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1.  ソウ2
前作が面白かったので期待してみたが、イマイチだった。前作のようなパズルをとくような面白さはないし、ラストのどんでん返しもたいして意外性なし。 グロくて痛々しいシーンが多かったが、それはそれで面白かった。 今回は舞台が広すぎた。密室だと期待してたら、ドアが開いて、広い家の中をアレコレ動き回れたのでは面白さ半減。 首の後ろに数字が書いてあることを気づいた男が、黒人の男を殺し、ついで、少年と女を追い回すのだけれど、何もそんなことしないでも、素直に首の後ろ見せてって言えば済む話だったのでは?
[DVD(吹替)] 7点(2024-03-28 12:57:52)★《更新》★
2.  インターステラー
主人公、性格悪いなー。もうその時点でこの映画の評価はマイナス30%  映画の主題は時間も空間も超えた愛の力、といったところなのだろうが登場人物に魅力がなさすぎて全然感動しない。 ロボットやアン・ハサウェイのキャラは良かったんだけどねえ。とりあえず、主人公、重ね重ねお前は駄目だ。  やってることは「アルマゲドン」と全く同じ。愛する家族と反目し、地球を守るためと出て行く。最後は地球を守るため自己犠牲で俺はここで死ぬ!とお涙頂戴しておいて、結局五体満足で帰ってきて、家族と和解、地球も無事でハッピーエンド。アルマゲドンだね。主人公が素人の癖に専門家のやり方に偉そうに文句を言って、それでいて主人公の判断はなぜか全てにおいて正しいという「なんでやねん!」な展開も、アルマゲドンと一緒。  あと、なんかもうね、登場人物が全部、出た瞬間だいたいどういう役割か分かるって言うのがね。要はベタ。 黒人→悪い人ではない、途中死ぬ もう一人の学者 →雑魚 主人公に言い負かされる 当然死ぬ 先に行ってた学者 →裏切る、当然死ぬ 女 →芯が強いが、もろいところもある 生き残る 以上、全部読めた。   「あの時起こったことは実は自分たちが起こしていたんだ」というタイムマシンものでよくある「どんでん返し」がこの映画にもあるわけで、ベタと言えばベタなのだが、驚きはあった。  科学的考証には耐えられないSFであろう。ブラックホールに落ちたら、事象の地平面に近づくにつれ時間は無限に近く遅れるから、地球に帰ってきても、娘どころか太陽系すら存在するか。 その他もろもろおかしい所だらけ。それはいいっこナシかもしれないが。  アン・ハサウェイはきれいだが、娘役の女優がブサイクすぎる。さすがに女優で顎が割れてるのはいかがなものか。
[インターネット(吹替)] 5点(2024-03-21 18:59:30)(笑:2票)
3.  サリュート7
面白い はじめから最後まで、常にスリリングで、展開も早く、見ていて退屈しない。 映像も美しい。 主人公の奥さんをいけ好かないセレブ気取りの女にしたのだけは残念。ナイナイ岡本似の方の奥さんはとてもキュートなのに。 過去に見たロシア映画はどれも退屈なものばかりだったが、これは、とてもエンタメ性が高く、またCGもしっかり作られていて、よくできている。ロシアもこんな映画が作れるんだな、と感心した。 どの程度史実に則っているのか気になってネットで調べたが、この映画の題材の出来事に関する情報はとても少なかった。秘密主義まっさかりだったソ連時代の出来事だからなのか、単にそもそもさほど世界から注目されたことでもなかったからなのか。
[インターネット(吹替)] 8点(2024-03-18 09:03:24)
4.  ハンニバル(2001) 《ネタバレ》 
羊に比べると、見劣りはするものの、十分楽しめるサイコスリラー。 羊とは比べてはいけないのだけれど、監獄にいるからこそのレクターであり、外の世界で社会に溶け込んでいるレクターには怖さはあまり感じない。 切り取った脳みそをその場で焼いて本人に食べさせる。ここが本作の一番の見せ場なのだが、これはグロいし、キョーレツである。ここを面白いと思えるか、目を背けてしまうかで、この映画の評価もだいぶ変わるだろう。 ただ、食人鬼としてのレクターの狂気が本作でやっと映像化されたわけで、これはやはり見逃せないシーンである。 クラリスがジョディ・フォスターでなくなってしまったのは残念で、それだけで、1点マイナスしたくなる。あれは全然クラリスじゃない。
