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MAHITOさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 1907
性別 男性
年齢 62歳

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1.  婚前特急
あまりの陳腐な設定に序盤で鑑賞するのをやめようかと思ったんですが、 相手役の男の子のバカッぷりが目立ちはじめた中盤からはそれなりに楽しめました。 登場人物みんなバカばかりなのは、ラブコメらしくていいんじゃないかと。 ヒロインのキャラは、この女優さんの雰囲気に合っているなと思いました。
[地上波(邦画)] 4点(2016-05-02 12:32:17)
2.  最高殊勲夫人
源氏鶏太原作、十八番の青春ラブコメディー。 昭和30年代の時代背景が妙に懐かしくて、レトロ感を満足させてくれます。 加えてテンポのある会話、嫌みのないストーリー展開、登場する女性たちがみんな明るくて積極的なので、とても小気味がいい。 若尾文子は相変わらずきれいだし、今作では長女役の丹阿弥谷津子のバイプレイヤーぶりが光っていました。
[DVD(邦画)] 5点(2015-09-01 02:04:30)
3.  超能力学園Z
純粋なコメディというよりは、80年代のハリウッド映画にありがちな青春ドラマに近い作り。 超能力はあくまでストーリーを展開させるための小道具で、笑えるシーンは少なく、エッチなシーンはほぼ皆無です。 終盤からラストにかけては、ずいぶんと真面目というか、無難に収めたなという印象。 でも、相変わらず楽しそうな学園生活で羨ましいです。
[DVD(字幕)] 3点(2015-08-17 12:42:23)
4.  かぐや姫の物語
教育テレビのアニメみたいな作りと雰囲気の作品。 ああ、確かこんなお話だったなと、懐かしみながら鑑賞しました。 水彩画のような絵と背景で、とても観やすいのだが、アニメの二時間超えって、やっぱりキツい。 子供向け作品として、もはや定番となってしまったテーマは、わかりやすいほど伝わりました。
[地上波(邦画)] 4点(2015-07-30 07:00:56)
5.  瘋癲老人日記
老人の性に対する執着を描いた、谷崎らしい内容の作品。 いかにも下世話なお話に成り下がりそうなテーマですが、情緒のある風景や街並みなどのシーンが用意されていて、さりげなく生と死、老いへの苦悩や葛藤を描いていた点はよかったです。 息子の嫁を演じる若尾文子の小悪魔的女王様役は、もうはまり役。もはや汚れ役と言ってもいい、老人役の山村聡もがんばっています。 主人公の滑稽さ、悲哀さがよく表現されていました。
[DVD(邦画)] 5点(2015-07-22 07:27:48)
6.  愛欲(1966)
二人の女のあいだで揺れる男の苦悩と葛藤を描いた、一応メロドラマのジャンルなのでしょうが、 高度成長期の時代背景を舞台に企業ドラマ的な要素も入っています。 それがストーリーに厚みを持たしている部分でもあり、妙につまらなくさせている部分でもあるのかなと。 佐久間良子役の女性のキャラ設定は、とてもオーバーで、どうにも強引すぎる感が……。 一応成人指定らしいのですが、過激なラブシーンなんてひとつもないです。 総体的に、とても暗い内容と展開の映画でした。
[DVD(邦画)] 3点(2015-07-06 01:13:11)
7.  箱入り息子の恋
古典的な恋愛作品をベースにしたラブストーリー。 主人公とヒロイン演じる役者さんが、普通っぽくて、とてもいい。 特に、盲目役の女の子の演技がよかったです。 何気ない会話の中にも、クスリと笑わせてくれる流れで、思わず二人の恋の行方を応援したくなるのですが、 後半からは冴えない主人公にありがちな定番の展開に、ベタでスポ根風のシーンが多くなってしまったのが残念。 それでも相対的に、丁寧に作られているなといった印象の作品でした。
[DVD(邦画)] 5点(2015-07-02 02:14:22)
8.  八月の濡れた砂
オーソドックな青春映画と言ってしまえばそれまでだが、いかにも気怠そうな主題歌とともに、 70年代初頭の若者の鬱屈感は描写されています。 主人公は、どうしても「飛びだせ!青春」の河野先生のイメージが強すぎて。 こちらの作品のほうが早く制作されたので、仕方がないんだけど……。 全体的には粗い作りで、終盤の展開は今ひとつわからなかったです。
[DVD(邦画)] 3点(2015-06-25 03:31:52)
9.  黒部の太陽
邦画発のスペクタクル映画。とても長い上映時間の映画だけど、俳優陣も豪華で、とても見応えがあります。 ただ実録ドラマに近い作りなので、いい意味で裏切ってくれたというような展開面での面白みはないです。 主人公と父親の関係がストーリーに厚みを加えており、「巨人の星」の飛雄馬と一徹の関係を彷彿とさせてくれます。 ひと言で言ってしまえば、熱いスポ根ドラマを観賞しているような作品でした。
[DVD(邦画)] 5点(2015-06-17 02:00:05)
10.  さらば恋の日
「青い体験」を真面目に作ったような雰囲気の映画で、エッチなシーンはあまりないです。 十代少年の鬱屈とした心情や、自分のことしか考えられない未熟さはよく表現されていると思うけど、 全編に亘ってそればかりなので、かなり重苦しく、青春映画特有の切なさは感じませんでした。 ラストはタイトルどおりなんだけど、ちょっと唐突すぎかな。 ジーナの妖艶な魅力と、主人公の暗い目つきが印象的な映画でした。
[DVD(字幕)] 4点(2015-06-07 05:13:15)
