1. ゴジラ×コング 新たなる帝国
お金はかけているけど、なんも残らない映画。 白黒だけどゴジラとコングの方が今見ても断然面白い。 ストーリーはハチャメチャ。 製作陣、俳優陣の熱量を含めての差でしょうか。 もちろんゴジラ-1.0と比べるまでもありません。 最低レベルのゴジラ、コング映画でした。 [インターネット(吹替)] 2点(2024-11-16 22:58:23)《新規》 |
2. 翔んで埼玉 〜琵琶湖より愛をこめて〜
脚本が良くできている。かなりリサーチしたのでは。 とにかく頭を空っぽにして観る、ご当地映画。 近畿2府4県で、なぜか奈良だけが影が薄かった。 これから、東海、四国・中国とか九州、東北・北海道の続編も考えうるけど 近畿程のインパクトは出せないかな。 [映画館(邦画)] 7点(2023-11-25 08:06:57) |
3. 首(2023)
首が飛ぶ飛ぶ。無常感はあるな。 倫理観とかコンプライアンスが厳しくなった今の世の中だけど、 北野監督の同じようなアウトレイジみたいな作品好むのかね。 全員悪役で、反面教師のような映画、 殺すシーンだけは心に残る癖のあるいつもの北野作品。 ただ、私はもう一度見たいとは思わない。 [映画館(邦画)] 5点(2023-11-25 07:58:44) |
4. ゴジラ-1.0
《ネタバレ》 期待通りの出来でした。製作費の関係でよく見えない夜間が多い 怪獣映画が多い中で、夜間が少なく好感を持てました。 SFXは洋画に比べ低予算の中、本当によく頑張ってます。 今回は、スポーツジムで鍛えたかのようなマッチョな怖いゴジラでした。 ウルトラQのぺギラのようなストーリーかなと思っていましたが、 まあ、その線でしたね。少しひねりを加えて伏線回収でした。 反戦映画で、ちょうどある意味タイムリーでした。 イスラエル、パレスチナ、ロシア、ウクライナの人にぜひ見てもらいたいです。 生きていたら何とかなるというメッセージ性も込められてます。 ともかく、日本が誇れる怪獣エンターテイメントですね。 [映画館(邦画)] 9点(2023-11-03 18:48:33)(良:1票) |
5. THE FIRST SLAM DUNK
漫画既読。やはり日本のアニメは素晴らしい。 きめ細かい心情とか、繊細で綺麗な映像は ディズニーアニメでは出来ないですね。 お寺とか、公園、団地、畳のある家、部活で鍛えられるところ、 学園生活。 アジアで人気あるのは分かる。 [映画館(邦画)] 8点(2023-07-28 03:29:34) |
6. 君たちはどう生きるか(2023)
映像は綺麗なんだけど、ただそれだけの映画。 感情移入できず、ストーリーが凡庸で ただただ退屈な映画でした。 ナウシカやトトロ、ラピュタなどを期待せずに観るしかない。 絶賛している人もいるが、裸の王様状態かな。 とにかく今まで見た映画の中でもストーリーはワーストクラスです。 宮崎駿監督は「火垂るの墓」の爪の垢でも飲んでください。 [映画館(邦画)] 1点(2023-07-16 03:38:43) |
7. 大怪獣のあとしまつ
《ネタバレ》 久しぶりに酷い映画を観た。「幻の湖」「北京原人」「デビルマン」並み 東映と松竹、何年かに1回こういうトンデモ映画つくるよね。 発想はいいと思ったが、シナリオがダメダメ。公募した方が もっといいシナリオが出来そう。邦画にしては予算結構使っているのに かなりもったいない。シナリオ段階で手直しとかチェックとか何故入らなかったとのか 不思議なレベル。 ストーリーはシン・ゴジラとアルマゲドンとウルトラマン、FUKUSHIMA50かな。 お馴染みの日本政府の決めきれないところとか各省庁のたらい回し、利権とか もうドラマとして見あきた感じ。 こんなひどい映画をつくっても懲りない 東映と松竹に猛省を促したい。若い有望な監督にもっと予算を手当てして欲しい。 タイトルに免じて1点。本当は0点でもいい、とにかく久々に酷い邦画 [映画館(邦画)] 1点(2022-02-04 13:39:36) |
8. 燃えよ剣(2020)
