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1.  Winny
ある種のドキュメンタリーとして堪能させてもらいました。事の本質より言葉尻を捉えてナンボの法廷闘争の面倒くささとか、警察やメディアが当人を悪者に仕立てていく様子とかがリアル。紋切り型な言い方になりますが、概して日本は斬新なアイデアや異能の人を「和を乱す」として寄ってたかって潰そうとする傾向があります。その〝成果〟が「失われた30年」なのでしょう。 ただし、警察や検察が執拗に断罪しようとした理由がやっぱりよくわかりません。愛媛県警の事件との絡みも、ちょっと浮いていたような。
[インターネット(邦画)] 7点(2024-04-19 02:50:27)★《新規》★
2.  夢千代日記
何より驚いたのは、この舞台設定が昭和60年(1985年)だったこと。終盤の加藤武のセリフで初めて気づきました。「ピカ」の後遺症の話が出てくるので、昭和30~40年代の話とばかり思っていました。それに温泉街は暗くて古くて貧しそうだし、とんでもなく男尊女卑の世界だし。実際に封切りも1985年なので、これが当時のリアルな姿なのでしょう。高度成長後とはいえ、バブル直前の日本はまだ経済的にも精神的にも貧しい国だったんですね。こんな姿には戻りたくないものです。 それはともかく、吉永小百合の病気話が中心かと思っていたら、いろいろ盛り込まれていてけっこう楽しめました。樹木希林とか、名取裕子とか、さすがにいい味出してます。
[CS・衛星(邦画)] 6点(2024-04-14 02:19:08)《新規》
3.  ある男 《ネタバレ》 
松本清張の「ゼロの焦点」の現代矮小版という感じ。サスペンスとしてけっこう最後まで興味を持てたし、邦画にありがちな無理な展開もなかったように思いますが、終わってみれば「それだけ?」というお話。こういうこと(ビジネス)が現実にあるかどうかは知りませんが、まああっても不思議ではないですね。日本人同士より日本人と東アジア人なら特に。
[インターネット(邦画)] 6点(2024-04-13 01:10:30)
4.  暗殺の森
全体を貫くどんよりした雰囲気がいい。映像も美しい。音楽もいい。お話としては単純明快。しかし主人公のキャラが今ひとつ定まっていなかったような。やたらクールに決めていながら、突然バカ面になったり、実は優柔不断で任務を遂行できなかったり。「人は見かけによらない」とはいうものの、ギャップが激しすぎて嘘くささが漂います。それも巨匠の演出美と言われればそれまでですが。 余談ながら、途中で唐突にプラトンのイデア論に言及する場面がありました。日本で知っている人(覚えている人)は少ないと思いますが、ヨーロッパ界隈では常識なんですかね。
[インターネット(字幕)] 6点(2024-04-05 00:49:44)
5.  あん
ハンセン病を扱った作品といえば、真っ先に思い出すのが「砂の器」。かの作品は時間的・空間的・人数的・おそらく金銭的にも壮大なスケールで描かれましたが、この作品はすべて最小限に絞った感じ。しかし考えさせられるという意味では、まったく引けを取りません。 特に終盤の樹木希林の重い独白には、言葉を失うばかり。すべては社会の無知に由来するわけですが、それが国家レベルになると、被害も甚大になります。その観点で世の中を見回すと、案外無知による誤解や偏見がはびこっている気がします。環境問題とか、エネルギー問題とか、各地の紛争とか。まあ「全知」になることは不可能としても、せめて「無知の知」ぐらいは自覚したほうがいいですね。 まったく余談ながら、永瀬正敏が作るどら焼きはヤニ臭そう。どんなに「あん」が美味くても、買いたくないかな。
[CS・衛星(邦画)] 7点(2024-04-01 03:09:22)
6.  アムステルダム
この作品に出てくるテイラー・スウィフトって、あのテイラー・スウィフトですよね。ところが序盤であっという間に退場。音楽界ではかなりのスターのはずですが、映画界では扱いがずいぶん違うようで。 この違和感が象徴するように、ずいぶんちぐはぐな印象の作品でした。サスペンス風でありながら謎解きの面白さは感じられないし、コメディ風でありながらさして笑えず。発端となる将軍の人柄についてやたら持ち上げられますが、肝心の本人が生きた状態ではほとんど登場しないため、「あ、そう」としか思えない。だいたい「アムステルダム」と銘打っておきながら、アムステルダムの印象がほぼ皆無。ただ豪華キャストを眺めるだけが楽しみという感じ。 興行的に大失敗だったそうですが、そりゃそうだろうという気がします。
