Menu
 > レビュワー
 > アンドレ・タカシ さん
アンドレ・タカシさんのレビューページ[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 2095
性別 男性
自己紹介 初レビュー投稿が2008年7月23日でした。この夏に10周年です。

観た映画の感想と云うより、自分が普段考えていることを
その映画に照らしてまとめるようなレビューが多くなっています。
還暦が近いレビュアーですのでご容赦を。

2018/3/25更新

表示切替メニュー
レビュー関連 レビュー表示
レビュー表示(評価分)
その他レビュー表示
その他投稿関連 名セリフ・名シーン・小ネタ表示
キャスト・スタッフ名言表示
あらすじ・プロフィール表示
統計関連 製作国別レビュー統計
年代別レビュー統計
好みチェック 好みが近いレビュワー一覧
好みが近いレビュワーより抜粋したお勧め作品一覧
要望関連 作品新規登録 / 変更 要望表示
人物新規登録 / 変更 要望表示
(登録済)作品新規登録表示
(登録済)人物新規登録表示
予約データ 表示
評価順1234567891011121314151617181920
2122232425262728293031323334353637383940
4142434445464748495051525354555657585960
6162636465666768697071727374757677787980
81828384858687888990919293949596979899100
101102103104105
投稿日付順1234567891011121314151617181920
2122232425262728293031323334353637383940
4142434445464748495051525354555657585960
6162636465666768697071727374757677787980
81828384858687888990919293949596979899100
101102103104105
変更日付順1234567891011121314151617181920
2122232425262728293031323334353637383940
4142434445464748495051525354555657585960
6162636465666768697071727374757677787980
81828384858687888990919293949596979899100
101102103104105
>> カレンダー表示
>> 通常表示
1.  ジオストーム 《ネタバレ》 
地球を網の目状のワイヤーで覆い、その交点に数千機の気象衛星を配置する。この衛星は観測が目的では無く、眼下の大気圏の気圧や気温を操ることが出来て、それで気象をコントロールする。この概念自体にすごく興味がありました。気象コントロールの具体的方法や実現に至るまでの過程や予算などです。でも、そんな描写はありません。たとえ「フィクション」でも、もう少し「サイエンス」して欲しかったなぁ。 そんなことに興味が行くのは、やはり昨今の「異常気象」が気に掛かっているからです。夏の「記録的な」高温と冬の「記録的な」寒波。降雨量や降雪量も然り。もう毎年のことなので記録的って言葉は違う単語に変えた方が良いでしょう。ガソリン車を全てプリウスに変えても、この状況が変わるとは思えない。人類に残された道は二酸化炭素の排出量を制限するような小手先では無く、本作のような根本的施策で異常を克服すること。つまり、そこまで科学(やそれを支える経済)が進むかどうかに掛かっていると思っています。科学力と異常の追いかけっこかな…。 前置きが長かったけど、そんな視点でこの映画を観ていたので思いっきり落胆しました。私が欲しかったサイエンスはありません。衛星を暴走させた輩の動機に興味が行きましたが、単なる権力欲に駆られた陰謀でした。もの凄くレベルが低い。主演が宇宙ステーションの自爆から生還し、関係者の笑顔で映画は終わりますけど、その前に世界各地でどれだけの人が死んだのでしょう。その原因を作った米国が、プロジェクトを再び主導するなんてありえないでしょう。その楽観姿勢が腹立たしい。エメリッヒ的なアホ映画でした。まぁ、こんな映画にエンタメ以外の要素を求める自分の方がアホなのかもしれませんけど。
