1. エクソシスト
メリン神父は老いて信仰が揺らぎイラクまで悪魔見物。プロローグのイラクでの彼の心理的葛藤は言葉なくしても伝わる迫真の演技とカメラワーク。学長はイエズス会内部の悪魔崇拝者の一人。マリア像を汚したのもその一派。またリーガン、カラス、最初に死んだ映画監督等すべての接点も学長にある。何度か窓が空いていたり物音がしていたのは学長が忍び込みリーガンに悪魔憑きの儀式を行っていたため。ちなみに一家の内部にいた協力者はナチスの残党の召使い。学長は悪魔崇拝者だがカラス神父への友情など人間的な側面も見せており微妙な人物描写が冴える。(●'へ'●) 5点(2003-03-29 22:14:32) |