1. あの子を探して
彼らの労働力のおかげで100円均一ショップや海洋堂のおまけフィギュアが可能なんだなぁ、としみじみ思った。日給250円、コカコーラ350ミリリットル300円の世界で一ヶ月約1000円+200円の賃金を要求することを拝金主義とは言わないでしょう。そういう貧富の差という政治的な問題を考えさせられる映画だ。ただし、それを抜きにしても涙あり、笑いありの面白い映画だった。あの男の子が特によかった。彼は最初からウェイ・ミンジに好意をよせていたんだよね。日記の女の子もよかった。その日記に心を動かされたミンジのとった行動には笑った(おいおい、それって恐喝だよ)。 8点(2003-05-06 23:30:48) |