1. 恋人までの距離(ディスタンス)
《ネタバレ》 ロケーションがとにかく良くてウィーンに行きたくなるほどで、それが会話中心の作風ともかみ合っていて楽しい。 行く場所で面白い出来事や人物の出会いもあって飽きさせないものがあった。 しかし、電話芝居の気持ちの打ち明けは見ていてキツかった。 このあたりから冷めてきて嫌な部分が目につきだして、芝で寝るやら、別れの際の情動の急な高まりについていけなかったです。 リアリティが無いようなあるようなおかしな感じ。 [CS・衛星(字幕)] 6点(2024-11-19 17:56:55) |
2. メジャーリーグ2
憎まれ役は良い感じで第一作と同じような感じだけど、展開が雑過ぎて引き込まれない。商業主義感があるのは否めない。 [CS・衛星(字幕)] 4点(2023-07-01 17:36:37) |
3. 遠い空の向こうに
《ネタバレ》 最後のロケット発射シーンに父親が姿を見せたところが胸を震わせられました。校長の豹変とかライリー先生の唐突な体調不良等の急な展開にも目を瞑れる程の感動でした。ありがとう [CS・衛星(字幕)] 8点(2023-05-11 15:42:20) |
4. セントラル・ステーション
《ネタバレ》 最初はブラジルって嫌なところだなあ...なんて見ていましたが、仲の悪いそりが合わない二人の見せる変化が面白い。 序盤は子どもの、中盤はおばさんの、その境遇が悲しい寂しいような現状に同情を誘われる。 私自身はキリスト教に詳しいわけではないけれど、宗教的文化の表現を思わせるシーンがところどころにあって作品の雰囲気を引き締めている感じがあります。 ラストの兄弟に出会うところが派手過ぎず、言葉も要せずに分かり合ったのは正に静かな感動という気がして本当に感動しました。 全体として、土地を見ても人を見てもブラジルは広いんだなあという印象が残るし、映像だけでも仕上がっている素晴らしい作品です。 [CS・衛星(字幕)] 7点(2022-10-01 10:56:23) |
5. 12人の優しい日本人
《ネタバレ》 序盤は真面目でない又は頼りない各々の人物にイライラし、唯一議論をしようとする男が勇ましく見え、さらに男の隣の席のダンディーおじさんが頼もしく見える。 会議が終わり帰る場面では反対に各々は個性的な面白い人物に見える一方で上の二人はつまらなく思ってしまうのが楽しい。 自分が脚本の仕掛け通りに人物の見え方を動かされたのを感じるに、自分がこの会議の場にいたら馬鹿に見える人物だろうなと思うとともにパフェが食べたくなった。 あと途中の鼻血おばちゃんの「あなたは心が歪んでいる人です」はめちゃくちゃ笑えました。 [CS・衛星(邦画)] 7点(2021-03-28 16:15:49) |
6. シャイン
サクサクと物語が展開していくので見やすい一方、実話とされているものに忠実過ぎた感がある。 主人公ヘルフゴッドが持つ才能と危うさに父親の独善的な性質が混じって、彼を見守るような思いで見させられる。それ故、最後のピアノリサイタルは湧き上がるような感動がある。 本人による演奏のシーンは目が釘付けになるほど凄まじく、それを見て、聞くだけでも価値があると思うほど素晴らしかった。 [CS・衛星(字幕)] 7点(2020-08-12 16:18:04) |
7. ゴッドファーザー PART Ⅲ
《ネタバレ》 マイケル以外のお年寄りの見分けが難しいのと、メアリーが可愛そうだ。 [CS・衛星(字幕)] 5点(2020-07-11 18:43:35) |
8. パッチ・アダムス
《ネタバレ》 適当にベタに感動できるように仕上げた作品だけど、気に入らないところも多い。 特に言えば、殺された女性は不要に感じる。それよりは主人公の彼の考えやそれを発案するキッカケをより深く詳細に表現して欲しかった。 [CS・衛星(字幕)] 6点(2019-01-20 10:14:27) |
9. 息子(1991)
他者に迷惑をかけない限りにおいて、人は生きたいように生きるべきだし、それがその人の幸せを作るということを思わせられました。 長男夫妻も父親を思う気持ちがまるで無い訳ではない。でも父親とは埋められない溝がある。これは生き方に起因することで、山田洋次さんも以前テレビで言っていた「幸せとは何かということ」なのかなと感じました。 それでも親には多少の迷惑も幸せにつながるようで、これは信頼や同情があってこそ。互いに悪態をつきながらも微笑ましいやり取りを見せる父親と次男を見ていると、それぞれに幸せなその後が見えてくるようで、どこか寂しい中に温かい余韻を残してくれました。 [CS・衛星(邦画)] 7点(2018-12-15 23:35:50) |
10. 逃亡者(1993)
キンブル医師が優秀過ぎて全てをコントロールしているように感じるところが難点ですが、サクサク見れて良いです。 すごく高いところから飛び降りたインパクトが凄い。やっぱりキンブルさん優秀。 [CS・衛星(字幕)] 7点(2018-10-31 07:26:43) |
