ということになり、皮肉にもEP8であっさり裏切られたレイの素性の解明としては、 考えうるベターなリカバリー策であり、スター・ウォーズのテーマの一つであるフォースのバランス という側面では、結果的に物語に深みを持たせることになった。 しかし最終的にスカイウォーカーの血筋が死に絶え、シスの末裔が生き残ったことに 納得できない人は多いのではないだろうか。 心配だったレイアの登場場面は意外にも多くあり、本人が死去したとは思えないぐらい奇跡的な シーン作りが行われている。本作での役割も重要性が高く、自らの命(フォース)をもってして カイロ・レンに「ベン」と語りかけるシーンはエモーショナルな場面だし、ハン・ソロの幻影がベンに やさしく語りかけ、ライトサイドに復帰させる場面はスター・ウォーズ唯一とも言える泣ける場面だ。 あと、ローズとフィンの余計な恋愛模様が描かれなかったことも、EP8の反省からだろう。 他にやや難点と感じたのは、ロケーションが目まぐるしく変わりすぎて、人名や地名についていけないし、 ラストの艦隊戦は、スピード感やスター・ウォーズらしさという面で、ローグ・ワンのほうが やや出来がよかったようにも感じた。 果たして、スターの輝きを失ってしまったランドまで登場させる必要はあったのだろうか。 総じて振り返ると、物語のアウトラインと人物設定がEP7~9で統一されていなかったことが悔やまれる。 これは監督の采配よりも、ルーカスフィルム、ディズニーがビジネス優先で一貫した制作体制をとらなかった ことが原因だと思う。ロード・オブ・リングのように、初期の構想から同じ監督・スタッフで 全作を通したシナリオを組んで進めていれば、もっと深く納得感のある物語にできたであろう。 しかし、JJは最後によくやってくれた。ありがとう。 そして全9作に出演したアンソニー・ダニエルズ、 素晴らしい音楽を聞かせてくれたジョン・ウィリアムズ、お疲れさまでした。 [映画館(字幕)] 8点(2019-12-23 21:06:33)(良:4票) |
12. ミッション:インポッシブル/フォールアウト
このシリーズは期待値が高い割りに毎回肩透かしを食らい気味なのだが、今回のはよかった。 シリーズにおけるここ最近の中ではもっともよい出来ではなかろうか? 敵役が複数いて関係性が複雑で、よく理解できずついていけない部分もあったが、 上映時間が長い割りには緊張感が持続し、アクション、スピード感と文句なし。 ホントにこのオジサンすごいよ。 [映画館(字幕)] 8点(2018-08-18 18:17:22) |
13. スター・ウォーズ/フォースの覚醒
《ネタバレ》 3Dか2Dかで悩みましたが、ストーリーに集中したかったので、結局2Dで見ました。 ファルコン号が飛び立ち、タイファイターとチェイスを繰り広げるシーンは鳥肌もんです! そして思ったよりもハン・ソロが動けている!レイアもまだまだ大丈夫だ!JJありがとう!! シンデレラ城がオープニングに出るのかとも思ってましたが、出なくてホッとしました。 ストーリーの流れはエピソード4を意識的に踏襲したような感じです。 ただ冷静になると少し気になる点もある。 悪役の存在感弱し。ハックス将軍の存在が軽すぎる。キャプテンファズマは見掛け倒し? ポー・ダメロンのキャラクターがイマイチたっていないように思える。 キャスティングにしてもテッカはマックスフォンシドーである必要はあったのか? スノークスをアンディサーキスが演じる必要性はあったのか? ライトセーバーの名手がいない! でもなんといってもスターウォーズはスターウォーズ。次回作にも期待です! [映画館(字幕)] 8点(2015-12-19 23:48:37)(良:2票) |
14. ターミネーター4
《ネタバレ》 核戦争後の荒廃した世界はうまく描けていたと思うし、あらはあるものの物語の組み立てもよかったと思う。過去3部作の色合い(ターミネーターからしつこく追い掛け回される)は弱まったものの、近未来SFアクションとしてはとても楽しめる内容になっていると思う。しかしあの環境で心臓移植手術は無理でしょう。 [映画館(字幕)] 8点(2009-06-14 09:02:49) |
15. ダークナイト(2008)
《ネタバレ》 メイクしてるせいもありますが、とてもヒース・レジャーとは思えない快演です。緊張感のある演出でよかったですが、ラストのビルでの格闘は展開が速過ぎてややついていけませんでした。デントのケロイドメイクはちょっとやりすぎだと思います。アクションシーンはスピード感と迫力あります。 [映画館(字幕)] 8点(2008-09-07 21:26:27) |
16. ボーン・アルティメイタム
相変わらずアクション、特にカーチェイスはキレと迫力がありました。これは劇場で見るべき作品でしょう。トレッドストーンの実体などもう少しすっきりしたかったのですが、全体的に高水準のエンターテイメント作品に仕上がってると思います。 [映画館(字幕)] 8点(2007-11-24 22:41:56) |
17. ブラッド・ダイヤモンド
社会問題をうまくエンターテイメント作品に仕上げていると思います。ディカプリオのイメージが密売人のイメージとうまくあいませんが、それをカバーするに余りある熱演ぶりです。アクションシーンも緊迫感があり、うまく仕上がってますし、時間を感じさせないおもしろさです。 [映画館(字幕)] 8点(2007-10-14 00:36:49) |
18. キングダム/見えざる敵
テロ問題とエンターテインメントをうまく組み合わせていて、よくできた作品だと思います。ブラッドダイヤモンドなど、最近こういった手の作品がよく出ていますが、そちらに負けず劣らず楽しめました。細かなつっこみどころはありますが、アクシションシーンの出来映えはリアルで非常によいと思います。ラストのセリフに本作の救いようの無い悲しみと恐怖が感じられます。 [映画館(字幕)] 8点(2007-10-14 00:23:46) |
19. ロード・オブ・ザ・リング/二つの塔
《ネタバレ》 峡谷の戦いは圧巻です。前作に引き続き映像世界はすばらしいですが、中世戦国物のようなテイストでしょうか。どうでもいいですが、前作で強かったウルク・ハイが今作ではあんまり強くなかったですね。ゴラムのキャラクターも病的でよかったです。 [映画館(字幕)] 8点(2007-08-19 12:33:26) |
20. ロード・オブ・ザ・リング
《ネタバレ》 3部作の第1章ということで、当時劇場で鑑賞した時は「えー、こんなところで終わるんか?」という感じでしたが、それでもそのストーリー、世界観、登場人物のおもしろさなど作品として一級品だと思います。指輪が何を象徴しているのかを考えながら見るとさらに興味深いですね。 [映画館(字幕)] 8点(2007-08-19 12:10:00) |