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えすえふさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 548
性別 男性
ホームページ https://twitter.com/sf0O7
自己紹介 筋肉アクションやSFなどに目が無いです。

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1.  ARGYLLE/アーガイル 《ネタバレ》 
自分の作った物語が本当に起こった出来事!? そんなスパイモノと女性作家の冒険モノが合体したのはマシュー・ボーンの新作。 当初はロマンシングストーン的なものかと思ったら、中盤からはまさかの展開。 非現実的だったヘンリー・カヴィル演じるアーガイルが自分自身だっというまさかの展開が面白すぎました。 アクションシーンはキングスマンよりはマイルドだけどその分、ケレンにさらに振った楽しいく、相変わらずのマシュー・ボーンなキレた演出が楽しいです。特にスケートシーンは笑ってしまいました。そりゃアンタはアーガイルだわ! にしてもこの映画の猫アルフィーですが、どうやら監督の飼い猫らしく、自分の猫のために撮ったんじゃ無いかというくらい猫の見せ場が多いのも猫好きにとっては嬉しいところ。そんなこんなで究極の親バカ映画とも言える映画でした。
[映画館(字幕)] 7点(2024-03-07 01:01:29)
2.  クネクネ<OV> 《ネタバレ》 
名前が最高だよクネクネ。一体何者なんだクネクネ。見てしまったら発狂するらしいクネクネ。その理不尽さがたまらないぜクネクネ。都市伝説の中でも一際よくわからない存在なだけに期待は膨らむ本作は…これクネクネなのか?いや、貞子クローンですよ!  本作の中身は因習村に迷い込んだ訳ありの家族が非業の死を遂げこの世を恨む幽霊に襲われるというもの。主役の女優さんがグラビアアイドルというという事でその筋の映画なんですが、そのためにクネクネの設定はかなりねじ曲げられてますね。クネクネだけに。  おかげでストーリーを盛り上げるために霊に見られたら体をねじらさて絶命後ゾンビ化するというおかしなものに。本作は体を捻らせる行為がクネクネと言いたけですがどちらかというとバキバキです。  他にも家族の行動もけっこうやっつけですぐに単独行動しだすのでなんとも言えませんね。突然川の水を飲み出す方が怖かったです。 本作は因習村にアイドル、そしてゾンビと欲張りな映画なのに肝心にして本作の最大の売りであるクネクネの設定だけが蔑ろにされてしまった勿体無い映画でした。
[インターネット(邦画)] 3点(2024-01-30 17:07:03)
3.  劇場版 マジンガーZ/INFINITY 《ネタバレ》 
能登半島地震復興応援配信にて視聴 なんだかんだで平和になってしまった世の中に再び現れたDr.ヘル!ブロッケン伯爵もあしゅら男爵もいるよ! 多様性が人間の弱点と説くDr.ヘル!人類を手篭めにとるDr.ヘル!なかなか痛いところを突きやがるぜ!  そんな身を固めろだのなんだの面倒な大人の人間関係や世界情勢の悩ましくも嫌〜な展開とリサなる新キャラ、そしてマジンガーのようなジムに若干モヤモヤする前半でしたが、 後半はおまちかねのアクション大盛り。 あれだけ大量の敵相手にマジンガーひとつで何ができるんだと思わせるところから、ケレン味たっぷりに技名を叫びながらドカドカ倒していくので痛快です。惜しみない技の連発が最高ですね。それにボスやアイドルたちの活躍も非常に駄菓子感のある馬鹿馬鹿しさが良いです!これこれ! アクションのカット割は荒いですが勢い任せなジェットコースターのようなアクションはかなり楽しい! それに敵側のロボたちも結構カッコよくマジンガー相手に頑張るのも素晴らしいですね。 終盤の展開は流行りのマルチバースと元気玉で新鮮味はありませんでしたが、今世界中が支援してくれている現状と重なってなかなか感慨深いものがありました。 前半はちょっと退屈でしたが、後半のアクションはとても痛快で楽しい映画でした。満足です。  あと鉄也さんずっとグレートの中にいましたが、結構元気そうなのはさすがプロですね。
[インターネット(邦画)] 6点(2024-01-28 01:50:17)
4.  ネイビーシールズ ローグ・ネイション 《ネタバレ》 
