41. 羊たちの沈黙
《ネタバレ》 プロファイリングという言葉が出始めたのはこの映画ぐらいからですかねぇ。 原案というか元になったFBI心理分析官?の本は読んだことがあって 異常犯罪者と色々接することで 異常犯罪者の特徴を推測するようなアプローチだった気がしますが、 まさにこの映画はその部分が痺れる部分であり 肝ですね。 某漫画が全くこの映画と同じ手法使っていて驚愕した記憶がありますが、 レクター博士との対話っていうのは、 それぐらい魅力的な部分でもあります。 が、肝心のバッファロー・ビルの事件は微妙かなぁ。 そのあたりが見事に描かれていたら文句つけようのない傑作だったかなぁって気がします。 とはいえ、主演二人が良すぎるので8点で [CS・衛星(吹替)] 8点(2018-01-28 21:42:33)(良:1票) |
42. 君の名は。(2016)
《ネタバレ》 地上波で見ました。 カルデラっぽいところに囲まれた場所が なんとなく青ヶ島が舞台なのかと思いましたが、岐阜だったのですね。 ま、それはどうでも良いのですが ツッコミどころなど色々あるのですが シンプルに楽しめましたし、背景作画の美しさがやはり凄かった。 こんな有名な映画な割に 情報全然入れてなかったみたいで、隕石衝突からの話は全然知らんかったので まじかい。とそこからのテンポや畳み掛けが非常に良かったです。 あの二人が好意を持つプロセスやら 理由付けが今ひとつ描写できてなかったところを もっと丁寧に描いていたらより深みが出てたと思うので そのあたりちょっともったいない感じがします。 とはいえ、アニメならではの描写は特筆すべきでしたので8点。 あと、キャラデザを田中将賀さんにお願いしたのはグッジョブだと思います。 [地上波(邦画)] 8点(2018-01-04 17:25:18) |
43. ポセイドン・アドベンチャー(1972)
《ネタバレ》 随分前の映画なのに 転覆してからの脱出劇が非常に楽しいです。 みなさんすすだらけになってる感じも良い。 なので、転覆前の時間をちょっと減らして 脱出劇に時間取っても良かった気がしました。 ロゴへの当たりがチンピラ並に強い上 ゴリ押しが凄すぎるので牧師役だっけ?って感じ 凄い都合良く話が展開されるのですが その都合通い展開がテンポ良く なんでか心地よいです。 婆ちゃんの顛末もぐっときます。(自分は多分溺れる) 気になったのは最後の蒸気。 止める為のバルブがあれで動かない可能性あるのと 熱風レベルだったらすぐ落ちちゃいそうなので 命掛けるのはどうなんだろう。というのと あれ、ダッシュしたら熱い熱いレベルでしのげるんじゃね?と思ったりしました。 でも、最後のロゴのセリフですっきり 楽しい映画でした。 あと、スーザン可愛い [CS・衛星(吹替)] 8点(2017-05-31 00:52:40) |
44. 告白(2010)
《ネタバレ》 原作未読です。 逆再生の所とか、冒頭のシーンとか、 刺激的や印象的なカットが多く 演出がCMぽいなぁって感じながら鑑賞していましたが 松たか子の冒頭でぐいぐい引き込ませてくれたお陰で ずっと緊張感を持って鑑賞できました。 細かい所みると、色々とリアリティがないですが そこをあまり気にさせずにごり押ししてるのとか 話が刺激的なエピソードを盛り込んでいる割に テンポが良く素直に面白かったです。 考えると、まともな人間が全然いないんですが。 松たか子演じる先生の人間像を考えると 復讐する事に一貫していて しかも、極力自分の手は汚さず巧妙にコントロールしているので ラストの爆弾は本当は母へ届けていない感じがします。 というのも、いくら爆弾の作成が少年Aだとしても 爆発物と分かった上で届けている時点で犯罪ですし そんな足を付きそうな事しなさそうなのと まだまだ復讐続けそうですし。 勘違いさせたまま、橋本愛殺害を警察に密告して 少年院とかに放り込んだ方がリスクなしで復讐完了だと思います。 なので最後の「なーんてね」は更生とか復讐が終わりという所に効いているように思えました。 にしても原作を見たくなりましたねぇ [CS・衛星(邦画)] 8点(2017-03-22 09:47:46) |
