61. ロング・グッドバイ
松田優作も惚れてまうわ。 [DVD(字幕)] 8点(2012-02-25 22:12:41) |
62. ボビー・フィッシャーを探して
《ネタバレ》 羽生喜治は言う。「ある次元を越すと技術や経験だけではなく 個性と個性とのぶつかり合いの勝負になる」 ジョショの場合、良き家庭、良き師匠たち、そして 良き友人に恵まれて個性を育める。そう信じている。 [DVD(字幕)] 8点(2011-09-24 22:01:59) |
63. カールじいさんの空飛ぶ家
ラピュタ、ロードランナー、ついでにわんこ好きにとってはたまりません。 [DVD(吹替)] 9点(2011-05-09 21:40:47) |
64. パンダ・コパンダ
子供目線で日常を描くと子供たちの反応がいいことをこの作品をきっかけに知ったと宮崎監督は言う。のちのハイジでありトトロにつながる。子供目線のフィルターを通すと、子供はもちろん大人でも自然に童心に返り、物語に自分を投影できる。宮崎監督はこうしたツボをたくさん知っているのだろう。今TVで流れている日清製粉のCMの猫「コニャラ・子コニャラ」は鈴木プロデューサー原案(笑)だが、これが不快なパロディにしか見えないのは子供不在のせいもあると思う。 [DVD(邦画)] 8点(2011-03-28 22:57:36) |
65. 息もできない
いきろ。 [DVD(字幕)] 9点(2011-03-28 22:46:55)(良:1票) |
66. 3-4X10月
情景の集まりのような映画。やくざ、野球、海、おねえちゃん。ナンセンスだろうと撮りたい絵をつないで作家性が生まれたら映画として成功なんだろう。 [DVD(邦画)] 6点(2011-03-26 18:35:55) |
67. さんかく
面白いんだけど、どこまで行ってもあるあるなんだよな。 [DVD(邦画)] 7点(2011-03-26 09:27:59) |
68. ハート・ロッカー
主人公は度胸のよさで戦場を渡り歩いてきた。死と隣り合わせの状況でしか生を実感できないほど、彼は戦場に長くいすぎた。そんな彼も人間味あふれる部分があって、あまり優秀とはいえない同僚たちや現地の子供たちに優しい。戦場という極限の状況のなかで彼なりのバランスの取り方だと思えば親しみがわいてくる。しかし、戦地が泥沼化すればするほど、彼の人間味が空回りする姿は痛々しい。 [DVD(字幕)] 7点(2011-03-13 22:12:52) |
69. キック・アス
ヒットガールがビッチ・アスにならんことを。 [DVD(字幕)] 7点(2011-03-13 14:03:28) |
70. バンド・オブ・ブラザース<TVM>
クセのある上官を真似をして盛り上がる兵士の目線で、戦争を描いている。 戦争に対する賛美も反戦も皮肉すらもない。ただ仲間のために戦う兵士の物語。 [DVD(字幕)] 9点(2011-02-01 22:46:28) |
71. ヒックとドラゴン
《ネタバレ》 よくできた吹き替えもあって期待どおりの内容。ただ違和感もある。ヒックの前に獣使いがいなかったことがひとつ。ドラゴンの生態に詳しい描写から不自然。けど「対ドラゴン」というバイキングの存在理由から、過度に敵対心を抱いてるとも読める。そうなら、ふたつはボスドラゴンを倒したかにみえる結末はモヤモヤする。「ボスドラゴンはいなくなりそれからバイキングとドラゴンは仲良く暮らしましたとさ」もいいけど、この作品の名場面であるヒックとドラゴンが近づく過程のレベルには適さない。ヒックのドラゴンを殺したくないんだと言うこととも矛盾する。ボスドラゴンもドラゴンだろう。手なずけろともまでは言わない、それじゃアバターだ。ヒックとドラゴンの軸がしっかりしてるから、お決まりのアメリカ的周辺キャラの安易さはOK。ただ、敵は倒さねばならないというお約束はNG。 [DVD(吹替)] 8点(2011-01-09 14:03:16)(良:1票) |
72. アイアンマン
アイアンマン。なんて最低で最高なタイトルだろう。 [DVD(字幕)] 9点(2010-12-09 22:36:17) |
73. 第9地区
エビのインパクトが、SF作品としてまた社会作品して、同時に2つのジャンルの質を上げている。基本はSFで結果的に人種差別を深く考えさせられる内容になっている。エビ。見た目の抵抗感がなくならないのに、だんだん親しみが湧いてくる。家族愛や器用にコンピューターを操作する擬人的な部分の影響もあるけど、猫缶が好きなところが不可解でいい。 [DVD(字幕)] 8点(2010-09-11 12:55:14) |
74. おと・な・り
おとなりすぎ [DVD(邦画)] 9点(2010-07-29 23:23:20)(良:1票) |
75. ノートルダムの鐘
ラストでフロローが剣でとどめをさそうとする場面は、ミュージカルだったらもっと怖かったのに。 [DVD(字幕)] 5点(2010-07-17 21:49:06) |
76. アポカリプト
《ネタバレ》 子供の数がステータスなんだなとか、道化を作ることで人をまとめている親父やるなとか、これから始まるだろう壮大なスペクタルを期待した。おかしいと思い始めたのはやたら長い連行シーン。主人公が逃げだした時点で時間がすでに3分の2を経過したとき、これは壮大な雰囲気を匂わしただけの『走れメロス』と気づいた。妻子を森へ逃がさず、分かりやすい穴の中へ隠したのも納得。本筋で肩透かしをくらいながらもディティールは凝っている。売れなかったばあさんの哀愁とか、扇動者は日蝕に気づいているふしとか、いいもん食ってそうなデブのガキとか。生贄シーンより水の中の出産のほうがなによりのインパクトがあった。 [DVD(字幕)] 6点(2010-07-16 22:23:59)(良:1票) |
77. ウォーリー
見たまんまの面白さの裏に実はもっと奥深いことを言いたそうな、それを匂わす程度に抑えてるのがいい。 [DVD(字幕)] 9点(2010-05-06 00:12:10) |
78. ハスラー
「プレイヤー」がいて「元締め」がいて「女」がいる。ザッツオール。 [DVD(字幕)] 8点(2010-04-28 23:47:24) |
79. しんぼる
自分のハードルの高さに気づいていないのか。 [DVD(邦画)] 4点(2010-04-23 11:59:37) |
80. アパートの鍵貸します
10年前に初めてみたときはハートフルコメディの印象だったはずが、今はブラックユーモアにあふれた印象に変わっている。思うに当時はクラシック感とビリーワイルダーの付加価値に魅入っていた。今ではワン・オブ・ゼムとして、要は悪いことをしたければ偉くなってからやれ(バレずに)っていう、本質的な腹黒さを描いた作品のひとつになった。まぁ結局自分の見たいようにしか見れないんだな。英語のニュアンスが分かればまた印象も違ってくるだろうし、小津を英語字幕でみているようなもんだから。 [DVD(字幕)] 6点(2010-04-13 13:53:17)(良:1票) |