1. トランス・ワールド
《ネタバレ》 何の予備知識もなくたまたまタイトルに引かれて録画したのを見ました。いや、予備知識を持たなかったからこの映画を最大限楽しめました。 出演者は十人にも満たなく、コンビニのシーン以外は全て森の中という設定。かなりの低予算で作られた映画のようだけど、導入部分からグイグイと引き付けられ、想像していた展開も全て裏切られると言う予想を遥かに凌ぐ面白さ。これは掘り出し物だったなと思える一編で久し振りに映画を楽しむことができました。なのでネタは伏せてのレビューとさせていただきます。 [CS・衛星(字幕)] 8点(2020-05-23 00:42:15) |
2. パッセンジャー(2016)
《ネタバレ》 故障により突然目覚めさせられ、絶望と孤独の中気が狂ってもおかしくないと思う。そんな精神状態だったからオーロラを起こしてしまったんだろう。絶対ダメなことはわかっていても分かる気がする。あとは特に珍しくもない展開が始まるけどラストで分かる二人のその後の暮らしぶりを想像すると清々しい気持ちになれたのでこの評価。 宇宙船や内部のデザインも素晴らしかった。特にプール。宇宙に飛び出てしまいそうなあんなプールで泳いで見たい。 Jin [CS・衛星(字幕)] 7点(2018-02-13 00:08:46) |
3. 手紙は憶えている
《ネタバレ》 老人が主人公の映画はいくつか見ているけど、この作品も例に漏れずほのぼのとした雰囲気で始まった。中盤を過ぎた頃の最初の殺人からサスペンス色が強くなっていきラストは大どんでん返しでやられてしまいました。 成る程、銃の扱いがとても初心者とは思えなかったのが理解できた。ほのぼのロードムービーで油断させての大復讐劇もベテラン俳優たちの渾身の演技があってこそ。久々に見応えのある映画を見させてもらった。 Jin [CS・衛星(字幕)] 9点(2018-02-12 01:24:32) |
4. ヴィジット
《ネタバレ》 衛星放送の吹き替え版で視聴しましたが、字幕で見た方がさらに怖かったかもしれませんな。 基本的にホラー映画は苦手ですがシャラマン監督に引かれて見た次第。しかしホラー映画と言うよりサスペンススリラーでした。 まず、すっかり騙されましたが、そこがこの監督のうまいところでしょう。 子供達がヴィデオカメラで写すまでも自然な流れを作り不自然さはありません。そのヴィデオカメラ視線が臨場感を出しており本当に怖かった。 ヒッチコック作品を思い出した。満足な一編でした。 [CS・衛星(吹替)] 9点(2018-02-03 23:59:56) |
5. ダーティー・コップ(2016)
《ネタバレ》 前半のコメディータッチの滑り出しはやや助長で中途半端。黒人の銃密売人を射殺したあたりからガラリとサスペンス色が強まるもイマイチ盛り上がりに欠けた。イライジャウッドもそんなにビビるなら初めからやらなければと言う感じ。あそこまでやったら既に取り返しはつかないんだから最後までやって逃げた方がいいように思え、白けた。ラストの手のひらの電話番号で気付いた女の仕掛けは面白いけど結局殺され、女や組織のことはそれっきり。終わり方が納得いきません。 [CS・衛星(字幕)] 4点(2017-11-30 23:51:44) |
6. ひつじ村の兄弟
《ネタバレ》 酷寒の荒涼とした風景の中で淡々と物語が進むひつじ村とそこに住む仲の悪い兄弟。伝染病により村のひつじ全部の殺処分を境にいまにも殺し合いが始まりそうな兄弟。でも、極秘に残した数頭のひつじを守る事で兄弟愛が戻り、凍死寸前の弟を守る兄の姿に少し感動しました。 [CS・衛星(字幕)] 6点(2017-09-09 00:31:51) |
7. 関ヶ原
先ずは方言、サムライ言葉、早口で台詞が聞き取りづらくて参った。その上石田三成の視点な様でそうでもなく物語の要点を掴みづらい。色々詰め込みすぎな感じを受けました。個々の役者さんの演技が素晴らしいのと、合戦シーンは見応えあったので良しとします。 [映画館(邦画)] 6点(2017-09-05 00:28:16) |
8. 食べて、祈って、恋をして