[CS・衛星(字幕)] 3点(2018-11-24 00:32:53)(良:1票)
2.  ジャスティス・リーグ(2017) 《ネタバレ》 
ふむ。普通でした。 個性的なヒーローがたくさんいましたが、実はスーパーマンが一人いるだけで全てが片付くという能力格差をちゃんと見せたのは良かったと思います。その格差の中でみんなが活躍しているように見えると云うことは、脚本にかなり気を遣った証拠でしょう。  余談。私はマーベルやDCのことは良く知らないのですが、少年ジャンプやマガジンと同じようなものなのかな? だとすると、30年後くらいに孫悟空(カカロット)とルフィと黒崎一護とうずまきナルトと兜甲児(古う~w)と桜木花道が共演するようなアニメが作られるのかな? もし実現するなら私は絶対に劇場へ足を運びますよ(そのときにまだ生きていたら)。コチラも孫悟空一人で全てが片付くんだけど、桜木花道が上手く使われると面白そうですな。(笑)
[CS・衛星(字幕)] 5点(2018-11-23 15:19:52)
3.  その女諜報員 アレックス 《ネタバレ》 
オルガ・キュリレンコさんを最初に意識したのは「慰めの報酬」だった。いわゆる「ボンドガール」。スタイルが抜群に良く、ずーっと不機嫌な表情が魅力的に映える。もっと彼女を映せよと思っている自分がいて、これはすごい潜在能力だと思いました。でも、なかなかイイ作品にめぐり合わないですな。本作などはその典型で、すでに他のレビュアーさんが指摘してくださっているので詳しくは述べませんが、出てくる奴ら全員が頭悪すぎです。つまり脚本が頭悪すぎです。彼女のサービスカットはそれなりにあるので観た価値は担保しましたけど、このまま旬が過ぎてしまわないことを祈ります。
[CS・衛星(字幕)] 3点(2018-11-23 14:47:43)
4.  アトミック・ブロンド 《ネタバレ》 
シャーリーズ・セロンが主演した最初のアクション作品は2005年の「イーオン・フラックス」だったと思う。その作品で彼女は殺し屋さんと革命闘士的な役柄を演じました。私が記憶している範囲の話だけど、ボディを使うアクションがしょぼかった。周囲が彼女の筋力に合わせ無理してゆっくり動いているような、分かりやすく云うと上戸彩のあずみや綾瀬はるかの座頭市みたいな感じ。彼女はきっとこの作品の自身のアクションに不満を持っていて、汚名(?)挽回の機会をずっと窺っていたのだと思う。 で、それが果たされたのが本作。カテゴリーはスパイものですけど、私に云わせれば肉弾映画です。 後半、傷を負った亡命者を保護しながら逃亡を図るシーン。雑居ビルに入り、出てきてカーチェイスが終わるまでの10分弱を1カットに収める。本作の見どころはここに尽きる。ビルの中で6人の敵を殺す。手足と肘・膝・銃把で約50発殴る(数えましたw)。同じくらい殴られる。どこまで本当に当てているのかは分からない。でも、彼女と敵が体のアチコチから流す体液はホンモノに見えるし、顔のカタチが変わっていく。全ての打撃にしっかり体重が乗っていて、体重以上に殺気が乗っていて、痛いし痛々しい。最近のアクション映画の格闘シーンは1秒のカットを何十も繋げて誤魔化すことが主流ですが、それが大っ嫌いな私の心情を盛大に代弁してもらったような気分でした。久しぶりに凄いものを見させてもらいました。 80年代は、学生だった私が最もたくさん洋楽を聴いていた時代で、劇中BGMは懐かしく響くものが多くて嬉しかったです。デヴィット・ボウイの「キャット・ピープル」は当時劇場で見て以来だと思うけど、あの陰鬱な出だしがしっかり耳に残っていたことに驚きました。 本作のテーマはシャーリーズ・セロンがゲンコツにモノを言わせることでした。スパイものにありがちな面倒くさいストーリーは、まぁいいじゃないですか。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2018-11-19 23:38:03)
