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1.  この世界の(さらにいくつもの)片隅に 《ネタバレ》 
 2016年版の感想でも書いたが、この作品は映像表現の革新を実現した作品であることを再確認出来た。公開日は奇しくもSW最新作と同じ日。片やCGによるファンタジーの極限を極めた映画、それに対して手描きアニメという表現手法としては究極の対岸にあるのが本作品。アニメという極端にシンプルな記号化により余計な情報を排除することで逆にリアリズムが純化され、かつてないほどのリアリティを再現できている。それを観客はまるでタイムマシーンのように感じている。  前作はその手法の有効性を確認するための実験的な作品であったように思う。前作の成功を受けて、舞台装置(タイムマシーン)はそのままに、物語としての完成度を高めたのが本作品であり、その試みはこれ以上ないほどに成功している。すずさんとリンさんのエピソード、テルちゃんのエピソード、枕崎台風のエピソードを追加することですずさんの人生に対するリアリティが圧倒的なものになっている。その意味で、この映画はすずさんの人生そのものを観客に突きつけており、それは前作よりとても重い。前作は反戦、反原爆映画として理解することは容易であったが、本作はすずさんの人生の青春期についての物語である。この映画を観たあなたにとって、この映画は正に「あなたの一部になる」のである
[映画館(邦画)] 10点(2019-12-28 21:13:21)(良:1票)
2.  アリータ:バトル・エンジェル
 IMAX 3Dで鑑賞。ここまで原作をリスペクトして実写化してくれるとは。まずは素直にありがとうと言いたい。銃夢の世界をリアルに実現していて、これを堪能するだけで十分価値がある。おそらくモーションキャプチャCGとしては過去最高のレベルであり、さらに、あえて主人公の目を非現実的なまで大きくすることでキャラクターの魅力を増すことに成功している。CGで比較的短期間に映像化できたことを考えると続編の可能性は高く、銃夢の世界観(なにせ20年以上続く原作がある)を踏まえると、今後10年くらい続くシリーズになってもおかしくない(しかも主人公はCGなので老化とか気にすることもない)。  一方で、この映画で描かれるサイボーグたちは、これからのCG映画における役者の位置づけを残酷なまでに描いていると捉えることもできる。ぶっ壊されて体を交換されてそれでも戦い続ける。CGが主流になっていく映画界における役者への鎮魂歌ではないか。  ストーリはあくまで序章なので評判が芳しくないのは理解できる。が、日本発の原作なのにこの人気の無さはなぜだろう。ブレードランナーもコケたし、もしかしたら日本ではディストピアSF映画の需要はないのかもしれない。
[3D(字幕)] 9点(2019-03-11 20:26:43)
3.  ブレードランナー 2049 《ネタバレ》 
ブレードランナーの続編で一番危惧していた、背景となる世界観の維持(というか深刻化)は満足できる内容でした。この映画の凄いところは観客一人一人で様々な解釈が可能であること。デッカード自身レプリかどうか分かっていないというのが良い。いろんな場面で観客が自由にストーリを創造できるように仕組んであり、それが物語の重厚さを醸し出している。例えばKがなぜデッカードを救ったのか、その理由の解釈をオリジナルのロイと対比して考えると面白い。一方で、レプリカントがホログラムで疑似愛を体験しているというのは我々に対しての痛烈な皮肉なので、不快感を感じたとしたら監督の狙いは成功している。などなど、いろいろ語れる映画は良い映画だと思うのと、この映画の最終的な評価にはオリジナルと同様に時間ががかるような気がするのでとりあえずこの点数。
[3D(字幕)] 8点(2017-10-29 00:04:13)
4.  この世界の片隅に(2016) 《ネタバレ》 