[インターネット(吹替)] 6点(2024-03-09 05:35:11)
5.  スノーデン
アメリカが全世界の人間を監視しているとか、そんな話はネットで調べればいくらでもすぐ知り得ることであるし、そもそも、映画で真実のお勉強をするつもりなんて元よりない。 映画である以上、面白くなければならないのであるが、全く面白くない。制作者に、見てる人間を楽しませようなんて意図がまるで最初からないのでは?っていうくらいにつまらない。 CIAに入局し、CIA職員として働き始めるくらいまでは、見ていて面白かったが、物語のかなり早い段階で、問題の「疑惑」は発覚する。ところが、そこから、主人公は何か行動するわけでなく、その疑惑を抱えたままグダグダと過ごすのだが、そのグダグダと過ごすシーンを延々とやる。あまりに見ていて退屈。加えて、恋人とのしょうもない痴話喧嘩も見せられる。ダルい、ダルすぎる。 いや、何が面白いの、これ? 全体を通しても、ストーリーに起承転結もないし、ヤマ場も見せ場もないし、ドラマもない。 これはもう、「映画として成立してない」と言ってもいいレベルである。 今回の疑惑やスノーデン絡みの話を知りたいなら、「スノーデン」というワードでググって、ウィキペディアで見たほうが早いし、情報は多いし、何より楽しいだろう。 こんな酷い映画はそうそうない。 ほんと、見て損をした。
[インターネット(吹替)] 2点(2024-03-09 05:23:50)
6.  ノマドランド
ストーリーはほぼないに等しい。特段ドラマはない。 とにかく、ダラダラと間延びしたシーンが続き、非常に退屈。 独特の味があるのはわかる。それが心に沁みるのはわかると言えばわかる。しかし、それだけで2時間見続けるのはきつく、退屈な映画という評価を覆すまでには至らない。 ノマドの人はみんな何か悲しみを背負っているという話が、映画の終わり直前にいきなり出てくるのだけれど、彼らが何の悲しみを背負ってるのか作中にまるで描かれていないのはどうなのだろう。 率直に言って、この映画は社会問題を提起しているとは全く思わない。彼らがノマドをする事情も、ノマド生活をせざる得ない状況なのかどうかすらも、この映画では全く明示されていないからだ。この映画はそんなものを訴えたいのではないと思う。  全体として悲しい雰囲気を漂わせているのに違和感を感じた。主人公は好きでノマド生活を送っているだけで、その気になれば安定した生活を送ることも可能な状況だ。彼女の性格、能力的にも世間に溶け込んで生きていける力はあり、実際他人ともうまくやれていて、みんなにも好かれている。 彼女はかなり恵まれているように見えるし、充実した毎日を送っている。そうであるのに、常に悲しい雰囲気であるのが、作中ずっと違和感を感じてしまった。 主人公の渋い顔と演技はよかったとは思う。
[インターネット(吹替)] 5点(2024-01-06 08:27:41)
7.  エイリアン:コヴェナント
プロメテウスより続けて鑑賞。 かなり地味だった前作より、だいぶ派手さが増したし、何よりエイリアンがガッツリ出てくる。まあ今回は前回と違って、タイトルにきっちり「エイリアン」と入っているしね。これで出なきゃあ詐欺になる。 でも、エイリアンとのアクションはそんなに出来がいいとは思わなかった。エイリアン、意外とあっけなくやられるしなあ。 前作であまりに多かった謎が本作でいくらか解決できるかと思ったがそうでもなかった。デビットがエリザベス・ショウの旦那にエイリアンを植え付けた理由(嫉妬のため)が分かったくらいか。  2作を通じてデビットの壮大な野望が描かれることになった。エイリアンという凶悪な敵から生き残ることに主眼を置いた過去作(1や2)ではエイリアンは主役であったが、もうエイリアンは完全にデビッドの野望のための小道具になってしまった。恐ろしいのはエイリアンではなくデビッドである。 ラストはすっかり騙されてしまった。ウォルターは裏切るのかどうか?ばかり気にしていて、完全にやられた。 調査メンバーの行動の雑さは相変わらず、というか前回以上であった。言いたいことは色々あるが、とりあえず、どんな危険があるのか全く分からない未知の惑星に来たんだから、スーツくらいは着ていこうよ。そして小麦を食うのはやめようよ(笑) アクションシーンがそこまで楽しめなかったのは残念だが、ストーリー展開はなかなかよかった。
