1. 大いなる幻影(1937)
《ネタバレ》 この映画がベースとなって今日の戦争、脱獄モノが作られていますね。古典としての名作です。 何のための戦争かということが、しみじみ伝わります。 [DVD(字幕)] 7点(2016-09-25 16:40:03) |
2. 大人の見る絵本 生れてはみたけれど
小津監督らしさ、繊細な映像はまだ見られない。サイレントの良さ(チャップリンなどの映画と比べて)も出ていない。 [DVD(邦画)] 5点(2016-09-10 15:42:59) |
3. 丹下左膳餘話 百萬兩の壺
《ネタバレ》 映画として、物語として、これほどの傑作はなかなか観ることが出来ない(映画「情婦」以来の感慨)。 脚本、映像(アングル、カット割り)、音楽、俳優の演技、全てが粋で、カッコイイ。 セリフ、セリフとセリフの間、セリフと俳優の動きとの間、挿入される音、映像の撮り方、全てが良い。 最後、百万両なんかより、粋に暮らす方を選ぶという物語、が素晴らしい。 この映画の【すごさ】の一片を紹介すると、 ◆最後、お藤が三味線を引く、お藤の唄の良さをちょい安が猫(この時はダルマに変わっているが)の表裏で 表わすが、お藤と左膳の顔色を伺う。その様子の映像を、お藤の顔と三味線との小さな三角のエリアの中に、 ちょい安の表情と動きを入れて描く・・・・★★天才としか言えない お藤の唄にもソレゾレ、意味合いがある、最後は “浮世 さらさら 風車 今日は北風 明日南風 へええしょがいな・・・” 映画を分る人に、是非、観てもらいたい [DVD(邦画)] 10点(2016-09-03 11:04:22) |
4. 鴛鴦歌合戦
こんな楽しい古き良き時代を映す、映画もありですね。 [DVD(邦画)] 7点(2015-05-17 23:26:29) |
5. 人情紙風船
観はじめて30分ほどの間、現在の日本映画ではお目にかかれない、気が利いたセリフの応酬(おうしゅう)に驚かされ、そのテンポの良さに驚かされ、無駄のないストーリー展開に驚かされた。白黒映画だから観る側に想像力が働くのが良い効果をあげているのか。紙風船に自分好みの色がにじみ出る映画でした。 [DVD(邦画)] 8点(2014-08-16 00:09:44) |
6. 街の灯(1931)
・・・・・・・・至高の映画です・・・・・・・・ [ビデオ(字幕)] 9点(2014-08-04 19:31:09) |
7. 風と共に去りぬ
この作品も映画館で観てほしい。映画館でしか本当の良さが伝わらない。映画の中に取り込まれ感動することができる。 [映画館(字幕)] 9点(2014-08-02 10:09:19) |