1. PLANET OF THE APES/猿の惑星
《ネタバレ》 公開時より久しぶりに観ました。マークウォールバーグはとても好きなんですが、この人はどうもB級感というか安っぽさが付きまとってしまい、この映画自体も軽ーい感じになっている気がしてなりません。もちろんブギーナイツではこの安っぽさがとてもよかったのですが、必死さは伝わってくるけど軽いなぁって感じるのは思い込みでしょうか。旧シリーズも大好きですが、今作のストーリーも好きです。ただしこのシリーズでの続編が無いことが残念。セモスやセード将軍の物語を観たかったです。映画って断片的に出てきて語られなかったところは自分で想像することに楽しみがあるのですが、セモスやセード将軍の物語を想像するほど感情移入できなかった。おそらく旧シリーズも同じで想像するまでのものではないけど、低予算でも設定が完璧でなくても映像化してくれたところに良さがあったと思います。 [CS・衛星(字幕)] 5点(2012-12-18 23:32:54) |
2. 月に囚われた男
《ネタバレ》 とてもよかった。孤独感を期待したがその上を行かれました。孤独でありながら二人のクローンの存在でわかりやすく自分自身と向き合う展開に脱帽です、とても悲しくもあり、クローン同士思い出を共有しあうところなど、単にクローン、命の尊厳という表面的なメッセージで語ってほしくない内容です。序盤ではありますが、クローンであることの説明をしたときのガーティがの泣き顔のところだけでもかなりぐっときました。そして最後まで裏切らなかったガーティに感謝。あぁでも、僕には地球到着後の告訴のアナウンスは聞きたくなかった、もっと視聴者にクローンがその後どうなるか想像させて欲しかった。 [DVD(字幕)] 9点(2011-12-13 03:11:24) |
3. 幸福の鐘
《ネタバレ》 いろいろ意味や意図が隠れていたり、自分なりで考えてみたりすると面白いかもしれない。でも、「一人では幸せになれない」というセリフをしみじみ感じながら(独りで)観ていたので、実は主人公に身近な幸せがあったことに、「なんだ主人公は幸せだったのか…」と、とても劣等感を感じてしまいました。でも自分の感情は無視すれば、いい映画だなぁと思います。 [DVD(邦画)] 6点(2010-03-30 23:06:34) |
4. 宇宙戦争(2005)
《ネタバレ》 ジェットコースターのように物凄い勢いで気づいたら終わっていました。主人公からの視点のみで何がバックグラウンドで起こっているのかさっぱりわかりませんが、こういうのものありなのかな。楽しめましたが、あまり印象に残りませんでした。 [CS・衛星(字幕)] 5点(2010-03-22 23:25:22) |
5. 20世紀少年 -最終章- ぼくらの旗
《ネタバレ》 スタッフロール後のラストシーンがとてもよかった。原作を読んでいればこのラストシーンを観るだけでも良いのでは?と思わせるほど。このシリーズ、長いのでマイナス点も多いけど、ラストも含めとても楽しませてもらいました。欲を言えば少年時代のシーンや、過程をもっとみっちりとゆっくりと描いてほしかった。 [DVD(邦画)] 7点(2010-03-22 23:13:00) |
6. 20世紀少年 -第2章- 最後の希望
《ネタバレ》 最終章への繋ぎというだけで、気持ちが盛り上がるというよりも、失速、中だるみ感がありました。 [DVD(邦画)] 5点(2010-03-22 22:05:34) |
7. 20世紀少年
《ネタバレ》 良くも悪くも原作に「そっくり」。なかなか楽しめました。でも、海外ドラマみたいに長編テレビドラマにしてダラダラと話を掘り下げるともっと面白いだろうな~。 [DVD(邦画)] 7点(2010-03-19 00:16:08) |
8. アビエイター
《ネタバレ》 正統派、いかにもハリウッドという感じの映画でした。伝記ということもあり新しさは一切無いですが、ハーキュリーズの映像も自然な感じでとても完成度が高いなぁと関心しながら観ました。ストーリーも人物描写もケチの付け所はありませんでした。 [CS・衛星(字幕)] 7点(2010-03-18 19:27:26)(良:1票) |
9. マイノリティ・リポート
《ネタバレ》 期待させつつ、いまいちグッと来ない感じ。そういう予感がしていたので観ていませんでしたが、実際観てみるとそのとおりに予知が的中してしまいました。でも、好きな内容ですしとても完成されている映画だと思います。 [CS・衛星(字幕)] 6点(2010-03-16 23:47:04) |
10. 幸福な食卓
《ネタバレ》 じめっとしていていいですね。何か物足りない感じが漂いますが、その足りない部分がこの映画の味のような気がします。 [CS・衛星(邦画)] 5点(2010-02-21 19:10:16) |
11. 50回目のファースト・キス(2004)