これは、もしかしたらアニメ表現手法のイノベーションを目にしているのかもしれない。私のログインネームから判るかもしれないが、私の故郷は青葉の座礁した場所。その故郷の過去の姿を、CGや写真では再現できないほどのリアリティを、極限までに記号化されたアニメーションで再現した。我々は、アニメとか実写とか関係なく、その時代を追体験することになる。SWやアバターのようなCGにに対しての単純化によるリアリティ。これは、日本が世界に誇るべき映画である。10点では足りない。
[映画館(邦画)] 10点(2016-12-19 22:24:36)(良:2票)
5.  ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー 《ネタバレ》 
SWオールドファンですが、これはちょっと違うと思いました。確かにX-wingが飛び回り、デススターがぶっ放す。にしても中身が何もない。死者に対するリスペクトが全く感じられないのでこの点数です。こんなサイドストーリーを量産していったらそのうちSWシリーズは輝きを失うと思います。一番あり得ないと思うのは、あのデータ保管センターとそのセキュリティシステム。ハードディスクですか今どき。で、無線通信って。IMAXのせいかもしれないけど、頭くらくらしました。あと、あんな低軌道で同じ位置を保つことは物理法則に反してます。アルマゲドン並みにおかしい。最後のダースベーダーも真空中なのにマントがはためいているし。ファンをバカにするのもいい加減にせいと思いました。
[映画館(字幕)] 3点(2016-12-19 22:07:17)(良:2票)
6.  オデッセイ(2015) 《ネタバレ》 
大航海時代、人類にとって最も重要な発見は新大陸でも黄金でもなくアンデス原産のジャガイモだった。人類を救ったジャガイモが火星の人を救うお話し。劇中、主人公が植民の定義を、現地での食料生産することと語る。人類よ、そろそろ月で農作物作ろうぜ。 中国の扱いは映画会社もNASAも苦慮したんだろうなあ。原作通りにすれば彼国を中傷することになるし、改編すればそれはそれで批判を受ける。その意味でまあ適当な落とし所になっていると思います(笑)
[試写会(字幕)] 9点(2016-01-13 22:22:04)(良:1票)
7.  ゼロ・グラビティ 《ネタバレ》 
IMAX 3Dで鑑賞。この映画を観たら、バージンの宇宙旅行やお金持ちのISSツアーの需要がなくなるんじゃないかと思うくらいの圧倒的なリアリティ。ISS軌道(400km)と静止衛星(36000km)の違いやらランデブー軌道が違っているとか細かい突っ込みどころはあるものの、そんなものはどうでもいいと思わせるストーリ展開。初めて、映画館で、首を動かしてあちこちを見渡すという経験をしました。大画面での鑑賞をお勧めします。なお、90分の上映時間は軌道の1周回の時間に近いですが、デブリの襲撃が2回あったので、ストーリ上の時間は180分+アルファということになりますね。PS: ISSのきぼうモジュールで火事がありましたが、日本製はそんなことはないですよ(笑)
[映画館(字幕)] 10点(2013-12-14 21:38:39)
8.  プロメテウス 《ネタバレ》 
ブレードランナーを最高の映画と思っているので期待していましたが、ブレードランナーのその後のディレクターズカットに至るまでの評価、つまり、デーカードが人間がレプリカントかという論争が評価を集めたという成功体験(?)がこの映画のシナリオに悪影響を及ぼしていると思います。冒頭の白い巨人のシーンは舞台が地球なのか他の惑星なのか、メレディスがアンドロイドなのかなどなど、曖昧にしすぎ。一番曖昧のなのは、コールドスリープから目覚めた巨人と意思疎通も出来ていないにも関わらず、巨人が人類を滅ぼすために地球へ向かうと断言するエリザベスさん。私は、古代語をしゃべりかけたディビッドがアンドロイドだと気が付いた途端に、巨人さんが怒り心頭になったように見えました。つまり、詰まらんものを創世した人類に対しての怒りなんじゃないかと良心的に解釈しましたが・・・。しかし、到着して予備調査もなしにいきなり本番の探検隊って・・・。他にも、ピラミッドが4つくらいありましたが、そっちにも宇宙船やらブラックオイル(Xファイルかい!)がいっぱい詰まっているんでしょうか。  映像は最高でした(IMAX)。シナリオを脳内補完するのが楽しい映画なのかも。
