1. 千と千尋の神隠し
キャラクターに頼りすぎ、ストーリー展開のバランスが悪い、千尋が急に成長しすぎ、、、しかし!!!最近で、この映画に勝てる日本映画ってなんかあっただろうか。いや、ない。まぎれもない、傑作映画だと思います。極彩色の変な世界、いりくんだ館、潜入、子供のころ、我を忘れてのめり込んだ物語の世界感覚を、この映画は体現している。この映画を残された後世の子供達は幸せだと思う。監督の考えと苦悩が、画面の表現の後ろから、深く誠実にこちらを見つめている。 また、久石音楽との完璧なコンビネーション。幸せな関係。これもめったにあるものではないと思う。 9点(2002-10-27 05:36:59) |
2. 息子の部屋
<<ネタバレ?>> パズルを掛け違いながら、そうと気付かずに、彼等は送りだす。そして、静かに残され、また始まってゆく日常と、もう一つのバスに乗って離れてゆく死。ナンニモレッティー、大人になったような。これがヨーロッパ?、、。素晴らしい。でも、ナンニモレッティー、やはり我慢していると思う。また実生活に息子はいるのだろうか? 9点(2002-10-27 04:58:32) |
3. ウォーターボーイズ
母に強烈に進められて嫌々観たらスマッシュヒット!オバカ次元の笑える芝居を踏まえつつ、しっかりとスペクタクルで見せる、実は優等生的良質エンターテイメント映画!? 7点(2002-10-27 04:44:03) |
4. 赤い橋の下のぬるい水
???『楢山節考』に見られる、スクリーンを貫く物凄い力がまったく感じられない。9、11の短編映画のほうが、その強い今村監督が出ているように思う。この『赤い橋の、』、滑稽さを描きたいのか?、、、どう受け止めて良いのか困った。残念!! 3点(2002-10-27 05:08:37) |
5. スター・ウォーズ エピソード2/クローンの攻撃
スターウォーズを破壊するのは、他でもない、スターウォーズ自身だ!旧3部作で造り上げたあの世界観を、ことごとくたたき壊してゆく新作。陳腐で浅薄な駄作。CG集として1点。 1点(2002-10-27 04:30:19) |