1. 大江戸五人男
松竹映画30周年記念のみならず日本映画の宝とも思える見事な力作!!当時のオールスターをかき集めただけの薄っぺらな作品とは全く違う見応え十分な仏映画「天井桟敷の人々」を見た時のような素晴らしさでした。 [CS・衛星(邦画)] 8点(2012-06-14 13:52:38) |
2. 愛妻物語
生活感がにじみ出るような私的にではありますが、見始めたら目が離せないようになってました。妻の鏡のような理想の女性を演じた乙羽さんがとても愛くるしくて可愛いです。 [CS・衛星(邦画)] 8点(2012-05-15 00:23:06) |
3. にごりえ
僅か百数年の間に女性の生活環境の向上は驚くほどに変わってしまった現在ですが明治の女の人の生き方の大変さが身に染みて伝わってくる日本の誇れる素晴らしい映画でした。時代のズレは仕方ありませんがいまだからこそ原作も読んでみたくなりました。何が幸いとなるのか?二話の出来損ないのドラ息子(仲谷昇)の悪行が救いとなり、おみねさん(久我美子)にとっては神様のように思えたでしょうね。 [地上波(邦画)] 9点(2012-02-11 14:02:32) |
4. 狂った果実(1956)
今、見てみれば何ともダサい感じですが仏のトリュフォー監督が絶賛するほどですから公開当時は何処の国の映画かな?っと思うほどしゃれていて進んだ映画だったんでしょうね?!金持ちのボンボン達の男女間のもつれを描いた秀作。 [地上波(邦画)] 6点(2011-08-22 15:16:15) |
5. 人間の條件 第一部 純愛篇
素晴らしい映画です。ただしこのお話の全部を通し、日本人として恥ずべきほど未熟で歪み人を人とも見做さないで戦争を引き起こした軍隊の為に何も疑わずして幾人もの尊い命が犠牲になったとは思いたくもないですから、すべてがフィクションであってほしいと願います。 [地上波(邦画)] 8点(2011-08-16 22:52:13) |
6. 追いつめられて…(1959)
モンプチと呼ばれてロミー・シュナイダーと「わたしの可愛い人」で共演した華々しい新人時代のドイツ青年ホルスト・ブッフホルツのサスペンス。J・リー・トンプソン監督で相手の子役に起用されたのがヘイリー・ミルズという、なんとも恵まれた主演作。この後「荒野の七人」で大ブレイク!最近では遺作となった?「ライフ・イズ・ビューティフル」での歳をとった謎解き軍医が面白かった。 [CS・衛星(字幕)] 7点(2011-08-12 23:20:13) |
7. くちづけ(1957)
増村保造さんの初監督らしく制作年代のわりにはテンポも良く古さも感じなくて楽しめました。三益愛子といえばお婆さんというイメージが強いんですが、ここではハツラツとした自信たっぷりの大人の女性を演じていて、それだけでも見る価値がありました。 [CS・衛星(邦画)] 7点(2011-07-07 00:47:51) |
8. 続・菩提樹
相変わらず前作同様のトントン拍子で''神は扉を閉めれば窓を開けて下さる''の如く良いほうに良いほうにと都合よく進み現実離れが激しいけれど音楽は楽しい。 [地上波(字幕)] 5点(2011-03-11 00:27:41) |
9. 菩提樹
次から次へとすべてが何事においても良い方向へと進んでいく・・・珍しい程、淡白な作りで物足りないような「サウンド・オブ・ミュージック」の原型でした。 [地上波(字幕)] 5点(2011-03-11 00:06:43) |
10. 若き皇后シシー
シリーズ三部作の二作目です。皇后となって成長するシシーの悩みや問題が現実感溢れて描かれ興味深いと同時に皇帝陛下と共に身分も隠し公務も忘れて大はしゃぎで過ごした山小屋でのひと時は見ているこちらにも伝わって来て明るく楽しい映画です。 [地上波(字幕)] 8点(2011-02-27 14:16:48)(良:1票) |
