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えすえふさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 552
性別 男性
ホームページ https://twitter.com/sf0O7
自己紹介 筋肉アクションやSFなどに目が無いです。

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1.  ジョニー・イングリッシュ 《ネタバレ》 
英国エージェントは全員死んだ!だから君が、君だけが頼りなんだ! そんなこんなでイギリスの平和を影から守るハメになってしまったジョニーの冒険の出だしは最高に面白い。 しかし根が間抜けなジョニーには期待しすぎたのか、良い所で決まる事は一切無いし間違いし、勘違いネタが多すぎるのもちょっと残念。 でも前半のレッカー車を使ったカーチェイスとか良いんですよね。ただ個人的にはそこが山場でした。 その後はとにかく間違い、勘違いの連続で残念っぷりをこれでもかと見せる。あと汚いネタは嬉しくない。 最後の王冠をかぶったから逆転というのもちょっと納得出来ないんだよなぁ。 うーん、でもこれ小学生の頃見ていたら面白かったかもしれない…自分もつまらない人間になってしまったなぁ。 とはいえ007オマージュ作品としてはそのまんまをやっているので、今後の作品でどうなるのか気になっています。
[DVD(吹替)] 4点(2021-11-05 08:50:45)
2.  グラディエーター 《ネタバレ》 
リドリー・スコット作品という事すら知らなかったグラディエーター。まずローマ時代の話という所で一歩引いてしまうグラディエーター。でも見ると凄い面白かったぜグラディエーター。 序盤の蛮族の戦いも派手!とにかくスケールがデカい!ローマは凄い!でも皇帝絡みになると突然スケールがホームドラマちっくになっちゃうのはご愛嬌。  もちろん見所の決闘シーンは陰惨ながらも、こちらも当時のローマ人同様息を飲むバトルに興奮してしまいました。いやいや凄い。 見所はやはりマキシマスの強さ!強い!さすが現場の男!兵を従える将軍の鑑!  にしても悪のコモドゥスのさみしんぼ孤独アピールがどこまでもウザい&キモい! 最後、彼との最後の決闘は卑怯な手を使うも負けてしまう。というか手負い無敵超人なら凡人でも勝てると思ってるのが甘過ぎますね。 そんなこんなで長尺を思わせぬテンポの良さと飽きない絵の連続で最後まで非常に楽しめる作品でした。素晴らしい。
[インターネット(吹替)] 7点(2021-05-23 18:21:22)
3.  2012(2009)
もっと深刻な映画だと思っていた。絶望的な崩壊黙示録ムービーだと思っていたんですよ。 しかし生粋の花火職人であるローランド・エメリッヒ氏が辛気くさい宇宙戦争みたいな事をする訳がなく、出てきたのは全力でエンタメしちゃってる面白ムービーでした。いやいやダニー・グローバーが大統領の時点で気づくべきでした。確実にこの映画を作っている本人達が一番この予言を鼻で笑っていましたね。  崩壊の予兆まではかなり退屈ですが、崩壊したらもう最高ですよ。CG映画だからこそ出来る、CGだから見れた、CGの全力をこれでもかと見せつけられる超派手な地盤大崩壊。 カッコ良く飛び出して爆発する地下鉄、派手にガラスをまき散らして崩れて行くビル、転がるデカいドーナツもう人間の力ではどうしようもない圧倒的な地殻変動がとにかく絶望的ではなく楽しく面白く描かれています。 更にどんなピンチでも小気味に挟むしょーもないギャグがまた最高です。おかげでもう人の命が軽いのなんの。主演の雰囲気ニコラス・ケイジもなんとも軽くて良いですね。もうどこまでも軽いです。  ですがラストのどうみても二年で完成する分けないカッコいいけどポンコツな箱船のすったもんだは正直スケールが小さすぎて退屈でした。いや、お前ら家族が悪いし、そもそももっとそういうのじゃないんだよ! ですが最後の最後までなんだか軽くて、これからも人間は争い続けるんだろうなと思わせてくれました。 そんなこんなで良いエメ映画でした満足です。  あと灰まみれになるダニー・グローバー大統領のシーンは確実にプレデター2のオマージュですよ絶対!
