1. ゴジラ-1.0
《ネタバレ》 東宝がある限り、ゴジラは何度でも復活する。 人間の手垢にまみれたゴジラだが、BGMにあのテーマソングが流れた時は、威風堂々。 世界観、ゴジラの描写はまあ良しとしても、人間の描き方が、どうにも引っかかる。 結局この辺のすり合わせがうまくいかないと、いつまで経ってもよい作品にはならない気がする。 [インターネット(邦画)] 4点(2024-05-06 04:42:33) |
2. 映画 イチケイのカラス
《ネタバレ》 わかりづらい設定、腑に落ちない動機、あり得ない展開に悩みます。 人が殺されたり、家を燃やされたりしても他人事のような感覚。 国家権力の隠蔽にはわけなく到達し、大臣に自供まがいをさせるなど、もう尾手あげですわ。 そもそも坂間千鶴、入間みちおの、動と静でのピントのズレ具合に自分の中でも違和感がすごかったです。 結局、最後まで見られはしたものの、なにひとつ納得できるものも教訓になるものも、感動もない作品でした。 [地上波(邦画)] 4点(2024-04-15 03:33:45) |
3. 首(2023)
《ネタバレ》 10年ぶりの映画館、観たいものは観れたけど、たしかにストーリーについては宣伝では言及してなかったよね。 最後まで、いろんなシーンを楽しみながら観られたけど、ストーリーの骨格が掴めなかったなぁ。 史実は史実として、解釈を加えてるなら、それなりに筋を描いてくれないと、ちょっとツライ。 ま、久々、映画館にお金を落として、少しは気分が良かったのもたしか。 とはいえ、劇場に置いてあるチラシや、上映前の予告編を観てても、次劇場に来るのはいつになることやら、でした。 [映画館(邦画)] 6点(2023-11-26 13:23:06) |
4. インナースペース
《ネタバレ》 細かいことは気にせずワクワク見るべし。 てか昔は細かいことなんか気にせずワクワク見てたし。 題材だって手を付けられてないものがゴロゴロあったし、コンプライアンスやLGBTQ的なものもユルユルだし。 なんかこー、あっけらかんとハッピーに。 ジャックが殻を破ったように、弾けたい衝動がチラリ。 人体に入るようでいて、人間の内面に入っていく冒険でした。 こーゆー狙いだったのかな? [CS・衛星(吹替)] 6点(2023-10-04 04:27:32) |
5. エスター ファースト・キル
《ネタバレ》 この娘、どこか変だ。 キャッチーな前作から、彼女のゲスっぷりに再会したくて観ました(笑) 少女に見せかけてオバサン(ってゆーにはまだ若いので失礼ですが)のネタバレしてるので、結構しんどいのかなと思ってたら、帰省(寄生)先の内情が明らかになってから、面白かった。 そう、怖くするのはムリ。思いっきり戦える鬼畜に出会えてエスターの溌剌とした無邪気さに、生温かい眼差しで見てましたよ。 せっかく仲良くやっていけそうな家族に出会えたのに、殺しちゃうんだから、バカですよねー。 フツーに自立すればいいのに、なぜか飼われてるのが好きなコドモオバサン。 結構な怪物になりましたね。 [インターネット(吹替)] 6点(2023-07-11 12:38:35) |
6. 牛首村
《ネタバレ》 現実社会が怖いと、わざわざ映画に怖さなんか求めない。 創るほうも下手くそになってんじゃない? 主演に女優を据えて、登竜門みたいなことやってちゃ、いつまでたっても。 [CS・衛星(邦画)] 4点(2023-02-14 22:29:07) |
7. MOTHER マザー(2020)
《ネタバレ》 突拍子もない脚本で壮絶さを突きつけられても、ね。 そんなシチュエーションまで想定して、感じる事を強要するなよ。 って思うけど、なんだか実際にそんな事もあるらしい。 共依存の成れの果て。 いっそ野良人間として、自然に馴染めれば生きていけるかもしれないけど、そうはいかない。 触れるものを傷つけ自分自身も傷つけ、自分のルーツさえ断ってしまう自暴自棄。 どうやったら救われるのか、救えるのか。 結構難しい問題ですね。 [CS・衛星(邦画)] 6点(2023-01-04 06:40:35) |
