1. ローマの休日
非常に古いながら流石に名作の誉れ高い作品、全く飽きずに集中して観られました。ラストの余韻もよし。 [インターネット(吹替)] 8点(2023-08-22 16:26:48) |
2. 牛乳屋フランキー
テンポよく今でも十分面白く楽しめた。フランキー堺の動きのキレは凄い。若い宍戸錠が二枚目でカッコいい。 [インターネット(邦画)] 6点(2023-05-14 11:19:13) |
3. 地球防衛軍
《ネタバレ》 古い映画でややゆっくりした展開ながら楽しめた。光学合成は流石に発展途上な雰囲気があるがミニチュアワークは十分素晴らしい。電子砲などが突然開発される他は防衛隊(自衛隊)の装備等は1950年代当時のものを反映している。モゲラはいまいち消化不良で、最初の個体は防衛隊による橋梁爆破であえなく谷に落ち込みお陀仏。 「戦争したがるのはそちらの政府や軍隊で、我々は平和主義。少しの土地をくれればいい」という侵略者の言い草はいつの時代も同じである。 [DVD(邦画)] 6点(2020-05-20 21:28:04) |
4. 東海道四谷怪談
あらすじを知っていても如何にも日本怪談的な因果応報な怖い話ですね。全体的に暗いシーンが多いですが、歌舞伎を踏まえた美術、効果音、演出が秀逸で日本の怪談の雰囲気がよく出ています。引いた絵も結構多いので、小さい画面で視聴すると髪型が同じだったりすると誰なのかわかりにくかったです。ダラダラ長くせず、短い尺にテンポよくまとめていたのも傑作の誉高い所以かと。 [ブルーレイ(邦画)] 6点(2019-08-04 14:46:26)(良:1票) |
5. 早春(1956)
小津作品の中では異質な作品だろうがこれが最も好きである。 昭和の東京の風情に趣が感じられ、そういったモノクロ映像中でかわされるこんちわ、さよなら等々日本語のリズムが聞いていて心地よい。簡素な風体の池部良は渋く、若い岸恵子も可愛い。 [DVD(邦画)] 9点(2018-01-08 21:03:30) |
6. 喜びも悲しみも幾歳月
時間をかけて戦前戦中戦後の灯台守の生活を観せてくれます。 ストーリーは凄く劇的とかそういうわけではないですが、それなりに山あり谷あり、しみじみ人生を感じさせてくれます。今のように情報やスピードの溢れた生活からみたらのんびりしてみえますが、そういう時代だったのであり、だからこそ当時の方々の共感を生んだのでしょう。 また、我々の現在が戦前からの地続きであるということや、人間の本質的な部分はいつの時代もそうは変わらないのだなということを実感させてくれました。 昭和高度成長前の日本各地の風景がとても美しいです。 [DVD(邦画)] 8点(2017-08-13 15:32:38)(良:1票) |