評判がとても良いので視聴。ただの囚人を送るだけの仕事がこんなことになろうとは…。 ワンカットで繰り広げられるアクションとしては終始シリアスにしかしアツいスコットのバトルに目が離せません。仲間がいたらいたで良いけど、一人でも全然めちゃくちゃ強いですねこの人。 またカメラの動き方も自然でスコットサイドだけではなく敵サイドにもスムーズに映したりと違和感が全くない。 しかも敵はもうとんでもなく悪い奴として描いているのでこちらも両手をあげてスコットを応援できるのもよかったですね。あんなやつに騙されて自爆した人は気の毒です。(あのシーンの地獄感はやばかったですね) さらに登場人物もどれも個性があってそこも楽しかったですね、死んじゃうのが勿体無いくらいです。 そんなわけで安っぽいパッケージと安っぽい邦題の代わりに十二分にアクション成分を摂取できるとても良い作品でした。 次回作は映画館で観たいな…。
[インターネット(吹替)] 7点(2024-01-25 09:27:37)
5.  見知らぬ乗客 《ネタバレ》 
その場しのぎの嘘を真に受けるヤベー奴もいる。 そんな簡単に一線を越えるヤバいやつに目をつけられたら、もう普通の生活はできない。 どこまでも主人公を追うブルーノがとにかく恐ろしい。遠くで見ているブルーノ。テニスの観客席で一人ヘインズを見るブルーノ。相手のプライベートに潜り込むブルーノ。それが全て恐ろしい。 特にメリーゴーランドが破壊されるシーンはかなりの迫力。オチもうまいことまとまっていました。 しかし万事解決とはいえ、ヘインズは決して良いやつでもないし、今の幸せはブルーノがくれたものなんだよなと思うと、その後の幸せそうな彼の面の皮の厚さとモヤモヤが残るのもまた味わい深いです。 古い映画ながら最後まで目が離せない極上のサスペンスでした。
[インターネット(吹替)] 7点(2024-01-21 20:34:27)
6.  ゴジラ-1.0 《ネタバレ》 
山崎貴。あのスペースバトルシップのイメージが先行する監督でしたがゴジラなんだから見るしかない。 個人的にはドラマシーンの感情説明過多でわかりやすい演技に終始ノレませんでした。おかげで「早くゴジラさん来い…もうここにいる奴ら全員叩き潰せ…!」とさえ思ってしまいました。そんなドラマシーンの代わりにゴジラさんは非常に活躍しており、大暴れっぷりを発揮。人間を潰し、食っては投げ飛ばし、戦艦は壊すし、街はめちゃくちゃにするしで大活躍でしたね。しかしゴジラの強さ的には怖そうな割に水圧と震電の爆弾を食らった程度で爆散してしまうので今思えば、「実はあのゴジラさん弱いのでは…」と思ってしまいました。そうじゃないと平成テクノロジーの結晶であるスーパーXやMOGERAたちの立場がありません。(最初からない)でもラストのバトルシーンでは可愛らしい浮き輪姿も披露してくれたので満足です。 そんな具合で最新作は苦しいドラマパートと楽しいゴジラパートのアンバランスさが目立つ一本でした。
[映画館(邦画)] 5点(2023-11-12 23:16:10)(笑:1票) (良:1票)
7.  霊幻道士 《ネタバレ》 
カンフー!コメディ!そしてお色気!あとホラー! 欲張りなお子様ランチの如く面白要素を詰め込めるだけ詰め込んだ映画。それが霊幻道士! こんなものを子供の頃に見てしまったらキョンシーの真似もするし、先生の真似もするよ!お前キョンシー!俺先生な! そんな本作は結構ホラーかと思ったら、武闘派な先生一派によるイカす構えのアクションと、対キョンシーアイテムにワクワクするし かと思えば膝が崩れるようなユルいギャグ、下品な下ネタ、そしてキョンシーだけではつまらんとセクシー幽霊まで持ち出したオリエンタルな面白ホラー要素と次から次へと怒涛の展開で飽きずに見ることができました。キャラクターがみんな面白いのがいいですね、ただ弟子がまったく反省してないのが本当に大丈夫かとなっちゃいますが。あとキョンシーって治るんですね。  ラストのあらゆるものを破壊しながらボスキョンシーを討伐する流れは面白いですね、助っ人キョンシー軍団もテンションが上がります。結末はちょっと急ですが、キョンシーがなぜ流行ったのかわかる一本でした。面白かったです。
[インターネット(邦画)] 7点(2023-08-15 22:18:39)
8.  遠すぎた橋 《ネタバレ》 