45. 日本のいちばん長い日(1967)
オリジナルの方です。CSでやってました。(がっつりネタばれ) 命を捨ててまで国や家族の為に戦っていた兵士たちが そんな簡単に大人しくなるのかなぁ。って漠然と思っていましたが 終戦の日にこんなクーデーター(未遂)が起きようとしていたのですね。 あと、玉音放送は生放送だと思っていましたが 録音だったのですね。 色々と自分の知識不足を実感した映画だったのですが 白黒なのが逆に生々しく映りました。 特に陸軍団長である森赳氏が殺されてからの緊迫感 凛として軍の要請(銃をつきつけられている)を拒否するNHK職員(加山雄三とは) そして陸軍大臣である阿南氏の切腹。 見応えのあるシーンが満載です。 リメイク版はテレビで放送されていましたが、途中からの鑑賞で やっぱりオリジナルが良いので、こちらだけのレビューです。 [DVD(邦画)] 8点(2016-08-15 15:37:12) |
46. 2001年宇宙の旅
《ネタバレ》 むかーしビデオで見て、途中で寝てしまって、 そのままレンタルを返却し、なんだか難しい映画だなぁっと高校ぐらいの時に見て あれから20年あまり、さまざまな技術は進歩し、 ブルーレイという今までにない高画質であるメディアが誕生し そろそろ良いかって事で見ました。 40年経って、宇宙に関するテクノロジーは映画のように進歩はしませんでしたが (重力装置的なのとか) 逆にコンピューターに関する部分はキューブリックやクラークの想定を超えちゃいましたね。 劇中のコンピューターの古くさいなぁって思いましたが、 そんなものを遥かに凌駕する、宇宙の映像。 これが40年も前の作品ですか。 凄まじいですね。というか、この高画質を自宅で見れるのは素晴らしい事ですね。 今のようなCGが無い時代にどうやって撮影したんでしょ。 月にも行って無い時なのに、あそこまで美しい月の映像は 鑑賞前の想像を遥かに超えてました。 で、映像を大絶賛した上で、冷静にストーリーを考えてみますと、 観賞後はポカーンでした(笑 この難解さは意図的な感じですね。 見るんじゃない、感じるんだ。ってことでしょう。 ま、何にせよ、映像に魅入られてしまい、あの宇宙のシーンだけは何回も見直してます(笑 この映画はブルーレイで見て頂く事をおすすめいたします。 [ブルーレイ(字幕)] 8点(2011-05-23 23:50:03) |
47. 放送禁止 劇場版 ~密着68日 復讐執行人
《ネタバレ》 [DVD(邦画)] 8点(2011-04-25 14:22:19) |
48. サマーウォーズ
《ネタバレ》 [映画館(邦画)] 8点(2009-09-15 12:14:17) |
49. ドランク・モンキー/酔拳
システム変更の確認のついでに 久々のレビューを やっぱりこの頃のジャッキー映画が良いなぁ。 ストーリーもあってないようなもんで、 カンフーアクションも、最近のもの(2作目とか)比べたら テンポがかなり遅いんです。 でも見てて楽しいんですよねぇ。 冷静に見ると、欠点が沢山あるのは重々承知なんですけども 全部許容できてしまうんです。 理屈ではないんですね。この辺は。 [ビデオ(字幕)] 8点(2009-03-12 19:35:57) |
50. レイダース/失われたアーク《聖櫃》
《ネタバレ》 最後のオチを親父がいきなりばらしてくれた 作品の一つです(笑) 「魔宮の伝説」と共に好きなインディシリーズです。 最後のオチを知っていても、途中のアクションのシーンが 面白いんで、面白いんですよ。 こういう冒険活劇を撮らせると上手いっすねぇ。 スピルバーグは ハリソンフォードもはまり役ですねぇ しかし。オチは知りたくなかった。(笑) [地上波(吹替)] 8点(2008-11-19 13:35:42) |
51. ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序
《ネタバレ》 [映画館(邦画)] 8点(2007-09-10 18:05:30) |
52. マッハ!!!!!!!!
