1. コンタクト
私にとっては屈指のベスト映画です。あのあきれた日本の描写を除いては非常にリアリティあふれる設定。もし宇宙からの電波が地球に届いたら人々はどういう反応をするだろうかと、政治的、大衆的、宗教的にと様々な観点を想定されて描写されているところ(最もこの辺は原作の力によるものでしょうが)。あと至る所に科学的なセオリーを描いて一貫して科学的な説得力を持たせているところ(もっともそれが逆に災いして比較的地味なストーリー展開になってしまったのだろうがそれはリアリティの方を重視して私は目をつぶります。)クライマックス的には「フィールド・オブ・ドリームス」を連想してしまったが、この映画も好きだったので許します。そして個人的に何より「コンタクト」の中で好きなキャラクターはS・R・ハデン氏!・・・ごめんなさい好きなんですよああいうクレイジーな脇役キャラ。「羊たちの沈黙」レクター博士しかり「未来世紀ブラジル」のデニーロしかりで。 9点(2000-12-01 22:54:23) |