《ネタバレ》 ロードムービー的なものを期待して見たのですが違ってました。 4編のドラマをパッチワークのように貼り付けた薄いドラマに終わっていて残念。そもそも自分探しと成長を見せるはずの映画なのだろうけど、ただの旅番組の様な印象しか残らない。 [CS・衛星(吹替)] 5点(2017-09-04 01:35:58) |
9. 悪の法則
《ネタバレ》 この映画の冒頭でマルキナが、飼っているチーターがウサギを狩る所を見て喜んでいるシーンがありますが、それこそがこの作品を象徴している様に思えました。 そしてこの映画の中でのハンターは卸元で、そのハンティングを遠くから見ていたのがマルキナ自身でした、という事なのでしょう。 それにしても解りにくい映画ですな。 今回で3回目の視聴でしたが、最初はストーリーを追うのに精一杯でなんだかよく分からなく、二度目でやっと何が分からないのかがわかった。 そして今回でやっと内容が少しわかった感じです。 映画中セリフがやたらと多い割に肝心なところの説明がほとんどない。 例えば麻薬ビジネスというだけで具体的な内容、例えばカウンセラーの役割など全く描かれていない。 卸元という組織も実行役以外一切表に出てこない。 でもそれらはこの映画においては重要ではないんですね。かえってハンターである卸元という組織をはっきり描かなかった事でその恐怖は倍増しましたし。重要なのはそのセリフの方なんですな。 ラストで主人公のカウンセラーが助けを乞うメキシコの親分が言っていました。 岐路は既にいくつもあったはずだと。 確かに友人のライナーやブローカーのウェストリーも何度も極悪非道で血も涙もない危険な相手とのビジネスだと伝えるが、俺なら大丈夫だとカウンセラー自身が決めていた。 そのことを思い起こさせられ絶望のどん底に落とされるラストシーンは本当に怖かったです。 奥深さを感じさせられる映画であるとともに、一級品のサスペンスでもあり、これから何度でも見るであろう作品でした。 [CS・衛星(字幕)] 9点(2017-06-08 00:32:54) |
10. マグニフィセント・セブン
《ネタバレ》 この作品はどうしてもハンデがある。そりゃーそうだ。なんと行っても私のベストムービーの「七人の侍」「荒野の七人」のリメイクなんだから。 比べてしまうのは当然と言える。そして先の2作品には遠く及ばないと行ったところか。 さらにはそれぞれの人種から代表者を選出した様なキャラクター設定も如何なものかと。ここまで人種にこだわる理由がわからない。 とは言いつつ、それぞれのキャラは魅力的であったのも事実。特に悪党の親分役のピーターサースガード。 全体にスピード感のある演出も良かった。 私の大好きな西部劇を作っていただいたことにも感謝と、新感覚の西部劇の未来も明るいと感じさせていただいたことも確か。 [CS・衛星(字幕)] 7点(2017-03-24 00:17:04) |
11. マラヴィータ
《ネタバレ》 つまらなくはないけどはっきり言って中途半端な作品でした。コメディーの部分は特にそう。ラストの殺し屋がきたときの緊張感はまあまあかな。しかし、その殺し屋が見た目に反して結構弱くあっけない印象でした。「グッドフェローズ」はいいアイデアでした。ミッシェルファイファーは年をとっても綺麗なのはさすが。 Jin [CS・衛星(字幕)] 5点(2016-02-05 23:53:02) |
12. マッドマックス 怒りのデス・ロード
《ネタバレ》 久々に二度も劇場に足を運んでしまいました。更にDVDまで購入し、早速三度目の視聴。文句無しに楽しめるアクション映画でした。 この手の映画に難しいテーマやストーリーは必要なし。全編の80%は占めていると思われるカーアクションはほぼ実写と言うこと。ここまでやってくれるアクション映画となるともはや芸術の域に達したか。これが安っぽいCGだったなら評価は半分以下だったろう。 [映画館(字幕)] 8点(2015-12-04 23:16:25) |
13. さや侍
娘がレンタルしてきたのでしょうがなく見ました。全く期待していなかったけどその通りで退屈でした。娘もレンタル代返せと騒いでいました。 [DVD(邦画)] 0点(2013-05-20 12:30:39)(笑:1票) |