[インターネット(吹替)] 7点(2021-05-15 02:03:16)(良:1票)
4.  ブラックホーク・ダウン 《ネタバレ》 
「大変だ…あぁ…大変だ…。」 そんな独り言を口にしながら見ていました。 こんな人と建物が入り交じった場所での脱出劇はもう全方位敵に囲まれた最悪の状況。 スゲー武器を持っていようとやっぱり物量にはかなわないのは残念な所。とにかく大変です。 もうやってらんねーの連続でこっちも疲れます。そう、戦争映画はやっぱり疲れる。  にしてももうちょっと早くこの映画を見ておけば良かったと後悔しております。 乾いた街の雰囲気、赤外線ビーコン、煙を出して撒き散る薬莢など、本作以降のゲームやら映画やら現代の戦争もので見たものの元ネタと言えるようなシーンがこれでもかと出てきます。特にゲームのコールオブデューティ4は本作を意識しまくってたんですね。  そして終盤はまさかの走って脱出。しかも後ろから撃たれながら決死のダッシュ。そこからのオアシス的水分補給が最高ですね。今まで見て来た映画の水の中でもかなり美味そうな水に入りますね。 あとこの映画、主役級から脇役までかなり豪華なのですが、みんな同じ格好で全く誰が誰だか名前を呼ばれなきゃまずわからず、自分の相貌認識の低さを呪うばかりです。  そして後味はアメリカ軍の作戦的には成功したけど大損害を被った実話だけあってどこまでも苦く、そしてやりきれない気分にさせる映画でした。面白かったけれど苦いなぁ…。
[インターネット(字幕)] 7点(2020-02-24 02:02:13)
5.  コラテラル 《ネタバレ》 
真面目な殺し屋の一夜 奴はヴィンセント。物腰柔らかで一見、真面目な商社マンに見えなくもない。でもホントは殺し屋。でも彼はとにかく真面目。己の仕事に誇りとプライドを持っているのかは定かでは無いが、それでも真面目に仕事をするんだから手に負えない。 巷では雇い主を殺す同業者がいるようだが彼を見習ってほしい。これぞプロだ。 しかしプロな彼でも乗るタクシーを間違えた。 でも殺し屋とバレても言うことを聞いてくれるいい奴…まぁ銃をこめかみに突きつければ誰だっていい奴さ。  そんなマイケル・マンとトム・クルーズがタッグを組んだコラテラルは美しすぎるロスの夜景をバックに奏でられる殺し屋クライムサスペンス。 正義の味方役が多いトムがこれでもかと的確にターゲットを殺していく。彼が主観の主人公ならジョン・ウィック的なアクション映画にもなったかもしれんが、視点は常にジェイミー・フォックス演じる誰が見ても善良な男マックスなので終始サスペンスだ。気の毒である。 そんな善良な男マックスのタクシーも終盤はあらぬ方向へ急降下。なんともベタな展開であるが対峙する相手が相手なのでハラハラしない訳が無い。  なんとか切り抜けた善良なマックス。彼はこれからどうなってしまうのだろう。この終わり方はどちらかというとホラー映画の後味だ。
[インターネット(吹替)] 7点(2020-02-21 00:13:02)
6.  殺人の追憶 《ネタバレ》 
この世で一番薄気味悪いのは幽霊でもなく死体だけが残り影も無く消えた殺人者である。 背筋が凍るような気味の悪さ、次々と殺されて行く女性たち。 それを追う刑事達の奮闘は間違った方向へと進んで行く、雲を掴むかのような実体の見えない犯人に振り回される刑事達に見ているこちらも参ってきます。 にしても刑事達の拷問まがいの自白強要をここまで赤裸々に描くのは凄いですね。まぁどの国でもやってる事かもしれませんね。 そんな彼らの奮闘も虚しく結局誰が犯人かもわからず、そして時が経っても犯人は生きている結末に行き場の無い戸惑いだけが残りました。
[インターネット(字幕)] 7点(2020-02-16 20:54:55)