8. THE BATMAN-ザ・バットマン-
《ネタバレ》 シリーズもので、回を重ねても面白さを保ってる稀有なシリーズ、バットマン。 今回も陰惨都市ゴッサムやバットマンの雰囲気など、尺の長さは多少気になれど面白かったです。 まあ、とことんお人好しのブルースウェイン、なんでも人に聞いちゃって鵜呑みにするあたり、少々アホっぽいけど、だからこそあんな黒コウモリ革かむり活動に身を投じることができるわけで、金持ちの道楽としてはなかなか充実してるのでは? アニメの実力は日本は凄いと思うけど、コミックの実写化という点では、まだまだかないませんねー。 [CS・衛星(吹替)] 7点(2022-12-23 03:17:39) |
9. EUREKA ユリイカ
《ネタバレ》 あぁ、あのバス青いラインだったんだ。 [CS・衛星(邦画)] 4点(2022-12-21 04:00:19) |
10. CUBE ZERO<OV>
《ネタバレ》 キューブの裏側に興味がないわけじゃない、長年の謎が解けたような感覚はありつつ、それやっちゃ世界観の瓦解でしょ?って感じ。 あとは『幹部』をキューブに放り込んで、《トランプの革命》的な快感を楽しむくらいしか、道は無しかな。 それこそ名作の遺産を食い潰した末のご破算→焼却/消却/償却といったところか? [CS・衛星(字幕)] 5点(2022-12-11 04:33:19) |
11. CUBE2
《ネタバレ》 そうですか、この続編でさえ20年以上前のシロモノですか。 まさに四次元の感覚。 時間の刹那を感じますね。 立方体で右往左往、疑心暗鬼、サスペンスのエッセンス。 幾何学的でスタイリッシュ、この辺を混ぜ合わせるとキューブシリーズの完成です。 作り方はこんなもんでしょうけど、出方(出るまでのプロセス)が面白くないと、こんな仕上がりになるのは必然。 まあキューブにいろんな要素を肉付けしていったら、意外とそれが現実なのかもね。 [CS・衛星(字幕)] 4点(2022-12-10 04:31:39) |
12. ノイズ(2022)
《ネタバレ》 宣伝の段階で、島にやってきた殺人犯をうっかり殺してしまって。。。 ってあらすじ語ってて、おいおいそんなの言っちゃってダイジョーブなの?って思ってたら、もっとバンバン死んで、しっちゃかめっちゃかになるのね。 うーん、嫉妬の裏切りとか、どーでもよくね? 大風呂敷ひろげて、そんな陳腐な結末は。 人を殺して、ただでは済まないってところは神木隆之介さんがうまくみせてくれたね。 あとはもう脚本のせいか、無茶苦茶でした。 極端なシチュエーションとはいえ、人間の感情として共感と言うか、感銘と言うか、琴線に触れると言うか、そーゆーのなかったら、映画つくる意味なくない? [CS・衛星(邦画)] 4点(2022-11-01 01:11:16) |
13. リアル鬼ごっこ(2015)
《ネタバレ》 途中で、あれ?女の子しか出てない?この映画。って思ってから、園子音監督の足音が大きくなってきて、あぁダメだこりゃって。 独特の脚本の目眩ましに、大グロ、小エロでコーティングして、はい、どうぞ。 はいい加減ツラい。 エンドクレジットみながら、これだけたくさんの人が関わっていながら、監督の印象しか残らないのは、あまりにあまりだよと。 [CS・衛星(邦画)] 3点(2022-10-24 03:39:23) |
14. マトリックス レザレクションズ
《ネタバレ》 同窓会に行ったら、まだ中二病のノリやってたみたいな。 そら、あの頃休み時間に『おれ銃弾避けられるぜ?』とか友達とやってる分には楽しいけど、そこそこ老いを感じさせる年齢で、それはツラい。 もう繋がれて、穏やかな日々を過ごせば?って。 ま、リローデッドまでは面白かったし、誰に観ろとも強制されたわけじゃないから、いいけどね。 [CS・衛星(字幕)] 4点(2022-10-18 21:47:35) |
15. 孤狼の血