5.  ビブリア古書堂の事件手帖 《ネタバレ》 
原作を楽しく読ませてもらった者の感想として辛口です。私が楽しめた部分が映像化されていない、って意味ですけどね。 このタイトルはドラマになっていますが、ヒロインの激しいミスキャストぶりに幻滅して一話で見るのを止めた過去があります。そのヒロインを黒木華が演じるとのことで、これは期待しましたし、そこに関しては期待以上でした。口下手な感じが良く出ていましたね。ここはイイ部分。 ダメな部分は大きくは3つです。まず五浦大輔。彼は際立った能力を発揮するタイプでは無いけれど、誠実さと腕っ節の強さでヒロインをサポートする役回り。でも、その片鱗が少しもうかがえない能ナシ扱いでした。ラストの埠頭での役立たずぶりでそれが極まりました。 次に太宰の稀書を狙う男。稀書への執着と動機の描写がアンバランスでした。しかもその変質ぶりが13日の金曜日並みにしつこい。追いかけっこのホラーかよと思わせるほどに。そのしつこさがテーマがブレる要因のひとつになっていました。この男、詐欺・放火・強盗傷害・殺人未遂ですが、事件後に逮捕される様子も無く気持ち悪かったです。 最後にミステリ要素のカットです。このタイトルの特長は栞子が古書の知識を動員する洞察にあります。推理力とコミュ障キャラのギャップが愉快なのですが、本作では冒頭で五浦の出生の秘密に気付くだけでした。その後は妹から他者の感情を解さないと責められるだけでこれと云った活躍がありません。これはとても残念でした。 五浦の祖父母のエピソードをストーリーの展開にリンクさせて丁寧に見せました。このエピソードは五浦の出生にダイレクトに関わっていることだけど、五浦自身の陰が薄いので悲恋自体は私にはあまり響かなかったです。祖母のお腹の子を「ウチの子だ」と宣言するごうら食堂の親父の心情の方がよほど重たかったです。文学青年との不倫が太宰の人生や作品に通底する要素であり、作品の背景に古書や文学をイメージさせることには役立っていたと思います。でもまぁ、ここに力を入れたがために、そぎ落とした部分が大きすぎじゃないの、と云う意見です。 原作がある作品のどの部分を映画のテーマに据えるのか。私は自分が最も面白いと思った部分がそれになるものと思っておりますが、ズレることが多いです。本作も中盤あたりまでは良かったのですが、終わってみればかなりズレた作品になっておりました。
[映画館(邦画)] 4点(2018-11-17 23:48:15)(良:1票)
6.  セルフレス/覚醒した記憶 《ネタバレ》 
記憶を他者に転写して死滅する体からの自由になる。不死を得る方法としては既視感があります。私が過去に見た創作物では魔術のような神秘的手法に頼ったものがほとんどだったけど、本作は純粋に科学によってそれ成していました。そんな技術が確立されたら商売にする輩が現れる訳だけど、倫理面が未解決なので闇マーケットの話になる。生死に関わることなので莫大な金額が動く。本作はそのあたりを上手にサスペンスにしていました。 死にたくない。しかし、自分と無関係の者を犠牲にして良いのか? 主人公はその辺りに常識的な判断が出来る人でした。自身の意識を殺すことにはかなりの葛藤があったはずだけど、そこは映画的にサラッと時間を飛ばして表現していました。無難にまとめたと云う意見です。 監督のターセム・シンは絵作りに特異な才能を持っている方と評価していましたが、前作あたりからそれが希薄になり、本作ではフツーの人になってしまったと思いました。その意味では期待した映画では無かったです。
[CS・衛星(字幕)] 5点(2018-05-01 10:27:08)