7.  ザ・リング 《ネタバレ》 
名作Jホラー映画リング。 貞子という強烈なキャラクターとミステリー感覚に進んで行くストーリー、そして不気味なホラー要素と、とにかく面白いホラー映画だ。そんなに面白ければハリウッドにも行ってしまう。 別にリングが面白かったからってハリウッド版を見る理由は普通は無いはずだが、僕はリングの中で呪いのビデオのシーンがとにかく好きなのだ。あのアングラ感しかないヤバそうな映像がたまらない。そんな映像がハリウッド版にもあるなら是非拝みたい。ナオミ・ワッツがどうなろうと知った事ではない!  そんなこんなで本作の呪いのビデオシーンは日本版の倍くらいの長さがある新聞記事はないけれど情報量は多めでちょっとビックリ。でも映像のカッコ良さはやっぱり日本人だからか日本版の方がヤバさがあってよかったなぁ。でも面白いので満足です。  …本編の話もしますか。 さて本編はというと序盤は完全に日本版映画と同じ道をなぞるのですが、貞子…ではなくサマラの出生あたりの話は大きく違うので見応えがありました。親父が電気自殺したり、馬が暴れだしたりとなかなか見応えもあります。日本版ではちょっと余計だったサイコメトリー要素もありません。ただ真田広之ポジションの男の優男感がなんとも薄っぺらくて、真田広之と比べてしまうと残念な感じでした。  まぁ全体的な流れは同じですがリングらしいミステリー要素もホラー要素もありかなりよく出来たハリウッドリメイク作品でした。 こんな事ならもっといろんな国でリングのリメイクを作っていただきたかったです。
[DVD(吹替)] 6点(2020-01-25 03:43:52)
8.  ブレイド2 《ネタバレ》 
吸血鬼は絶対に許さない!でも吸血鬼よりヤバい奴らがいるのならちょっと手を組んだって良いんだぜ! そんな訳でブレイド一作目は全然ボク的には「来ない」作品で2作目は観ないかなと思っていましたが監督がデルトロ監督なら話が別。それにノーマン・リーダスやドニー・イェンまでいるじゃないですか。こりゃ見るっきゃない!  そんなわけで二作目は宿敵の吸血鬼達の手を借りて強敵リーパーズと戦って行く。これでもかと言うくらいの濃いヴァンパイア精鋭部隊「ブラッドパック」が面白いです。ただドニー・イェン以外噛ませ犬で、そのドニー・イェンもいつのまにかいなくなっているのが面白いです。  そんでもってブレイドさんは今回もキレキレなアクションが面白いですね。でもまぁこの作品に限らずこの年代頃の作品はどうしてもマトリックスぽさがあって今一番古くさく見えてしまうアクションでもあるんですよね〜。 だけど所々プロレス技が混ざるのが面白かったですw あとノーマン・リーダス演じるスカッドもいい感じの小物っぷりでよかったですよ。最近こんな裏切り観ませんね。  そして本作の見所はなんといってもデルトロ監督による美術。武器などの小道具の質感はさすがの言う所。 ただとにかくエグみが強くてびっくりしました。いやいやリーパーズだからって解剖しちゃうのかい!結構ゴア描写が強いのにも驚きました。  というわけで個人的には1より全然楽しめた2本目でした。これはいいものですねえ。
[DVD(吹替)] 6点(2019-11-23 01:30:35)
9.  スパイダーマン(2002) 《ネタバレ》 