K1でイグナショフが何十キロも軽いムエタイ選手にボコボコのやられたのを見ると、立ち技最強なのはムエタイなんだろうかという幻想を抱きます。 この映画はそのムエタイを主体にしてアクションが繰り広げられます。 で、この映画が有名になるきっかけになったのが、あの逸品の予告編。その予告編の期待通り。いや以上だったという感じがします。 ストーリーはきっついんです。なんせ「仏像を取り返す」ですから。ありえないでしょ?今時。 それでも期待以上だったのは、物凄いアクションの数々。 これをジャッキーが見ると、多分相当悔しがるでしょうね。ジャッキー映画の真髄である、どこまでも体張っちゃう映画になっているので。ほんと痛そうですよ、アクションのほとんどが。 物凄い情熱と年月で作られたんでしょうね。とにかく熱い映画です。 主人公の「トニージャーです」は、次も見たい俳優です。ただほとんど無口だったのが辛いところですけど。 8点(2004-10-09 05:23:07) |
53. 深呼吸の必要
《ネタバレ》 こりゃー。かなり心地の良い癒し映画。良いっすねー。こういう映画。 題材と舞台から考えると、すんごく眠くなりそうだったりするんですよ。さとうきびひたすら刈るだけなんで。でも、全然眠いどころか夢中見てました。かなり丁寧に作られてるんですよね。脚本からキャラクタ設定から。 で、別に感動もんって全く狙った映画じゃないんですけど、なんか泣けるんすよ。残業とかきっとでないだろうに、完成の為に進んで作業に取り掛かる前向きさとか、優しさ一杯のキャッチボールだったり、ほんと楽しそうな笑顔が一杯の最後の写真とか。 ほんと癒されまくりですわ。最後には皆良い奴で。笑顔が素敵で。中でもおじぃ・おばぁ優しすぎです。 多忙極まりない仕事に頑張っている皆様に一度深呼吸してこの映画を見ていただけたらと思う今日この頃です。 [映画館(字幕)] 8点(2004-05-31 02:08:25)(良:3票) |
54. ビッグ・フィッシュ
《ネタバレ》 いやー。これまた素敵なお話。外人って人を楽しませるようなホラ話って好きっすよねー。この映画のホラ話もそんな感じで。 で、それでいてそのホラ話が全くの嘘じゃないところがポイントですね。 父親がする話がほとんど破天荒なホラ話と思って疑わなかった息子がその話(浮気調査ですけど)の裏を取って行くうちに実は(一部)真実って展開が結構好きっす。 あんなけ「ホラ話ばっかりだ」とうんざりしていた息子が自分の死について、親父さんがついたホラ以上に素敵なホラ話をしてくれた時の満足気な父親シーンからはもう目頭が熱くなりっぱなしっすよ。 ラストのお葬式にそのホラ話に登場した巨人さんが登場したところで鳥肌が。。 暗いはずのお葬式のシーンなのに皆が朗らかだったのがテレビCMのコピーで使っている「良い人生だったね」にバッチリ合っていなぁーと思いました。 あとお気に入りのシーンは水仙を庭一杯に敷き詰めたシーン。一回やってみたい(笑) あー、あと、魅力たっぷりの登場人物の中でブシェミ面白いぞ。特に「銀行強盗」のとこ(笑) [映画館(字幕)] 8点(2004-05-24 02:40:51)(良:2票) |
55. グッバイ、レーニン!