《ネタバレ》 「関ケ原」と同じテイスト。 邦画としては予算もかけ海外マーケットも にらんで英語表記や外国人との会話もあるが、 殺伐として感動が薄いように思う。 とにかく「関ケ原」と同じ、早口で 分かりにくい。岡田准一を始め役者がタテやセリフ、 表情で頑張っているのにそれを活かしきっていない。 いい作品にできそうだったのにまとまりに欠け 非情に残念な作品です。監督が次回も同じような時代劇を創りそうで、 独りよがりの作品は見直すべきでは。 [映画館(邦画)] 6点(2021-10-16 21:57:05) |
9. ゴジラvsコング
《ネタバレ》 ゴジラ・キングオブモンスターにも言えるのですが、人命を軽視し過ぎで感情移入できない。初代ゴジラの鉄塔で最期まで頑張るテレビクルー、逃げるの諦めてお父ちゃんの所へ一緒に行こうねとビルの下で抱き合う母娘。ゴジラ対モスラで、櫓に上がって懸命に警鐘を鳴らす消防団員、国民を守る自衛隊の奮闘などなグッとくる名シーンがたくさんあります。 コロナ禍で世界中で人命の尊さが謳われています。怪獣の命も共存共栄も大切ですがモンスター映画の肝が抜けている感じです。着ぬぐみと模型なので昨今の映像と比べてかなり映像がショボいのですが心に響くものがかなり違うのです。 いかれたエイペックス社のCEOの娘マイア・シモンズ、イギ〇ス王室のメイ〇ン妃にかなり似ているのですがワザとなんでしょうか。ワガママな性格で最期結構悲惨な死に方をします。日本が一番最後ぐらいの上映なのでクレイムはなかったのでしょうね。あと、小栗旬、白目しか記憶に残らない。来年のNHK大河ドラマ「鎌倉殿の十三人」の主役なのにあんまりな役どころ。〇カ・ゴジラの造形もイマイチかな。次作があるとすれば人間ドラマをもっと入れて欲しい、平和を願うボストンかフィラデルフィア少年合唱団の唄を入れるとか、多くの人を救うために自己犠牲になるレスキュー隊員とかリアリティの追及や人間味、アナログチックなところも必要かなと思います。 色々書きましたが、ゴジラVSコングは頭を空っぽにしてジェットコースタームービーを観る感じだったら全然問題はないです。 [映画館(吹替)] 6点(2021-07-02 17:29:48)(良:1票) |
10. 藁の楯
《ネタバレ》 三池監督にしては、途中で放り出さずにきっちりラストまで持って行ってます。 それなりに余韻もあるし、心に響くものもあります。 ゴルゴ13のチェックメイト、スティールメイトに似たストーリーです。 命とはなんなんでしょうかと考えてしまいました。結構理不尽に死んでいきます。 三池監督作品だから許せる。原作も未読ですがバトルロワイヤルぽいんでしょう。 突っ込みどころは満載で頭を空っぽにして観るのをお勧めします。 特に気になったのは普通懸賞金10億円で殺人しますかね。 100億円とか1000億円だったらリアリティあるけど。 遺産13億円の紀州のドンファンですら妻の来てもあまりなかったのですから。 それと日本の警察の官僚体質、ああいう組織というのは分かっているけど、 最近の若者・中年では敬遠するのではないでしょうか。まあ入ってもすぐに辞めるでしょうけどね。 現実には仕事、出世というのは人生の順番がかなり低くなっているのではないでしょうか。 大沢、松嶋のような刑事いないとは限りませんが。 リアリティはいつもの三池監督作品での課題でしょう。手あたり次第作りさがすのではなく 1作、1作大切に作って欲しいと思います。 [インターネット(邦画)] 8点(2021-05-16 19:56:24) |
11. モテキ
皆さんおっしゃるように、麻生久美子しか残らない映画でした。 真木ようこもいい味出しているんだから、もっと絡ませたら よかったかも。 サブカル、今の日本の若者像がよく出て頭を空っぽにして 観る映画。前半のモブシーンもよかったです。 [インターネット(字幕)] 9点(2021-03-17 09:39:26) |
12. そして父になる
