1. シャーロック・ホームズの冒険
学校の図書館で原作に読みふけっていた頃に観賞。ジェレミー・ブレットのドラマを観る以前のこと。こだわってビリー・ワイルダーの作品を観るずっと前のこと。原作に時たま見られるような陰鬱な雰囲気は全くなく、小気味良い面白さ。クリストファー・リーが今も印象に残る。 [地上波(字幕)] 8点(2012-02-16 09:49:27) |
2. 愛と喝采の日々
アン・バンクロフト、シャーリー・マクレーンの競演を楽しめた。 [地上波(字幕)] 7点(2011-10-09 21:22:04) |
3. 悪魔の追跡
このテイストが好き。適当に見ても楽しめる。「ダーティメリー/クレイジーラリー」が気に入ったならなんとかなるのでは。 [地上波(字幕)] 8点(2011-10-08 21:33:04) |
4. エイリアン
H・R・ギーガーの作品集を熱心に見たのはこの映画がきっかけ。性器の造形をモチーフにしているだけあって、彼の手がけたクリーチャーはなまめかしい。あのぬるぬる感が僕はたまらなく好きだ。 [地上波(字幕)] 9点(2011-06-12 10:38:51) |
5. 桜の代紋
桜の代紋っちゅうのは警察のシンボールマーク「旭日章」のことなんです。で、主人公(若山富三郎)はこのケーサツを「会社」と呼ぶ中年刑事で、長いこと街の裏の均衡を保ってきた。地元のやくざなんかと交友があるんです。そこへ大滝秀治率いる西神会(「にしじんかい」だったかな?)というでっかいヤクザが縄張りを奪おうと準備を進めているときに事件が起きる、ここでお話が始まるわけです。 ★感想★ 実録路線のやくざ映画のようなカラッとした雰囲気はなく、むしろそこに暮らし、自ら街の平穏を保ってきた刑事の土着感がこってり。それゆえに死に物狂いで自分の守ってきたものを取り返そうとする富三郎の背中には「狂気」と「悲哀」が色濃い。★出演陣の組み合わせも面白い。敵対するヤクザの頭が大滝秀治、その子分の一人に石橋蓮司(富三郎に徹底的に痛めつけられるシーンが面白い)、富三郎の同僚に小林昭二、部下に関口宏など配役も見どころ。★ [CS・衛星(邦画)] 8点(2011-04-24 14:36:06) |
6. 子連れ狼 死に風に向う乳母車
スローモーション×加藤剛×殺陣=これやべぇ、ペキンパー越えたんじゃないのこれ。 [地上波(邦画)] 9点(2011-04-16 12:38:40) |
7. マラソン マン
ダスティン・ホフマン、ローレンス・オリヴィエ、ロイ・シャイダーが出ている(4点)+わけがわからないのが好き(2点)+ハラハラが好き(2点)=8点 [CS・衛星(字幕)] 8点(2011-02-10 13:32:29) |
8. 悪魔の赤ちゃん
《ネタバレ》 なんだったんだろう・・・。 Gyaoで見てある意味正解でした。 [インターネット(字幕)] 3点(2009-04-29 19:29:43) |
9. アリスの恋
《ネタバレ》 ハーヴェイ・カイテルの豹変ぶりが強烈でした。それぞれの登場人物は個性的でしたが、オチがどうなるとかいう期待がなかったので、ちょっと長く感じました・・・。 [CS・衛星(字幕)] 7点(2009-02-27 18:36:50) |
10. デュエリスト/決闘者
スタイリッシュというか、すっきりしたリドリー・スコット独特のストーリー・構成だったので、普通ならその分細部の荒が目立ったりしますが、その点この作品は小道具や時代的な背景にもにこだわっているようで、撮影や演技なども相まって、浮き彫りになるように、非常に味わい深いをもつ作品だったように感じます。 [CS・衛星(字幕)] 9点(2008-12-30 14:29:13) |
11. ゾンビ/ダリオ・アルジェント監修版
楽しそうに作っている感じが伝わってきました。またみたいです。 [インターネット(字幕)] 9点(2008-12-19 21:52:58) |