[映画館(字幕)] 6点(2012-08-27 22:44:44)
9.  127時間 《ネタバレ》 
有名な実話をもとにしたこの映画、結論を知っているので映画館では見る気にならず、ブルーレイで鑑賞しました。あの瞬間のキーンという音が本当に痛かった。しかし、この映画をてしまうと、同じような状況になった人は悲惨ですね、最初からこの脱出方法を考えてしまうことになる。救助される前に早まってしまう人が出ないければ良いですが。この主人公が冷静さを失わなかった理由は一体何なのか、そこが今一つ共感できなかったので減点。ハンディカムのおかげ?舞台となったキャニオンランズ国立公園は大好きな公園なのでまた行きたくなりました。最後のシーンの先住民族の壁画を見てみたいです。
[ブルーレイ(字幕)] 8点(2012-01-29 15:16:00)
10.  コンタクト 《ネタバレ》 
数年ぶりにブルーレイで鑑賞しました。この映画は私の中では5本の指に入りますが、今まではSF映画としての面白さだけを見ていたことに気が付きました。これはエリーの贖罪の物語でもあるんですね。今回初めて気が付いたのですが、異星人が砂浜の砂をすくった後に掌で輝く砂粒の配列、エンディングの前にエリーが地球で砂をすくった後に掌にのこる砂粒の輝きが、エリーの父親が倒れた時に周りに散らばる錠剤の配列と同じなんですね。つまり、エリーにとっては地球外生命の探索=お父さんを探す旅でもあり、ようやくその重荷からか解放された、という非常に内面的なお話ともとらえることがもできる。本当によく練られた演出だと思います。しかし、落下シーケンスの開始のシーンは何度みても感動します。あのドキドキ・ワクワキ感は凄いです。
[ブルーレイ(字幕)] 10点(2012-01-29 14:34:26)(良:3票)
11.  世界侵略:ロサンゼルス決戦 《ネタバレ》 
台風が来るので自主的に計画避難(要は会社をさぼり)、10人もいない映画館で鑑賞。そうか、水か。水があるのは地球だけ、それを狙ってエイリアンが狙ってって設定、水を石油に置き換えればアメリカ自身のことだろうに・・。なんていうトラウマ設定。逆に、中国資本に水資源を狙われている日本に置き換えてみると、日本にとってはファシズム映画だね、こりゃ。ニッポンに海兵隊を作れって。プロパガンダ的にいろいろ解釈できる映画だけど、戦闘シーンは迫力あって一見の価値あり。白昼のエイリアンとのバトルってはじめてでは?それにしても、ナンツさん、死んだ部下の識別番号覚えてたのって、信頼を得るための方策ですか?普通無理だって(笑)映画館をでると暴風雨。現実のほうが圧倒的に迫力ありました。
[映画館(字幕)] 7点(2011-09-21 20:00:51)
12.  アバター(2009)
3D映像革命!という謳い文句に従って吹き替え版で鑑賞しました。がそれほどの効果は余り感じなかった。やはりIMAXで見ないと駄目なのかな?冒頭の宇宙船とパンドラのシーンはこれまでのSFの宇宙シーンとしてはこれまでで最高峰と言える。この技術で土星や木星のCG画像を作ってくれないかなあ。正に宇宙旅行を疑似体験できそう。木星をイオから、土星をエンケラドスから見たらどう見えるかなんて簡単に出来そう。映画に話を戻すとストーリの方は、まあ普通に面白い。あれは世界樹=イグドラシルですね。日本だと扶桑。扶桑が倒れた跡のパンドラ=ナビィ族はどうなっていくのでしょうか?人類のように没落しないことを祈ります。シーシェパードの連中もこの映画を見てなんか間違っていないか猛省して欲しい(あなたは何も見ていない)。個人的にはマイルズ大佐の頑張りに拍手。あれって南北戦争だったらヒーローだよね。そのあたりの演出の旨さも感じました。  【追記】IMAX 3Dで見てきました。はっきりいって他の上映手段とは雲泥の差です。これから見る人はIMAX 3Dでの鑑賞をお勧めします。同じ映画とは思えないほどの感動を味わえます。ストーリを四の五の言う前に圧倒的な画像に打ちのめされました。この衝撃は20年以上前梅田OSの超巨大スクリーンで見たスターウォーズ以来です。 
