1. 湯を沸かすほどの熱い愛
《ネタバレ》 不幸な人々が登場しすぎて設定同士がぶつかってる。登場人物のほとんどが親に捨てられたり親を亡くしてたり、障害を持ってたり、不治の病だったりで流石に食傷気味になってくる。もっと登場人物を絞って深く内面を描いた作品のほうが好み。娘がいじめを克服するシーンだけは感動した。 [インターネット(邦画)] 5点(2021-08-12 02:25:08) |
2. 空の青さを知る人よ
夢に夢みる主人公のアオイより、現実を生きる30代のシンノとアカネに共感できる話の作り。一応ファンタジー要素はあるけど構造的にはアニメというより邦画ヒューマンドラマに近い。大人向けのアニメだと思う。恋愛映画とかジュブナイルを期待するとかなり拍子抜けする。 [インターネット(邦画)] 6点(2020-06-12 01:42:11) |
3. スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け
《ネタバレ》 主人公のレイがカイロ・レンやパルパティーンとの決着、そして自分のアイデンティティを取り戻す旅としてはEP8の惨状を考えるとかなり上手くまとまってたと思う。観る価値あり。ただその他の脇役たちの動きは一切面白くなかった。上映時間1時間で十分。 [インターネット(字幕)] 6点(2020-04-29 21:41:23) |
4. ぼくは明日、昨日のきみとデートする
設定がぶっ飛びすぎてて、この映画にどっぷり浸かるのは無理がある 女の子の設定が無茶苦茶でバックボーンが見えない 2人の心情描写だけに的を絞れば共感もできるし映像も綺麗な映画だとは思うけど なんとなく腑に落ちない部分が大きすぎる [インターネット(邦画)] 6点(2020-04-16 16:40:29) |
5. HELLO WORLD
《ネタバレ》 これは「どんでん返し」ではなく単なる「夢オチ」なのでは? 主人公とヒロインの二人がこんなに好きあってるのにお互い敬語なのが違和感ある メインキャラの掘り下げが浅い割にはこれといったサブキャラもいない 終始微妙なプログラムとの戦闘シーンを見せられてる感じでどうでもよくなっていく 序盤はそんなに悪くなかったんだけどな [ブルーレイ(邦画)] 3点(2020-04-15 21:08:02) |
6. ワンダー 君は太陽
《ネタバレ》 少し退屈だった。登場人物はみんな善人だし、大した事件も起こらずに皆に応援されてハッピーエンドという内容。 リアリティを感じる部分や共感できる要素も少なく、あまり感動しなかった。 「トリーチャーコリンズ症候群」の人をネットで調べてみたが この映画に出てくるオギーのメイクはかなり優しく、人間らしく作られてると思った 「見やすさ」からそうしたんだろうけど、やっぱりそれ自体が差別な気がして引っかかるものがある ああいう顔の人が5万人に1人いることが知れたことはよかった。 [インターネット(字幕)] 4点(2020-03-21 07:19:40) |
7. プロメア
テンポは良いが悪くいえば総集編のよう。ありきたりな内容でストーリーが進むほど冷めていった。 結局X-MENやタイバニのような設定の能力ヒーローバトルもので、「火消し」とか「消防」要素はあまり関係がない。 アクションをウリにしてる割にはCG部分が多すぎる(しかも妙に粗い)し、特徴的な彩色もスパイダーバースの劣化版。 キャラも全体的に魅力を感じなくて楽しめなかった。 [ブルーレイ(邦画)] 3点(2020-02-14 17:37:23) |
8. ジョーカー
重く陰鬱としたテーマだけどテンポ良く観れて映像もカッコいい。でも良くできすぎてるが故に印象に残らない映画かもしれない。 キングオブコメディ等のオマージュが散見されるのはやっぱり少し冷める要素になった 実はこの映画のオリジナリティのある部分ってホアキン・フェニックスの名演だけなのでは? 質の高い映画だけど名作か?といえば惜しい感じがする [インターネット(字幕)] 8点(2020-01-31 21:10:59) |
9. キングダム(2019)
大前提として、中国の話なのに登場人物が日本語で喋ってるのが気になった アクションもなんとなく邦画にしてはスタイリッシュにはなってるが特に印象に残らず ストーリーも原作をなぞってるだけで映画らしい構成になってない [ブルーレイ(邦画)] 3点(2020-01-16 09:07:33) |
10. きみと、波にのれたら
《ネタバレ》 主人公の女の子が一途で良かった。 波や水、光の描写がとても美しくコーヒーや玉子料理など日常アイテムの使い方もいい。 ストーリーは捻りの少ないメロドラマだが、「水」の使い方にオリジナリティがある部分も多く、陳腐さは感じなかった。 刺さる台詞やキャラ作りもしっかりしてて、完成度の高いピュアな大人のラブストーリーだと思う。 [ブルーレイ(字幕なし「原語」)] 8点(2020-01-06 02:11:14) |
11. ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー
《ネタバレ》 キャラクターもストーリー印象に薄く見所なし ラストのダースベイダーは少し良かったけどSW全体の中でみると蛇足に感じる エンターテイメント性があるだけEP8のほうがよっぽどマシだと思う [ブルーレイ(字幕)] 2点(2019-11-27 14:38:40) |
12. グリーンブック
ラストシーンが素晴らしい 綿密に練られた脚本で観客の感情を揺さぶる作りになっている 助演男優賞を獲ったマハーシャーラ・アリの演技というか表情も良いし 2010年代のオスカー作品賞をとった映画の中では随一の出来だと思う [インターネット(字幕)] 10点(2019-11-21 14:23:09) |
13. スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム
《ネタバレ》 ミステリオに魅力なし 敵がドローンと投影したCGってだけで盛り上がらない エンドゲーム後の後日談としてもピーターやMJを掘り下げる内容としても中途半端 [インターネット(字幕)] 5点(2019-11-21 14:20:57) |
14. クワイエット・プレイス
《ネタバレ》 ジャンルは「ホラー」ではなく「モンスターパニック」ですね。プレデターとかに近い。 アポカリプス物として退廃した世界観の描写や美しい自然など、映像的には結構いい感じだが あまりに設定がお粗末すぎて話に集中できなかった。 まずあんなに防御力が低くて単純な行動しかできない怪物が人類を滅ぼせるとはとても思えない 大きな音で怪物を集めて一網打尽にすれば終わりなのでは 家族のキャラクターの掘り下げやドラマ性も薄い。これなら「プレデター」みたいなアクション映画で良かった気がする。 [ブルーレイ(字幕)] 4点(2019-02-10 10:01:06) |
15. 未来のミライ
《ネタバレ》 自分は「サマウォ」「おおかみこども」大絶賛の細田監督ファンだけど、前作の「バケモノ」から何だか様子がおかしい。 今作の大きな欠点は主人公である4歳の「くんちゃん」の歪さだと思う。 明らかに子供の声に聞こえない声優の演技もそうだし、シーンによって妙に大人びてたり、動じない姿に違和感がある。 ストーリーは全体的に「くんちゃんの夢の世界」という感じで展開に取り留めがなく話に集中できない。 「ミライちゃん」は設定もキャラクターも魅力的だったのだが、思ったより出番が少なかったのが残念だった。 前作の王道路線の「バケモノ」から方向転換して作家性が強く出たオリジナリティのある設定の映画なのだけど 正直、どの年齢層に向けてどういう感動を得てほしいのか、よく分からない映画になってしまったなというのが正直な感想。 シーンによってはなんとなく伝わってくるものはあるが。 [ブルーレイ(字幕なし「原語」)] 4点(2019-01-24 06:34:18)(良:1票) |
16. オーシャンズ8
《ネタバレ》 ほとんど障害もなく爽快に盗みを成功させるので良い意味で軽く観れる映画 もうちょっと各キャラのキャラ立ちがしっかりしてると良かったが印象は薄めだった オーシャンズ11のエッセンスは感じたが何か足りない [ブルーレイ(字幕)] 5点(2019-01-22 16:02:26) |
17. プリズナーズ
《ネタバレ》 練りこまれたサスペンスホラー。かの名作「セブン」を観た後のような感覚に襲われた。 父親が自分の道を信じ続けた事で辿り着いたエンディングなのだが、 観てる最中はこの父親の頭がおかしくて、刑事が正しいと思い込まされる作りなのが上手いと思う。 映像や音楽も同監督らしく退廃的で美しい感じ。ラストシーンも印象的。 それでも7点に抑えた理由は、観ていてやや脚本に振り回されすぎるのが鼻についたことと 刑事、父親、犯人など各キャラクターの掘り下げが若干薄いと思わされたところ [ブルーレイ(字幕)] 7点(2019-01-15 09:45:30) |
18. ボーダーライン(2015)
《ネタバレ》 死体がぶら下がるメキシコの街並みと、デル・トロの復讐劇のシーンは凄く印象的だった そこ以外はもうひとつストーリーが散漫というか。デル・トロ主人公で良かったのではと思ってしまう。 メキシコやイラクみたいな場所を舞台にした映画の中では完成度が高いほうだと感じた。 [インターネット(字幕)] 6点(2019-01-09 01:24:01) |
19. ボヘミアン・ラプソディ
《ネタバレ》 テンポの良いサクセスストーリー、そして転落、最後はライブといった内容 ゲイ要素やキャッチーな音楽性も含めて、日本人にウケるのも納得といった感じの出来 ただ似たような内容の「ジャージー・ボーイズ」と比較するとストーリーが軽すぎるかなと思ってしまう フレディ役の俳優も独特の雰囲気は出ていたが、やはりフレディ本人ほどの魅力は感じなかった [映画館(字幕)] 6点(2019-01-09 01:18:44) |
20. 沈黙 ーサイレンスー(2016)
《ネタバレ》 隠れキリシタンの日本人が英語喋りまくるし、内容的にもそんなに大したものではないのだが 映像の美しさとか編集の上手さとかは流石のマーティン・スコセッシ監督作品って感じがした 暗い話だけど残酷ではなく、結構テンポよく軽い感じで観れる [ブルーレイ(字幕)] 6点(2019-01-09 01:11:30) |