7.  パットン大戦車軍団 《ネタバレ》 
主人公は戦車の残骸や多くの戦死者が野ざらしになっている戦場跡を見て「これが好きだ」と言いました。そのひと言で、普通の人とは違う感覚を持った人物だと分かります。自国の利益のために戦うと云うより、目の前の戦闘での勝利だけに興味があったようです。味方が死ぬことよりも、敵を殺すことに意識が向いていました。そんな「戦場でしか生を全う出来ない人物」の伝記として、とても良く出来ていたと思います。前線から離れた場所にいる者からは頼りになる将軍でしょう。でも、その人の配下で戦えるかと問われると尻込みしそうですけどね。 「失言」がもうひとつのテーマになっていました。思ったことを全て口にする。それが災いになり不遇へ落ちる。私は同情しましたよ。確かに「失言」なんだけど、本人の思惑から離れたところで言葉が独り歩きしている部分もあったと思います。 余談。官僚の失言がマスコミを賑わす昨今。パットンさんじゃないけど「失言」のほとんどはメディアの紙面や放送枠を埋めるためだけの揚げ足取りだと思っております。いや、確かに正真正銘の失言もたまにはありますけど、野党は政策論で戦うことを放棄しているとしか思えません。
[CS・衛星(字幕)] 8点(2018-04-24 02:52:28)
8.  太陽(2015) 《ネタバレ》 
ハイテクが出てこない邦画SF。裸電球がやけに明るく映るような山間の集落が舞台。内容を吟味して咀嚼するのに、そこそこのカロリーを必要とする作品でした。細かい設定に幾つか疑問が浮かんだけど、そこに突っ込むと長くなるので省略。 SF的にデフォルメされた格差社会における生き方テーマでした。主人公は集落に住む若者男女二人。主人公をはじめ、その周囲の人たちのスタンスがみんな違う。登場人物たちには全て意味が持たせてある訳だけど、そのことがストーリーを散漫にしている感もあり。鑑賞側に問題意識を投げたエンディング。個人的にはもう少しガツンと来る主張が見たかったです。
[CS・衛星(邦画)] 5点(2018-04-24 02:13:36)
9.  CUTIE HONEY TEARS
キューティってイメージじゃない。笑顔が少ないからです。ハニーと云うよりビターって言葉が浮かびました。ルックスは申し分無いのですけどねぇ。ストーリーも典型的なお涙頂戴邦画でがっかりします。「キューティーハニー」としては落第点です。 こんなマガイモノを見ると、1970年代に健康的なお色気を全肯定し、それを味付けと云うよりテーマ的に扱った原作を描いた永井豪はやっぱり天才だったんだと改めて思いました。
[CS・衛星(邦画)] 2点(2018-04-24 00:55:07)
10.  シェーン 《ネタバレ》 
某国営局が放送した「デジタルリマスター版」で鑑賞しました。 が、「シェーン、カンバーック」のシーンがまっ黒。これ、比喩でも何でもなくホントにほとんどまっ黒で、遠景の山並みの残雪だけが僅かに灰色の方形として確認できる程度でした。ラストの決闘シーンが夜なので、時間の流れに合わせて画面を暗くデジタル処理したようです。YouTubeで確認したところ、このラストシーンだけではなくジョーとの殴り合いのあたりからほとんど表情が見えない程に暗くしていましたね。 鑑賞動機の半分くらいがあのラストシーン見たさだったので、もの凄く残念な気分です。ハッキリ言ってアホの所業です。 シェーンは現在で云うところのダークヒーローの元祖みたいな位置付けですが、牧場を守るリーダー的な役割を担うジョーの方にも同等以上の魅力を覚えました。シェーンが去って行くことが、銃が幅を効かせた時代の終焉にもオーバーラップしているようで、余韻が幾重にも響きます。名作ですね。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2018-04-24 00:36:18)(良:1票)
11.  GANTZ:O 《ネタバレ》 
