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《ネタバレ》 あまりに荒唐無稽で無茶苦茶。当時の角川映画を知るファンにとっては、この荒削りさやエネルギッシュさが好きな人も多いのかもしれないけど、こんなよくわからん話に高得点はつけられない。自衛隊のドンパチからヤクザ、刑事もの、さらには超能力と、とにかくいろんなもの詰め込んで高倉健のかっこよさと薬師丸ひろ子のアイドル性、そして海を超えての戦車やヘリのドンパチロケなど、当時の制作者たちの鼻息が聞こえてきそうな展開に失笑してしまう。シーンの繋げ方も雑過ぎると感じるし。まぁ、良く言えば印象には残るけど。凄く時代を感じると思ったのは、銃撃の音や殴る音や爆発等の「どきゃーん!ばしゃーん!ぱしゃーん!」というやたらと威勢のいい破裂音と、血のりの朱色ですかね。今の映画だと、こんな音&色は使わないなぁ。
【あろえりーな】さん [地上波(邦画)] 4点(2014-01-08 17:20:41)
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