《ネタバレ》 いや、面白かった。 ヤクザ映画してたしてた。 役所さんはご自身の演技力を『役所広司』が邪魔しちゃってる感じがしましたね。あそこまで分かりやすくイイ人にせんでも。。。 まぁ周りが許さないのでしょう。 そーゆー意味では最近は悪役もこなしてる松坂さんはバランス良く前半後半で味わいを出してましたね。 この作品のキャストはなんら問題なく、それなりに魅力を放っていたんですが、やっぱり『仁義』はエグいですね。 改めて見返したくなりました。 そしてまた本作を見直してみたい。 この時代、これを撮るのはしんどかったと思います。 ちゃんと面白かったし、なんか感謝、ですね。 [CS・衛星(邦画)] 8点(2022-10-16 07:57:14)(良:1票) |
16. 孤狼の血 LEVEL2
《ネタバレ》 前作での絶大なる演技力の役所広司さんが居ない続編。 どーなるかと思いましたが、まあ松坂桃李さんがしっかり受け継いで、なんとか。 とはいえヤクザも警察も、ルールの破り具合の度を超してて、ちょっとついていけない印象。 こうなっちゃうと上林の目玉潰しはインパクトあるけど、もはやエイリアンですよw 仁義もクソもあったもんじゃない。 シリアルキラーってか、プレデターかよおまえって。 そら最後は殺さなきゃオチないですよね。 あれ泳がせた警察の罪はエグいね。 結局今回の続編、大上とは別物の日岡の面白さはあったと思うけど、決してレベル2ではなかったね。 雰囲気では大上を越えられない日岡なので、どうしても過激な行動をさせざるを得ない脚本でしたが、上林駆除の顛末は上手かった。 上司の銃で隠蔽狙いとは。 あと瀬島とかサクッと殺しちゃうあたり、わりとエグいねw ま、すっきりしたっちゃ、したけど。 やっぱりどっかスッキリしないと、極道モノとは言い難いでさーね。 とゆーわけで、長編ながら今回も満足。 平成初期はなんとかこなしたけど、さすがに令和を舞台にするのは難しいかな。 [CS・衛星(邦画)] 7点(2022-10-16 07:54:32) |
17. 残酷で異常
《ネタバレ》 なかなかの意欲作じゃないですかね。 事があったあとのミステリ的な要素もありつつ不条理な世にも奇妙な物語みたいでもあり。 12モンキーズとかスーパーマリオの8-4とか思い出しました。 自殺するしか解決方法がないだなんて、もっとやり直しが効くところまで戻ってやれよ、て感じたのは私だけ? [インターネット(字幕)] 5点(2022-09-12 20:52:23) |
18. バイオハザード:ウェルカム・トゥ・ラクーンシティ
《ネタバレ》 おそらくオリジナルのゲーム愛に満ちた方々がつくったんでしょう。 出てくるキャラクターたちも襲われる側、襲う側も忠実に。ゲームにあった怖いシーンも再現してたしね。 だけど、ゲームを超えてない、全然。 これならミラ版のほうが面白い。 コントローラを握ってある種能動的に動かなくちゃいけないゲームと受動的な映画で、根本的に体感の仕方が違うから、それにあった怖がらせ方をしないといけないはずなのに、ゲーム的過ぎたね。 [CS・衛星(吹替)] 5点(2022-09-11 04:45:11) |
19. アオラレ
《ネタバレ》 いわゆる『無敵の人』ってヤツですか? ラッセル・クロウはまさしくラッセル車の如く迫ってくる。 ま、暴力を暴力で制して、クラクションには気をつけよう!とか、どんだけコメディなん? って感じ。 ま、撮りたい画は撮れたんでしょう。 しかし浅はかでした。 即物的というか、まあ下品ですよ。 [CS・衛星(字幕)] 5点(2022-09-04 23:28:23) |
20. 老後の資金がありません!
《ネタバレ》 コメディですね。 得てして笑えない老後問題を、なんとか乗り越えていこうとする意欲作。 正解はないけど、心持ち。 押しつけがましく、見せてくれました。 この家族を応援したことは、いつか自分自身に還ってくると思いながら。 [CS・衛星(邦画)] 6点(2022-09-04 22:15:17) |