1. 地獄の黙示録
《ネタバレ》 ベトナム戦争という背景を駆け抜けるロードムービー。 [インターネット(字幕)] 5点(2024-05-19 16:21:39) |
2. 時計じかけのオレンジ
医学が発達し、人間を矯正する技術ができたとして、どこまで人間を「治療」してよいのか。悪人には人権はないのか。といった問を発しているように思える。 途中、かなりどぎつい表現があるので、見る人をかなり選ぶ映画。 部屋や調度品の斬新さは、50年前の映画とは思えないほど。 [インターネット(字幕)] 5点(2022-05-22 17:15:57) |
3. 幸福の黄色いハンカチ
《ネタバレ》 序盤の武田鉄矢のチャラい行動に、男であれば一種の恥ずかしさを禁じえない。それは自分の中にもある本能がえぐり出され、あたかも自分の失態を見ているようだから。 そして高倉健にしっかりと説教してもらうことで、ある意味救われる。おなごは弱いのだから守ってやらねば九州男児ではない、と。 そんな健さんの優しさや常識も、おそらく妻への仕打ちを反省して獄中で身につけたのだろうか。 たこ八郎をタコ殴りにしたのは、暴力のクセがぬけていないのではなく、あくまで友人を守るために行ったのだと位置づけたい。 不器用ですから・・・ ところで昭和って、お店や旅館でも変に丁寧すぎなくて、あんな感じでゆるかったなぁ。 [インターネット(邦画)] 6点(2022-03-12 02:15:17)(良:3票) |
4. タワーリング・インフェルノ
《ネタバレ》 今日は200人だったが、将来は万を超える犠牲者が出る・・・恐ろしくも正しい予言であった。 思えば摩天楼なんてものに頼らず小屋にでも住んでおけば、火事があっても大抵は逃げられる。 それどころか、大地震があって崩れても打撲ぐらいで済むかもしれない。 火災・天災といっても人間が自分で引き寄せているとも言えるのでは、と感じた。 [地上波(吹替)] 5点(2020-07-18 17:20:08) |
5. アルカトラズからの脱出
《ネタバレ》 脱獄ものの古典的作品。 ネズミを飼う話はグリーンマイル、看守を追い詰める話はショーシャンク、等、オマージュされたかなと思う場面がちらほら。 史実なだけあってストーリーは単純。 [地上波(吹替)] 5点(2020-07-12 03:19:06) |
6. レッド・サン
《ネタバレ》 洋画に出てくる日本人はとかく変テコになりがちだが、格好といい言動といい、また武士道の点でもかなり研究されしっかり描かれていたように思う。黒田は剣術、柔術、合気道のかなりの達人とみえ、睡眠中も気配を察知し、殴りかかられてもすっとかわす身のこなし等、見事としか言いようがない。ただし、それほどの達人が、後ろからこづかれた程度で谷底に落ち、また水浴び中に剣を盗まれるという油断をしでかすのはストーリー上仕方のない失態か。 [地上波(字幕)] 8点(2019-12-29 10:37:39) |
7. サブウェイ・パニック
《ネタバレ》 本来人質は殺す必要はないはずだが、犯人は、乗客を事故死させる計画であったようで、そこまで残虐になれる理由が見当たらない。 また、元運転手の犯人は自宅に警察が調べに来る事ぐらい予想できたわけで、ましてや独りであれば自宅に帰ってはいけない。 と、あらをさがせばきりがないが・・・最後のクシャミが良かった。 [地上波(吹替)] 6点(2019-09-29 20:20:00) |
8. 華麗なるヒコーキ野郎
《ネタバレ》 お茶の間でめまいがしそうになるほどハラハラする。 その意味ではうまくできた映画と言えるが、メアリーは殺さなくても良かったのではないか・・・ [地上波(字幕)] 5点(2019-08-18 16:32:32) |
9. スティング
《ネタバレ》 すっきり爽快。 金を巻き上げるだけではなく、死んだことにしてしまえば殺し屋に命を狙われることもない。 ノミ屋ではキャストも多かったから、分前も一人分は少ないだろうなぁ・・・あ、そもそも最後は分前さえいらないのか。カッコいい! [地上波(字幕)] 7点(2019-08-18 16:19:06) |
10. ソイレント・グリーン
《ネタバレ》 今よりちょっと未来のお話。 しかしいろんなものが古臭い。テレビはボタンだしゲーム機はでかいしアサルトライフルがM16だし・・・ 未来に発明されるものを予測するのはとてもむずかしいという事をしみじみ感じた。 野菜や牛肉があんなに高級な世界が来るとの予言はある意味あたっている。今現在でも、マグロやカニなどの高騰は深刻である。 安楽死の場所での映像はどれも自然の雄大さ、美しさを映し出していた。地球を大事に・・・ ところで、若い女性が「家具」として扱われているという突飛な発想は、現代であれば問題にされたかもしれない。 [地上波(字幕)] 7点(2019-07-20 23:13:42) |
