1. ヤンヤン 夏の想い出
シンプルな話しなのに、3時間観ていられます。テーマは、拠り所なのかな。登場者の一人一人がどんな人で何を感じているかが伝わってきてそれが面白く感じました。役者の顔のアップが多いCMのような映画が多いなかで、勇敢にも距離を置いて見せてくれて、それでいて説明くさくない。丁寧で優しさがある映画だと思いました。イッセイ尾形は、映画にとけこんでいてすばらしい日本人を演じてくれました!サンキュー! 8点(2002-04-19 00:57:24) |
2. ビューティフル・マインド
ジェニファー・コネリーが、ついにオスカー受賞おめでとうで、3点。綺麗でした。クローの幻覚に取り付かれている演技も鬼気迫るものがあり良かったので、3点。「シックス・センス」の衝撃を思い出しました。 6点(2002-04-04 22:30:16) |
3. ロスト・ハイウェイ
デビットリンチの映画には、映画ごとに基調の色彩があると思う。サテンのブルーや、暁のレッド、野のグリーンなど。センスを感じる。サントラも美しいものが多い。「ロスト・ハイウェイ」には、それらが感じられなかった。残念。 4点(2002-03-11 14:45:33) |
4. ソードフィッシュ
期待はずれでした。トラボルタも太ったおやじだし、筋書きも無理があり陳腐だと思う。得手勝手なアメリカの正義を振りかざしている点は最悪だが、冒頭の爆発シーンに3点。 3点(2002-03-06 02:42:42) |
5. バニラ・スカイ
トムクルーズは、アクション映画がいいな。人生を云々することを言いたいらしいが、訳がわからん。キャメロンディアスをあんなひどい風に見せて嫌な感じ。冒頭の無人の町に2点。ゆがんだ顔のトムクルーズに2点で、合計4点。 4点(2002-03-06 02:36:55) |
6. デューン/砂の惑星(1984)
空飛ぶデブとスティングの妙な色気、そしてカイルマクラクランのへぼ救世主ぶりがこの映画を物語っていると思う。とにかくおかしな人がいっぱい出でてデビット・リンチ監督の趣向がストーリとは関係無く爆走していてるので、6点。「ツイン・ピークス」ファンにはチェックしてもらいたいです。完全版は、4時間近い長さだそうでそちらでは話が少しはわかるみたいです。スペースオペラは、意外と見せるには難しいのだなーと製作側の裏側を思わず想像してしまいます。 6点(2002-03-06 02:05:53) |
7. 乱
中盤はたるい。後半の合戦シーンは美しい。個人的には、植木等がすきだな。黒沢監督は、もしかしてカラー映画になると面白くないのかな。「影武者」は、「天と地と」といい勝負のおもしろくなさだった。 6点(2002-03-06 01:52:57) |
8. 家族ゲーム
意味の無いシーンが時々入り、それがこの映画の印象を強くしています。例えば、松田優作が愛人の家の熱帯魚を眺めているシーンやなぜか小船(?)に立って脇にかばんを抱えているシーン、伊丹十三が風呂場で牛乳を飲むなど。エピソードというには短すぎるし、背景を示すにはわかりずらい。森田監督には悪いけど、シュールな図は鈴木清順映画を連想してしまう。 5点(2002-03-06 01:44:54) |
9. デッドゾーン
特撮や過剰な演出無く、超能力を描いた点がいい! しかも、超能力ヒーローものでなく予知能力を持ってしまった男の戸惑いや決意がよく描かれている。クローネンバーク監督モノで一番好きだな。 7点(2002-03-06 01:25:22) |
10. 未来世紀ブラジル
わが青春の映画です。何度観て、何度妄想したことか。この映画に太刀打ちできる世界観をみせてくれたのはロメロ監督の「ゾンビ」とリンチ監督の「ブルー・ベルベット」です。どれも、あくが強い映画だな。もちろん、観たことの無い美術や時代設定、登場人物のゆがめた顔のアップ(それだけでめまいがする)、役所でカメラが走る長回しなど見所満載! 自分がテーマだと思う、主人公の孤独な男の叶わぬ夢(恋)の物語は、その後の作品「バロン」と「フィッシャーギング」「11モンキーズ」へと引き継がれている。観るべし! 9点(2002-03-06 01:02:24) |
11. グッドフェローズ
劇場で観た当時は、こんなに暴力的でどうしようもない男たちの映画はないと思った。その後、セルビデオで一番多く観る映画となった。この映画のどこに惹かれて観てしまうのか今もって分からない。彼女には飽きずによくも何度も観ると言われる。観るたびショーペシとデニーロよりも、ヘンリー演じるレイ・リオッタのだめ男演技にこの映画のリアリティーと監督の演出の凄さを感じる。だめ男をカッコ良くみせる映画は、凄いのだ。 7点(2002-03-06 00:23:40)(笑:1票) |