いや、決まったことなんで。 止めるってもう動いてるから無理なんだよ。もうこれ以上先延ばしにするのも嫌じゃん。きっと上手くいくって。 マーケット・ガーデン作戦。世界史ではあんまり学ばないけれどそんな作戦がかつてあった。ゲームの予習のために本作を見たけれど、まぁこの組織の体制の野暮ったさは今も昔も変わらない。  しかもなぜか鉢合わせちゃった機甲師団。しかもまぁ不運は重なるし、霧は出るし、無線は繋がらないし、で最悪の状況が生まれてしまった。意気揚々としたメインテーマとは裏腹に元気な若者たちが、ボロボロになっていく姿は辛い。 そんな戦いを超スケールの物量と豪華キャストで見せてくれるのが本作。無数のシャーマン戦車に無数の落下傘部隊。本当に戦争をやっているような物量には驚きだ。ショーン・コネリーの目力だけでドイツ軍を倒せそうだけど、本作はそうもいかない。ロバート・レッドフォードもかっこいいけど、彼だけではなんともならない。  そして最後。怒りが湧いてくるような司令官の言葉。そしてやり場のない虚しさと、悲壮感で本作は終わる。 今も昔も変わらない上層部と現場との違い、さまざまな人間の足りなさを見せてくれる映画でした。長かったけど見応えがありました。あとプライベートライアン以前の戦争映画はまだ少し楽に見れますね…。
[ブルーレイ(吹替)] 6点(2023-06-26 00:03:48)
9.  シン・仮面ライダー 《ネタバレ》 
本郷猛は仮面ライダーになった!さぁ戦えショッカーと! 僕は完璧な平成ライダーから入った人間で本郷猛のことはあの命は尊いと説く藤岡本郷の映画しか見ていないのですが、こちらはだいぶ荒んだ映画になっていますね。  なにやら悪いことをしているショッカーに対して連続でバトルを仕掛けるのは面白いですが、何故ショッカーとここまで戦わなければいけないのかがよくわからないのがちょっと残念なところ。ショッカーの悪事に一般人が巻き込まれ「くそ〜ショッカー許せねえぜ!」とこっちも怒り、仮面ライダーの活躍に「頑張れライダー!やっちまえ!」と拳を上げて応援する作品かと思ったら本作はそんな作品ではなく、ショッカー内の内輪揉めを終始見せられて困惑してしまいました。 それでいて連戦となるので心の整理がつかないまま次から次へとオーグメントたちを倒していくので、なかなかついていくのが大変で、これは映画にするよりテレビ番組にした方がおもしろかったような…と思ってしまいましたね。 あとビデオレターのシーンはさすがにもうちょっとタイトに出来ませんでしたかね…。  ちなみに個人的に好きなバトルは蜂オーグのゲームっぽいバトル。あそこは凄いかっこいい! あとショッカーライダーたちのとの死闘も同じ仮面のライダー同士が戦う嫌な感じが出ていて非常に良かったです。 それと一文字隼人は良いですね!本郷より気持ちの良い兄ちゃんキャラですし、一番感情が入ってくるキャラでした。  そんなわけで庵野秀明シリーズですが、この先一体どうなってしまうのかわかりませんが、個人的には今回はちょっと微妙な作品になってしまいました。
[映画館(邦画)] 5点(2023-04-09 13:33:42)
10.  フリー・ガイ 《ネタバレ》 
グランドセフトオートにウォッチドッグス、ファークライにサイバーパンク2077。 オープンワールドゲームは日々グラフィックが進化すると共に画面の向こうの人々もだいぶ人間らしい顔つきになってきた。 そうするとやっぱりどんなことをしていい世界でも、一般人を巻き込むのはなにかとても悪いことをした気分になる。 最近はやたらゲームの中でも車を運転するときは車線は守るし、歩道は走らないし、信号もなるべく守りたいと思っている(おい)。 まぁそんな事を思う人間がクリエイターの中にもいて、ついにオープンワールドゲームを題材とするゲームが出来てしまった。 オンラインゲームが舞台の作品は数あれどグランドセフトオートをはじめとしたあのゲーム世界を舞台にしたゲームは見た事ない。 しかも主人公はプレイヤーではなくモブキャラ。我々プレイヤーにとっては背景にすぎないただの一般人。 そんな彼が恋に落ちた。プレイヤーに。 彼らモブキャラにも人生があるなんてシェンムーみたいだが、違うのは彼らの中で「変化」が起こってきた事。 思いのほか本作は近い将来起こり得るAIを題材にしたSF映画だったのね。  当初はプレイヤーたちの傍若無人で派手な爆発とリアリティを無視したアクションに笑い、そのシュールな世界観にワクワクしたけれど、途中からはガイのあまりにも一途すぎる恋がだんだん切なく感じてきて涙を誘う。ライアン・レイノルズにやらせると上手いねホント!そしてそれを阻止しようとする悪徳社長は我らがタイカ・ワイティティ!あんたは出るだけで面白すぎるから卑怯!リアクションがいちいちデカいのがムカつくぞ! そしてラストバトルもポータルガンにグラビティガン、キャプテンの盾にハルクの腕、ライトセーバーとパロディ祭りで面白かったです(クリス・エヴァンス登場にも笑った) 最後の別れは想像以上に切なく、そして泣けるセリフ「僕は君へのラブレター…。」まさかここで泣かせにくるとはフリーガイ!!そんな映画だと思ってなかったからびっくりだよ! そんなこんなで楽しく、最後には涙をボロボロ流しながら見てしまいました。すげー映画だぜ!
