1. スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け
リアルタイムで見てきた世代として、EP7、EP8は自身酷評(6点、4点)としました。しかし、今回のEP9はEP4に戻ったようなベタな展開と結末にもかかわらず、長年にわたってきたスターウォーズ・サーガをみごとに締めくくりました。一つの時代が終わりました。 最後のエンドロールでは、長年の思い出とともに熱いものが頬をぬらしました。 [映画館(字幕)] 9点(2019-12-21 11:43:08) |
2. ドクター・スリープ
《ネタバレ》 シャイニングの敵がオーバールックホテルの霊的存在だったのに対し 今回の敵は、人間の生気を吸って生きながらえる昼間も大丈夫なバンパイアみたいな集団。 誰にでも見えていて、スーパーで買い物をしたり普通の食事もしているようだ。 何百年も生きながらえて、スーパーパワーも持っていながらライフル銃で簡単に退治されてしまってビックリ。 親玉のローズ・ザ・ハットはチャールズ・エグゼビア(プロフェッサーX)と似た感じの能力を持ちオーバールックホテルの禍々しさも 鼻で笑っていたので期待したが、その霊的存在達に返り討ちにあってしまい終了。 全米興行成績が振るわないのもうなずけた。 [映画館(字幕)] 6点(2019-12-03 17:13:06) |
3. ターミネーター:ニュー・フェイト
《ネタバレ》 T1、T2の正当な続編ということとキャメロンが製作に復帰しているので期待値が上がりすぎました。 別れた奥さんとシュワちゃんを共演させるのに無理やり時間軸と脚本を捻じ曲げていて残念な作品になってしまいました。 一番残念なのは、シュワちゃん演じるT-800が冒頭ジョン・コナーを殺害したあと、リプログラミングされることもなく 自分で学習して善良なカールおじさんになっていたこと、あれはいけません。 スカイネットやジョンが消えてしまったのもなんだかなーです。 [映画館(字幕)] 6点(2019-11-16 12:00:41) |
4. ジョン・ウィック:パラベラム
《ネタバレ》 今回は撃ち殺される雑魚キャラの皆さんが非常に多く、その打たれ方も色々なバリエーションがあり飽きが来なかった。 ジョンは、車で轢かれたり、かなりの打撃を受けたりダメージ満載なんだけれどすぐに回復するところがいい。 暗殺者も個性派ぞろい。ジョンのファンを自称するゼロは、にんじゃりばんばんで登場シーンするし死に際のセリフには笑わせてもらいました。 ジョンを手助けした者に処分を下す組織の裁定人も、列挙する罪状がどんだけ詳しいんだーと突っ込みたくなるほど冷徹かつスタイリッシュで良かった。 ラスト、ウインストンがジョンを撃って殺したと見せかけ主席連合から逃がすシ―ンがあるけど、ピンボール状態のジョン良く生きていたね。 [映画館(字幕)] 8点(2019-10-10 23:25:28) |
5. ジョーカー
どうしてもヒース・レジャーが演じたジョーカーの印象が強くて、今回のホアキン・フェニックス版は肩透かしを食らった感じになってしまった。 スターウォーズエピソード1~3でアナキン・スカイウォーカーがダースベーダーになっていく過程は納得できたが、今回のアーサー・フレックがジョーカーになっていく過程は今一つ納得できなかった。 [映画館(字幕)] 5点(2019-10-10 22:20:02) |
6. デッドプール2
《ネタバレ》 前作より面白いと感じた。今回、Ⅹフォースが結成され、このチームの活躍?が素晴らしかった。キックアス2の時のようなチーム結成が作品をダメにするのではと心配しながら観ていたが、それは杞憂であった。いつも間にか味方になってるケーブル、運だけがやたらいい能力をみごとに証明したドミノ、やっぱり居たんだバニッシャー(ブラピ)などその他面々もいい仕事していました。エンドロールでライアンレイノルズの消したかった過去が出てきたけど本編より爆笑ものでした。 [映画館(字幕)] 8点(2018-06-09 00:17:25) |