11. プリンセス・シシー
可愛くて優しい、ディズニーのおとぎ話のような心が温まる、いい映画でした。子供のまんまでお妃になったロミー・シュナイダーが愛くるしいほど美しい。プリンセス・シシーのシリーズ一作目。 [地上波(字幕)] 8点(2011-02-26 15:23:25)(良:1票) |
12. 悲しみは空の彼方に
この時代によく流行った大変ゆったりしてわかりやすくて見やすい人生ドラマですが、個人的にその中でも好きな部類に入ります。ブレイク寸前のハンサムボーイ、トロイ・ドナヒューが一瞬でしたが、らしくないクズ男役で出てます。 [地上波(字幕)] 7点(2011-02-18 15:22:39) |
13. 私は死にたくない
裏切られてははめられる絶望的な女の誠に気の毒な死刑囚の物語をスーザン・ヘイワードが見事に演じきった冤罪を扱った作品としては極めつけとも言えるロバート・ワイズ監督の極上映画。 [CS・衛星(字幕)] 9点(2011-01-29 23:24:06) |
14. ペリ
大自然の森でいつ死んでもおかしくない状況の中において生きていく事の厳しさを子リスの目線で見事に描いたディズニーの得意分野。今時の子供たちにこそ見てほしいです。 [地上波(吹替)] 8点(2010-11-03 00:33:09)(良:1票) |
15. 七人の侍
傑作です!長さも感じさせない充実した内容にハリウッドがほっとかないのも無理がない。木村功の演じる若い侍が尊敬してやまない、宮口精二の剣豪侍の役は特にカッコ良かったです。 [CS・衛星(邦画)] 8点(2010-10-05 00:16:13) |
16. 地上最大のショウ
これを見ている時は楽しくて元気な気分になります。スケールの大きさと迫力の凄さに公開された時の人達はアメリカ映画の素晴らしさに驚愕したと思います。 [CS・衛星(字幕)] 9点(2010-09-19 14:41:37) |
17. モガンボ
「ハタリ!」に「荒馬と女」をプラスしたような楽しい映画。男の中の男みたいなクラーク・ゲーブルにぴったりのはまり役。すれてはいるけど開けっぴろげで裏のないような性格のエヴァ・ガードナーの都会女。それとは全く対照的に上品さが匂立つような美しい若妻を演じたグレース・ケリーと何とも豪華な三大スター競演によるジョン・フォードの西部劇じゃないけど素晴らしい傑作。 [CS・衛星(字幕)] 9点(2010-08-23 13:47:58) |
18. 決断の3時10分
私の好きな監督の一人デルマー・ディヴィスらしく、これこそがストレートで典型的な本格西部劇。グレン・フォード、ヴァン・へフリンの両者どちらに悪役をやらすか、迷ったんじゃないでしょうか?脇役アレックスを演じたヘンリー・ジョーンズの存在も見過ごせない。 [CS・衛星(字幕)] 7点(2010-03-14 11:27:22) |
19. 次郎長三国志 第八部 海道一の暴れん坊
森繁が出ているということで何気なく見ていましたが、実に素晴らしいの一言です.これ程に熱い人情味に溢れた映画とは思いませんでした。身受山という名前からして面倒見の良さそうな親分を演じた志村喬との迫真のからみ具合は惚れ惚れするほど見ごたえあり! [CS・衛星(邦画)] 7点(2010-03-12 23:27:15) |
20. アンネの日記(1959)
''人間、本来は善''と信じて疑わず、もう少しで自由になれたのに残念で無念だけが残ります。二年に登る窮屈で暮しづらい貴重な体験を日記に残して大人に成りかけた思春期まっさかりで逝ってしまったアンネ・フランクと一緒に過ごされた仲間の人たちのご冥福を祈ります。 [CS・衛星(字幕)] 7点(2010-02-23 00:17:36) |