[インターネット(吹替)] 6点(2024-01-05 04:01:54)
8.  ウィンストン・チャーチル/ヒトラーから世界を救った男
いまいち。単純にお話がつまらない。 結局面白いのは、最後の演説の部分だけで、それ以外はそこに至るまでのお膳立てにしか思えないほどドラマがなく、非常に退屈。そのラストも、あまりに予定調和。私はこのあたりの史実をまるで知らないが、そんな自分でも、もう物語序盤で、最後に演説かまして終わるんだよね、そこがクライマックスで泣き所なんだよね、というのが見え見え。 全体としてもとにかく、ぐだぐだと喋るシーンばかり。セリフのみでもって人を感動させよう、ドラマを作ろうとしているのだ。それじゃあ心は動かされない。特に、大事なクライマックスの演説はきっと実際のチャーチルのものなのだろう。それゆえか、その内容は、どうしてもパッとしない。 映画の脚本家が、物語に合わせて練りに練って作り上げたものには到底かなわないのだ。 物語として出来が悪いとしか言いようがない。  ところが、こんな映画が数々の賞を獲ってしまう。まあ、獲っているのは作品自体というより、主演のゲイリー・オールドマンではあるけれど、ある程度作品自体が評価されなければ、主演男優賞も取れないのが世の常。 同様に評価の高いダンケルクも全くおもしろくなかったが、結局あの戦争に勝利した西欧の人間には、あの時期の物語というのは心に刺さるんだろう。でも、それで評価を決めていいものかね?  そもそも、当時のドイツがろくでもなかったとしても、だからといってイギリスに正義ヅラできる資格もないはずだ。戦争の勝者たちが、都合よく悪人を設定してそいつを倒し、自分たちの勝利を賛美する、そんな映画に酔いしれてる姿はいびつなものもを感じる。 まあ、そういう政治的な話はなしにして、普通にエンタメとして映画を見たのだが、先述の通り、単純にお話としてつまらなかった。これで少しは戦争シーンもあれば映像的には盛り上がったかもしれないが、ダンケルク撤退戦もほとんど出てこず退屈。 これはイマイチだ。
[インターネット(吹替)] 4点(2023-12-23 00:15:30)
9.  冷たい熱帯魚 《ネタバレ》 
ヘタレなおっさんがどんどん犯罪に巻き込まれていくんだが、ほんとにヘタレで、逃げるでも歯向かうでもなく、ひたすらでんでん演じるおっさんに言われるがまま。 これが見ていて本当にもどかしい。 でんでんには、しっかりヘタレっぷりを見透かされていたというわけだ。でもでんでんは何を思ったか、最後にはヘタレおっさんを焚き付けて、覚醒させてしまって返り討ち。もう何が何やら分からない(笑) でも、ヘタレだったおっさんがでんでんをぶち殺し、生意気な娘を張り倒すのは、最後にカタルシスの解放があってよかった。 あとは、結局女は強い男に惚れるんだと言いたげな映画であった。ぼくはこどもだからよくわかりませんが、カップルや夫婦が犯罪で捕まるニュースをみるたび、何でこんな暴力男に女が惚れてるの?ってのは多いもんな。 エロとグロが強烈なので、とりあえず、心に残る映画ではある。 しかし、ああやって、肉はバラバラにして骨は焼いてしまえば、人間は「透明」になるもんなんかね。おお怖い。
[インターネット(邦画)] 5点(2023-12-22 23:23:02)
10.  ダンケルク(2017)
面白くない。 とにかく、物語にドラマ性が全然ない。人物描写も希薄で、全然感情移入できない。 映像は「金かけて作ってるな」と思うだけで、映像として楽しませてくれる要素はほとんどなかった。 こんな内容でどうやって面白いと思わせようと思ったのか、ノーランに聞きたいもんだ。 浜、空、海の3つの事象を時間の経過を変えて同時進行させるというのは、少し面白い試みではあるけれど、それで、映画が面白くなってるかというと別にそうでもない。 いまいちな映画。