[映画館(吹替)] 10点(2010-01-10 22:09:24)
13.  ウォッチメン 《ネタバレ》 
原作は全く知らない状況で鑑賞してきました。こういう妄想は小さいころよくしたなあ。どうすれば世界平和を実現できるか。まさかこういう案があったとは。しかもアメリカが実際にやりそうだから怖い。だた、この映画、正直なところ1回見ただけではどう判断すべきか難しい映画と感じました。この感じはキューブリックの映画に通じるものがあります。アメリカ自己反省の映画と見るか、現実の世界は虚構の正義の上に成り立っている(=アメリカの正当化)と見るかでも意見が分かれるでしょうし、神は存在するかどうかについてこの映画が示したかったことについても意見が分かれるところでしょう。 とにかく何回か見てみたいです。違和感は、Dr.マンハッタン以外のヒーローが、普通の人間にしては異様に戦闘能力が高いところとロールシャッハのマスクが蠢くところ。ずーっと気になっていました。それとあの青い裸の股間(笑) しかし、間違いなく怪作です。もしかしたらカルトムービーになるかも。
[映画館(字幕)] 8点(2009-03-29 22:02:35)
14.  イーグル・アイ 《ネタバレ》 
映画館では見られなかったのでDVDで見ました。 この映画は、コンピュータシステムが主人公なのでそこにどれだけ感情移入できるかで面白さが変わってくると思います。 コンピュータは正しい判断をしているので人間(=副大統領を除くアメリカ政府)が間違った判断をしたので排除したいという、普通の映画ならば正義であるところを人間対人口知能の図式で一ひねりしている・・。途中から、私はアリアを応援していましたね。やっちまえと・・。しかし、アリアの判断ミスは双子のショーを使うのはともかく、子供をつかっちゃぁいけません。合衆国憲法には児童擁護も歌われているでしょうに。でも面白かったので7点です。
[DVD(邦画)] 7点(2009-02-14 22:01:10)
15.  ウォーリー 《ネタバレ》 
普通に面白い、のだけど、なんだか後味がすっきりしないというか。 結局はロボットにいくら感情移入したって、結局人間はどうなの、地球はどうなのってところが釈然としないのですよね。現代アメリカ人の肥満の風刺なのかな、言いたいことは。 掃除ロボットは欲しいと素直に思いました。
[DVD(字幕)] 6点(2009-01-23 23:14:01)
16.  ブレードランナー 《ネタバレ》 
やはり、この初回劇場版が一番いい。フィルムノワールを歌うのであればなおさら。 ただ、ひとつだけ欠点を挙げるとすれば、ゾラをリタイヤするシーンで、日本語「おい、あれ見ろよ、なんか変なもの持ってるぜ」という日本語が何回も繰り返されること・・。ディレクターズカットなんぞで評価を下げる前に、ここの音を取り直して欲しい!そうすれば完璧だったのに!!でも、私の人生に影響を与えたという意味でベスト1です。10点!
[DVD(邦画)] 10点(2008-12-19 00:18:17)
17.  地球が静止する日 《ネタバレ》 
字幕はなくてもストーリはわかり易く、特撮のバランス、テンポとも良かったので楽しめました。ナノマシンと巨大ロボットの組合せや生体宇宙服も面白い。巨大ロボットを攫っていくあたりは笑ってしまった。 不満な点は、地球人がいったい何をしたのかがはっきりさせていないので、「変える」といっても何を変えればいいのかはっきりしないこと。クラトーの心変わりのきっかけも安易過ぎる(ウィルスミスのお子様に感情移入できないためかもしれないが)。 地球を救うために人間を排除する=現代文明の否定だけ、というのは余りに安直過ぎないか?ま、地球温暖化問題というのもそれ以上に胡散臭いと思うが・・キアヌの演技もマトリックスから抜け切れていないかな。ブレードランナーの目玉の親父、健在で何より。SFファンは楽しめるのでは?6点。
[映画館(字幕なし「原語」)] 6点(2008-12-16 10:41:59)
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