[インターネット(吹替)] 8点(2023-04-09 13:20:17)
11.  エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス 《ネタバレ》 
あらすじを見ただけで気が遠くなるような映画がアカデミー賞をたくさん取った。エブリシングエブリウエア...タイトルも気が遠くなるように覚えにくい。しかし主演女優賞を取ったのは我らが007トゥモローネバーダイで大活躍だったミッシェル・ヨー!助演男優賞を取ったキー・ホイ・クァンは...え?!グーニーズのデータ!?あの小学生男子なら誰しも憧れる発明BOYポジションにいたアイツが!?み、観に行くしかねぇ!!!  そんな本作はマジでめちゃくちゃ。退屈な序盤からどんどん話はおかしな世界に踏み込んでいく。我々の知っている常識なんてものは一つも通用しないカオス映画だ。とりあえず変なことしたら他のマルチバースの自分自身の人生を経験して良い能力貰えるんだよ!知らねぇけどさ!さぁ戦え選ばれしものよ!  そして敵はこの世の秩序の破壊者という最近のJRPGのラスボスばりに面倒くさい...自分の娘!テンションが上がるほど意味不明で勢い任せで楽しいくて面白いアクションとカンフーが笑えるしワクワクするぞ。絵の作り込みが凄いから次の瞬間なにを見せてくれるかが楽しみすぎるんだよね。雪崩のように押し寄せるギラギラした映像の洪水が最高だ。この世の理は無視してくれ!  しかしその根底のストーリーは人を愛するという非常にわかりやすくシンプルでとてつもなく泣けるものに仕上がっている。そこがまたニクい! こんな単純なことをめちゃくちゃ面白い映像とはちゃめちゃなお話にして僕らに伝えてくれたのだ。お父さんがどんな時でも世界でも優しいのが泣けるじゃんよ!  そんなこんなでドキドキして笑って泣いて驚いてスッキリしちゃう素晴らしい映画でした。映画館で見てよかったぜ!
