1. ファイト・クラブ
村上龍の「愛と幻想のファシズム」ぽい。でも、こういうテーマを大資本を投じて作ってしまうアメリカはやっぱスゴイ。女が絡んでくるところはいらん、と思う・・・。そのせいでラストもイマイチ。 9点(2003-06-14 22:53:06) |
2. タクシードライバー(1976)
凶悪犯罪を犯してしまった人たちなどに見せたら、「こいつは俺だ!」とか言われそう。カメラに収まるもの、あらゆる全てが病んでいる。現代&今後の日本でも、ますます重要になってくるであろうテーマ。・・・デ・ニーロと一緒に朝食をとるシーン、ジョディの星座占いを気にかけちゃうような幼さに胸が痛む。 10点(2003-03-26 00:05:40) |
3. 千と千尋の神隠し
カオナシは、明らかに「アメリカ合衆国」の比喩。公開時は深読みか、とも思ったが、今日のテレビで確信。台詞等から、そうとしか取れない。千尋の「あなたも自分のお家に帰りなさい。」とか。そして現在の世界情勢では、ますますカオナシぶりをパワーアップさせているというのが切ない・・・。 10点(2003-01-24 23:38:18) |
4. 勝手にしやがれ
ベルモンドが金をたかりに行く昔の女の部屋の壁に、煙草の空き箱で作った「POURQUOI(何故)」の文字。「続けてたんだけど、途中でやめちゃったの。」何度観ても、新たな発見がある作品。 10点(2003-01-19 22:35:45) |
5. DEAD OR ALIVE2 逃亡者
3部作の中で、これだけが妙に浮いている。三池監督は、他の作品でもよく少年時代のノスタルジックなシーンを入れるけど、ここではそれが非常に大きなウエイトを占めており、好きな人にはたまらない。ただ、アクションを期待する向きには、ちょっと不満かも・・・。台詞が泣かせる。そして、ラストの一文にグッときます。あと、塚本晋也がいい味出してますね。 8点(2003-01-17 23:03:24) |
6. チキン・ハート
合コンでの、清志郎のコメントにいちいち笑えた。 7点(2003-01-17 22:33:48) |