[インターネット(字幕)] 4点(2024-03-30 03:22:12)
7.  テルマ&ルイーズ 《ネタバレ》 
今さらながら予備知識なしで初見。軽い感じで始まりながら、またときどき笑えるシーンも挟みながら、物語はとんでもなく理不尽な方向に進んでいくんですね。この救いのなさは映画としてどうなんだろうと思う反面、現実として見れば大なり小なりよくある話のような気もします。というわけで、せっかく世事を忘れて異世界へ飛ぶために映画を見ているのに、無理やり現実世界へ引き戻されるような感じがして、なんだかザラついた印象だけが残りました。
[CS・衛星(字幕)] 5点(2024-03-23 22:21:57)
8.  ミラクル・ニール! 《ネタバレ》 
全編にわたって平和な空気が流れています。まあどう転んでも笑って済ませておしまいという感じ。それはそれで楽しめました。 面白かったのは終盤のワンシーン。急に世界平和に目覚め、格差解消、地球温暖化阻止、戦争撲滅に向けて「神の手」を使います。これで世の中が平和になったかといえば、まったく逆。「神の手」をすり抜けるようにかえって問題が噴出し、事態はより悪化するわけです。社会の諸問題は一筋縄で解決できるほど単純ではないよと。たしかにそのとおりなのでしょう。このシーンだけ、少し空気がピリッとしていた気がします。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2024-03-14 23:40:30)
9.  8月の家族たち 《ネタバレ》 
ジョン・ウェルズといえば、かつて「ER」や「The WestWing」のような傑作ドラマを生み出した稀代のクリエイターのはず。しかもこの作品は有名な役者がゴロゴロ。これは期待できそうと思ったのですが、第一感はゲンナリするばかり。家族で罵り合い、暴露し合い、傷つけ合ってバラバラになっておしまいという、まったく救いのない物語でした。いったい何を意図してこんな作品を世に出したのか、不思議にさえ思いました。 しかし、単なる思いつきですが、もしかしたらこれは「アメリカン・リア王」なのかなと。3姉妹とか、相互不信とか、悲劇的な結末を迎えるという構図はそのままに、あの世界観を換骨奪胎して現代のアメリカの片田舎に置き換えたのかもしれません。そう思うと、ラストのメリル・ストリープの号泣はリア王の最期そのもののように見えてきます。しかもリア王が泣きすがるのは遺体とはいえ娘のコーディリアですが、メリル・ストリープが泣きすがるのは3姉妹のいずれでもなく、メイドさんです。17世紀初頭のイギリス人より、21世紀初頭のアメリカ人のほうが、孤独感や悲劇性はいっそう増しているのかもしれません。 あくまでも勝手な解釈ですが、こういう観点で見返すとけっこう楽しめました。やはりジョン・ウェルズは稀代のクリエイターということで。
[CS・衛星(字幕)] 8点(2024-03-04 23:52:27)
10.  ハードエイト
冒頭のまったく不自然な出会いに始まり、いったいどれほど予想外の展開や大事件やオチが待っているんだろうと期待させてくれました。しかし、「どうしてここまで面倒を見るのか」という根本的な謎を燻らせたまま進行し、ピンチもなんとなくすり抜け、終盤になってようやく謎がスルッと解けるわけですが、「あ、そうですか」という感じ。想定内とまでは言いませんが、特に驚きもなし。終わってみれば小ぢんまりとしたお話でした。
[CS・衛星(字幕)] 5点(2024-03-02 23:42:56)
11.  226