11.  処女の泉
古い映画だけあって、かなり真面目に作られた作品。それでも、当時としては衝撃作だったんでしょう。 真面目に作られているぶん、これまでの映画やビデオ等で、さんざん見飽きてきたシーンがとても残酷でショッキングに映ります。 宗教色がかなり色濃く、「善と悪」というわかりやすい状況設定のもと、「罪と罰」というテーマが丁寧に表現されていました。 日本人には、ちょっとピンとこない部分はあるんですが……。
[DVD(字幕)] 5点(2015-05-25 03:58:29)
12.  コントロール(2004)
設定がなかなか面白くて、序盤は興味を惹くのだが、娯楽映画に近い作りということもあり、シナリオはけっこう粗っぽい。 オチや種明かしは、あれでいいのかな? ちょっと消化不良ぎみだけど、そこそこ楽しめるB級作品。
[地上波(字幕)] 4点(2015-05-20 02:48:38)
13.  化粧
渡辺淳一、同名小説の映画化。 京都の老舗料亭を舞台に、女の業を描いた作品で、長女役の松坂慶子と、次女役の池上季実子が中心のストーリーです。 三女役の和由布子は、刺身のつま程度の出演。 物語のおよそ半分が東京のシーン、背景が80年代半ば、二人の女優の雰囲気がけばけばしいということもあり、あまり文芸色が濃いという印象は受けませんでした。 映像もやや暗く、内容が内容だけに、総体的には重苦しいといった感の映画です。 母親役・京マチ子の存在感だけは、さすがでしたが……。
[ビデオ(邦画)] 4点(2015-05-11 14:57:15)
14.  ひみつの花園
ストーリーはないに等しい映画なのに、テンポが良くて、なんだか妙に面白い作品。 ヒロイン演じる女優さんは、外見からしてちょっと不思議系が入っていて、ぶっ飛んだ女の子の役柄にはハマっていました。 ラストぐらいはもう少しじっくり見せてほしかったのだが、スラップスティック・コメディとしては終始一貫しており、これでよかったのかも……。
[地上波(邦画)] 5点(2015-04-20 15:29:38)
15.  軽蔑(1963)
互いに理解し合えない男と女。 永遠のテーマとも言える題材を、卓抜な演出で描いたゴダール作品。 夫婦間の心の内の変化を軸に、ギリシャ神話「オデュッセイア」のオデュッセウス、ペネロピ夫妻のエピソードを絡め、アンニュイな雰囲気、美しい映像、独特の色彩感覚で仕上げています。 安直なラストだけは「?」だったけど、その他の見所は、妻役を演じるブリジット・バルドーの魅力。それ以外では、「メトロポリス」(1926)の映画監督、フリッツ・ラングが本人役で出演していたことに驚きました。 ドラマチックな展開はいっさいなし、絵画的、芸術的、前衛的な作品なので、この手の映画が苦手な方はご注意を。
[DVD(字幕)] 8点(2015-04-15 11:59:04)
16.  鍵泥棒のメソッド
これまでありそうでなかったアイデアと設定が、抜群に面白いストーリーコメディ。 主人公二人にヒロインと、三者三様のキャラがうまく絡む展開に、シナリオの完成度としての高さがうかがえます。 終盤はちょっとチャカついてしまった感はあるし、堺の一番の見せ場も、彼の役柄を考えれば少々物足りなかったけど、十分満足できる映画かと。 香川の演技力はやっぱりずば抜けており、役者としての存在感が光っている作品でした。
[地上波(邦画)] 7点(2015-04-07 12:00:10)
17.  若妻物語
クラシック映画にも駄作は数多くあるのだろうが、それらはソフト化されていないので、お目にかかれる機会はまずない。 この作品も、オードリーが出演していなければ、生涯観られなかっただろう作品。 冒頭からドリフのようなコント、子供の黄色い声に泣き声、登場人物たちのとりとめのないつまらない会話が延々と続く、ちょっとスクリューボールコメディの雰囲気。 お話がようやく動きはじめ、面白さを感じたのが、開始50分後ではちょっとつらい。 ちなみにオードリーは完全な端役で、出演シーンは全部合わせても10分に満たないです。
[DVD(字幕)] 2点(2015-04-01 09:15:10)
18.  アウトレイジ ビヨンド
前作の完全な続き物なので、内容を思いだすのに多少時間を要したけど、ストーリー自体は単純なので問題はなかったです。 登場人物のキャラ分けはできているし、何と言っても、たけしの存在感はやっぱりすごい。 普通に面白いヤクザ映画でした。
[地上波(邦画)] 5点(2015-03-24 08:43:13)
19.  ガール・ネクスト・ドア
純粋な青春ラブコメかと思ったら、後半からちょっと変な展開に。 ヒロインへの一途な思い、楽しい学園生活、主人公の成長とサクセスストーリー。 何を描きたかったのか、詰めこみすぎて、すべてに中途半端さを感じてしまいました。 ヒロインの設定は決して悪くないんだから、もっと彼女の描写を掘り下げればいいのに。結局、女優さんのセクシーさしか印象に残らない作品に……。
[DVD(字幕)] 3点(2015-02-12 03:19:05)(良:1票)
20.  都会のアリス
淡々とした流れのロードムービーながらも、主人公と少女の距離感がとてもいい。 ベタなエピソードや演出はほぼなし。モノクロ映像の中に映しだされる風景、彼らのひとつひとつの行動や仕草、表情が、徐々にじんわりと、心に沁みいるような情感を与えてくれる。 ヒロイン役の少女の魅力はもちろん、ラストのカットも印象深く、主人公の心情変化をさりげなく描いた監督さんのセンスが光る映画。
[DVD(字幕)] 7点(2015-01-15 06:46:43)
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