[映画館(字幕)] 7点(2023-03-20 00:33:30)(良:1票)
12.  大怪獣のあとしまつ 《ネタバレ》 
誰しもが思う大怪獣を倒した後どうするのか。そんな疑問を映画にしてみました。 やっぱり倒すよりも後片付けの方が絶対に時間はかかる。そこの部分をとりあげるのはいいし、映画にするのはいいけれど、 それを作るにしても人選というものがある。なぜそれまで半径3kmのスケールと最大7人くらいの人間関係のヘンテコ映画しか描いてこなかった三木聡にこんな大スケールのお話を任せたのかはわからない。それこそこの映画の最大の謎だ。  そして展開される話はシン・ゴジラ後にあるプロフェッショナルな人々の真面目なお話に見せかけた総理と大臣で織りなすめちゃくちゃな計画と失敗と責任の押し付け合い。ウルトラマンのスカイドン回を思わせる作戦と失敗の数々に驚くぞ。 それがまぁ岩松了、ふせえりが大臣をやっているところで気づくのです「あ、いつもの三木聡映画だ。」と。 この三木聡映画ほぼ皆勤賞のおっさんとおばさんを使う時点でこの映画が真面目に作られているわけがなく、出てくる出てくる相変わらずのしょーもない下品な小ネタの数々。しかも今回はちょっと前にあった政治ネタを使ったりしちゃってスベり気味だ。 というかこの人のネタはやはり場末の怪しい下町でやったほうが似合っていて政治家とかにやらせるべきじゃないんだよな…。  本作の見どころはやはり役者の数々。菊地凛子にオダギリジョー、二階堂ふみ…というかコレも三木聡映画の同窓会状態。こんなにオールスターにするなら松尾スズキも入れて欲しかったな・・・。 ちなみに特撮とかCGとかも頑張っているけれど見どころがそこになりもない分、なんともかんとも。  というわけで中盤の作戦はどれもグダグダで、オチは「最初からそうしろよ!」というコチラがツッコミを入れなきゃいけないぶん投げで終わり方でなんとも言えない気分に。しかもやってることが円谷で東映がやることじゃないじゃん! まぁ三木聡映画とわかっていても、スケールの大きさと三木聡映画との食い合わせは非常に悪いということを一応怪獣というジャンル映画で証明してしまった本作。知らずに見に行ってしまった人が気の毒としか思えない映画になっていました。三木聡映画が好きな僕でも今回は正直残念な映画ですね。
[インターネット(邦画)] 5点(2023-01-08 16:21:43)
13.  恋はデジャ・ブ 《ネタバレ》 
神の試練か、ウッドチャックの呪いか。フィルに突然訪れた無限の1日はまさに地獄。 そんなこんなが面白おかしく描かれる映画だけれどやっぱり怖い。 ループもの映画でも「俺がループしてるならこんなことしちゃうね」ということを本作は全部するし ギャルゲーのごとくリタを攻略するために何度もループするのも笑えます、しかし終盤は雰囲気が一変 今までの自分を見つめ直し、善行を積み、リタのために努力し自分を磨く姿にちょっと泣けてきます。 そんなわけで最後の展開は実は知っていましたが、まぁこの親父がここまでくるまで何十年、いや何百年かかったか知りませんが。それでも最後はこの町を愛し、人々を愛する主人公の姿に泣けました。素晴らしい映画です。
[DVD(吹替)] 8点(2022-10-04 00:14:47)
14.  オール・ユー・ニード・イズ・キル 《ネタバレ》 
昨今個人的ブームのループモノということで視聴。 このトム少佐のなんとも薄っぺらな笑顔がなんともチャーミング。そこからは地獄の始まり。 毎度のことですがなんどもループして攻略法を探していくけれど、仕組みがそこそこちゃんとあるのが今回の良いところ。 しかも今回のループの出発点が最悪な場所なので嫌でも戦うことになるのがいいですよね。 オメガやらアルファやらややこしいですが、ゴールが決まっているわかりやすいです。 敵のギタイもなかなか恐ろしく、こんなの人類が強化骨格如きで勝てるわけないだろと思わせる凶暴さがナイス。 上陸作戦はプライベートライアンを思わせる最悪な状況も良いですね。最悪です。 トムをミスリードさせるオメガもなかなか単純ではないのも良いですね。 しかしルーブル美術館を攻略戦はいただけない。暗い、暗すぎる。一体全体トムたちが何をしているのかマジで把握できない。 おかげで終盤のテンションは落ち気味、ループモノであることも捨ててしまったのでちょっと残念。 しかしラストはまさかの展開で締めたのでびっくり。なんだかんだ最後もトムの笑顔で終わって最高でした。