日本中の名の知れた役者を総動員したような豪華な顔ぶれ。しかしその大半はチョイ役のため、ほとんど印象に残らず。いったい何のためにここまで集めたのでしょう? バブル真っ盛りでカネが余っていたのかな。 で、お話としては事件の表面をなぞったドキュメンタリーのような感じ。なかなか迫真というか、当時の雰囲気はなんとなく伝わってきましたが、青年将校たちが何を目指していたのかまでは描かれません。 ただ面白かったのは中盤、将校の加藤雅也に向かって兵士(三遊亭小遊三)が「ここで死ぬわけには行かない。昭和維新を中止して帰らせてくれ」、もう1人の兵士(?)が「維新が成し遂げられたとして、自分にどういう関係があるのか」と訴える場面。青年将校たちのおそらく高邁であろう思想や行動原理は、その直属の部下にさえ伝わっていなかったわけで。押し黙ったまま、苦虫を噛み潰したような加藤雅也の表情が印象的です。ドラッカー先生が激怒しそうな悪い組織の典型例でした。 全編にわたって教科書的で無思想性にこだわったような作品ですが、この部分だけ、妙に親近感を覚えました。
[CS・衛星(邦画)] 5点(2024-02-29 03:50:11)
12.  グレイテスト・ショーマン 《ネタバレ》 
とにもかくにも音楽がいい。疲れた心を鼓舞されるような力強さがあります。世間一般にたいていの人はマジョリティのように振る舞っていますが、実は誰しも何らかのマイノリティであるという自覚や自負や負い目を持っているように思います。だからこの作品で展開される〝ショー〟を見て、つい応援したくなるのかなと。 一方、主人公がかならずしも聖人君子ではないところが面白い。純粋にマイノリティに活躍の場を提供しようと思ったわけではなく、それが世間に受ける、カネ儲けができるという冷徹な計算があるわけで。美貌の歌姫でさえ単なるカネズルであり、一線を超えそうになったところで逃げるというのも潔い。まさに天賦の興行師だったということでしょう。 ただし、そういう特異なキャラクターでありながら、人物の描き方としては浅いのが残念。音楽とステージに力を入れすぎたためか、最後は唐突に聖人君子になってしまいました。
[インターネット(字幕)] 7点(2024-02-27 23:50:18)
13.  デュエリスト/決闘者
高評価の方が多いですが、すいません私はダメでした。とにかく「決闘」というワン・イシューで100分も引っ張るのはかなり無理があるというか、正直言って飽きるというか。それにスポーツやゲームのライバル関係ならともかく、端的に言えば殺し合いですからねぇ。いささか時代が違いすぎて、現代人としてまったく感情移入できず。ナポレオンの全盛期から没落期を背景にして、たぶん「時代にとり残された男」を描こうとしたのでしょうが、うまくリンクしているようには見えません。しかも親の仇とか赤穂浪士のような大義名分もなし。些細なことでインネンをつけて追い回すという、絡まれた側にとっては迷惑千万なお話でした。
[CS・衛星(字幕)] 4点(2024-02-25 22:50:30)
14.  ディファイアンス 《ネタバレ》 
恥ずかしながら、こういう史実があったことを知りませんでした。アンネ・フランクもシンドラーも『夜と霧』もいいですが、これももっと歴史に刻まれるべき話じゃないかと。ただこのタイトルで損をしているというか、少なくとも日本人にはあまりピンと来ない気がします。ダニエル・クレイグが出ていなければ、たぶん私は見なかったと思います。 とにかくリーダーとしての苦悩ぶりがいい。ジェームズ・ボンドとは違ってなかなかうまく行きません。どんな集団でも人間関係のゴタゴタはあるわけで、規律と情、重圧と理性と弱気の間で常に揺れ動いている感じ。しかも強烈な外敵にも備える必要があり、頼られるわりに称賛されるわけでもなく、特別な報酬を得られるわけでもなく。世の中間管理職者は、彼の姿を見て「自分のほうがマシ」と勇気づけられるのではないでしょうか。ただし、どれほど敵に囲まれても弾がまったく当たらない点はボンドと共通しています。 それからもう1つ気になったのは、最大1200人もの大集団の食糧をどうやって賄っていたのか。村からの略奪には限界があるし、リスクも大きいはず。森の中で採集狩猟生活でもしていたのでしょうか。ドラマチックなドンパチもいいですが、そのあたりのリアリティをもう少し見たかった気がします。
[CS・衛星(字幕)] 8点(2024-02-24 03:01:50)
15.  キングスマン 《ネタバレ》 
主役が違うだけで、やってることはミッション・インポッシブルとか007とかとほとんど変わらないんじゃないかと。ちょっと毛色の違うものを期待したのですが、「痛快娯楽アクションもの」のカテゴリーから一歩も出ていない気がします。それに主要登場人物がどんどん減っていって、終盤はわずか数人だけのドラマになってしまいました。わかりやすいといえばわかりやすいですが、なんか寂しい感じも否めません。 ただその終盤、「威風堂々」が流れるシーンだけは好き。どんでもなくグロいわけですが、ふざけ度合いが勝っていて笑えます。「痛快娯楽アクションもの」の面目躍如といったところでしょうか。