これが英雄の誕生譚と成長 ピーター・パーカーは本当に俺たちに近い。たまたま大きな力を手に入れてしまっただけだ。 得た力に振り回され調子に乗るし、コレと行った決心もつかないまま欲しいものに釣られて行動をしてしまう10代の俺たちだ。 しかし不幸にもその奢りが大切なものを失い。彼は強迫的に人が危ない目に遭うのを見逃せなくなって行く。 そしてグリーン・ゴブリンも悲劇のヴィランだ。彼自身は実験を成功させたかっただけなのに、内なる暴力衝動が抑えきれなくなってしまった。それがスパイダーマンの親友の父親というのだから苦い話になる。 ピーターも今までの境遇も決して良いものではないが、スパイダーマンになったらもう普通の社会の人間には戻れない、誰にも打ち明けられない。そんな大きな枷をつけられた人間であるというのがまた考えさせられます。 そして彼は決心を決め、好きだった彼女を振ってスパイダーマンとして生きる事を決意するラストはなかなか凄いです。 漫画らしい表現もふんだんにあり、グリーンゴブリンのあんまり怖くないデザインと良い、ラストの恋人か子供達かというのもなかなか特撮っぽくて好きです。 にしても序盤のピーターのイケてないエピソードはちょっと泣けちゃいますね、まぁその分スパイダーマンになったときのテンションの上がりが凄いのですが。 アクションシーンも今見るとちょっとCGっぽさが見えちゃいますが非常にスマートでカッコ良いスパイダーマンを拝む事が出来ます。スーツのデザインがやっぱりカッコいいです。それとプロレスシーンも良かったです。 ヒーロー映画の一本目と言えば誕生、成長、決意の流れですが、いろんな一本目作品の中でも非常にまとまりよく仕上った一本でした。
[DVD(吹替)] 7点(2019-03-17 08:19:12)
10.  アンダーカバー・ブラザー 《ネタバレ》 
根強いアメリカの差別問題 そんな中現れた救世主!アンダーカバー! 俺こそ黒人達のヒーロー!黒人初の大統領を阻止せんとする白人至上主義者は許さん! と、真面目なのかふざけてるのか分からないノリの不思議な映画だ。まぁオースティンパワーズよりは悪ノリじゃないけどそれでもギャグ盛りだくさんの007パロディモノだ。セクシーもちゃんとあるぞ。 でも芯の部分はちゃんとしてるし、詰め込みに詰め込まれたギャグネタも寒くない。最後なんてどう考えても爆発するタイムリミットより長々しく戦っていて笑ってしまった。あとキャットファイトをしてる途中からくつろいでるシーンもバカバカしくて好きです。 ただこの頃のCGが一番安っぽく見えちゃうのが難点なのと敵の幹部が最後までよくわからない奴でしたが、だらだら長くせずキュッとテンポよく見れたので満足です。まぁ吹き替え欲しかったなぁ。 まぁ彼と同志達のおかげできっとオバマ大統領は当選したのでしょう。 あと何故あんなにマヨが嫌いかはマジで謎です。 
[DVD(字幕)] 5点(2019-03-02 00:14:03)
11.  バーティカル・リミット 《ネタバレ》 
ゾンビや鮫も怖いけど山はもっと怖いぞ! K2!それは魔の山!間違った選択が死を招く!そんな中でバカが間違った選択をしちゃったんだからさぁ大変。 遭難したなりゃ救助せにゃ!場所がわからんのなら爆発させりゃいい!この親切なパキスタン軍がくれたこの超不安定爆薬ニトログリセリンで! 自殺志願者6名が愛すべき妹と登山家のプロとクズを助けに今K2へ向かう! …ってなんであんな過度な大量の爆弾背負うのか理解できませんがとにかく至る所で緊張感たっぷりのピンチがこれでもかと待っているし、モンスター映画には付き物の誰が生き残るかわからない面白さもある。そう山は…K2はモンスターなのだ!それに持ち込んだニトロのおかげでこれでもかとばかりに爆発してくれます。そんなに爆発が好きなのか。まぁ好きですけどね。 もう全部が過剰になんですよねピンチシーンも過剰、爆発も過剰、クズ描写も過剰。まぁ大盛りに越したことはないですがラストシーンあたりでは滑落にも飽きちゃってるのが本音でした。それでもこの過剰っぷりは結構楽しめました。 そしてラストは結構アッサリ復讐完了。下山はスキップ。そして愚者に墓標はいらぬ! 