[インターネット(吹替)] 3点(2023-12-12 17:25:11)
11.  TENET テネット
難解なのにも程がある。あきらかに許容範囲を超えている。 メメントは難解だったが、1度見ただけでも、大筋は理解できる。だが、本作は本当に綺麗さっぱり意味が分からない。難解な映画は2回見て理解を深めようと思うし、それがまた楽しかったりするのだが、そんな気すら起きないほどに難解であった。  時間が逆行する世界という基本設定がすでにすごくややこしいのに、さらにそこに未来人だの、武器商人と妻との関係だの、大きいことから小さいことまで含めていろんな要素が出てきて、しかもそれすらも説明不足で難解。もう、わけがわからないよ。 そもそも時間が逆行していて、自分だけが正の時間でいる時、自分が周りの世界にどのような影響を与え、どのような影響を受けるのかが、感覚的に全く理解が追いつかない。なので、例えば最後の戦いで砲弾の爆発の中走り抜ける、というシーンでも、「その砲弾に当たったら死ぬの?」と首をかしげながら見続けることになる。 アクションシーンがすごいと評判だが、そのほとんど(カーチェイスも殴り合いも銃撃戦も)が、逆行と順行が入り乱れるものばかりで、見ていて脳みそがついていかず、全く楽しめない。 こんな意味不明の映画は、映画界ははっきりノーと言うべきだと思うが、残念ながら高く評価された。映画評論家の意見を色々見てみたが、難解であることをネガティブに評価している人は一人も見つけられなかった。 この映画に限らずだが、映画評論家は難解な映画に高評価をつけないとカッコ悪いと思っているきらいがある。ましてやノーランという大御所の撮った作品だ、ますます批判もしにくいのだろう。映画評論家もそろそろ「王様は裸だ」と言える勇気を持ってはいかがだろうか。 最後に総評を書こう。見終わったあとに「ワケワカラんかった!」と誰かに言いたくて仕方がないインパクトはあったし、ノーランの挑戦する姿勢は買うけど、単純に映画はつまらなかった。
[インターネット(吹替)] 3点(2023-11-25 09:17:39)
12.  ナイトクローラー 《ネタバレ》 
ただただ話がつまらない。 淡々と主人公の行動を描いただけでメリハリなし、起承転結なし。面白みに欠ける。 反抗してきたアルバイトくんを罠にはめて殺すというエグい展開だけは面白かったが、ほかは終始退屈であった。 世間では高い評価を得ているようだが、それを見ると、概ね主人公を演じた役者の演技力を高く評価するばかりだった。確かにそこはいいとは思うが、あんな脚本では駄目だ。 犯罪があった家に不法に侵入し、被害者を撮影する。あろうことか、それをテレビ局が放映する。そんなことは日本ではありえないことだが、アメリカで許されることなの?とずっと疑問に思いながら見ていた。それがこの映画のリアリティを損なわさせ、楽しめない一因になった。 ところで、あの役者はデイ・アフター・トゥモローに出てた人だな。あの人、わざと目を見開いているの?それとも元からあんな顔なの?あの顔だけはすごい。
[インターネット(字幕)] 4点(2023-11-14 12:43:40)
13.  メメント
時系列を逆にするとは恐れ入った。斬新な試みだ。 過去に戻っていくことで謎に迫っていくのは面白い。 しかも、完全に時系列が逆というのでなく、正の時系列(白黒シーン)も同時に進行し、それが最後でつながるというのは見事だ。  そして、時系列が逆というのは、とにかく、話の筋を追いにくい。おまけに、正の時系列までからんで余計にややこしい。 これを一回で見て内容を理解できる頭は私にはない。ナタリーだのドッドだのテディーだの何がしたいのか、何をやっているのか初見ではよく分からなかった。 しかし、細かい部分の理解にまで至らなくても大筋は理解できる。十分面白く、また、ラストで明かされる事実の衝撃はあった。  