《ネタバレ》 是枝監督はラスト、見る者にその後を任せるので イメージが膨らみます。 人としてどうなのか、とてもいい良作でした。 福山雅治演じる絵に描いたような幸せなエリート家庭を 妬み、離婚したばかりの女性看護師が出産した子供を取り 換えたのですが、ドロドロしてなくて見やすかったです。 基本、みんないい人で安心して見えました。 心の薬にもなります。成長、葛藤、苦悩、触れ合い、やりがい、 こだわり、人間ってなんだろう。 [インターネット(邦画)] 10点(2021-03-17 09:32:39) |
13. シン・エヴァンゲリオン劇場版:||
《ネタバレ》 前半はエヴァの原点に返り日常の生活、戦後昭和の古き良き時代が描写され 良かったと思います。おせっかいかつ注意や温かい助言をしてくれる大人もいるし。 今では恐ろしくて若い子に注意も出来ない世の中になろうとしてます。 後半は得意の360℃バトルシーン等がありそれなりに楽しめたのですが、情報量が多すぎて 大多数の人が置いてきぼりでしょう。序、破は好きなんだけどQは???でとりあえず 今回が最期になるであろうという事で観に行ったという方も多いのでは。 とりあえず終わってますが、見終わった後、みなさん笑顔もなかったし、楽しめた という感じでもなかったのではないかと思います。単体でこの映画を観ても何のことか 分からないでしょうし。AAAヴンダーが出て来た辺りからリアリティがなくなり内面世界に 入って行ってついていけなかった。AAAヴンダーのフォルムはとにかくひどい。 あとエヴァ沢山出すぎて何がなんやら。結局、ウルトラセブンとメトロン星人のちゃぶ台を挟んでの 対話の如く碇親子が対話をすれば、世界がこんな惨事にならなかったのでは。 碇ゲンドウの行動心理、人類補完計画がよく分からないので心に響かないな。まあ、庵野監督が 広げた風呂敷をとりあえず畳んだのでこの点数です。 [映画館(邦画)] 6点(2021-03-09 09:34:44) |
14. 罪の声
《ネタバレ》 久々にいい邦画を観ました。主役の2人を含め役者もかなり頑張ってます。 レディージョーカーで既に作品化された題材を犯行予告テープの子供の声からの視点で 作成された本作は新鮮でした。 なぜ逮捕されなかったのか、三億円事件にも言えるんですが警察関係が犯人側 としている場合難しいのではと思いました。それと、世田谷一家、八王子スーパー 事件にも言えるんですが犯人が国外にいる場合も未解決になるのですね。 35年前の事件が若手記者の手によっていとも簡単に解決出来るのはお約束事なんですが、 犯罪に声を使われた子供が成長して同時期に謎を突き止めるという設定は 少し都合良すぎとも思いました。 そもそも当時キツネ目の男を確保すれば簡単に解決した事件です。 プロファイリングやDNA鑑定、防犯ビデオがあちこちに張り巡らされた現在では 到底起こりえない事件です。 私も当時、自分が警察なら簡単に捕まえれると思いました。大阪の住民の皆さんも 間抜けな大阪府警を面白がっているように思いました。これだけのことをやる グループって警察OBと暴力団、左翼活動家が絡んでいるの分かり切っているのに と思いましたが本作で見事に映像化していただきました。 もう犯人もほとんどが亡くなっているとは思いますが、子供は生きているような気がします。 今どうしているのでしょうか?と考えさせられました。 [映画館(邦画)] 9点(2020-11-09 15:07:52) |
15. 黄泉がえり
《ネタバレ》 邦画で最も好きな映画のひとつ。欠点もかなりあるが、 当時、予想以上にヒットしたのは、純愛だからかな。 竹内結子さんが亡くなられたので再度鑑賞。 タイトル通り黄泉がえる物語なのですが、いろんな 黄泉がえる人がいて泣かされます。 草彅くんも頑張ってますが、これは竹内結子の映画です。 この作品のあと「いま、会いに行きます」が上映されて 竹内結子が確固たる女優になったと思います。 ただ本当に黄泉がえってもだれも驚かないので黄泉がえって欲しいと思いました。 映画と残酷な現実を想った次第です。とにかく残念。 ただ、この作品を観た全ての方の心の中には永遠に生き続けていると思います。 [インターネット(邦画)] 10点(2020-09-29 21:49:30)(良:1票) |
16. 大空港2013<TVM>
