1. キラー・エリート(2011)
《ネタバレ》 てっきり気楽に観られるアクション映画かと思っていたら、 実話ベースだからか、なかなかに話が複雑だし、難しい。 序盤に人質にされていたり、その動きの怪しさから 「これ、もしやロバート・デ・ニーロが真の黒幕なんじゃ・・・」 と思ったりもしたけれど、全然そんなこともなく、少々拍子抜け。 アクションシーンはなかなかにキレがありました。 [インターネット(字幕)] 5点(2025-02-11 09:56:55) |
2. 私は確信する
《ネタバレ》 肝心な事件の内容に関して、全て登場人物の会話などから理解しないといけないので、 気合を入れて観ないとすぐに置いて行かれてしまうのが、しんどいところ。 映画の肝は、ラストの弁護士の最終弁論に全て集約されていると思うが、 刑事裁判における”推定無罪”の原則が脅かされることへの危惧や警鐘のようなものが 痛いほど感じられた。 中身はあるけれど、あんまりスッキリとはしない内容だし、 エンターテインメントとしては、もの足りない印象は持つ。 まあ、非常に考えさせられる映画ではあった。 思い込みには気を付けましょう。 [インターネット(字幕)] 5点(2025-01-17 22:51:16) |
3. ターミネーター:ニュー・フェイト
《ネタバレ》 2の正当続編とのことで初鑑賞。 が、冒頭数分でジョン・コナーが死んじゃうという展開はいかがなものか。 スカイネットを壊してしまった以上、続編を作るならこういう展開にせざるを得ないのかもしれないが、 ”リージョン”なるものが出てきて、似たようなことをされると、2で成しえた”重みのようなもの”が一気に軽くなっちゃう。 まあでも、物語にあまり破綻は感じられずに観れたし、 サラ・コナーとシュワちゃんが出ていたのは良かった。 [インターネット(字幕)] 5点(2024-12-14 09:27:27) |
4. 幸せへのキセキ
《ネタバレ》 観やすい映画ではあったが、薄味の印象。 出来すぎな話だなあ、と思っていたら 実話ベースなのだと、後で知って納得。 悪い人は一人も出て来ず、 見事に”絵にかいたようなハッピーエンド”でした。 情操教育にはピッタリだと思う。 [インターネット(字幕)] 4点(2024-11-03 09:34:50) |
5. ミスター・ガラス
《ネタバレ》 前2作は事前鑑賞必須。 終盤での高層ビルでのドンチャン騒ぎを期待しただけに、 演出面ではかなり地味だった印象。 確かにイライジャは”悪”だけれど、 だんだん応援したくなってしまうのが、 この映画の面白いところ。 前作を見ていると、ケイシーのケヴィンへの感情は分からなくもないが、 ビーストの存在が世間に知られて笑顔になっているのは、「そこまでビーストに思い入れあったか?」と。 物語が予想外の展開だったけれど、 それがかえって良かったのかもしれない。 ある程度”しっくり”とはくる帰結だった。 [インターネット(字幕)] 5点(2024-09-29 09:34:06) |
6. スプリット
《ネタバレ》 以前観たアンブレイカブルの続編であることが分かったので、 鑑賞してみることに。 ジャンルとしてはスリラーなのだと思うが、 序中盤は誘拐した女性をなぜか少し脱がせたり、別々に閉じ込めたりするだけで、 残忍なことはしないし、緊張感に欠け過ぎた。 ケビンの設定を作り込んでいて、 それを丁寧に作品内で説明していくため、 というのも大きそうだが、あまりに冗長。 終盤になって、満を持してビーストが登場したと思ったら、 犠牲者となった3人の死に様があまりにも地味。 壁のぼりのシーンやリッカーみたいに天井を張っていたシーンは、ちょっと笑ってしまった。 まあでも、ケビン役の人はいろんな人格の演じ分けを頑張っていたと思う。 この次の続編でアンブレイカブルと本格的につながるらしいので、 それに期待してみる。 [インターネット(字幕)] 4点(2024-09-28 09:01:07) |
7. 悪の教典
《ネタバレ》 ツッコミどころは多々ありながらも、 序盤のスリリングな展開は期待を持たせてくれた。 が、終盤の殺戮の部分は、半分ネタに走っているだろう?という感じで、 一気にこの映画をチープなものにしてしまった感。 制作側の趣味なのか? キャストは豪華でした。 [インターネット(字幕)] 3点(2024-09-21 09:30:13) |
8. 藁の楯