「今、どういう状況で、どうしてそんな状況なのか」が分からないまま2時間の映画をずっと見ることになり、なかなか疲れる。これが「記憶が保てない主人公の気持ちの疑似体験」なのだ、と言われて、なるほどな、となった。でも疲れる。  記憶できないという症状に本気でちゃんと対応したいなら、あんな短文でなく、もっと詳細を書いたメモを残せばいいと思うのだが、結果を見てみれば要は「起こったことを細かく記録する必要なんて最初からなかった」、もっと言えば「そんなまっとうな論理思考などしていなかった」というわけだ。  この難解な映画を巻き戻しのきかない映画館で見て一発で理解できる人はすごい。しかし、今はパソコンで視聴し、シークバーで好きなところに戻ってシーンを見返せる。おかげで、難解な映画も何度も見返して理解を深めることができるし、それがまた楽しかったりする。いい時代になった。  しかし、難しい映画、難解な映画というのは世間では「分からないヤツが悪い」というような風潮があって、そのためか低評価につながらないように感じる。しかし、内容が分からなければそれはやはり駄目映画だと思う。そのへんはすこし意見しておきたい。  面白い映画だった。こんな「攻めた」映画をもっと作って欲しい。
[DVD(吹替)] 7点(2023-11-13 13:45:46)(良:1票)
14.  7月4日に生まれて
戦争映画は大好きでよく見るのだが、作中、「ここで大怪我した人はその後人生はどうなるんだろう」と常々考えてしまう。 そして、この映画はまさに「その後」の人生を描いてくれている。 戦争映画では、やれ仲間だ家族だと感動シーンをいれ、数時間の戦闘でドラマチックな展開は満載だ。 だが、その興奮も終わってみれば待っているのは、その時の傷を負ったまま送る長い人生なのであり、それは悲惨なときもある。それを分からせてくれる。 もっとも、戦争映画を見ている時からすでに、こんな恐ろしいことよくするなと思いながら見ているし、戦争の恐ろしさを今頃この映画で理解するほどトンマではないのだが、この映画を見るとやはり改めて戦争は怖いな、と思える。  まあ、話の筋としてはそこまで面白いわけではなかったけれど。そしてやっぱり「運動」している人間を見るのってあんま楽しくないよね。政治色が強いシーンも嫌。映画をエンタメとして見ている私としては、政治的な主張することの価値や意味も、主張する内容の良し悪しもどうでもよく、やはり楽しませてほしい。 とりあえず、戦争映画好きとしては、いつも見ている戦争の「後日譚」が見れるようで面白いと言える。
[インターネット(字幕)] 6点(2023-11-12 15:05:37)
15.  THE LEGEND & BUTTERFLY レジェンド&バタフライ
面白くない。 シナリオがひどすぎる。 とにかく、心を動かすような展開は全くなかった。よくこんなシナリオが通ったな、と思う。どこに面白さを感じればいいのか全く分からなかった。有名な役者がいっぱい出て、制作費もそれなりにかけても、シナリオがこれでは駄目だろう。 しかし、信長と濃姫の関係も、なにか終始「嘘くさい」「作り物」な感じが拭えなかった。君たちは本当に愛し合っているのかい?  戦闘シーンが少なくて退屈なんて意見もあるが、まあそもそも恋愛が主軸の話なので、戦闘シーンが少ないのは仕方がない。 織田信長が主人公だからといって、戦やってないと駄目なんて思い込みは持たないでおきたい…のではあるが、メインの恋愛がまるで面白くなかったので、せめて戦シーンが面白ければ救いようもあったと思ってしまう。 信長が途中から突然、戦の鬼になり、濃姫のことなんてどうでもいいって言い出すあたりはわかるんだけど、安土城を作ったあたりから突然腑抜けになって、「濃姫、恋しいよう」なんて言い出すこの心情の変化は何によってもたらされたのか不明。描き方がいまいちだな。 明智光秀の裏切りの理由や人物像の新解釈は面白かった。 日本映画としては随分お金をかけて作ったらしいが、それでもあの程度の映像しか作れなかったのか。日本映画の現状は厳しいのだなと考えさせられた。
[インターネット(邦画)] 4点(2023-11-09 16:26:06)(良:1票)