[インターネット(吹替)] 6点(2022-10-04 00:07:22)
15.  トップガン マーヴェリック 《ネタバレ》 
時は過ぎた。相変わらずアイツは無茶ばかりしている。 そんな時やって来た旧友から与えられた最後のチャンス。それは相棒の息子とやり直す機会。  もう予告を見た瞬間「絶対IMAXで観るしかねぇ!」と確信する。もう話なんてどうでもいい!これは映像を観るためだけの映画!これはアトラクションなんだ!!!まぁトップガンは見ているけど、実は全く覚えていない確か相棒が死んでた。そんだけだ。そんな印象でお話には一切期待していなかったんだ。  しかし改めてトップガンを見直して挑んだ本作。初っ端からデンジャーゾーンでお迎えと最高の幕開け。そして確かに映像、音楽共に最高だ。そしてお話は…ボロボロ涙を流しながら見ていた。 マーベリックとアイスの変わらぬ友情!あんな無茶な野郎を信じ、自分の身が弱っていく中でも心配してくれているアイスマンはなんて良い奴なんだ! そしてグースの息子ルースターはまるで生写し。マーベリックの心の傷をグリグリと抉っていきます。アイスマンのくれたチャンス!マーベリックは仲直りできるか!? ん?この設定なんだかスタローンのオーバーザトップ味があるぞ。だから良いのか!  名のある若手エースパイロット達を次々と捩じ伏せていくマーベリックにはスカッとしますし、同時に「コイツがやればいいじゃん…」ともなります、まぁやるのですが。 そういえば若造連中の中でも上手だけど調子こき憎まれキャラのハングマンですが、コイツって若き頃のマーベリックそのまんまなんですよね。だからなんだか憎めないのが不思議な所。まぁ彼の未来が少し見えたから選考に選ばなかったのかもしれませんね。  そんな訳で最終ステージは息を呑む展開の展開の展開。なんだよ結局マーベリックが行くんかい!となりましたが、もうそんな事は忘れて最高のアトラクションに突入。これでフィニッシュかと思いきや、まだまだ続く息を呑む展開の連続にハラハラしない訳がない!こんな凄いアクションシーンの連続で飽きずにハラハラ出来るなんて凄過ぎますよ!あとGを耐えるシーンではなぜかコチラも一緒に耐えてました。 そして最後はトムキャット登場、まさかの最新鋭機とのバトルは熱いし超逆境が「さすがのマーベリックも終わりか!?」と思わせるので前のめりになって手に汗握ってました。 なんだかんだ最後の最後までマーベリック最強伝説で貫く本作。ヒーローがアレしてしまう展開が多い昨今の映画でここまで王道を貫く本作はまさに映画の中の映画でしたね。ボロボロ泣いて、ハラハラドキドキして、スカッと追われる近年では最高の映画体験でした。ありがとうトップガン。次は4DXで見てくるよ。
[映画館(字幕)] 9点(2022-07-01 07:55:18)(良:1票)
16.  機動戦士ガンダム ククルス・ドアンの島 《ネタバレ》 
ドアン!?何故!? そんな当時のアニメでも相当異色の一本。本筋から離れたアムロが1人の戦士と心を通わせるエピソードの一つなのですが、まぁドアンザクが岩でミサイルを撃ち落としたり正拳突きでザクを倒したり、細長かったりでネタ扱いを受ける可哀想な一本です。そんなお話がなんと安彦良和の目に止まりました。何故。 漫画版オリジンでも扱われていないお話らしく、本筋からも影響が出ないし一本の映画を作る上で扱いやすかったのかもしれませんね。 …って、ドアンで客が来ると踏んで企画が通る令和の時代は凄い。  そんな訳であの短いエピソードがなんと長編映画に。細かい設定は変わっているし、子供は倍どころじゃ済まない人数に増えてるし、あの女の子は何故か名前がロランじゃないし、ドアンの人となりも更に深くなっている。もう強くなくてもこの人数の子供から慕われている時点でドアンは凄い。  そしてルッグンでルルルと来るカッコいいザクもこの際だから5機に。しかも「強いぞ!カッコいいぞ!プラモ買え!」と言わんばかりにジムを倒して大活躍するもんだから、「ヤベー!ドアン今回は無理だろ!」とコチラも手に汗握ります。まるでMSVから飛び出し、アニメに殴り込んできた中学生が鼻血を流して喜ぶ様なコイツらは良い感じに、素人ホワイトベース部隊を蹂躙…の後に全滅します。やっぱりドアンもアムロも強いな〜。そして相変わらずセイラさんって変な人ですよね。  にしても今回のモビルスーツと戦争の描写はホント恐ろしくて、ガンダムですら怖いです。