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皮マンさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 225
性別 男性
自己紹介 当方のレビューは全て独断と偏向に満ちております。
「公平・公正なレビュー」などというつもりは金輪際毛頭まったくありませんので、どうぞご安心ください 。

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1.  LUCY ルーシー 《ネタバレ》 
駄作フィフス・エレメントの監督なので期待値が思い切り下がった状態での鑑賞。それが奏功してけっこう普通に楽しめた。平易な語り口、説得力のあるキャスティング、抑制の効いた音楽、非情さを感じるアクション、良い意味で一本道のシナリオ、短い尺、等々良いところが目に付く。「宇宙そのもの」になった彼女の周りで相も変わらず空しい銃撃戦を繰り広げる旧人類、そのさまから(監督がそこまで意識していたか不明だが)人類のおろかさが感じられるのがいい。覚醒が50%を越したあたりからルーシー以外の登場人物全てをサンダーバードみたいな操り人形にしてその点を明確にしてしまうくらいぶっとんでくれたらもっと良かった。そう、本作はまったく惜しい映画でもある。神のような存在になったルーシーの見るヴィジョンがあまりにも普通。現在知られている範囲の説明的な現象ばかりで常人の理解出来ない領域に踏み込だ感じがしない。ここはひとつシュルリアリストの助けでも借りて想像を絶する画を見せて欲しかった。この作品に「2001年宇宙の旅」のスリットスキャンに匹敵するような革新的な画があればどんなにか良かったろう。
[ブルーレイ(字幕)] 7点(2015-04-20 14:13:08)
2.  LOOPER/ルーパー
タイムトラベルものでありながらタイムパラドックスの問題を「そんなことはどうでもいい!」「複雑すぎて説明している時間がない!」の二言で片付ける脚本に驚いた。それでも登場人物は皆チンピラなのでそんないいかげんな台詞に説得力があるところがすごい。SF的ガジェットは手垢のつきまくったものが多く、センス・オブ・ワンダーはほとんど感じられない。キレのあるアクションとスタイリッシュな映像のヤクザものといった印象。ちらっと登場する本作のタイムマシンは今まで見たどのそれより貧乏くさく昔ヤフオクで売りに出て99,899,999,780,864 円の値がついた[タイムマシン(本物)]を想い出した。
[ブルーレイ(字幕)] 5点(2014-04-22 16:41:52)
3.  ルルドの泉で 《ネタバレ》 
無人の食堂ホールを見下ろすカメラ。そこにまず給仕、続けて主要な登場人物達が静かに集まってくる。BGMは現実音の荘厳なアベ・マリア。ごく自然に単なる食堂が、たちまち演劇的な空間に早変わりするみごとなオープニング。主人公の車椅子を押すのはやる気のない介護人の娘。彼女がなんとも色っぽいのが硬い印象の主人公と好対照をなす。奇跡を起こすと言われる泉にすがる人々が、単なる湧き水に勝手に意味づけをして一喜一憂するさまを淡々と描く。不治の病を持つ信者に奇跡の実在を問われた神父が、逃げをうつように語る「全ては心の問題」という説明が結局は正解というのがなんともしゃれている。ハリウッド製の作品ならひどい目にあうような介護人の娘が、絶好調で唄い(適度に音痴)踊る姿を捉えて終わるエンディングがオープニングのアベ・マリアと鮮やかなコントラストを見せる。印象的なリフがしつこく繰り返されるので調べたらイタリア語で「祝福」と言っていた。脚の麻痺の再発という不安を抱える主人公が享楽的な同年配の娘の空疎な祝福の歌を聴く皮肉。さすがイヤミの国おフランス!
[DVD(字幕)] 9点(2012-10-14 10:18:48)
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