16.  エベレスト 3D
映像がきれい。 とにかく映像で見せてくれた。 例えば、必死で登る登山客に「上を見るな、うんざりするから」と声をかけてから、カメラが引いていき登山隊を俯瞰で捉え、そのまま、登山ルートを舐めるように移動し、最後にエベレスト頂上を映すシーン。こういう素晴らしいシーンが各所にあって楽しめる。  劇場で3Dで観たかったなあと悔やまれる。  実話をもとにしたストーリーだけに、知的好奇心から、誰が死に、誰が生き残るのか?結末はどうなるのか?をドキドキしながら見れた。  ストーリー自体は大したものではないんだけど、映像の美しさと、史実性、この2点でとても楽しめた。
[インターネット(吹替)] 7点(2023-11-01 02:27:00)
17.  ゴーン・ガール 《ネタバレ》 
後味が悪い映画だなあ(笑) とにかく、女がろくでもないやつで見ていて鬱憤が貯まるので、最後は女をとっちめて終わってくれることを期待した。 しかし、全くそうはならない。 完全に女の勝ちで終わる。溜飲が下がらないどころか、逆流して口からあふれそうである。 この気分の悪さもこの映画の魅力であろう。  展開もよかった。 物語の半分くらいで、嫁のもくろみ、夫婦間の真実など、すべての謎の答えは出る。 そこで一回、そういうことかーと思わせておいて、おいおいまだ続くのかって構成は変わっていて、面白い。  話としてはさすがにできすぎで、あんなやり方で殺人現場を偽装しても、さすがに警察が一通り調べたらすぐバレるだろうなあ、とはちょっと思うけれど、それは言いっこなしですかね。
[インターネット(字幕)] 7点(2023-10-13 20:41:25)(笑:1票)
18.  アウトロー(2012)
前半は面白かった。元軍人の無差別殺人だと思われたものが、主人公の謎解きでどんどんと真相に近づいていく。サスペンスとしてはまずまずの出来。 でも、ことの真相が分かってから後の陳腐なストーリーは腰が砕けそうになるほどつまらない。 ヒロインが誘拐される、それを助けに行く、銃撃戦になる…数十年前の映画を観ているよう。まだこんなことやってるの?  それでも、その銃撃戦シーンに迫力があれば、まだ楽しめるんだろうが、これがまた、しょぼいしょぼい。  後半に出てきたぽっと出のおっさんが仲間になって最期の戦いに加勢するのも何だかなあ。 凄腕の狙撃の名手とお膳立てされてたおっさんとは、特に狙撃で対戦するわけでもないのも冷める。それどころか、一度は後ろから銃を突きつけたのに、わざわざ銃を捨てて肉弾戦を挑むのは何で?  黒幕一味に関しても何の説明がないのが多すぎる。 黒人警官が敵の一味だった理由は結局何だったの? あの黒幕のおっさんは何者でいかなる理由で企業買収にからんでたの?  あとは、イケメンヒーローに、ブロンド美女ヒロインのセットももうウンザリ。 トム・クルーズが演じるキャラってこういのが多いな。泥臭さのないスマートイケメンキャラは全然感情移入できない。
[インターネット(吹替)] 6点(2023-10-13 20:40:01)(良:1票)
19.  アウトポスト
前半が退屈すぎる。 敵から総攻撃を食らう中盤までは見る価値はないと言っていい。 まあ、よくある史実ベース戦争映画。 戦闘シーンはそれなりに見れる作りだが、とにかく前半がひどすぎる。
[インターネット(吹替)] 5点(2023-10-13 10:46:26)
20.  ウィッチ
300年前、ニューイングランドに入植した経験なキリスト教徒(清教徒)の家族、生活。それをあんなにリアルに描いてくれるだけで、見ていて非常に楽しい。 今の時代、悪魔だ悪霊だなんて言ったら「オカルト」扱いだけれど、当時のキリスト教信者には、悪魔はリアルに存在するものであったのだろう。 不気味さの演出が冴えている。ただの森を映すだけでも恐怖がすごい。 ヒロインの女の子が可愛くてよい。
[インターネット(吹替)] 7点(2023-10-13 10:45:55)
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