1. ブラック・レイン
《ネタバレ》 佐藤が強烈な印象だなあと思って観ていたら、これが松田優作だったのね。全く予備知識無しで観たけども、松田優作の凄さを改めて知った思いでした。 ただ物語的には、カッコイイと思わせたいんだろうシーンがカッコ良く見えない。例えば、友人が殺された後にアジトを捜索するシーンでは、感情に任せて乱暴に部屋を散らかすけど、そこは感情を抑えて冷静に仕事しようよと思ってしまう。それが有能な刑事でしょ。感情任せな行動が上手くいっちゃうってそれはどうなのよと。ラストシーンで原版を渡すシーンも、あんなプレゼントしないで普通に仕事として渡せばいいじゃん。無駄に相手に手間をかけさせてるだけじゃん。粋な計らいのつもりかもしれないが、全然粋じゃないよ。 [CS・衛星(字幕)] 5点(2016-12-21 14:03:55) |
2. AKIRA(1988)
もう何回も観たけど、何回観ても新たな発見が出来て良いアニメだなあと率直に思いました。原作とよく比較されるけど、キッチリ完結しているこの映画の方が私は好きですね。なにより独特な不気味さでありながらハイテンションな音楽が素晴らしい。 [インターネット(字幕)] 9点(2016-12-12 13:31:17)(良:1票) |
3. キャプテン(1981)
《ネタバレ》 なぜかOP曲が連続して2回流れる。74分頃に青葉との試合が終わると映画は途中なのに1回目のエンドロール。しかもOPと同じ曲。そして最後に2回目のエンドールでも同じ曲。計4回も同じ曲を聴くことになるとは。まあ、いい曲だからいいんだけど。(笑) 今見ると、明らかに野球としてはおかしな場面がたくさんあったり、根性論や努力だけでどうにかなっちゃうのは安易過ぎるだろうと思ったりもするけど、単純に面白い。感動するし、何度も泣けた。 [インターネット(字幕)] 8点(2016-10-21 19:01:36) |
4. 伊賀忍法帖
《ネタバレ》 不気味な僧侶達が、篝火の周りを無意味に回りながら喋るシーンはなかなか良かった。首を斬られた時のつくりもの感が半端ないのは難点だけど、忍者異能バトルの殺陣はまあまあ見応えあった。惜しむらくは、終盤がえっ?これで終わり?と思ってしまうほどにあっけなく尻切れな感があること。 [CS・衛星(邦画)] 5点(2016-07-20 13:39:43) |
5. スーパーマン4/最強の敵
これまでの作品よりコメディ色が薄くなったら、まったく面白味の無い作品になってしまった。 結局これまでのスーパーマンの面白さって、どこか憎めない悪役とのコメディタッチな掛け合いだったんだなあと思い至る次第。 [CS・衛星(吹替)] 3点(2016-05-19 14:52:40) |
6. スーパーマンIII/電子の要塞
スケール感という意味では、前2作よりもショボくなった気がする。敵側も憎めない小悪党という感じで、味はあるが緊迫感はあまり無い。コメディ的視点で見るならそこそこ楽しめるかもしれないけど、やはり30年前の映画だなという古臭さが先立ってしまう点が否定できない。 [CS・衛星(吹替)] 4点(2016-05-12 14:11:40) |
7. 宇宙怪獣ガメラ
《ネタバレ》 これはとんでもない映画ですよ。悪い意味で。 特撮シーンの大半は過去作の使い回し。支離滅裂で子供騙しにすらなっていない幼稚なストーリー。こち亀・宇宙戦艦ヤマト・銀河鉄道999らしきものまで唐突に登場します。挙句の果てはライバルのゴジラを揶揄するような描写まで。 ここまでくると、当初の期待とは別の面白さがありますけどね。 そんな中で、マッハ文珠の圧倒的存在感は光ってました。ガメラよりも目立っています。むしろこの映画の主役はマッハ文珠と言っても過言ではないでしょう。ガメラのどうしようもなく低レベルな特撮シーンよりも、マッハ文珠の格闘シーンの方がよっぽど見応えがありました。これで当時21歳ですよ。びっくりです。こんな威厳のある21歳女子を私は知りません。マッハ文珠の素晴らしさを気付かせてくれたので3点です。普通に考えれば、滅多にお目に掛かれないくらい酷い映画であることは受け合いです。 [インターネット(字幕)] 3点(2016-04-19 00:55:03) |
8. スーパーマンII/冒険篇
悪役3人組はキャラが立っていていい感じだったが、スーパーマンとの戦闘シーンはしょぼすぎた。 作られた時代的に仕方ないのかもしれないが、茶番にしか見えない。 [CS・衛星(吹替)] 4点(2016-04-15 14:36:26) |
9. 帰ってきた若大将
