1. 死刑台のエレベーター(1958)
画的に綺麗な場面は多かったが、物語りのテンポが悪くて途中ダレてしまう。 繰り返し観ようとは思えない作品だった。 [ブルーレイ(字幕)] 5点(2016-02-09 09:26:27) |
2. 第七の封印
何故主人公達は死なねばならなかったのか。死をすんなりと受け入れた一行をどのように解釈すれば良いのか。そもそもあれは大団円なのか。 ペストが蔓延する混沌とした世界というのが背景にあるだけあって、心に重たいものがずしりときた。 [DVD(字幕)] 7点(2015-02-26 21:13:29) |
3. サンセット大通り
飽きることなく観賞できたのは、監督の素晴らしい力量に他ならない。ラストも素晴らしい。 [DVD(字幕)] 7点(2014-05-31 19:59:22) |
4. お熱いのがお好き
面白いのだが・・・。 引き込まれる要素があまり無かったように感じた。 マリリン・モンローはとても魅力的だったが、どうにもジャック・レモンの演技が気に障るというか・・・。 [DVD(字幕)] 6点(2012-05-30 01:09:39) |
5. 情婦
《ネタバレ》 会話が軽妙洒脱で、クスリと笑ってしまうものばかり。 老練な主人公に安心感を感じ、そのユーモアあふれる行動も相まって物語に引き込まれた。 ラストで明かされる彼女の大立ち回りには大きな驚きを感じたし、伏線を巧く回収しているので全体としてよく纏まってる印象を受け、観賞後は清々しかった。 [DVD(字幕)] 8点(2011-03-04 19:36:16) |
6. 勝手にしやがれ
退廃、向こう見ず、若さ、性欲。 汲み取れるイメージはこれくらいで、他には何もない。 斬新な手法、編集に心打たれるものがあるかといえばそうでもなく、悲しいかな、平手打ちを一発受けたような印象しかもたない。 鑑賞後、しかめっつらでこうしてコメントを書いている。 ただ、ジャズに乗せたスピーディーなテンポの展開と、冗長ともとれる会話には、若干の楽しさを感じた。 [DVD(字幕)] 5点(2010-05-29 17:59:04) |
7. 野いちご
《ネタバレ》 物語序盤の老人と、終盤とではまったくの別人と化している。 自分の罪を認識し、許しを請うたからだろう。 そういった意味では、8 1/2のグイドと似ているなと思った。 この老人にとってのストレスは、過去2度に渡って愛する人(妻を愛してたかは分からないが)を奪われたことと、息子に憎悪されていることと、死だろう。 この映画はこの映画で十分面白い。 とてつもなく丁寧な作りだからだ。 ただ、私はまだ若過ぎた。 グイドの方が合っているらしい。 [CS・衛星(字幕)] 7点(2010-03-10 11:31:40) |
8. 七人の侍
作品のクオリティーがとにかく高い。 隅々に高い注意が払われていて、観ているほうも感服する。 とくにそれぞれのキャラの個性が立っていて、これもまた素晴らしい。 最後の戦闘の迫力といったら、なんとも言えない。 観賞後も余韻が続く。 娯楽映画の教科書。 [DVD(邦画)] 9点(2009-11-08 17:46:42) |
9. 失われたものゝ伝説
砂漠の映像美は良かったです。 まあただそれだけって感じかな。 ストーリーも可もなく不可もなくです。 ソフィアローレンは良く分からないキャラでした。 [CS・衛星(字幕)] 5点(2009-06-17 17:19:30) |
10. 東京物語
とても胸が締め付けられた。 原節子さんはこの物語の良心。 全ての人間の身の周りで現実に起こっているような話を、親しみが込められる撮り方で撮っているからこそ、強く心に沁みた。 [CS・衛星(邦画)] 7点(2009-02-10 00:44:08) |
11. 道(1954)
犬と同じ次元に生きていた男の魂の遍歴。 なんといっても天使かと思えるほどのジェルソミーナの純情さには心が震えます。 音楽が豊潤で素晴らしい。 ジェルソミーナも哀れだが、ザンパノもとても哀れに感じ、愛着を感じてしまう。 特に、海に二人で行くシーンは微笑ましく、私は一番好きだ。 [CS・衛星(邦画)] 8点(2009-02-10 00:37:50)(良:1票) |