原作で最も盛り上がったシークエンスだった(と私が思っている)大阪・道頓堀の妖怪編。そのCGアニメ化でほぼ原作通りの流れ。特に期待せずに見始めたけど、うん、楽しめました。なんだか安心して観ている自分がいて、それは恐らく実写版で痛い目に遭ったからなのでしょう。
[CS・衛星(邦画)] 5点(2018-03-31 23:06:35)
12.  トンネル 闇に鎖(とざ)された男 《ネタバレ》 
2012年頃から竹島絡みで盛り上がった反日運動を機にあの国が嫌いになり、それ以降はあの国の映画もドラマもほとんど観ることが無くなりました。それくらいに大嫌いです。人間が小さいのはよ~く自覚しています。 そんな私ですが、本作は某衛星放送で冒頭を目にしたらグッと引き込まれて最後まで楽しんでしまった。正直、面白かったです。登場人物たちのピンチや落胆のたたみ掛けが上手で飽きさせません。 映画レビューに政治を絡めるも変な話ですが、私は日韓合意を無効化した彼らの気質を本作に見る想いでした。無責任な報道関係者や第二トンネルを推進する行政、さらに行政トップの脳天気とそこにおもねる面々。そんな邪魔者たちの妨害に遭いながら、閉じ込められた男とレスキューの責任者と妻だけが諦めなかった。邪魔者たちは、最初は「本気で心配するフリ」をするが、時間が経過すると容易に態度を覆す。熱しやすく醒めやすい。声が大きい方に乗りたがり、理屈を垂れて約束や決まりごとを破る。遂行すべきことを見失う。本作はそんな邪魔者たちの妨害に対する抵抗の映画であり、少数派の「正義」を貫いた映画なのだと思う。本作ではその小さな正義が最後に勝利する訳だけど、あの国の方々は正義を信じて闘うことが好きで、それは自分たちの姿勢に酔っ払うくらいに大好きで、約束や決まりごとを破る程にエキセントリックになることもある。本作の正義派は最後まで紳士的態度でしたけど、みんな約束を破る気質を持った人達なんだなぁと、あの国の国民性が垣間見えた気がしました、とさ。(かなり強引w) 久しぶりのペ・ドゥナさん。お母さん役になってました!
[CS・衛星(字幕)] 7点(2018-03-31 22:36:57)
13.  夜は短し歩けよ乙女 《ネタバレ》 
原作は私のお気に入りの一冊です。その映画化は原作の内容をなぞってはいますけど、鑑賞後に受ける印象はかなり違うものに仕上がっていました。森見登美彦の「四畳半」とこの「乙女」は全く違うテーマを持った作品だと思いますが、本作はTVアニメ「四畳半」のノリの延長上にあり、それはそれでアリなのですけど、若い男女がひとつのカップルに落ち着くまでの互いの心情の機微が大味になっていて残念でした。大味と云うより、ドタバタ劇の付加要素でしか無かったですね。あくまで原作を読んでいる者の感想で映画としてはそれなりにまとまってはいますが、私は残念な気分でした。
[CS・衛星(邦画)] 5点(2018-03-31 21:54:09)
14.  ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー/リミックス 《ネタバレ》 
相変わらず特に何も考えずに、ゆる~く楽しめる映画でした。親子や仲間の絆がテーマっぽいけど、そんなものはどうでも良いレベルで、私は主に登場人物たちの会話を楽しませてもらいました。オープニングのグルートのつぶらな瞳にキュンをしましたw
[CS・衛星(字幕)] 5点(2018-03-30 12:21:34)
15.  白鯨 《ネタバレ》 
