1. 嵐が丘(1992)
まず原作の登場人物と出演者がまるであってないと思う。イメージがかけ離れている。ヒースの風景描写などは季節を感じれてよかったと思う。だが音楽が良ければそれでいいのかという感じがした。内容も3時間弱に収めるということが無謀なことで、エミリ・ブロンテ本人をなぜ登場させたのかも意味がわからない。あれだけ壮大な物語をうすっぺらい内容で映画化したことはとても残念だ。全体的に見ても無理がありすぎるのではないか。原作を冒涜している。「嵐が丘」という世界的文学作品の名を語るのなら、単純に素晴らしい映画を作り上げる努力をもっとして欲しかった。 4点(2003-03-21 17:28:04) |