《ネタバレ》 なんともハートフルな映画ですねぇー。全編アレックスの嘘なんですけど、私はこの手の嘘って好きです。自分以外の為の全身全霊の嘘って素敵じゃないですか。「嘘も方便」って奴ですね。その全身全霊の嘘に快く協力する街の人々も素敵です。特にロバート・カーライルになんとなく似てたアレックスの友人が良いっすねー。自分の趣味全開で(笑)(監督はキューブリックファンなんでしょうかねー。アレックスって名前もあれからとか?)で、キーパーソンとなる、アレックスの彼女のララ。この映画ってずっとアレックスの視野で展開するんで、母上は事実を知らないままって感じなんですけど、確実にララは伝えてますね。まぁー彼女自身母へ演技を続けているのが茶番って感じてた節もありますし。で、それをあえてしりつつも、息子の愛の篭った嘘をずっと付かれ続けている振りをしている最後のシーンもジーンときますよ。テレビじゃなく、アレックスをじっと優しく見続けるシーンが何か救われた気がします。重いテーマになりそうなところを実に軽快にテンポよく撮った監督なかなかなもんですね。あとこのタイトルにもなったレーニンが吊るされてるシーン凄いっすね。あれを見た母はどう感じ取ったんでしょうか。。 8点(2004-05-16 03:04:08)(良:1票) |
56. スクール・オブ・ロック
GWに見た最後の映画。いやぁー、最後がこれでよかった。パッションと、エレファントでどんよりしてたところだったんすよ(笑)いやー面白い。ジャック・ブラック。アホですねー(褒め言葉)動きすんごいすよ。もの凄い躍動感のあるアホの子の動きですよ(これも褒め言葉)ほんと笑った笑った。ジャック・ブラックってロック好きなんでしょうね、スクリーンから十分に伝わりますよ。と、ジャック・ブラックを褒めちぎってますけど、小さい生徒達。彼女彼ら達が魅力的なのもこの映画の良さをぐっと引き上げてますよね。ほんと可愛い。それでいて、演奏上手いよ。おれっちへっぽこギターじゃ全然勝てないっすよ。とにかく色んな要素が魅力たっぷりに詰め込まれてます。最後のライブは鳥肌ものですよ。爽快感溢れる鑑賞後が特に良かった。(最後の歌詞最高です) [映画館(字幕)] 8点(2004-05-10 04:46:13)(良:1票) |
57. ドラムライン
実は小学校の頃小太鼓(スネアドラム)を叩いてまして、そのせいか、この映画非常に印象的です。こんなに格好良い叩き方があるなんて!ストーリー展開はまーありがちといえばありがちなんですけど、躍動感溢れるブラスバンド対決はかなり見ごたえあるんです。主演のデヴォン君も演奏の見事なんですけど、その他取り巻く出演者の演奏も見事なこと見事なこと。金ちゃんの仮想大賞で言うと間違いなく「技術賞」をやりたいですね。個人的に音楽系の映画って弱いんだなぁって思いつつ8点です 8点(2004-05-10 04:05:52)(良:1票) |
58. ミクロの決死圏
子供の頃良くテレビで放送されてたんで、良く見たんですけど、これが私が生まれる10年近く前に製作されたってことがすごいっすね。体内に入るというアイデアがほんと画期的。なんとも神秘的で胸躍ったもんです。体内で遭遇するものも、何か意志を持って襲ってくる所なんか列記としたアドベンチャー映画ですね。今より40年近く前にさまざまな試行錯誤の中で撮影されたであろう特撮がとても味があって、お気に入りの8点です 8点(2004-04-21 02:31:01)(良:1票) |
59. きょうのできごと a day on the planet
なんとも清清しい日常ドラマ。関西育ちだったせいか、劇中ずっと発せられる関西弁が心地よく、なんだか疲れが取れるような癒し映画でした。出演者はかなり多いんですけど、それぞれ絶妙に絡んでくるんで、それぞれ結構印象あるんですよね。特に、壁に挟まれた大倉孝二さん。関西弁上手いっすねー。また台詞が面白い。チャンバラトリオの違和感ありまくる登場も池脇千鶴と一緒にツボに入ってました。淡々とした日常ドラマを印象深いものに仕上げた行定監督に拍手の意味を込めて8点を。 8点(2004-04-21 02:21:48) |
60. フェイス/オフ
この映画結構好きなんです。ありえなすぎるのに!(笑)顔をそっくり入れ替える設定時点でまずおかしいんすよ。だって体型違いすぎですやん。ケイジはやせ気味なのに、どっちかというとデブの方ですやんトラボルタ(笑)医学力でどーにかなるレベルなのか、あれは(笑)しっかし。ジョン・ウーの演出そして主演二人の演技。この二つがほんと良いんです。設定無茶苦茶なのに(笑)むしろその無茶苦茶なのが愛すべき状態まで昇華させてくれます。ジョン・ウーには今後もジョン・ウー自身が満足できるほどやりたい放題やって、面白い映画を作って頂きたいもんです。 8点(2004-04-13 02:10:15) |