初見は放送で観た吹き替え版。40年以上昔で小学生だったと思う。子供ながらに、とても重々しいものを感じました。自分の死を悟った銛打ち大男に他の船員がイタズラするシーンや、白鯨に磔にされたエイバブの手招きシーンが強く印象に残っていました。久しぶりの再見で感じたのは、「白鯨対エイハブ」は「自然対人間」の代理戦争なのかな、と云うこと。人は自然の猛威には敵いません。でも、人の歴史とはそれを克服しようとした努力の積み重ねとも言える。エイハブの場合は努力と云うより恨みと執念でしたけど、それも人のエネルギーのひとつで否定したくはない。付き合わされる船員には同情しますけどね。 それと、昔の船乗りの文化、特に捕鯨文化が映像で観られる意味で貴重な作品だと思いました。鯨を狩り、脂を搾り、港に戻って家々に明かりを灯す。人はそうやって生きてきたのですね。 余談。私は小学校の給食で鯨の肉を食べて育ちました。特に美味しいとは思わなかったけど、あの頃はあたり前に食べていました。現在は鯨をはじめとした一部の哺乳類を食することを極端に糾弾する方々がいますけど、じゃあ、牛や豚はいいのか、と思っています。野生の鯨と食用に飼育される動物は決定的に違うのだろうか? 小さな手羽先ふたつで命がひとつ。そんなことを考えながら飲み屋で手羽先を注文する人はいない。私は手羽先も牛肉も豚肉も好物です。まとまりナシ。
[地上波(吹替)] 7点(2018-03-28 01:26:33)
16.  チア☆ダン〜女子高生がチアダンスで全米制覇しちゃったホントの話〜 《ネタバレ》 
酷い教師だなぁと思いましたよ。おそらく誰の目にもそう映る脚本にしてフックを作り、そこをプラスへ解放することをテーマにした作品でした。それを鵜呑みにできれば分かりやすい感動譚です。 でも、私には納得しにくいものが残りました。オリンピックで4連覇した方が受けたパワハラが時事ネタになっています。それに触発された訳ではありませんが、本作の教師の言動も生徒の誰か一人が「パワハラを受けていた」と発言した途端に、美談が醜聞に変わる可能性を秘めた際どいものだったと思えるのです。 あくまで本作を観る限りの感想で、映画的な演出として序盤に「酷さ」が強調されていたと思います。結果としては成功談ですし、その結果ゆえに素晴らしい指導法だったと解釈もできます。でも、教師が「際どい指導」をやることに不安を覚えます。 本作を観て勘違いしたバカな教職員がホンモノのパワハラを堂々とやりかねない。オーソドックスな指導法では同じ結果にたどり着けなかったのだろうか? 気難しいことを言ってるようですが、そう感じたんだから仕方無い。気持ち悪いものが残っています。 広瀬すずは確かに買いですね。
[CS・衛星(邦画)] 4点(2018-03-24 23:32:47)
17.  her 世界でひとつの彼女 《ネタバレ》 
肉を持たないコミュニケーション対象に恋愛感情は芽生えるか? そんな命題を持った映画でした。これ、答えはYesだと思いますが、本作の結末は肉を持っている側には複雑に残響していましたね。 ヒトの愛情とは種の保存・保持から発している(はず)。異性を選ぶ目は強い子孫を残すための審美眼であり、その目的に叶う相手との性交が愛情と同義だった。家族愛は外敵から子孫を守るため遺伝子が命じる防衛衝動だったと思う。飢餓に陥らない程度に物質が溢れ、国家レベルの共同体によって生命の安全がほぼ保証された現代は、愛情は種の保存から自由になった。つまり、強い子孫を残す必要なく誰とでも性交できるし、愛情を注ぐ相手が何であっても周囲は困らない。個人の自由なのです。そんなことをオツムの中で再確認(笑)。 で、ヒトで無い相手に愛情は芽生えても、それが成就するかどうかは話は別。そもそも何をもって成就とするかも分からない。でも、地域コミュニティが崩壊し未婚率も高くなった現代社会で、一人で過ごす時間が多い孤独な人々にとって本作のOSさんは理想的なパートナーとなり得る可能性も見させてもらいました。 8000人と同時に会話し、そのうち600人(だっけ?)に恋愛感情を持てる。「AIもの」としてのオチも、想像の外側にあって斬新でした。ヒトは愛情と肉欲を切り離して考えられないけど、AIが肉欲に興味津々だったことが面白い味付けでした。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2018-03-24 22:36:02)
18.  メッセージ 《ネタバレ》 
