1. 素晴らしき哉、人生!(1946)
これぞクラシック。 自分の存在も、他者に何らかの良い影響を与えていると願いたい・・・そんな風に思いました。 [DVD(字幕)] 7点(2011-03-03 07:02:27) |
2. 素晴らしき日曜日
無意味に長いシーンが多いように思えた。 良い場面もそこそこあったのだが、ここまで長尺な作品にすることはないかと。 昌子の嗚咽があまりに凄すぎて笑ってしまいました・・ [DVD(字幕)] 4点(2010-02-23 00:53:42) |
3. 静かなる決闘
後半の力強い展開は黒澤映画ならでは。 三船の演技は素晴らしいのだが、妙な美徳を押し付けられている気がするからか、どうも感情移入出来ない。 むしろ峰岸看護婦の心の成長の描き方もとても素晴らしく、主役よりずっと人間らしい彼女に深く感情移入出来た。 小ネタですが、タバコの火を譲り合うシーンがとても好きです。 [DVD(邦画)] 6点(2010-02-21 22:54:45) |
4. 續・姿三四郎
三四郎のその後もきちんと描いて欲しかった。 敵役にもうちょっと悪役としての凄みが欲しかったかなぁ。 それにしても三四郎の柔道は凄まじい殺傷能力ですね。 [DVD(字幕)] 5点(2010-02-08 13:40:51) |
5. 野良犬(1949)
《ネタバレ》 ジメジメとした都会の暑さ、汚さが画面から伝わってくる。 正義感に溢れた新米刑事とベテラン刑事に三船・志村が見事にハマっている。 特に志村喬はモーガン・フリーマンに見えて来ました(笑)。 犯人役は何気に七人の侍のあの優男、岡本勝四郎の役者さんだったんですね。 悲痛な叫び、素晴らしい演技でした。 後半にかけて熱を帯びていく展開も良いです。 [DVD(字幕)] 7点(2010-02-06 18:13:10) |
6. 姿三四郎(1943)
良いですね。気楽に、楽しく観れます。 所々突っ込みどころ満載ですが(笑)、そこも含めて清々しい作品でした。 [DVD(字幕)] 5点(2010-02-03 12:54:31) |
7. 一番美しく
ストーリーは当たり障り無く、キレイ事で埋め尽くされているが、戦争高揚映画ということで敢えていちいち突っ込んではいけない。敗戦後に監督は「わが青春に悔いなし」という痛烈な反戦映画を撮っているので比較して見るのも面白いかもしれない。 寮母先生の美しさが印象に残りました。 [DVD(字幕)] 4点(2010-01-29 21:51:30) |
8. わが青春に悔なし
前半の美徳をうっとおしいくらいに押し付けてくる演出には少しついていけなかったが、後半で盛り返した。原節子の演技といい、農村の絵全体といい、とにかく後半は凄まじい力をもって観る側を引きつける。原節子の演技以外は、良くも悪くも凄く普通にまとまっている映画だと思った。 [DVD(字幕)] 6点(2010-01-22 00:13:20) |
9. 虎の尾を踏む男達
この映画が作られた当時の知識が無いと(当時の名優達や時代背景など)、本当の面白さは分からない映画だと思います。自分は単純に黒澤映画が好きで辿っていく過程の一作品として何の知識も無く観たので、面白かったというより、良い勉強になった というのが正直なところです。 [DVD(字幕)] 5点(2010-01-19 16:29:35) |
10. 酔いどれ天使
良い映画でした。 どろどろした沼と寂しげなギターの音色、逆にギラギラした街が混沌と無常感を醸し出していたと思います。 志村喬は演技の幅が広いですね。素晴らしい。 でも何より秀逸なのは、若き三船演じるヤクザでしょう。 悲しみを隠し切れず、ヤケになっていくところはとても切なくなりました。 エンディングでもっと泣かせてくれるのかと思いきや、 意外とアッサリ終わってしまったのが個人的には残念。 [DVD(邦画)] 6点(2009-03-14 13:45:30) |