[インターネット(字幕)] 5点(2024-02-21 02:25:02)
16.  最強のふたり 《ネタバレ》 
いい話だとは思います。思いますが、ちょっと出来過ぎな感じがしないでもありません。生まれも育ちも対照的な2人が、それほどぴったりハマるものなのか。資産家が喫煙とか性感マッサージとか粗野な方向に引きずられるばかりで、ドリスは終始一貫何ら変わらなかったように思います。 特に違和感を覚えたのは、絵画や音楽や演劇など芸術全般をまるで理解しないドリスに対し、フィリップはすべて微笑で応じている点。これはフィリップにとって「実は自分も理解していない」という意味なのか、それとも「無知な人に教えてもムダ」という意味なのか。前者だとすれば「資産家だろ」とツッコミを入れたくなるし、後者だとすればやっぱり距離を置いているようで寂しい気持ちになります。実際には10年も関係が続いたそうなので、映画では描き切れないほど深い絆で結ばれていたとは思いますが。
[インターネット(字幕)] 6点(2024-02-20 02:13:51)
17.  クイック&デッド
カウボーイスタイルのシャロン・ストーンが魅力的。こんなに美人だったのかと思うほど。しかし中盤、妙にドレスアップしてジーン・ハックマンと向き合う場面では、どこにでもいそうな女優に見えます。まあガテン系の女性はそれだけでかっこよく映えるということで。 一方、憎まれ役のジーン・ハックマンもいい感じ。とんでもない人非人の役どころながら、案外そうは見えません。人柄がにじみ出るというか、あらためて貴重な役者さんだったと思います。 ストーリーは荒唐無稽で結末も最初から見えています。あまりに非生産的というか、リスクとリターンのバランスが完全に崩れたゲームを展開するわけで、参加者には「アタマ悪すぎるだろ」という感想しかありません。問題はラッセル・クロウとディカプリオをどう処理するか。まあ落ち着くべきころに落ち着いたという感じでしょうか。劇画でも見るような感覚で、そこそこ楽しませてもらいました。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2024-02-17 21:09:30)
18.  オペレーション・フォーチュン
ジェイソン・ステイサムのみならず、チームのメンバー全員の危機対応能力が高すぎて、ピンチらしいピンチがほぼゼロ。高級車で高速道路をどこまでもスイスイと疾走している感じというか。最初はちょっとワクワクしますが、すぐに飽きます。破断した道路の先からバイクで飛び降りろとまでは言いませんが、もう少しジェットコースター的なハラハラドキドキがあってもよかったんじゃないかと。
[インターネット(字幕)] 5点(2024-02-14 01:39:25)
19.  レザボア・ドッグス
今さらながら初見。これは面白い。冒頭にいかにもタチの悪そうな面々をクドいぐらいに紹介しつつ、いざ犯行現場はいっさいスルーして、その後の出来事がほぼ倉庫だけで描かれる。映画というより2幕ものの演劇を見ているようでした。観客としては、「この間に何があったのか」と想像力を掻き立てられるとともに、「なぜそうなったのか」も気になって目が離せなくなります。かなりバイオレンスな作品ではありますが、やたら饒舌なセリフにはムダがなく、ある種の格調の高さを感じます。
[インターネット(字幕)] 8点(2024-02-12 02:13:59)
20.  ブルース・ブラザース
ノリノリの音楽を楽しめれば、それで十分かなと。クルマによる追いかけっこはやたら派手でしたが、どれほどクラッシュしても危機感はゼロ。要するに「トムとジェリー」を見ているような感覚です。 ちょっと面白かったのは、ネオナチの登場シーンに流れる「ワルキューレの騎行」。「地獄の黙示録」とは似ても似つかぬ使われ方に、やっぱり平和はいいなと再認識させてもらいました。
[CS・衛星(字幕)] 5点(2024-02-09 23:47:20)
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