1. さびしんぼう
《ネタバレ》 傷ましくも 輝かしい わが、 少年の日日に 捧ぐ 正にこの映画そのものを表す言葉。 少年時代の自分にリンク出来るか否かでこれほど評価が分かれる作品は無いでしょう。 正直、訳が分からない、古臭い演出が非常に多いため、 若い世代の人はほぼ受け入れがたいかもしれません。 が、ハマる人には痛い位ハマる のではないでしょうか? 自分は勿論後者です。 自転車に乗る百合子と初めてすれ違うシーンなんか、もう 甘く切ない感情が胸の奥底から湧き上がってきます。 だからハマらない人の評価なんてどうでもいいです。 良い物はいいんです。 [DVD(邦画)] 8点(2022-07-09 00:42:02)(良:2票) |
2. エンゼル・ハート
《ネタバレ》 この映画の売りは何と言っても、作品全体に漂う熱と血生臭い不気味さ。 悪魔という存在を登場させていながら、過剰な表現も無くあくまで現実世界のサスペンスドラマの枠の中で物語が進んでいく。 少しでも漫画チックが表現があれば全てが台無しになってしまうが、それが全く無い。 だから恐ろしく感じるのだ。 悪魔という存在をこれ程ごくごく自然に人間世界に登場させた作品は他には無いのではないか。 上に書いた通り、あまりに普通のサスペンスドラマテイストなのだが、ミッキー・ロークと、ロバート・デ・ニーロのアクの強さがスパイスとなって、薄すぎもなく、濃すぎもなく非常に良いバランスの味を醸し出している。 このジャンルでこの作品以上のものはまだ見ていない。 [DVD(字幕)] 9点(2016-05-20 11:48:29) |
3. ロッキー4/炎の友情
《ネタバレ》 悪い言い方をすれば、ロッキーシリーズで一番異質な本作。 ソ連が出てきたり、サイボーグの様なライバルが現れたり、娯楽性を追求し、ド派手な作品に仕上がっています。 本作を初めて鑑賞したのは上映当時の中学生の頃。こういう演出が大好きな年頃で、トレーニングシーンや試合のシーンには熱狂したものです。その後何度も鑑賞しましたが、つい最近改めてじっくり鑑賞。 これは3作目、いや1作目から続く、アポロのドラマとして見る事も出来るなと思いました。 3作目のアポロはとにかくカッコイイ。1、2作目からキャラは同じだが、友情厚くロッキーに指導を行う。この頃から、アポロは不完全燃焼の自分の魂をロッキーに託していたのかもしれません。そして本作で再びリングに上がります。結果は非常に悲しいですが、これがロッキー、アポロのいうファイターとしての生き方なのかもしれません。こういう見方をすると、中学時代とは正反対に、トレーニングシーンや試合のシーンではなく、アポロがリングに上がる事を懇願するシーンやタオルを投げられる事を拒否するシーンがとての印象に残りました。 [ビデオ(字幕)] 7点(2015-04-02 11:37:15) |
4. バトルランナー
昔劇場で観たのを思い返してレビュー。 個人的にとても面白かったです。随分昔の作品ですがかなり細かい所まで印象に残っています。あの番組の設定とか、キャラクターがまさに『ザ・アメリカ』でなぜかワクワクした記憶があります。冷静に考えると結構恐い内容ですが、なんか笑えるんですよね~。でも好きです。DVD(安価で!)再販して欲しいです。 [映画館(吹替)] 8点(2011-05-28 10:56:52) |
5. プロジェクトA
《ネタバレ》 年齢的には、蛇拳・酔拳からジャッキー作品を観た世代(汗)なのですが、ジャッキー映画の中の№1はコレです! 学生時代にビデオでアホほど繰り返し観て、今でも時々観たりします。 ジャッキー映画のお約束的要素が全て含まれている、まさに「超娯楽活劇映画」ですね。 だけど、ドラゴン隊長は、あのペースで生きてたら早死にしそうですね(動き過ぎ)(^^)。 [映画館(字幕)] 10点(2009-09-22 20:16:03) |