1. 素晴らしき日曜日
黒澤明の映画を幾つか見た中で、とても異質だと思った一本。 浮かれたり、沈んだり、恋人とどうしてもすれ違ったり、 そういう生活における、あたりまえの、だけど、捨ておいておけないような問題を、 こういうふうに描いた映画は、他にあまり見たことがなかった。 だけれども、正直に言って、映画として見ると冗長で、 この作品の出来を見た限りでは、小説にこそ任せておくべき領域なのじゃないかと感じた。 個人的には気に入ったものの、あまり人に薦められる映画ではないな、というのが本音。 [DVD(邦画)] 5点(2015-11-29 17:27:05) |