[DVD(吹替)] 6点(2018-09-22 20:43:10)
12.  くもりときどきミートボール 《ネタバレ》 
いや、腐るだろ! というツッコミは野暮って事を考えながらみないとついていけません。絵本原作のアニメなんだから。いやー子供的にはアイスが街一面にあったりしたらそりゃ嬉しいし、チーズバーガーが来たら嬉しいけど俺は胃もたれするよ…。まぁそれに個人的には食べ物が地面に転がるのはいくらアニメでもエグい暴力シーンを見るくらいちょっと見るに耐えない・・・ま、アニメアニメ! ビジュアルとしてはそこ以外は楽しい。とくに発明品や研究室のビジュアルはどれも面白いし、怒涛のように繰り出すギャグ、小ネタは結構シュール。そしてラスボスの食べ物の塊はおぞましく、いつのまにか主人に反旗を翻し食べ物軍団となるところはあっけにとられっぱなし。 そしてメインとなるのは親子の関係。正直お互いを素直に認められない父と子の物語ですが他が濃すぎてわかりにくくなってるような気がしました。勢いはあるのですがそれについていくのがやっとの映画でした。 
[インターネット(吹替)] 6点(2018-08-24 22:17:35)
13.  トランスフォーマー 《ネタバレ》 
三度は見た作品だったけど最近初代アニメを見終えたのでベイ版も振り返ってみようと思いレビューする。 やっぱり1作目は導入からカッコいい。ヘリの襲撃から小型TF(カセットだったフレンジーがまさかのラジカセに昇格)の登場。そして次々と出てくるトランスフォーマーの連中にはやっぱり痺れる。やっぱりデストロンの方がカッコいいっすよ。 サイバトロンもお馴染みのコンボイ司令官とバンブルは知っていたけどラチェット、アイアンハイド、マイスター(ジャズ)はアニメ版を見た後だと嬉しさもひとしおです。 戦闘シーンの映像は今見ても最高。アイアンハイドのミサイルを宙返りで避けるシーンや、ブラックアウトやスタースクリームが空中で変形するシーンはたまりません。 人間メインのドラマもギャグを絡めながらも秘密組織などの設定はドキドキしますし、サム一家の緩いギャグも割と好きです。 なんだかんだ一作目は面白いです。 
[映画館(字幕)] 7点(2018-08-16 00:17:39)
14.  デイ・アフター・トゥモロー 《ネタバレ》 
​「このまままだと地球は氷河期やで!」 「嘘乙・・・あれ?酷くなってね?うわ!ぎゃーなんだ!こりゃあー!」 氷河期突入!もれなく凍え死んでもらおうか!そこのなんちゃって日本!お前らにゃ雹をお見舞いしてくれる! こんな本作の味付けは薄めのキャラクターに、そこまで状況をかき乱すムカつくキャラクターがいないせいか至って冷静で静か。うるさいのはこの嵐。 そんな中、死を選ぶ者、信じた道を誤り死んでしまった者、そして助けようとする者、助けを待つ者が描かれる。気象学者の父ちゃんにしてはサバイバル精神漲ってますね。 なんだかんだで息子は図書館で本を燃やし暖をとる。人間自ら作り上げてきた文明を生きるために燃やして行くシーンはなんとも考えさせられます。 そして見どころの災害シーンですが序盤の水浸しのシーンは凄いですね。凄い水量。規模も凄い。 ただそれ以降はCGっぽいシーンの連発なのが今となってはちょっとアレ。狼出現もねじ込んだ要素のようで微妙すぎますね。 一通りのストーリーを終えたらすぐに消えてくれる引き際をわきまえすぎな天気にもなんだかな。 そんなこんなで結構淡々と進む本作ですが、かき乱す奴がいないという点でとてもリラックスしてみれるディザスタームービーでした。 みんな地球を大事にしよう!