《ネタバレ》 特に、ストーリーの流れ・演出があまりに”アレ”だった。 致命的だったのが、登場人物をバッタバッタ退場させるのは別にいいのだけれど、 それぞれに進行上の”意味”や”効果”があまり感じられず、呆気に取られている間に終わってしまった感じ。 内容・題材的に終始シリアスだったのだけれど、 これならツッコミどころ満載のバイオレンス系に全振りした方がまだマシだったように思う。 ただ演者さんは、主演からその他脇役も含めて、 できる限りのいい演技はしていたと思う。 藤原竜也に関しては、最初から最後まで嫌悪感を増長するような”ハマリ役”だったと思うが、 終盤に松嶋菜々子を”おばさんくさい”という理由で殺したのが、個人的には一番許せなかった。 [インターネット(邦画)] 2点(2024-08-09 16:20:50) |
9. 96時間 レクイエム
《ネタバレ》 話の展開とは言え、最序盤で元妻を退場させたのはいかがなものか? そのせいで、2作目と違ってどうしても後味の悪い結末に。 とはいえ、主人公が警察から逃げながら真犯人を探すというのは、 王道ながら間違いのない展開。 娘が終始主人公を信じ続けたことと、 主人公の友人兼仲間に見せ場があったことも良かった。 1~3作目全て良作と思える作品は珍しいのではないか。 [インターネット(字幕)] 6点(2024-07-26 10:19:32) |
10. 96時間 リベンジ
《ネタバレ》 前作と比べ、主人公の独壇場ではなかったけれど、 その分、娘の活躍があったり、元妻のお色気?シーンがあったりと、 いろんな意味で”バランスのいい”映画になっていた。 敵の親玉は自分の息子の悪事は棚に上げるどうしようもない奴だったけれど、 そんな奴に主人公がラストで慈悲を与えようとした理由も 納得のいくものだったし、全体的に話の流れが自然だった。 後味もいいし、続編としては無難にいい出来だったと思う。 [インターネット(字幕)] 6点(2024-07-21 09:12:11) |
11. ウルフ・オブ・ウォールストリート
序盤は品はないけれど、シーンの切り替わりがスピーディーで、テンポよくストーリーが展開。 ただ、中盤あたりから「なんでこのシーンにこんなに尺を使うのか?」と思うところがチラホラ。 さすがに3時間は長かったけれど、 随所のディカプリオの演説シーンは、カリスマ性が感じられてすごくよかった。 [インターネット(字幕)] 5点(2024-07-12 10:59:01) |
12. イコライザー2
《ネタバレ》 悪役の無能感・小物感があまりにも気になった。 最終局面、なぜわざわざ主人公のホームグラウンドに乗り込んで、 アウェイの戦いに持ち込んでしまったのか? 人数での優位性に慢心したのか? 分からない。 前半のタクシーの乗客などのサイドストーリーをもう少し省いて、 メインストーリーに力を入れても良かったのではないか? 素材はいいのに、盛り上がりきることなく終わってしまった感。 まあ、でもデンゼル・ワシントンは格好良かったので、次回作も観ます。 [インターネット(字幕)] 5点(2024-07-05 21:59:23) |
13. イコライザー
《ネタバレ》 主人公が強すぎてツッコミどころ満点だけれど、 テンポよく、話も分かりやすくて、何より面白かった。 終盤のホームセンターの工具で敵を倒していくシーンは、 アイデアに満ちていて、あの名作「ホーム・アローン」も思い出した。 続編も作りやすそうだと思っていたら、実際あるようなので、 近いうちに観ようと思った。 [インターネット(字幕)] 7点(2024-06-30 09:33:51) |
14. オデッセイ(2015)
《ネタバレ》 こういう映画って何でも孤立した主人公が一人で解決しがちだけれど、 早々に通信復旧して、遠く離れた地球の人たちと一緒に問題に取り組んでいくのがとても良かった。 主人公はもちろんのこと、出てくる人々がみな優秀で、 いろいろと話が早くて、テンポもいい。 おまけにキャラも明るく、合間に明るいBGMが流れたりして、 題材の重たさの割に、観ていてストレスのたまりにくいつくりだったように思う。 最後はみんなハッピーで後味もいい。 多少ご都合主義でも、なかなかにいい出来。 [インターネット(字幕)] 7点(2024-06-28 21:55:25) |
15. キングスマン: ゴールデン・サークル