12. ディア・ハンター
映画の数だけ伝えたいこと、感じてほしいことがあるに決まっている。しかし、命の尊さ、生き続けることの大切さ、そういったことをここまで堂々とじっくり伝えている作品は少ないと思う。 [CS・衛星(字幕)] 10点(2008-12-18 23:33:01) |
13. オール・ザット・ジャズ
フェリーニのような幻想的な描写が時折ミュージカルの形で入り込んでくるのが好き。命がけで好きなことやってる主人公はある意味ヒーロー。そんなギデオンを演じるロイ・シャイダーが、歌はうまくないが、これまた格好良い。 [CS・衛星(字幕)] 10点(2008-12-18 23:12:54) |
14. サブウェイ・パニック
覆面捜査官や主犯役のロバート・ショウ、日本から視察にきた国鉄の社員など、印象的なサブキャラの存在も大きい。しかし、やはりウォルター・マッソーという芸達者を主役に迎えることで、まさに都会的な、ちょっと皮肉の利いた粋な作品に仕上がっていることは確かだ。 [CS・衛星(字幕)] 8点(2008-12-18 22:39:47) |
15. ルートヴィヒ(1972)
2度見ました。たぶん再見する機会があったら鑑賞すると思います。 こういうハリウッドとは違った意味での絢爛豪華な映画はあまり知らなかったので新鮮でした。 「神々の黄昏」という副題も好きです。 [CS・衛星(字幕)] 10点(2008-12-17 15:21:19) |
16. 太陽を盗んだ男
もうなんかはちゃめちゃでおもしろかったです。でも原爆の恐怖というより、なんでもない人が方法さえ知っていれば原爆を作れてしまう。とか、無気力な現代人の恐怖、とでも言うのでしょうか、そういう形のない危機感があるように感じました。 [CS・衛星(邦画)] 9点(2008-12-17 15:08:14) |
17. 突破口!
他の方が既に書いているようにドライであっさりとしています。ですが、私はウォルター・マッソー演じるチャーリーの飄々とした身のこなしによって、周りの登場人物がなんだか滑稽にも見えて、笑えました。 あるスタイルの原典というのは、のちの人がそこに付け足して新たな「アレンジ」に変えていくもの。それが90年生まれの私から見て、本作が必要以上にシンプルに感じる原因かもしれないです。 それにしてもウォルター・マッソーの演技は巧い。 [CS・衛星(字幕)] 8点(2008-12-17 12:34:52) |
18. ベニスに死す
タッジオは性別を超えた美しさを纏っている様に感じました。これを耽美というのでしょうか?私にはよくわからなかったのですが、この雰囲気は嫌いでないです。頽廃的な感じがして。映像に身を委ねてしまいました。 [CS・衛星(字幕)] 9点(2008-12-16 22:56:46) |
19. ジャッカルの日
ジャッカルそのものを描き出すというより、浮き彫りにする感じでした。 また、ラストも余韻があっていい。 [CS・衛星(字幕)] 10点(2008-12-16 11:59:26) |
20. デルス・ウザーラ
《ネタバレ》 大自然とデルスの生きる姿は、見ていて純粋に「きれいだなぁ」と感じました。皮肉というか、作者の社会へのあきらめのようなラストは若干の疑問が残ります。 しかし、地球の環境問題や、ただ利便性を追求した生活の在り方が問われている今だからこそ、この作品を通して(デルスと大自然の姿を見て)、現代社会にいきる私たちの生活が、地球上で生きるときに「自然」なのか?いまいちど考え直す必要があると感じました。 映画は夢の世界を私たちに見せてくれますが、この作品で描かれた大自然は、唯一無二の現実そのもの、この作品は人間が存在する限り意味を持ち続けるのだ。と感じました。 [CS・衛星(字幕)] 9点(2008-12-16 11:25:53) |