[インターネット(字幕)] 5点(2018-02-16 00:30:53)
15.  サンキュー・スモーキング 《ネタバレ》 
俺たち嫌われ者! そんな連中ばっかりな世の中を上手に渡り歩く男が一人。口八丁で切り抜ける上手さにみんなたじたじ。 そうだそうだ、タバコはハードボイルドな格好良さ、大人の象徴の代名詞。僕は吸わないけれど、タバコの無い世の中は寂しすぎる。 軽快で楽しいオープニングから始まった本作はオフビートなコメディと、嫌われ者達の華麗な立ち回り、そしてそこから子供に伝えるべきメッセージが簡潔に伝わってくる。映像の面白さもなかなかで面白い。 ただやっぱりちょっと退屈な所もあるし、話が進んでいるのかわかりにくい。 まぁそんな映画だけど終わりよければ全て良し。 にしてもシャチのシーンは笑いました。
[DVD(吹替)] 5点(2017-12-25 21:01:26)
16.  秒速5センチメートル(2007) 《ネタバレ》 
その男。罪作り! …ってわけじゃないんですが…ね。 映像。いいですよね。雪の栃木も、夏の種子島も、素晴らしい景色に癒されます。 山崎まさよし。いいですよね。この歌詞に込められたどうしようもなさ。 様々な回想が連発する最後のシーンはいいですね、これぞ新海節と言わんばかりのフラッシュバックは気持ちいいですね。 夢も恋も破れた男。その男が会社をやめてどこへ行くのかが気になりますが、まぁ野暮なのでしょう。
[インターネット(邦画)] 6点(2017-09-01 10:56:12)
17.  G-SAVIOUR<TVM> 《ネタバレ》 
​これが実写ガンダムだ! プレステでも実写の太いシャアが登場するゲームがあったけれど、コチラは完全新作!海外との共同制作で作られたインターナショナルなガンダムだ! 存在は知っていたのですが、時代が進むにつれて存在感は薄くなり、黒歴史のような気もするだいぶ怪しい作品ですが、一体どのようなモノなのか気になって鑑賞しました…まぁ、凄い作品でした。 ストーリーは良くも悪くも腐敗した連邦のような政府と戦っていくガンダムっぽいストーリーになってはいるのですが、登場人物たちの行動はどれも先のリスクを1ミリも考えない行動をするクレイジーな連中ばかり。 主人公マークは捕らえた科学者と当たり前のように行動を共にし、恋人を巻き込み、他の女を好きになっちゃう凄まじくゲスな野郎。 更に主人公の恋人ミミは己の感情のままに敵味方を裏切りまくるエキセントリックな性格で、最後には笑いながら爆死する凄まじいキャラクターでした。 敵は敵でどれも私利私欲しか考えない深みの無い悪役ばかりです。 話の展開も設定説明が多いせいかテンポが悪く、それでいて面白く無いのが残念です。食料問題という切り口は良いのですけどね。 一番凄かったのは連邦の進行を食い止めるため、MSはあるけど兵隊がいないからという理由で戦った事すら無い人々をMSに乗せて戦わせるシーン。それでいいのか。 そして見せ場であるCGによるMS戦は全体的に動きにキレがなく、モッサリしており、カッコよくないです。Gセイバーのビジュアルのカッコ良さすら上滑りしています。 ドラマパートも未来的な雰囲気は皆無で非常に安っぽい作り。ハンガーにあるMSなども全てCGで作られているのですが、これなら特撮でガンプラ置いた方が良いと思うくらい完全に背景から浮いてしまっています。 …とまぁ悪いところを挙げるとキリがない本作。まさかここまでの出来とは思いませんでした。 しかし実写ガンダムという挑戦はとても素晴らしい事だと思いますので、是非また違う形で作って頂きたいです。
[DVD(吹替)] 3点(2017-06-14 23:44:56)
18.  トム・ヤム・クン! 《ネタバレ》 