11. カリートの道
カリートのキャラクターは好きにならざるを得ない。そしてこれだけ裏切りそうな人物が多けりゃ見逃せませんわな。 [CS・衛星(字幕)] 7点(2018-10-09 18:59:59) |
12. レザボア・ドッグス
こういう時系列を入れ替えた演出は好きだし、配役も良い感じでフィットしている。オープニングもカッコいい。 ただ、オレンジが全然死の淵を彷徨うほどの重体には思えなかったのが残念で致命的なほど。 全体としては引き込まれるほどではないが、映画を楽しむことはできます。しかし終わった後疲れが残りました。 [CS・衛星(字幕)] 5点(2018-10-08 17:39:48) |
13. セント・オブ・ウーマン/夢の香り
《ネタバレ》 終盤の予定調和感はありつつも、最後の子供たちとのやり取りにはジーンとなるものがありました。その後の彼の人生が良いものになっていくだろうと感じられました。 印象に残ったのは弟家族に訪問したところ。親族の中佐に対する冷ややかな空気感がプロの映像だなあと感心させられる。 孤独について言及した作品ですが、中佐は駄々をこねている様に見えてしまうしチャーリーはただ馴染めない仲間と付き合っているだけで、表層的な孤独の表現に収まってしまっているので物足りない印象でした。障害が無くても友達がいなくても誰でも感じるような人間の根源的な孤独についてまで伝わるものは無く少しの残念がありました。 [CS・衛星(字幕)] 6点(2018-08-14 19:16:22) |
14. ミッション:インポッシブル
意外性があるような無いような展開ですが、間違いなく面白かったと言えます。 爆発するガムの件に始まる編集も気に入りました。コンピューター画面の時代感も興味をそそられます。 それにしてもこの音楽を作った人は天才だと思う。こんなにキャッチーな音楽はそうそう無いでしょう。 [CS・衛星(字幕)] 7点(2018-08-13 19:23:45) |
15. ニンゲン合格
その時代の家庭・家族ひいては世相を投影した作品ではあるが、製作者の訴えが見えない。 その訴えるものが無い現代人を皮肉しているのであれば少しは面白みがあると認めるが、ただでさえ現実離れしたストーリーなのにそれでは現実からあまりにもかけ離れてしまう。人はそれほどには空虚ではないだろう。 哀川翔が生島ヒロシに見えた。 [CS・衛星(邦画)] 3点(2018-02-14 15:15:54) |
16. ショーシャンクの空に
《ネタバレ》 万人ウケするのも分かる。いろんな楽しみ方が出来るし、良く作り込まれている印象を受けました。 ラストシーンの青色が素晴らしい。二人の再会を清々しく際立たせていた気持ちの良い終わり方でした。 [CS・衛星(字幕)] 7点(2017-11-08 21:27:58)(良:1票) |
17. L.A.コンフィデンシャル
映像演出、俳優のパーソナリティ、ストーリーの難解さと面白さ。どれをとっても高いレベルで、アメリカ映画らしい面白さがたくさん詰まっている作品だと思います。 しかし人物把握に難しい部分があるので、最初から集中してみる必要があると思います(改めて見てみたら、人物紹介するための演出があって、とても丁寧に作った力作だと感じます)。 夢中で見られて、あっという間に終わる映画でした。 [CS・衛星(字幕)] 7点(2017-08-02 12:55:27) |
18. フォレスト・ガンプ/一期一会
ストーリーについては色々と途中で言いたくなったのだけれど、終わってみたら感動。 邦題に付いている「一期一会」の生き様を主人公から教えられたような気分になりました。彼は身近な人をとても大切にする。もちろん幼少期から周囲との関係の構築が難しかったことが大きな要因になっているのだろうが、成功者になったことを無視してもガンプが立派に見えたのは、私自身が考える理想の人間の振舞いに彼が重なったからだろう。 身近な周囲の人を大切にする。言葉では単純なことだけど、なかなかできない。でも改めて実践していきたいし、しなくてはならないことだと改めて教わりました。 [CS・衛星(字幕)] 7点(2017-04-06 00:27:01) |
19. ベイブ
子供の頃に見ていたらどう感じただろうと考えてしまうほどの、面白く優しく教育的な面もある作品。 特にめえめえと鳴く理性的な羊が好きで、ベイブに言われトコトコと集団で移動する様は可愛くコミカルで笑ってしまう。 灰汁の強いアヒルの出番がそれなりに少ないのも良かったのかも。 [CS・衛星(吹替)] 7点(2017-03-07 18:38:46) |
20. アメリカン・ビューティー
クソみたいな価値観に蹴りをいれる痛快な映画。 登場人物の各々が裏の顔があって、誇大な部分はあれども現実感もある。そんな見えない現実のことを表示するのも映画の面白さなんだと分かった。 [CS・衛星(吹替)] 6点(2017-03-01 18:02:36) |