《ネタバレ》 青大将が手紙を追っかけることの馬鹿馬鹿しさと、すぐに懐かポケットに入れればいいのに手に持って感慨に耽っている間に誰かに奪われてしまうもどかしさ。そんなあほらしい場面が何度も描写されているこの映画はなんなんだろう。チープを通り越して苦笑してしまうような映画。加山雄三と田中邦衛のいつものやりとりを生温かく見守る懐の広さがなければ、見てもほとんど面白くはないだろう。 [CS・衛星(邦画)] 4点(2015-10-02 14:03:44) |
10. マッドマックス2
前作よりも世界観は北斗の拳に近付いた。しかし日常とはあまりにも掛け離れた荒廃した世界のため、バイオレンスなシーンへの衝撃度が薄れてしまったように思う。最初から最後までずっとバイオレンスなのも食傷気味だし、現代の優れた特撮に見慣れた感覚からすると何か物足りない感はある。 [CS・衛星(吹替)] 3点(2015-08-13 14:25:52) |
11. 告発の行方
《ネタバレ》 後半になってようやく描かれる事件の回想と裁判のシーンまでは、あまり面白くない。裁判については、双方ともに説得力のある主張が行われており、なかなか考えさせられるし面白かった。ちょっと残念なのは、結局あの目撃者の証言だけで判決が決まってしまうことか。ほんの些細な差で判決が劇的に変わってしまう裁判の怖さを表現できていると言えるのかもしれないが。 [CS・衛星(字幕)] 5点(2015-03-06 14:24:01) |
12. カムイの剣
《ネタバレ》 確かに話は荒唐無稽です。江戸時代の忍者と僧侶が財宝求めてアメリカまで行くとか違和感ありまくり。しかも外国人が普通に日本語で通じているように見えるのは、アニメのお約束として仕方が無いのか。 しかしそうは言っても、良い所もかなり多い。2時間ちょいにしては、話が非常に詰め込まれている。次々に話が展開していき、見ていて飽きない。 そして何より音楽と戦闘シーン。スタイリッシュでカッコ良かった。 [インターネット(字幕)] 6点(2015-01-07 00:59:58) |
13. 異人たちとの夏
映像は古いし、序盤~中盤までわけのわからないストーリー。終盤になってようやくこの映画が何を描いていたのかが分かり、そこで一気に惹き込まれた。面白いのかどうかは微妙だが、妙に印象深い映画だったと思う。 [CS・衛星(邦画)] 5点(2014-02-22 14:50:43) |
14. 鬼龍院花子の生涯
仲代達矢の魅力に溢れた映画。彼の演技がこの映画の全てと言っていいくらいで、逆にそれ以外が微妙に感じられる。 [CS・衛星(邦画)] 5点(2013-12-18 14:31:43) |
15. ウォール街
命の奪い合いこそ無いものの、やっていることはダークな騙し合いの世界。労働者や組合を美化し過ぎ、資本家を一方的に悪く描き過ぎっていうのはちょっと気になりましたが、上手く纏まった話だと思います。 [CS・衛星(字幕)] 6点(2013-07-24 15:24:04) |
16. ルパン三世 バビロンの黄金伝説
画があまりにも崩れているような…。冒頭のギャグのエッセンスが強すぎたのには引き気味でしたが、全体的なストーリーはそう悪くなかった印象です。 [CS・衛星(邦画)] 4点(2012-09-05 13:47:58) |
17. 転校生(1982)
小林聡美の演技が素晴らしい。寧ろ男の子にしか見えない。 [CS・衛星(邦画)] 8点(2012-06-28 15:16:01) |
18. グーニーズ
子供の頃に見た時は面白かったはずだけど、今見ると…。映画の作りが80年代を感じさせますね。今見るとどうしても古臭さを感じてしまいます。 [地上波(吹替)] 5点(2012-01-27 14:16:57) |
19. 機動戦士ガンダム 逆襲のシャア
《ネタバレ》 初見はリアルタイムで劇場で見たが、アムロとシャアの最終決戦ということで感慨深かった。全方位見渡せるスクリーンが技術の進歩を感じさせたり、見所も多かった。話はよく纏まっているが、ファーストと較べると強烈に惹きつけられる何かを持っているわけでもない。 [DVD(邦画)] 7点(2011-10-14 14:01:26) |
20. 機動戦士ガンダムIII めぐりあい宇宙編
10点は特別な点数。私は決して安易にはつけない。私の40年近くの人生に於いて最高、また今後これ以上の映画に出遭う事が想像できない。だからこそ付ける10点。 [DVD(邦画)] 10点(2011-10-07 13:44:42)(良:2票) |