I am Sam アイ・アム・サム の 山本慎二 さんのクチコミ・感想

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I am Sam アイ・アム・サム の 山本慎二 さんのクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 I am Sam アイ・アム・サム
製作国
上映時間133分
劇場公開日 2002-06-08
ジャンルドラマ,法廷もの
レビュー情報
この映画の偽善性、それは、ショ-ン・ペン扮する主人公を、あくまで「特別な」存在としてロマンチックに美化している点にある。彼は知的障害を持つがゆえに純粋で、愛らしく、しかも誠実だ。だからミシェル・ファイファーのような女弁護士までも彼に惹かれ、どうやら一夜を共に(!)してしまうのだし、結局は里親の理解まで得てめでたしめでたし。一方で、主人公の周囲の障害者をほとんど道化扱いして「笑い」の対象にしているってのに…。これのどこが「真面目」だって言うのかなあ。こんな映画こそ、障害者の現実から人々の眼をそらすだけで、彼らの抱える問題やら、困難、あるいは本当に望むことをうっちゃってしまうんだと思う。「障害者を食い物にするな!」と吠えたやましん氏の真意も、そのあたりにあったんじゃないか。あとひとつ、ぼくはあの娘役の女の子がどうにもダメだなあ。ものすごくクサイ、まるでひと昔前の日本映画の子役みたいなあざとい演技。こんなガキなんか、何も無理して取り戻さなくてもいいじゃんと、見ている間じゅうず~っと思ってたもん。以上、この映画の支持者の皆さん、ゴメンナサイ。
山本慎二さん 2点(2003-06-24 15:36:35)(良:1票)
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投稿日付邦題コメント平均点
2003-06-24I am Sam アイ・アム・サム2レビュー6.53点
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