あのホロを剥がした時に現れるガンダムはヒーローではなく完全にジオン殺すウエポンですよ。 ドアンザクの回想に映るレッドショルダーも真っ青の地獄の部隊感が凄いです。そらゃやってられませんわ。 ちなみに今回は逃げる相手をガンダムが潰すという非常にエグいシーン付き。兵器の怖さと戦争の恐ろしさをこれでもかと見せつけてきます。牧歌的な裏にあるエゲツさがたまりません。  しかし終盤は何故か子供達は地下へ逃げず、ヤギと共にドアンのバトルを観戦。いや危ないよ!逃げろよ!でもこの応援やリアクションが映画的にはいいんですよね。 必殺ドアン正拳突きはありませんでしたが、代わりにガンダムが大暴れ。後光までさして頼もしいBGMまで流れるガンダムの心強さよ!そこからはまぁ時代劇さながらのチャンバラ合戦。荒れる海の決戦は中々見応えがあります。  そんな訳でオリジンで見たかったのはコレなんだよ!という絵をこれでもかと見せてくれた、とても良い映画でした。面白かったです。あとマ・クベ氏は内心めちゃくちゃホッとしてますね。(あとでキシリア様に殴られそうだけど)
[映画館(邦画)] 6点(2022-07-01 07:52:53)
17.  トップガン 《ネタバレ》 
トム若い! 一度見てるけどほとんど覚えていないトップガン。たしかメガネの相棒が死んだはず。 それ以外はマジで戦闘機に乗ってたくらいしか覚えていない。しかし続編のあんな凄い予告を見せられたらもう一度復習するしかない。 そんな本作はなんとも80年代な雰囲気。その後の日本のアニメ(0083やマクロスプラスなど)にも相当な影響を与えまくってますね。  そんなトムことマーベリックは絵に描いたような天才無鉄砲パイロット。そしてライバルはいけ好かない奴ではなく非常に常識的で知性的な漢アイスマン。今だと彼に感情移入してしまいマーベリックみたいな人と組まされるのは気の毒に感じるくらいだ。 マーベリックの相棒であるグースも何故そんなに無鉄砲な男に肩入れするんだ!?と不思議と思いますが、相当彼の才能を買っていたんでしょうね。ヒロインとのロマンスはギャグかと思うくらい同じ曲を擦り続けて面白いですし。2人とも相当頭がおかしいのも最高です。 そんでもって本作の肝は戦闘機…ではなく、この浮かれた雰囲気が最高なんです。海岸線!椰子の木のシルエット!オレンジ色の空!バイク!ジュークボックス!ムキムキ男だらけのピーチバレー!80’sの雰囲気をこれでもかと味わえます。  そんな訳で今見るとだいぶ緩急が薄くて、グースの死やマーベリックの悲しみも取ってつけたような感じに見えてしまうんですよね。 やはり古臭さが否めない一本です。しかしこの一本が次回作のために大切な物語だったんです。 ちなみに吹き替え版はトム役を塚本高史氏がやっているのですがこれがまたツラいモノで今回は字幕版で見ました。
[インターネット(字幕)] 6点(2022-06-30 09:22:24)
18.  シン・ウルトラマン 《ネタバレ》 
そもそもが30分程度のSF特撮番組なだけあって、一体どんな「映画」になるかわからなかったが、出来上がってみたら、お話の転換が自然で一件落着と更なるピンチが楽しかった。シンゴジラのシリアスな雰囲気とは違って、ちょっと抜けたユルい雰囲気も非常にらしさがあって嬉しい。 しかし話のディテールはオリジナルの雰囲気を保持しつつ「これは厄介な事になったな」と思わせる緊張感がまた上手い。メフィラスの件も怖いぞ。 にしてもお話のアレンジも意外性もありつつ、偽ウルトラマンに巨大な隊員、戦闘をやめるメフィラス星人にゼットンに勝つ人類、そして実相寺アングルといったオリジナルの肝心な部分は裏切らないのがとても嬉しい。 特にイデ隊員的役割を持つ隊員がしっかり自暴自棄になってくれた。このドラマこそウルトラマンだと僕は思うんだ。  小ネタも嬉しくウルトラQの怪獣が最初からドッ出てくるのには笑っちゃいました。(どうせだったらバルンガも出して欲しかった。) 最後の強敵もまさかの理由が面白くも恐ろしい。というかマルチバースは免罪符か何かなのか。 そしてアクションシーンも素晴らしい。しかも結構たっぷり見せてくれるので満足ですよ。 対ザラブ戦の都内のビル街の戦いも相当な大惨事だけど面白い!  ただゾフィーの声が山ちゃんというのがなんとも山ちゃんで山ちゃんなのが山ちゃんだった。もっと得体の知れない声の方が個人的には嬉しかった。  最後にまぁ「詰め込みすぎじゃね!?」って思うくらいの濃密な2時間でした。しかし足りない!バルタン星人に体を乗っ取られる長澤まさみとか、子供に石を投げられるウルトラマンとか!いろいろ彼らの活躍をもっと見たかった! きっと彼もハヤタ同様記憶はない。 一番の主人公が記憶も力も全てを失う喪失感もウルトラマンな気がしなくもないが、ここは一つハッピーエンドでいっか。  あと盟友をスタッフロールの最後に持っていく庵野秀明の友情はいいもんですね。