《ネタバレ》 「パンチドランク・ラブ」でのアダム・サンドラーが好きなので、全くの予備知識なしに観ました。多少内容を知っていたらきっと観ないタイプの映画ですが、ソコソコ楽しめました。コメディやおふざけについていけない部分がありましたが、ビーチボーイズをはじめとする音楽や綺麗な風景や映像でまったりできました。 [CS・衛星(字幕)] 5点(2009-11-15 12:23:00) |
12. ゆれる
《ネタバレ》 ラストシーンに感激。ひねくれた人間であれば、きっと兄はバスに乗ってゆくだろうと思うし、希望を願う人間であればそのままバスには乗らず手を振る兄を想像するだろう。過程の描き方であって最後の答えや真実は必要ない。弟が「お兄ちゃん、お家に帰ろうよ」と叫ぶに至ったあと、絶妙なタイミングで終わる…これだけでこの映画は何倍にも膨れ上がり心に残りました。 [DVD(邦画)] 7点(2009-11-15 11:38:47) |
13. 崖の上のポニョ
《ネタバレ》 観ている間は確実に別世界につれていってくれる、とても良い作品。 しかし、その爽快感やその世界は5分後には全く残りません。 [DVD(邦画)] 5点(2009-08-08 21:52:27) |
14. ウィンブルドン
《ネタバレ》 楽しい映画。きっとすぐに忘れるような、深くもなく印象も薄い内容ですが、かなり好感もてました。キルスティン・ダンストの奇妙な魅力も絶妙。 [CS・衛星(字幕)] 7点(2009-07-09 23:51:15) |
15. 欲望(2005)
《ネタバレ》 非常に残念な映画。村上淳のお尻にある巨大なタトゥーですべてが台無し。ストーリーも演出も演技も村上淳の演技にも問題無いだけに、時代設定からだと絶対にありえないタトゥを何の処理もせず、これで良いと公開した判断に疑問を感じる。 きれいに消す処理や事故の傷跡にでもいくらでもできたはずだろうに…。 ラブシーンやちょっとした表情、行間がこの映画では重要で、実際にとても良かったのに、それだけ余裕の無い映画なのかと安っぽさが目に付いてしまった。 タトゥの問題さえなければと、悔しい。 [DVD(邦画)] 3点(2009-05-28 23:53:00) |
16. トニー滝谷
美しい映像と美しい音楽。そして中身はからっぽ。 原作も読んでいますが、印象も記憶も薄かったためどのくらい話を広げるのかと思いきや、広がりもせず訴えかけもこない内容に。そこがいい。観るタイミング、場所…色々な要素できっと観終わったあとの印象は変わると思う。僕自身、数年前に違うところで観たり、数年後に誰かと観たら0点の可能性だってある。とにかく、無心ですばらしい時間を過せました。グレーっぽい映像は本当に美しく完璧だと思います。 [DVD(邦画)] 9点(2009-05-20 00:45:38) |
17. スター・ウォーズ エピソード2/クローンの攻撃
《ネタバレ》 久しぶりに観ましたが、公開当時の興奮はありませんでした。 旧三部作が好きであるからこそ、クローン軍の経緯やボバ、ジャンゴの登場に 興奮しますが、どうも観れば観るほど「ココをこうして欲しかった」と ケチをつけたくなってしまいます。(好きだからこそですが) [DVD(字幕)] 7点(2009-05-10 19:10:13) |
18. ゼア・ウィル・ビー・ブラッド
《ネタバレ》 可もなく不可もなく。 よくできているし、文句も無い。が、心が入り込む隙も無かった。 [DVD(字幕)] 5点(2009-05-04 01:26:48) |
19. ノーカントリー
《ネタバレ》 今後繰り返し観て評価は変わるかもしれないけど、可も不可もなくでした。 シリアス系のコーエン兄弟作品とわかっていつつも、 受信機や不可解な殺戮現場から 「実はサイボーグだった…」 「なんでもないことで話や展開がひっくり返ってしまった…」 「未来からの使者だった…」 という展開ばかり期待してしまった。 こういう作者だから、と勝手な期待や展開を想像してしまって後悔。 [DVD(字幕)] 5点(2009-04-27 21:15:42) |
20. 疾走
《ネタバレ》 文句無し。これほど揺さぶられる映画はそうあるものでは無いと思う。 ただ、いくつか挙げるとすれば、中谷美紀の関西弁が微妙な感じがしたのと、ラストの射殺のシーンは原作とくらべると説明不足な気が…。あれでは撃たれたときにちょうど携帯電話が鳴ったという感じだけで、警官は足元を狙ったのに携帯が鳴ったためバランスを崩してしまい致命傷につながる場所に命中しまったという、皮肉(生きたいというコールの対比)が薄れてしまっているような。(もし原作読んでなかったら僕は絶対気づかなかった) もちろんそんな点があっても充分過ぎる内容です。 最後に付け加えると、この映画に嫌悪感を抱けるような楽しく明るい日々を過ごしたい、とも感じますけど、仕方が無いです。 [DVD(邦画)] 9点(2009-04-26 05:01:49) |