7. レディ・プレイヤー1
《ネタバレ》 ジェームスキャメロン監督のアバターを観て以来、アバターものに何となく興味を無くしていた。アバターが持つ命の軽さ、人工物的外観などが現実世界と乖離しすぎているなどが理由だろうか。そんな不安を抱きつつ本作を鑑賞。不安はあっという間に消えた。アバターが活躍するオアシスはまさに命の軽いゲームの世界。一体いくつの版権許可を必要としたのかといらぬ心配をしてしまうほどのキャラクターの数。こういう世界でこそアバターの存在は許せる。個々のアバターは生き生きと躍動し、映画は今まで見たことのないようなスピルバーグ映画になった。T-レックスやキングコングが妨害するチキチキマシン猛レースから始まりシャイニングの名場面がプレーヤーを襲うホーンテッドマンション、メカゴジラやガンダムの活躍する最終バトル。間に入るリアル世界のプレーヤー同士の友情もいい味付けになっている。少年ジャンプの売れる条件を満たしているような作品だった。 [映画館(字幕)] 8点(2018-05-01 19:57:42) |
8. ブラックパンサー
《ネタバレ》 シビルウォーで颯爽と登場したブラックパンサーの後日談。あれー、ブラックパンサーってまだ自国民に認められてなくてこんなに弱かったんだ。しかも、正当な儀式で新国王になったキルモンガーをいきなりみんなで寄ってたかってやっつけちゃったー。ワカンダって超文明国で民主的なはずなのに、野蛮な後進国ぽかった。従兄弟であるキルモンガーの思想は過激だったけどその思想はアメリカで形成されたもの。なんか可哀そうに思えた。インフィニティーウォーでは強いブラックパンサーの活躍に期待したい。 [映画館(字幕)] 5点(2018-03-07 23:43:49) |
9. スター・ウォーズ/最後のジェダイ
《ネタバレ》 152分という歴代一番の長さ。加えて字幕版の上映の前に「みんないくわよー」の吹き替え版の予告。いらないよー。フィンのコードブレーカーのくだりなど皆さんが言われるようにいらないシーン多すぎ。エピソード4からリアルタイムで観てきたおじさんにはケツ痛すぎ。 [映画館(字幕)] 4点(2018-01-22 16:46:37) |
10. GANTZ:O
《ネタバレ》 原作はすべて読んでいます。特にGANTZ/OSAKA編は一番好きなくだりです。 2011年の実写版GANTZではがっかりしてしまった派です。 それだけに、今回は期待と不安を胸に映画館に向かいました。4DXでなく2Dで鑑賞。 最初は登場人物の3DCG顔に慣れるのに苦労しましたが、戦闘シーンが多いためかだんだん違和感がなくなりました。 原作で出てきた風大左衛門、ホスト侍、花紀京やど変態などの有力キャラが出てきませんが、96分で納めるためには やむを得ない判断でしょう。 関西芸人さんが大阪メンバー主要3人の声をやられていましたが、これがかなりはまっていておもしろかったです。 有名マンガの実写化がほとんどこけている(?)日本映画の中でであえてフル3DCGを使ったのは正解だと思います。 GANTZの世界観が保たれていて良かったーと思ったのは、僕だけでしょうか。 [映画館(邦画)] 7点(2016-10-16 00:09:24) |
11. シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ
《ネタバレ》 キャプテンアメリカ/ウインターソルジャーの次の作品なのにアベンジャーズ2の続きのアベンジャーズ2.5になっていた。せっかくキャプテンアメリカの活躍する世界が前作により確立されウインターソルジャーとの共闘が期待されていたのに、アベンジャーズの面々により乗っ取られてしまった。アイアンマン、ブラックパンサー、ヴジヨン、ホークアイ、スカーレットウィッチなどは今作品には不要ではなかったろうか。さらに、アントマン、スパイダーマンの登場に至ってはもうどうにでもしてって感じ。アントマンは個別にアントマン2を期待していたので残念なキャラになってしまった。。スパイダーマンもアメイジングに続いて新たなピーターパーカーのシリーズ予告がされていたのでやれやれもういいよって思ってしまった。 単純過ぎるかもしれないが、シベリアの5人のウインターソルジャーと戦う方向で作ってもらったほうが良かったのではないかと帰り道でふと思った。 [映画館(字幕)] 4点(2016-05-01 22:47:50)(良:1票) |
12. 僕だけがいない街
《ネタバレ》 コミック全8巻分(第8巻は公開時未発売)を2時間に凝縮したため、このタイムトラベル物はいろんなところに歪を生じてしまった。 原作は、緻密なストーリーが展開される素晴らしい作品だけに非常に残念。 前半まではまあいいとして、主人公悟が犯人に橋から落とされてからの展開がもう無茶苦茶。橋から落とされた後の悟はどうなったのか、死んだのか 生きているのか。生きていれば犯人を知っているわけだから犯人は逮捕されるはず。いろんな矛盾を後半で強引に終わらせてしまった。 せめて、原作が完結してから映画化してほしかった。 [映画館(邦画)] 5点(2016-03-25 16:53:51) |
13. 007/スペクター
《ネタバレ》 ダニエル・クレイグのボンドシリーズ3作を観ての観賞。 ついに悪の組織スペクター、過去3作のボンドを苦しめたラスボスの登場なのだが、弱い、弱すぎる。 砂漠の何も無いところにある本部だからすごい基地かと思いきや、情報を武器に世界を牛耳ろうとするIT企業みたいな感じ。 ボンドの頭の中をドリルでせめるも、後遺症なく反撃されてしまう。 しかも、強大な悪の組織の本部?が、ボンドの銃撃だけできれいに木端微塵。 さらにビックリしたのはボンドが撃った銃の当たり所がよほど良かったのか、ラスボスの乗ったヘリコプターが墜落。ああいう落とし方、初めて観ました。 James Bond will return. うーん、もう完結でいいでしょう。 [映画館(字幕)] 5点(2015-12-31 16:28:06) |
14. スター・ウォーズ/フォースの覚醒
《ネタバレ》 1作目から映画館で観てきた世代です。今回は1983年に公開された「ジェダイの復讐」の続きという思いのもとに観賞しました。 やっと平和が訪れたと思った前作から、再び帝国軍いやファーストオーダーなる悪の軍団が銀河を征服しようとしていた。 そこでヒロイン、レイの登場。若さが前面に出ていい女優さん。でも、いきなりあのミレニアム・ファルコン号を操縦しちゃうんだなー、やめてー。 まあ、ファントムメナスで幼きアナキンがポッドレースで優勝しちゃったこともあるから、許しちゃおう。 そして、ハン・ソロがファルコン号を操縦、いきなりハイパードライブかい、なんでやねんと突っ込みを入れたくなりました。 レイアとソロの子供カイロ・レンが、ダースベーダーを信奉しダークサイドに落ちたのかー、さぞかしマスクの下には恐ろしい顔と思いきや 何と好青年じゃん。ダースモールやダースベーダーの怖い顔とちゃうねん。 敵に捕らえられたレイがとてつもなく巨大な敵陣を逃げていると、仲間のみんなとバッタリ合流よかったよかったー、もうどうにでもしてー。 レイはフォースの修業をしていないのに強いこと強いこと、いや、カイロ・レンが弱いのか。なんでー、ダークサイドなのに。 後は、1977年に観たデススターがやられる時のような光景、なんでー、フォースも使わないのにコアに命中、自然豊かな星が爆発。 あー、少年のような素直に感動する心が欲しい。 [映画館(字幕)] 6点(2015-12-31 00:15:07)(笑:3票) (良:1票) |