1. 担え銃
「チャップリンの独裁者」同様、彼の戦争に対する思いが伝わってくる作品。 笑いの中にも風刺を描いた手法はチャップリンらしく、短編ながらも小気味いい内容に。 ラストは「ん?」と思ったものの、製作年度が第一次世界大戦中のため、仕方ないのかも。 [DVD(字幕)] 5点(2012-02-23 15:43:11) |
2. カリガリ博士
大正時代に作られた映画ということで、他作品と比較するのが非常に困難なのだが、 ストーリー自体は、中々しっかりしているほうではないかと。 ただ全編サイレントのうえに映像も悪いので、ぽーっと観ていると、 ちょっとわかりづらい部分もあるかも。カリガリ博士のキャラはインパクトがあるし、 ラストもちゃんとオチが効いていて、この時代なら良くできているのでは・・・と思う。たぶん。 貼り絵のような背景とセットが面白かった。 [DVD(字幕)] 5点(2011-09-04 02:53:43) |
3. チート
日本人俳優早川雪洲が出演している古い映画で、彼の役どころはインドの貴族。 主な登場人物は夫と妻、妻に横恋慕する男の三人だけで、お話はどこにでもある男と女の事件簿。 早川雪洲は目つきが非常に鋭く、なんとも不気味な雰囲気で存在感は抜群。 手前みそということもあるんだろうけど、ほとんど主役のように見えた。 いつか本当の意味での、日本人が主役のハリウッド映画も観てみたいものだ。 [ビデオ(字幕)] 4点(2011-08-26 11:04:54) |
4. 犬の生活
チャップリンの姿を観ているだけでも十分面白いのに、 安定感たっぷりの笑いが随所に散りばめられ、ラストはほっこりとさせてくれる。 短編でありながらも、チャップリン映画の魅力が凝縮された佳作。 犬はかわいかったなぁ。ちょっとかわいそうなシーンもあったけど。 [DVD(字幕)] 5点(2011-08-16 16:14:09) |
5. 一日の行楽
20分の短編で、ストーリーはほとんどなし。 道中巻き込まれるいろいろなトラブルを、チャップリンらしいコントで笑わせてくれる。 やっぱりドリフコントのルーツになってるんだなぁ、と改めて実感。 短い時間の作品なので気楽に観れる点がいい。 [DVD(字幕)] 4点(2011-07-30 17:21:34) |