1. 君の名は。(2016)
この監督の作品を見るのは3作目になります。 正直、以前見た2作品は「映像はすごく綺麗だけど中身がない作品」というイメージが強かったです。どんなあらすじだったかも覚えていないし、特に心を動かされませんでした。 この「君の名は」は、過去作品と比べて話のテンポが良くて、新しい出来事が起こる度に「続きはどうなるのだろう?」という好奇心を掻き立てる良作となっています。 男女の体が入れ替わったことによって、各々の主人公の内面的な魅力も引きだっていたと思いますし、クラスメートなどとのやり取りも微笑ましくて楽しめました。 また映画館で見たこともあり、美しい映像の中に気持ちが入り込み、途中物語が暗転していくタイミングでは手に汗を握り泣きました。 耳をすませばや時をかける少女が好きな人にはお勧めさせていただきたいと思います。 【このレビューは茶畑の妻が作成しました】 [映画館(邦画)] 8点(2017-01-21 11:05:10) |