11. ジャッカルの日
《ネタバレ》 緻密に計画を立て、遂行するジャッカルに、仕事人として共感を覚えるが、無実の関係者を無残にも殺していく姿勢に、次第に心が離れていくようなうまい組み立てと感じた。最後は悪人にふさわしく派手に銃殺。 [地上波(字幕)] 6点(2019-06-29 19:37:33) |
12. カプリコン・1
《ネタバレ》 良い意味で裏切られ、ショッキングな展開を楽しめた。 ビリヤード場で姿を消したあと、存在しないことになってしまった友人、火星から着陸時に燃え尽きたことにされる宇宙飛行士、そして軍用ヘリの機銃掃射・・・宇宙開発は明るいイメージだったのが一転してホラーに。 [地上波(字幕)] 8点(2019-05-25 20:01:38) |
13. フレンチ・コネクション
《ネタバレ》 昔の映画ということで、あまり期待してはいけないのだろうが、もうちょっと引き付けるものがほしい。 ストーリーにも驚きがなく、最も感心したのは麻薬の隠し場所ぐらい・・ [地上波(字幕)] 4点(2018-06-17 19:08:34) |
14. ゴッドファーザー
《ネタバレ》 反社会的勢力はもちろんいけないが、他人の世話をし、他人から頼ってもらえる存在になる事は、人生にとって非常に有意義であると感じた。 繰り返すが、決してヤクザやマフィアになろうというわけではない。 生き方を少し考えさせてくれた。 [地上波(吹替)] 6点(2018-05-05 19:16:49) |
15. タクシードライバー(1976)
《ネタバレ》 売春宿の連中と撃ち合いになり、あれだけケガしながら、しまいにはあきらめたのか自分に引き金をひき、そしてケガがケロッとなおって元の職業に戻る…ちょっと出来過ぎです。内容にしては長すぎるようにも感じました。 [地上波(字幕)] 4点(2017-10-29 12:25:44) |
16. アイガー・サンクション
《ネタバレ》 昔の映画といってしまえばそれまでだが、スッチーをナンパして大切な名画が飾ってある家に入れてしまい、しかも寝ている間に金を盗まれるという不用心、途中で殴られた用心棒の弱さや、置き去りにされた旧敵等の脇役の処理がちょっとハチャメチャだと感じた。スパイの司令におけるどんでん返しについても、「もうこういう世界は誰も信じられませんなぁ」とストーリーを真面目に追うのがバカバカしくなってきた。 山田康雄の声が懐かしくて良かった。 [地上波(吹替)] 4点(2017-10-02 13:37:40) |
17. 鷲は舞いおりた
原作を読もうかと思っていたら同名の映画を発見したのでたまたま見た次第です。 結末を知ってしまいましたが、本を読んでみたくなりました。 ちょっと気になったこと。アメリカ人はアメリカっぽく喋っているし、アフリカンスの訛がどうの、といった下りもあり、言語感覚がリアルな面もある一方、ドイツ人が自国で英語で喋っているところはちょっといただけないなぁと。 [CS・衛星(字幕)] 5点(2017-07-22 18:25:47) |
18. 不毛地帯
昔の映画は、当時の街の様子や、人々の振る舞いが懐かしくて、そういう良さも好きだ。 飛行機でも会社のデスクでも、タバコを吸うのが普通だった。 あのころは戦争のキズも癒えきらない日本で、大正生まれの軍人上がりの大人が多かった。今とはモノの考え方も全く違う世界だったことがわかる。 名刺ひとつとっても、裸でそのまま渡すのが問題なかったんだな。 一方、時代を越えても変わらないものもきっとある・・・とそんな事を考えながら面白く見ておりました。 (ストーリーから逸脱した感想ですみません) [地上波(邦画)] 6点(2017-04-23 18:09:03) |
19. M★A★S★H/マッシュ
コメディーとはいえあまり笑えなかったし、病院ものとはいえ、グロが濃すぎるところが気分を害する。 [CS・衛星(字幕)] 3点(2017-03-05 19:18:02) |
20. 仁義なき戦い
《ネタバレ》 親分はやっぱり悪者だったか。 それにだまされてなみだする菅原文太かわいい。 [地上波(邦画)] 6点(2017-03-05 02:50:32) |