[映画館(邦画)] 7点(2022-05-15 21:55:28)(良:1票)
19.  ライアー ライアー 《ネタバレ》 
ジム・キャリー×トム・シャドヤックの二本目。 こちらのフレッチャーは真面目に働いている、しかもパパだ。あのベンチュラとは違う、至極理性のある男だ。 しかし仕事柄嘘をつきまくるのが仕事なのでそれが出来ないとなればパニックになるしかない。 そこから始まるのはいつも通りのジム・キャリー劇場。言いたくても言えない嘘に苦しみまくる描写がとにかく面白い。 特に口から出そうにも言葉に出せない描写がとにかく面白い。さすがです。 自分をボコボコにしたりするのもやっぱり凄いし楽しい。こんな芸当はやはりジム・キャリーにしか出来ない。 しかし上司たちに悪口を言うシーンはちょっと嘘という枠を外れていて蛇足気味だったような気がしなくもないかな。 最後はまさかの豪快なアクションも面白く、最後まで楽しく見れる作品でした。 (吹替的な視点では初の高木渉ジムで、最初は凄い違和感でしたが。山寺、江原にはない父としての暖かみを感じる吹き替えで良かったです。狂った演技もマッチしていると思います。)
[ブルーレイ(吹替)] 6点(2022-05-15 00:44:16)
20.  ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス 《ネタバレ》 
湧いて出て来た謎の女の子。狙われるならばどんな奴でも守らねば。誰でもない正義の心がそうさせる!相手はあの盟友ワンダ。しかし心はすでに壊れてしまった。やらねばやられる。どうするストレンジ!  いやいや、完全にワンダ闇堕ちしたんかい! ワンダヴィジョンでこれからどうなるかと思ったらまさか魂を売り渡していたとは…。 それに巻き込まれるのは同じ魔法使いでも強さは正直微妙なストレンジさん。開幕から一部で有名なシュマ…ガルガントスさんの大活躍も見れて満足。しかしまぁワンダの襲撃以降ホラー描写が強いのもわかりますが、とにかく死の描写やらが多くてエグ味は他のMCUに比べると強く、ワンダが取り返しのつかない所にまで来てしまった悲しさで以降のマルチバースの旅がワクワク見れないのが辛かったです。  まぁそのマルチバースの旅も意外と映像的に面白くなるかと思ったらそんなことも無いので肩透かし。その代わり出て来たのが謎アベンジャーズ ことイルミナティ。 まさかの連中大集合で面白かったです。ウルトロンもプロフェッサーXも宇宙忍者ゴームズいるよ! まぁ彼らもワンダの圧倒的パワーに蹂躙されちゃって今お会いしたのに即お別れなのでかなりツラい。あとファンタスティック4なんだから4人出してやれよ!あとその殺し方は普通にエグい! そんな訳で楽しいけど心がツラいの方が本音なストレンジとの地獄旅。 …って突然音楽バトル始まったんですがどう言うことなんですか?  ホラー描写に関しては監督サム・ライミのホラー映画オマージュなシーンもたまりませんし、誰も歯が立たない力を持つワンダのモンスターっぷりもたまりません。 しかしインフィニティウォーから本作に至るまでワンダがとにかく可哀想な本作。 制作の誰かワンダに恨みでもあんのかというレベルでイジメられまくってるのが本当にツラい。 救いがあるとしたら他の宇宙のワンダが幸せなくらいだ。しかし今まで戦いを共にして来たウチのワンダはこんなに苦しんでるんですよ!あーもう!  終盤の死者ストレンジを使ったあたりはギャグとしても面白いですが、もうちょい面白いリアクションしてくれる人がいても良かったかもしれませんね。そんな訳でヤバい書を開いてしまったおかげで第三の目を開眼してしまったストレンジ。これからどうなってしまうのか気になりますが、とりあえず今はカミナリ様に期待したいと思います。
[映画館(吹替)] 7点(2022-05-08 17:51:54)
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