ネタバレから入ります。「娘を失った過去を持つ言語学者」だと思っていたら「これから娘を産み、さらに失う運命を持つ言語学者」でした。このヘンテコリンな倒置が、そのまま異星人と地球人の根本的な相違点であり、ストーリーの起伏を作り、最後には決着の鍵になっていました。しっかりSFしていて私は楽しめました。 SFに分類される映画に登場するエイリアンの多くは脊椎を持ち四肢を持ち2つのレンズ眼の下に口があり地球人と大差無い思考形態を持っていたりする。そんなバカな、といつも思っております。肌色を変え極端に平和的だったり、あるいは攻撃的だったりすることで異星感を表現しようとするけど、実際には言葉にも出来ないような性質のはずなのです。その点で本作のエイリアンは鑑賞後にも多くの疑問が残る程に理解の外側にいました。この分かりにくさが私には高評価です。 我々の言葉では「未来が見える」だけど、彼らにはそれが当たり前で「なぜそんなことが分からないの?」くらいのノリなのでしょう。時間の流れに対する認識が全く異なります。う~ん、想像するのが難しい。我々に取って、それは将来をネタばらしされた生活で、ほとんどの人はそんな能力を否定すると思います。劇中でも主人公と結婚した物理学者は彼女の能力を知り、彼女の選択に怒って離れて行った。普通の反応だと思いますものね。その能力は何千年か後にエイリアンたちを救うことになるらしいけど、地球人にはそぐわない能力でしょう。進化の過程で獲得していないものは不要、ってことだと思いますけどね…。 早世する運命にある娘を何故産んだのか? 敢えて解釈するなら、娘の運命を知りつつも娘と過ごす時間の愛おしさも知っていたからなのでしょう。まぁ、何故産んだのか?ではなく、産むことは決定事項だった訳ですけど。 因みに、攻撃的な挙動が無い異星人に対して先制攻撃を仕掛けようとしていました。アホか、と思いましたね。星の海を越える技術力を持つ者に戦いを挑むのは自殺行為です。そんなことは基本中の基本だと思います。各国のコンタクトの先頭にいるのが軍人だからですが、その設定には無理がありました。ゴジラに対して、攻撃命令を下したのは文民でしたよ。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2018-03-17 00:37:01)
19.  アメリカン・サイコ 《ネタバレ》 
高学歴高収入だけど仕事内容が不明瞭、容姿スタイルにナルシスティック、周囲とは上辺の会話しかせず金で買う女性にだけは奔放に接する。で、そんな奴は犯罪者予備軍です!って映画なのでしょう。 高級レストランと高級ブランドスーツ、そして80年代ポップスが時代背景を特徴付けている。いわゆる「バブリー」な風潮に対するシニカルな視線を感じます。しかし、時代を映している映画とは言いがたい。主人公が突き抜け過ぎです。名刺を交わす相手の人格には無関心だけど、デザインには執着して殺意まで抱く。戦うポイントが思いっきりズレてますな。 この種の映画は主人公の異常な様に対して部分的にでも共感できると鑑賞に意義が生まれるのですが、私にはそんな要素は無かったです。80年代ポップスは好きなのですけどね。深く考えずにコメディと割り切って見るのが吉かも。
[CS・衛星(字幕)] 3点(2018-03-15 00:27:15)
20.  アップルシード アルファ 《ネタバレ》 
10年ほど前に同監督が同名の作品を作っています。本作はその前日譚的な内容。10年前の作品は楽しめた記憶があるのだけど、コチラは退屈でした。作品からテーマ性を覚えるところが無く、CGアニメの技術力を確認しているだけと云う印象を持ちました。巨大兵器のスケール感や重量感は上手いと思いましたけど、ストーリーに面白味が無いとダメですね。
[CS・衛星(邦画)] 3点(2018-03-06 00:28:24)
0170.81%
1452.15%
21316.25%
32029.64%
432115.32%
547022.43%
636217.28%
727913.32%
81738.26%
9733.48%
10221.05%

全部

■ ヘルプ
© 1997 JTNEWS