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《ネタバレ》 サニーボーイの壮絶なる一種の伝記映画。ある町に来てしまったことからとてつもなく大きく人生を狂わされてしまい、家畜同然の育て方をさせられしまいには邪魔者を消すちょっとした殺人マシーンに作られるというそれはそれで異質なストーリーなのにその周りを取り巻く人物がみんな濃すぎて面白い。デブなのに豚の仮面かぶったらガチの豚にしか見えないポール・L・スミスの存在感もあるのにデヴィッド・キャラダインの見事な?(笑)女装の濃さがとんでもねえ。その存在が映画の中では普通なのがビビるけど演じ方もすごいし乳を飲まそうとするのもなかなかの強烈で胸毛が・・・(笑)二人が夫婦設定なのはトンデモですがこの映画自体ぶっ飛んでるので全然違和感がないのもなんか不思議。今まで命令されたことだけをやってきたサニーボーイが鏡で生まれて初めて自分の顔をどんなものかというのを見てから自我というものを覚え、セリフが一切なくほんとの体だけの演技でやってのけたマイケル・グリフィンの演技力も結構スゴイ。人が結構殺されてるけど直接描写自体はほとんどなく殺害後の姿をうまくとらえてて、人に勧めれるものではないけどBGMとスローモーションが効果的に使われていい意味で色々と変な映画デシタ。
【M・R・サイケデリコン】さん [DVD(字幕)] 7点(2025-01-23 01:17:03)
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