トニー・ジャーの怒りが今爆発する!ゾウを大切にしない愚か者は骨をへし折って、顔面に高速膝蹴りをぶち込んでくれる! とにかく主人公には悲劇だ。家族を一気に失った彼の失意は計り知れない。その怒りが彼をこれでもかと強くさせる。 一体なぜあんなに強いのかよくわからないがトニー・ジャーとにかく強い。ボコボコにされても立ち上がる。怒りのパワーだ。 だけれどストーリーは正直微妙だ。よくわからない警察とマフィアの癒着と暗殺。マフィア内でもゴタゴタがあるが正直あんまり意味はない。 とにかくゾウを助け出すという道筋だけでよかったような気がするけど、でもそんな細かいところはトニー・ジャーのアクションの前では無意味っ! キレッキレの怒濤のアクション、怒濤の強敵との連戦バトル、何十人とあろう人数との壮絶な組手。そして増えるマッチョな大男。マッハと同じくスタントもCGもワイヤーも無い壮絶なアクションは恐ろしいほど痛快だ。特に見所は中盤の塔を昇りながら戦って行く超長回しのバトルシーン。トニー・ジャーも凄いけど、この映画も十分凄い。 ストーリーは悲劇的でスカッとする要素は正直少ないですが、壮絶なアクションを連続して拝める脅威の映画でした。
[DVD(吹替)] 6点(2017-05-28 11:15:56)(良:1票)
19.  トレーニング デイ 《ネタバレ》 
アメリカの底の底…観てみたいけど怖くてみれない…。 いやいや、さぁど真ん中へようこそ…。 ヘラヘラとした新米刑事を待っていたのはトレーニングでもテストでもない、アメリカ地獄巡り一日コース。 デンゼルワシントンがデキる顔して案内してくれるのは行っちゃ行けないヤバいところ。 もうなんでもありの捜査。勿論真面目ちゃんには刺激が強すぎる。俺にも強すぎる。 だけどここは地獄の釜の底。そういう奴が必要だ。これがココのやり方。それで守って来た秩序、平和。 …って行き過ぎだよ。汚職って言葉がとっても奇麗な言葉に聞こえるくらいヘドロにまみれた神父のような格好のデンゼルのやり方にヒリヒリしっぱなし。 それにつき合わされる正直者イーサンの行動にもちょっとヘキヘキ。だけど彼もココのやり方に従って行くのだろうか…と思いきやだんだんやる事がエスカレート。 しまいにゃバカ正直者(イーサン)も邪魔になって消そうとするデンゼル。だけどアイツはラッキーだった。あとキレやすい。 終盤地獄を堪能したイーサンの「ぶっ殺してやる…!」という目はもうたまりませんね。最高です。 ですがラストのオチはちょっとあっけない。デンゼルも出来るベテランみたいに装っていたけど結局最後は自分の事でヘラヘラしているのがなんともかんとも。 あっけない。正義の悪党の最後はなんともあっけない。 そんなこんなで家に帰るまでが地獄です。イーサン一日お疲れさまでした。
[DVD(吹替)] 7点(2017-05-27 02:01:56)
20.  ヘルボーイ 《ネタバレ》 
​地獄っ子でチョンマゲの恋に純な奴だぜヘルボーイ! この開き直った漫画漫画感がたまりませんね。それに見合う美術も素晴らしいです。おかげで「この世界ではこうなんだよ!」という力押しにも説得力があります。ただ話としてはその力押しでよく分からない所もチラホラ。地下鉄近くにいた化け物はどうなったの?ラスプーチンを倒した後に出てきたあいつはなんなの?など説明が放置されてるところもあります。あと子猫の箱がいきなり出てくるのには爆笑しました。なんなんだあのシーンw そして見所はやっぱりドイツ殺し屋のクロエネンですね。とにかくカッコ良さの塊ですし、ゴーグルの下も仮面だったり、カメラ目線でポーズを決めてくれたりと笑わせてくれます。 締め方や主人公達の三角関係などちょっと雑ですがそれでも十分楽しいのは凝った美術と世界観がたまらなく魅力的だからでしょう。
[インターネット(字幕)] 6点(2017-05-01 00:38:07)
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