《ネタバレ》 前作同様、アクション面は非常に見やすく見ごたえがあったけれど、 ストーリーがイマイチ。 前作との比較で、敵の小物感が気になった。 ハリーの活躍は熱いのだけれど、はっきりしたきっかけなく急に本来の力を取り戻していたり、 カウボーイの裏切りに気づいたきっかけが分からなかったり(私の理解力不足?)、消化不良感が否めない。 あと、マーリンは別に死ななくても良かったのでは?と思う。 エルトン・ジョンがまさか本物とは驚いた。 [インターネット(字幕)] 5点(2024-05-03 11:33:26) |
16. キングスマン
《ネタバレ》 ちょうどいい上品さと下品さを兼ね備えている、絶妙な映画。 ビシッとスーツをキメて、「紳士とは、正義とは」というのを語るシーンがありながら、 そのスーツで大量に殺戮をするという、このバランス。 特に、終盤の頭爆発花火大会は、笑っていいのかいけないのか、 何とも言えない感じがむしろいい。 アクションの動きが激しいのだけれど、非常に見やすく、 カメラワークと演出が非常に優秀なのだと思う。 話の展開も先が読めない感じで良かった。 良作。 [インターネット(字幕)] 7点(2024-04-29 11:06:16) |
17. ダンケルク(2017)
《ネタバレ》 結果的にメイン級の方々はあまり死ななかったものの、 戦争映画特有の重たい展開がずっと続いた。 おまけにBGMがずっと不安を煽ってくるので、 観ててとっても疲れる映画。 「クリストファー・ノーラン作品の割に時間が短いなあ」 と鑑賞前に思いましたが、これなら納得。 これ以上長いと耐えられない。 特に引っかかった点を2点。 ①あんな小型船が数隻で(まあ、一部とは思うけど)、 本当に30万人も救えたのか甚だ疑問。 ②救出船内で頭を打って亡くなった子供は、早々に重傷を負っていたので、 新聞に載った!と言われてもあまり心動かされなかった。 時間経過の流れを変えて3つの舞台を同時に展開させる構成や、 音や映像に関してはよくできていたと思う。 が、二回目見ようとは思わない。 [インターネット(字幕)] 4点(2024-03-17 09:10:56) |
18. ダイ・ハード/ラスト・デイ
《ネタバレ》 過去作(4作)を全て観た上での感想。 それらとの比較で、尺も含めてややコンパクトにまとまっていた感があるけど、 思っていた以上にダレずに楽しく観れた。 ところどころ過去作のオマージュ(例えば、コマロフが落下していく場面)が含まれていたのも良かった。 父子ともに、あれだけの重傷っぽいものを幾度も負いながら、 シーンが変わると大したことなかった感じになるのが、さすが"不死身"のマクレーン一家。 終盤にジョン・マクレーンの白シャツ姿を見ると「ダイ・ハード」って感じがして、映画が引き締まる。 なお、個人的には、最後のヘリコプターが突っ込んできたときに、父子で外に飛び出して ヘリとすれ違っていく場面がすごく良かった。 [インターネット(字幕)] 6点(2024-03-03 09:28:35) |
19. 三銃士/王妃の首飾りとダ・ヴィンチの飛行船
《ネタバレ》 シナリオ面で中身軽めのさっぱり味。 でもまあ、テンポがよくて気楽に観やすい映画だったかと思います。 気になったのが三点。 まず第一に、「三銃士」と題しておきながら、この三人が割と存在感が薄かったのが気になった。 悪役サイドにミラ・ジョヴォヴィッチやオーランド・ブルームを配すると、出番配分的にこうなるのは仕方ない。 第二に、どうにもダルタニアンのキャラクターがイマイチ受け入れにくかった。 オリジナルの「三銃士」は見たことがないのだけれど、チャラいし軽い。 第三に、終盤の敵の行動原理がよく分からなかった。 髪飾りを奪い返すのが第一ミッションであるはずなのに、相手の飛空艇を深追いしすぎでしょう。 最後の一対一の剣闘も敵が勝っていたのに、油断が過ぎる。 [DVD(字幕)] 5点(2023-09-23 20:24:15) |
20. SHERLOCK/シャーロック 忌まわしき花嫁<TVM>
《ネタバレ》 テレビシリーズの流れの中で鑑賞。 テレビシリーズの良さの一つが「現代社会にシャーロックが存在したら」という点だと思うので、 その舞台設定がオリジナルの時代に戻るとなると、そういう作品は山ほどあるので目新しさが薄くなる。 また、現代シャーロックとのつながりを強引に持たせようとして、 テレビシリーズを見ている前提の作りにもなり、中途半端な感じになった印象。 特に後半部の展開が分かりにくい。 主役級の演者さんはハマっていると思うのだが、テレビシリーズの延長として期待すると、 裏切られる感じになってしまっているように思う。 [インターネット(字幕)] 4点(2023-05-27 09:05:01) |