竹内結子さんが亡くなられたので再度鑑賞。 ワンカットで見方によっては竹内結子のプロモーションビデオ。 あの笑顔とおちゃめな仕草が愛おしい。 名作「黄泉がえり」「いま、あいに行きます」とはまた違った雰囲気で 素の竹内結子が出ていた感じで、これから大女優の道へと思ってました。 どうして亡くなったのかと残念でならない。 心からお悔やみ申し上げます。 [インターネット(邦画)] 8点(2020-09-29 21:37:59)(良:1票) |
17. 劇場版 ヴァイオレット・エヴァーガーデン
《ネタバレ》 テレビ版13話を全部観てからの鑑賞をお勧めします。感動が違います。 良作には間違いないです。ヴァイオレットと景色がとにかく美しい。 さすが京アニ。あの事件のことも思い出される内容で、涙なしでは観えません。 人を愛することは何かを問いかけてくれます。遅かれ早かれ人間はいつかは死にます、 永遠に受け継がれるものは永遠なんですね。 ただ、皆さんおっしゃるとおり、2時間に収めることが出来た内容。 ストーリー展開とかゆったりなんで、最近の早い展開でビックリという映画やテレビに 慣れ親しんだ人には不評かもしれません。美しい絵画を鑑賞する感覚で。 高齢者の方も多いのでトイレに行ったりする人が結構いてました。 [映画館(邦画)] 7点(2020-09-27 15:10:28) |
18. ゴジラ キング・オブ・モンスターズ
あのバカ家族のせいで感情移入できないので大幅な原点です。 邦画の元ネタ通りモスラ、小美人を中心にやれば、ストーリー もしまっていたように思います。画面は暗いし、ストーリーは破綻しているし シン・ゴジラの方が数段よかったです。大勢の人がサクサク死んでいくので もっと人命を大切にして恐怖感を煽らないと。 ゴジラの造形も首は短いし、マッチョだしイマイチです。 次作のVSコングでは。日本を舞台にフェンウェイパークではなく甲子園球場でバトルして、 最終決戦は熱海温泉でプロレス対決。コングは東京スカイツリーを登って欲しいですが。 現実的には、やはりニューヨーク辺りが舞台なんでしょうな。摩天楼をコングは登ったり、 ゴジラはビルを破壊して緑化するんでしょう。昼間のバトルに期待します。 [映画館(吹替)] 6点(2019-06-01 22:20:45) |
19. この世界の片隅に(2016)
家族みんなで観れる良作です。戦争映画にありがちなバッドエンドでないのがいいです。 死んだ私の曾祖母などの話では、現実的には『火垂るの墓』とか『キャタピーラー』、『はだしのゲン』が近いのでしょうが。 すずさんは右手を失ったとはいえ、家族が比較的みんないい人でほのぼのして、こんなんで戦時中をよく生きていたなと思います。 まあ、戦争映画にありがちなドロドロ感、グロテスクさ、救いようのなさがあまりないのはこの作品の特徴です。 前向きで元気にになれる最近では珍しい作品です。 [映画館(邦画)] 9点(2017-01-22 15:48:11) |
20. 君の名は。(2016)
《ネタバレ》 日本の風景等は秒速5センチメートルから注目していましたが、今作品もとても綺麗でした。ピクサー・ディズニーにはまねできない、日本のアニメの 底力です。ただ、ストーリーは元気な女姉妹二人のとなりのトトロ、緻密な電車、携帯機器、多感な思春期の描写のエヴァ、澄んだ池や石、木、苔の描写 のもののけ姫、すれ違いの中山美穂のラブ・レター、それと男女入れ帰りの大林信彦の転校生、あとディープインパクトなどを連想し。オリジナリティに 欠けて、どっかで見たなって感じでした。皆さんがいうように傑作というほどでもなかった。ストーリー上の矛盾やツッコミどころ満載で総合的に判断して この点数です。 いいところは、シンゴジラもそうですが、日本は減災が基本。ハリウッド映画のように隕石落下の時は核兵器は使わない。予知能力?で避けるところ。 妖星ゴラスしかり、南極大陸に巨大なジェット噴射装置?を作って地球の軌道を変えたように綺麗な糸をモチーフにした日本オリジナル(唯一オリジナル) なところはグッドです。 [映画館(邦画)] 6点(2016-11-05 23:07:08) |